その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2022/8/28 日曜日::

■[漫画]森山大輔さんによるコミカライズ開始!「Fate/stay night[Unlimited Blade Works]」1巻

Fate/stay night[Unlimited Blade Works]1巻Fate/stay night[Unlimited Blade Works]1巻
出版社:KADOKAWA
原作者名:TYPE-MOON
原作者サイト:TYPE-MOON Official Web Site
作者名:森山大輔
作者twitter:森山大輔さん(@dai_greyhound) / Twitter
紙書籍通販:Fate/stay night[Unlimited Blade Works] (1)
DMM電子書籍:Fate/stay night[Unlimited Blade Works] (1)

2004年に発表され、今ではガンダムに次ぐレベルで派生作品が多い「Fate/stay night」
三部構成の中でも人気の高い凛ルートの[Unlimited Blade Works]は既にアニメ化も絶頂のまま終え、
コミカライズを2022年にやる、というのは多くのファンも「今更?」というかもしれません。
でも、作者があの森山大輔さんなんだよなぁ…
そりゃ、面白くなるのは間違いないでしょ。
読まざるを得ないですよ…!
という訳で待望の1巻発売です!

後書きの奈須きのこさんからのコメントを読んだら、
多くの読者が疑問に思っていたこととかが伝わってくると思います。
私も「クロノクルセイド」の頃から読んでたので気持ちがめっちゃ分かりますよ。
しかし、そうか… 「クロノクルセイド」って「月姫」よりも古いんですよね…
そりゃ、そんな昔から厨二病全開の作品を描いている森山大輔さんなら、
厨二病度がとても高いUBWとの親和性が高いですよね…

PCゲームで見て、
アニメでも見て、
何度も繰り返され、最早見飽きてきたくらいの世界なのに、
森山大輔さんというフィルターを通すだけで、
これほど新鮮になるとは驚きです。

これは面白さがどんどん高まっていく予感がビンビンするぜぇ…!

凛やアーチャーといったお馴染みのキャラクターが見せる表情も良いし、
長年のキャリアで培われた圧倒的なバトル描写も素晴らしいし、
見所が満載すぎる1巻でしたね。
しかも良いところで終わるし、流石は森山大輔さんですよ。

あと、巻末描き下ろしの凛が呼びだしたのがおっきーだったら、のifは爆笑でしたね!
やはりFGOファンにとっては森山大輔さんと言えばおっきーですものね。
2巻のおまけではフィンが出てきたりするのかな…?
楽しみです!

:: 2022/1/8 土曜日::

■[漫画]ユニヴァース!「Fate/Grand Order SABER WARS 2 番外編 ジェーン&イシュタル ~100万光年の流れ星~」

電撃大王でUnlimited Blade Worksのコミカライズを開始した森山大輔さんですが、
その直前に描いたのがこの「Fate/Grand Order SABER WARS 2 番外編」です。
FGOの中でも群を抜いて意味が分からないイベントであるSABER WARSシリーズですが、
その2の前日譚とも言える番外編をコミカライズというか、
そもそもFGO本編でもやっていないイベントですからね。
FGOプレイヤーの私でも意味が分からないんだけど、それがSABER WARSシリーズなのです。
考えるな、感じろ! それがSABER WARSシリーズだ!

森山大輔さんですから漫画が上手いのは自明の理な訳ですが、
コミカライズとしてとても優れているのもまた確かなのです。

フィン、刑部姫といった人気キャラのデザインをしたりと、
FGOとの関わりが深い漫画家なだけあってキャラクターの把握が的確な上に、
リヨ絵へのリスペクトを入れてくるあたりがとても解像度が高いんですよ。

メカクレとして水着イベントでNPCとして登場した徐福ちゃんまで入れてるあたり、
とてもよくわかってるなぁ、と思いました。

ストーリー自体はSABER WARSシリーズなのでハチャメチャが極まってますが、
それでこそって感じがしますね。
イシュタルとジェーンのキャラクターがちゃんと原作準拠な上で、
脇を固めるキャラクターたちもしっかり面白いのが素晴らしかったです。

コロンブスがとてもコロンブスでしたしね!
個人的には水着沖田さんがとても魅力的だと思いました。

「Unlimited Blade Works」も楽しみだし実際面白いんですが、
どう考えても20巻以上続きそうなシリーズなので、
その前に気軽に読める短編としてこの「Fate/Grand Order SABER WARS 2 番外編」はお勧めです。

