その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2023/1/9 月曜日::

■[漫画]帝都へ進撃せよ!「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」22巻

ついに始まった帝国の内戦。
バカ皇子のゾルザル率いる皇太子府軍と、
ピニャ率いる政党政府軍with自衛隊。
帝都を開放するために次々と城砦を攻略する自衛隊たちだが、
装備に劣るとはいえ数が多いゾルザル軍も侮れなくて…

愚昧な国家元首のせいで無駄に血が流れるのはとてもツラいモノがありますね。
現実でも現在進行形で起こっている悲しすぎる戦争があるだけに、
のほほんと楽しめないのが一番ツラいものがあります。
馬鹿すぎる国家元首を暗殺するのが楽そうだなぁ、とか思っちゃうんだけど…
逆に暴走するのかもしれませんね。

それにしても表紙になっているデュラン王ってばノリノリですね。
かつて帝国に騙されて自衛隊相手にコテンパンにやられたのに、
炎龍騒動の時に自衛隊の世話になってからというもの、
自衛隊と共同して最前線にまで出張っちゃうんだから元気すぎですよ。

肝心の主人公である伊丹の出番はしばらくないのが寂しいものですね。
それにこれからも自衛隊は活躍するけれど、
日本政府のグダグダっぷりは加速するばかりなので、
そういった意味でもキツそうなのが怖いところです。

:: 2022/9/12 月曜日::

■[ラノベ]状況開始!「ゲート0 -zero- 自衛隊 銀座にて、斯く戦えり 後編」

ゲートシリーズ前日譚、銀座事件の終結を綴った後編が発売されたのですが…
前編が発売された翌月にロシアによるウクライナ侵攻が開始されたため、
綴られた内容への解像度が格段に上がってしまったため、
フィクションだとわかってるのに、リアルさを感じてしまって変な感じです。

侵略軍に対して、安全な場所からTVのコメンテーターが無責任に言ったり、
とても日本だなぁ、と感じるところが多々あってゲンナリしちゃいますね。
自衛官と警官のコスプレして潜入して逃げて晒されて批判を浴びたり、
総理が避難してる場所を秘匿して意志決定を遅らせて何人もの死者を出したり、
本当にこの作品に出てくるマスコミはゴミばっかりだと、しみじみと思います。

そして政治家連中のぐだぐだっぷりというか、
国難でも自分たちの利益を引っ張ることしか考えてないあたりに、
とても日本を感じてしまいますね。
まぁ、作中ではまだまともな政治家も少数とはいえ出てきてるのが救いですが…
現実の日本ではカルト汚染が甚だしくて希望が見えてこないあたりに救いがないですね。

それはそれとして主人公の伊丹ですが、
相変わらず悪辣だけど効果的な作戦を立案するだけでなく、
戦時とあらば敵兵に容赦ないあたり、格好良かったです。
沖田聡子さんたちを救出するために潜入して敵兵と切り結んだり、
昼行灯にしてはちゃんと仕事してるのも良いですよね。

しかし沖田聡子さんはまだ諦めて無さそうですが…
本編の次章とかでの出番があったりするのでしょうか?
伊丹が既婚だったのか離婚してチャンスだとは思うけど、
強力なライバルが多数増えているので大変だと思いますが…
ハーレムラブコメ的には歓迎したいので頑張って頂きたいですね!

:: 2022/6/25 土曜日::

■[漫画]見た目は天使、中身は小悪魔「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」21巻

ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり21巻ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり21巻
出版社:アルファポリス
原作者名:柳内たくみ
原作者twitter:柳内たくみさん(@takumi899) / Twitter
作者名:竿尾悟
作者サイト:ギャラリーさを
作者twitter:竿尾悟さん(@niffysix) / Twitter
紙書籍通販:ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり (21)
Kindle版まとめ買い:ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり

アポクリフを回避するため閉門することを検討し始めたことを察知した帝国正統政府は、
伯爵少女のシェリーを講和特使として派遣することに。
日本にゾルザル一派を討伐して欲しい正統政府と、
地下資源を欲する日本政府の利害が一致して講和が為されることになったんだけど…?

現実を見えず、自分を有能だと勘違いしている愚者のゾルザルのせいで戦争が起こってますが、
現実の世界でも一人の愚者のせいで凄惨な戦争が起こっているのが何とも皮肉なものです…
第二皇子のディアボも自分が賢いと思ってるバカなので中国に利用されてますが、
本当にこの皇帝一族はバカばかりだなぁ、と思うばかりです。

そして一番賢かったのは恋心のために全てを利用する可愛い小悪魔のシェリー嬢でしたね。
まだ若い、というよりも幼い容姿を十二分に活用して日本から妥協を引き出し、
憎きゾルザルを討たせた上で、愛する菅原を得るために暗躍するとは、有能にすぎますよ。
そのシェリーのキャラクターを120%見せてくるからこのコミカライズは凄いです。

しかし、この作品の主人公である伊丹の出番が殆どない21巻でしたね…
原作そのままとはいえ、ちょっと寂しいものです。
伊丹とヒロインたちがワチャワチャするのが好きなので、
早く戦争が終わって欲しいものですね。
現実のも含めて…

:: 2022/1/10 月曜日::

■[漫画]門開閉実験「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」20巻

ハーディからの神託で示されたアポクリフ。
二つの世界が繋ぎっぱなしになる弊害が予想される中、
一度手に入れた権益を手放したくないのは人間の性。
そこに外国からの干渉も入ってきて日本は混迷の坩堝にハマることになるんだけど…?

