フラン☆Skin

ついに始まってしまったアンダーワールドの最終負荷実験。
NSAから依頼されたPMCのガブリエル・ミラーが闇神ベクタとしてログインし、
副官としてヴァサゴまでも侵略軍として加わったため絶望的かと思いきや、
ベルクーリが率いる人界守備軍は奮戦し優勢に進めることができるものの、
どうしても犠牲というのは出てきて…

ここまで登場してきた名のある騎士たちが戦い、散っていく大決戦。
今まで登場してきた彼や彼女たちだけではなく、
侵略軍側の方も容赦なくフラクトライトの輝きが失っていき、
今までのバトルとは別種の面白さを見せてくれます。
個人的に一番印象に残った散り方だったはオークの姫騎士レンジュかなぁ…
その潔さと気高さな上にabecさんがオークなのに美しく描くんだもの。
オークとはいえ、一種の神々しささえ感じました。

神々しさといえばアスナさんが抜群でしたけどね！
スーパーアカウントで入ったから正に女神状態でしたが、
アリス相手にキリトを取り合う正妻戦争を早速起こしてしまうあたり、
やっぱりアスナは人間だなぁ、と思い知らされました。（笑
それにしても後輩のロニエにリーナ先輩も加わって素敵な修羅場でしたね。
これでキリトが心神喪失状態だったのは良かったのか悪かったのか…
まぁ、このフラグの立てっぷりは流石のキリトさんですけどね！

それにしてもラストはこうくるのかー！　って感じでした。
ガブリエルが仕掛けてきた奇想天外だけど有効な手段に対して、
キリトたちが今まで紡いできた人の絆で対抗しようとか、
ユイちゃんってば有能すぎるにも程がある！
ある意味、アリスよりも貴重なのではと思いますね。

そろそろキリトさんも覚醒してくれると信じているので、
次の17巻も楽しみにしております！

魔法協会を通して伝えられた四葉家の次期当主の指名とその婚約者の発表。
それは一条将輝や七草真由美といった十師族の直系だけではなく、
幹比古やほのかといった一般の魔法師にも知れ渡ることになり、
特に後者の人々に多大な影響を与えることになり…

やっぱりほのかが一番ショックを受けるよなぁ…
それを見越して自分の口から告げた雫は流石は親友だけど、
まさか愛人の選択肢まで提示するとは思わなかったです。
でも、よくよく考えたら四番目の選択肢である、
「世を儚んで自殺」という発想に決して至らないようにするために、
愛人という選択肢をわざと提示したのかもしれない。
それにしても深雪を前にして立ち向かおうとするとか、
ほのかは予想以上に強い子だよなぁ。
まぁ、個人的には愛人ルートが一番確実性が高いと思うんですが。（ぉ

それに比べて真由美さんは煮え切らないというか…
それでも滲み出てくる真由美さんの恋心がニヤニヤ度が高いです。
そんな恋心を七草弘一も把握しているからこそ、
色々と暗躍しようとしているんだろうけれども、
今回の師族会議での情勢を考えればしばらくその線は消えちゃうのかなぁ。
真由美さんは可愛いからもっと出て欲しいんだけれども。

その師族会議ですけれど、他の十師族の面々が遂に出揃いましたね。
そして出揃ったと思ったらいきなりのメンバー変更な上に、
そこに今までの騒動の黒幕であるジード・ヘイグの捨て身のテロ行為と、
更にUSNAの動向も絡んできてまたもや緊迫の展開になってきましたね。

この師族会議編は上中下の三編構成らしいので、
次の冬頃の発売の中編もそうですが、その先の刊行も既に待ち遠しいですね。

それはそうと裏表紙のデフォルメされた正装した十文字先輩が妙に可愛かったです。（笑

「ロウきゅーぶ!」もついに完結…！
物語としては既に終わっていたはずなんだけど、
ロリタイム、もといロスタイムみたいなもので、
2月にうどん県に遠征した練習合宿したこの15巻でフィナーレとなっております。
まぁ、16以上だと結婚できる年齢だしロリだとは強弁できないしなぁ…