しかし、これだけ面白いコミカライズを読んでしまうと、
「Fate/Grand Order SABER WARS 2」そのもののコミカライズも読みたくなるんだよな…
それを森山大輔さんが描くとすれば5年以上先になりそうなのが一番のネックかもしれない。

:: 2015/11/27 金曜日::

■[漫画]変態タイツとSFと「森山大輔短編集 魔法医猫といばら姫」

森山大輔短編集 魔法医猫といばら姫 (電撃コミックスNEXT)
著者/訳者:森山大輔
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2015-11-26 )

Kindle版:森山大輔短編集 魔法医猫といばら姫

森山大輔さんの久しぶりの短編集は変態ドタバタから、
ちょっとしたSF短編までバラエティー豊かなものになっています。

表題作の魔法医猫といばら姫は、
伝統ある聖カタリナ女学園に入学した鷺宮みかげは、
友人に起こった事態を解決するために頼ったのは、
入学式でトンデモな挨拶をしたヨネコ先生。

mahouineko01_01

古い歴史があり、それ故に呪われている学園を守るため、
呪いの事件が起こったら思い出すようになっているんだけど、
なぜかみかげが巻き込まれる事件は、
シリアスなようでいて大変に変態な事件ばかりで…(笑

一作目のいばら姫も大概アレなオチでしたが、
二作目の硝子の靴下は事件の内容自体もクレイジーでしたね。

mahouineko01_02

変態だー!
もうビジュアル的に伝統ある女子校はどこに行ったんだと言いたい。(笑
この魔法医猫シリーズはコミカルで読んでて滅茶苦茶楽しかったです。

他の短編である「調律師」はちょっとダーク入ってましたが、
「プラネット・ブルー」はSF要素はありましたが、
こちらは「クロノクルセイド」や「ワールドエンブリオ」に近いですね。
二つの作品を好きな人には満足できる内容だと思います。

それにしても魔法医猫シリーズはある意味面白かったなー
森山大輔さんの作品としてはこういった傾向の作品の方が好きかもしれない。(笑

:: 2012/1/27 金曜日::

■[漫画]ヴァルキリア無双ヒルデ☆ぶれいく華麗に推参!「妄想奇行―Adolescence Avatar」

妄想奇行―Adolescence Avatar (電撃コミックス)
著者/訳者:森山 大輔
出版社:アスキー・メディアワークス( 2012-01 )
コミック ( ページ )

僕らは誰もが厨二病!

スクールカーストが存在する学園で隠れオタクなイケメン主人公が、
深夜の校舎で不思議な格好をしたヒロインと出会うというAURAっぽい出だしですが、
同じ痛い面白さでも全く異なったベクトルに突き抜けてい最高に痛面白いです!
読んでて腹抱えて笑うほどに痛くて笑える、そんな漫画なのです!

千年前の隕石落下跡地に咲く永久桜の影響で思春期の少年少女の過剰な妄想が具現化する街で、
主人公たちが「厨二具現化能力者」略して「厨能力者」として人知れず妄想の産物を倒していくのですが…
ぶっちゃけ妄想の産物であるクリーチャーの生みの親もその厨能力者本人な訳で、
マッチポンプ的な正義の味方という何とも切なさと虚しさが同居する活躍劇な訳であります。(笑

嫌オタ派と振る舞う主人公である転校生の矢崎有理が実は重度のワナビ
前生徒会長の桜美雪見に強引に勧誘されて黒歴史部に入り、
痛腐女子の山田華(眼帯&腹話術)とともに自らが産み出してしまった妄想の産物をせっせと倒したり、
学園祭の出し物で盛り上がったりする訳なんですが…

実は有理が書いていたラノベの主人公は変身魔法少女モノで、
妄想の産物はその魔法少女じゃないと倒せない設定も反映されていて、
そしてその魔法少女は有理じゃないと確固とした妄想ができないわけで…
つまり、隠れオタクな有理が魔法少女に変身して活躍するんですよ!

これは痛い! でも最高に面白い!(笑

いやはや、紙面からはビシビシと痛さが伝わってきて最高に面白いのですが、
惜しいことに全1巻で終了となっています。
まぁ、巻末見る限り「もうやめて! 森山大輔のライフはとっくに0よ!」状態ですので仕方ないかな、と。(笑
というか過去ノートを読み返すとかバクマン。に影響されすぎというか、
いやー、もうホント…

無茶しやがって…(AA略

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