スカイダイビングをしているピニャたちが可愛かったですね。
私はまだやったことがないのですが、人生が変わるくらいの衝撃があるとは聞きます。
あの冷静沈着なレレイまでもいつもよりも興奮した表情で新たな魔法について語り、
政治のしがらみから解き放たれたピニャも楽しそうでしたね。
そして、風の精霊と戯れるテュカはとても幻想的でした。

幻想的という意味では門の開閉実験でレレイが繋げた別の異世界もある意味幻想的というか…
いや、むしろ悪魔的というか宇宙SF的というか、アレでしたが。
そこに躊躇なく突入するわ、病院では冗談ではないお茶目を披露するわ、
本当にとても伊丹が伊丹でしたね!
こんな男のどこが良いのかと思わなくもないのですが、
こんな男だからこそ良いっぽいですね、ロゥリィたちは。

自分が賢いと思ってるディアボがわりとピエロしてますが、
ゾルザルとどっちがピエロなのかわかったもんじゃないですね。
何とかピニャが納めないといけないんだけど、ピニャは自分の趣味を満喫してますからね…
こりゃ難題ですわ…

:: 2022/1/9 日曜日::

■[ラノベ]銀座事件、勃発「ゲート0 -zero- 自衛隊 銀座にて、斯く戦えり」前編

ゲートシリーズのその前日譚というか、
冒頭でさらっと流された異世界<特地>からの侵攻軍が、
銀座から日本を侵略してきたところを丹念に綴った物語です。

コミカライズだと冒頭20ページに圧縮されていたシーンですが、
それに新たな登場人物を加えた上で物語を膨らませて面白くしているのです。
ただ、膨らませすぎたのか前後編になってるっぽくて、
まだ戦争一日目の部分しか書かれていません。
まぁ、それでも充分面白いんですけども。

新キャラとしては新人婦警、もとい女警の沖田聡子さんが良いですね。
帝国の先鋒であるゴブリンと真っ先に相対した上で、
幼女を護り、精一杯頑張るも力及ばない場面が多々あった上で、
最後のところでアレですからね。
しかしまぁ、難儀な恋をするもんですわ…

それにしても相変わらずこの作者さんはマスコミ嫌いですよねぇ…w
実際私もあまり好きではないですが、
マスコミがマスゴミと言われるところを余すところなく書いており、
読んでいると自然とストレスが溜まっていってしまいます。
最近の新人局アナだと雲仙普賢岳のことも知らない人、実際に居そうですよね。
当時テレビを見ていた人間としては、アレは忘れるのは難しいですが…

帝国の上の人間はわりと有能なんだけど、
日本を相手に蛮族呼ばわりなのには流石に失笑でしたね…
まぁ、日本の有能な上層部がある意味事故で次々と落命していき、
無能な働き者の代名詞のような警視庁副総監と、
最悪の副総理のせいで後手後手になっているのを見ると、
蛮族呼ばわりも仕方ないかな、とも思いますが…

緊迫した展開の連続の中、伊丹の飄々としたところが光っていますが、
後編では更に伊丹が活躍しそうだし、自衛隊も本格的に参入しそうですからね。
爽快感は後編に期待したいところです。

:: 2021/7/5 月曜日::

■[漫画]借金漬けの神様!「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」19巻

拉致被害者を救出するために特戦群が取った作戦は、
かつて伊丹が演習で採用して実効性を周囲に認めさせた、
”人質を取られたなら相手の高官を人質に取る”という悪辣なものだった…!

汚名返上とばかりに危険な任務でも突っ込むデリラにハラハラしますが、
そういった任務の方が適正は元々あるとは思うんですよ。
かつてはその適正を悪用されちゃって失敗したのが悲しいところなのですが。

デリラに囚われたゴダセンとその部下たちは軍人としてちゃんとしてるけど、
オプリーチニナは口だけのへっぴり腰で居丈高という、
特高警察のクソっぷりが余すところなく出ていて胸糞が悪くなりましたね。
その直後にスナイパーに射殺されててちょっとスッキリしました。

伊丹たちがランデブーポイントで拾った救出作戦でも、
帝国軍は彼らなりにしっかりと準備を整えていた上に連携も取れていて、
ゴダセンたちは充分に有能だったと思います。
まぁ、伊丹たち自衛隊の方が一枚上手ではあるんですけどね。

後半からのジゼル借金漬け回には笑っちゃいましたね。
基本的に亜神として敬われているのに慣れちゃってるがために、
その威光が及ばない土地&ロゥリィという先輩がいるせいで、
無銭飲食からの借金漬けウェイトレスとかエロ同人の設定みたいでしたw
それにしてもジゼルは生娘だったのか…

それと栗林妹のマスコミ界隈は相変わらずヒドイものがありますね。
報道しないというのはマスコミだけが出来る自由ですからね。
やはり時代はSNSなのかもなぁ…
フェイクニュースが怖いところなんですけどね。
確かな情報を得るというのが難しい時代だよなぁ…

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