実に1年ぶりの新刊ということで非常に久しぶりなんですが、
何はともあれあのまま中断されなくてホッとしております。
このままだと「聖剣のブラックスター」の方が知名度高くなりそうでしたしね。(ぉ
さてさて、11巻では表紙のセシリーコスプレシリーズも一巡したのかおとなしめのモノに。
まぁ、前回が全裸だっただけにね…
とはいえこの服にも色々と深い意味があるのでそれは読んでのご期待ですよ!
今回は登場キャラの女性たちへそれぞれスポットを当てた連作短編。
とはいえガッツリと本編が進んでたりするんですが。
まずはセシリーの母親、ルーシーさんによる今は亡き旦那さんとの馴れ初め話。
今は身体が弱っているけど、さすがはセシリーの母親といえるだけの女傑で、
自分の身体のことを理由に拒む男相手に、袖にされても殊勝に凹まずに、
押せ押せでアタックするルーシーさんってば最高にいい女。
しかも今でも恋する乙女な面を持ってるとかホント素晴らしい。
旦那さんのチェスターへの最後の口説き文句も彼女らしくて良かったです。
次はセシリーの後輩、ヘイゼルとヒルダの話。
こちらも昨今の都市の状況から色々と大変な二人が、
非番の日にも関わらずそれぞれアレコレと厄介ごとに巻き込まれて、
最後には一筋の光をさす展開にするのは良い感じでしたね。
また、軍国での少女王ゼノビアとその姉のようなシャーロットの話。
ゼノビアはその年齢では考えられないくらいしっかりとした意志の持ち主なんですよね。
そんなゼノビアを助けるという名目の元、シャーロットが二人の侍女に巻き込まれて、
少女王を名乗って世直しをする話なんですが、中々に痛快ですね!
水戸黄門や暴れん坊将軍とか時代劇的な面白さがありましたよ。
最後の女性陣は帝政列集国の魔剣たち。
基本的にSなヴェロニカとイライザ・イヴァの狂った二人と、
何を考えているのか判らないエヴァドニだけでなく、
比較的まともそうだったフランシスカも割りと狂っているというお話。
やはりこの国の連中は狂ってますなぁ。
最後は帝政列集国に一歩先んじられて後手後手な独立交易都市での、
表面上大人になったかのようなセシリーが自分を取り戻して、
直球体当たりでルークにぶつかって行く話なんですが…
いやー、いっちゃいましたなぁ。
惚れ惚れしますなぁ。
というか女性の方からってのは家系なんでしょうか。
えーと、この後の展開は「聖剣のブラックスター」で!
ということで良いのでしょうか。(ぉ
それとあとがきで作者の三浦勇雄さんも言ってましたが前作上等シリーズに近いノリでしたよね。
そう、今回は副題を付けるならこうなるでしょうね。
「プロポーズ上等。」と。
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