紗季の商店街にできたうどん屋さんで縁ができたのと、
予想よりも部費が余っていたことで香川に遠征した昴たち。
そこで出会った東川＆松島のコンビは才能と体格に恵まれたせいで、
バスケに対して不真面目なためにファールプレーを誘発される、
健やかさとは対局にいるプレイヤーなうえに、
昴のことを男として狙っていて…！

それにしても「ロウきゅーぶ!」という作品はうどんに対する情熱が凄いですね！
昴の誕生日にひなたちゃんたちがうどんを作っていたけど、
まさかうどんを打つことで東川＆松島コンビを攻略する方法を思いつくとか…！
というか、その思いつくためにひなたちゃんに素脚で顔面を踏んでもらうとか、
昴の高度すぎるプレイには戦慄を禁じえませんでした。
いやー、昴さん、マジでモノホンだわー

飛行機に乗るだけであんなにエロい描写をするだけでなく、
あらゆる所に小学生を賛美する文章を入れてきたりと、
本当に最後まで素晴らしいロリコメディでしたし、
バスケのスポ根っぷりもブレることなくド直球でしたね。
本当に素晴らしい作品でした！

この原作は終わりましたけど、コミカライズの方はまだまだ続くと思いますので、
そちらも楽しみにしていきたいと思います。
「ロウきゅーぶ!」は…、永遠に不滅です！

「アコ、ボス戦の前にバフをかけて」
「がんばれっ♥　がんばれっ♥」
それバフじゃねーわ！

ネトゲネタやインターネットのオタネタが散りばめられた、
読んでて楽しいネトゲプレイライトノベルの第7巻！

年越しをネトゲで迎えてグダグダな新年かと思いきや、
リア充な秋山さんの発案で初詣に行ったルシアンたち。
そこで新年の決意として「結婚相手を見付ける」とのたまうマスター
更に加速する親衛隊の熱量に辟易した猫姫さんが結婚引退宣言をして…！

相変わらずこいつら楽しそうだなぁ。（笑
猫姫さんの結婚相手争奪大会とかスゲー楽しそうなの。
カルトクイズで本人が忘れていることすらも記憶している周りの面子とか、
愛情が一周回ったヤンデレ臭がとても良いですよね！
アコがルシアンのことをしっかりと記憶しているあたり、
妙に納得感というか安心感がありました。

そしてマスターのオタ婚での婚活ですが…
まぁね…　年収ン千万円の女子高生とかスペックは高いんだけど、
婚活するような男性にとってはドン引き以外のなにものでもないよね。
ヒモ志願者なら垂涎の的かもしれないけれども。
それに比べて猫姫さんのスペックは本当に高いなぁ。
その気になればホントあっという間に彼氏作れそうですわ。
まぁ、プロレス技を繰り出すルシアンたち以上のネトゲ廃人という本性があるので、
あっという間に別れそうではあるけれども。（笑

それとマスターのフラグがビンビンに立っているのは伝わってくるんだけど、
アコという正妻が強力すぎて勝てるビジョンが全然浮かばない…
これは「化物語」における戦場ヶ原を思い出させるなぁ。
こんなハーレムラブコメも有りだと思うけど…
マスターとシューちゃんの乙女心がどういった結末を迎えるのか心配ではあります。

それにしても結婚…　結婚かー
私には縁遠いなぁ…(´・ω・`)

室見さんのバストは60台…
こ、これはあの如月千早を超える逸材なのでは…！？

そんな驚愕な事実が判明する短編集な10巻も凄かったけど、
11巻から12巻にかけての室見さんの生い立ち編も驚愕でした。
確かに上司にしては見た目が若すぎるとは思っていたけど、
マジでそのまんまだったとは…
まぁ、それにしても幼児体型がすぎるけども。

10巻表紙の梢さんのおっぱいも凄かったけど、
カラーピンナップの室見さん（全裸湯気付き）のおっぱいも逆の意味で凄かった。
珍しく昨今のラノベらしいお色気要素があったと思ったら、
しっかりとブラック企業の悲哀を入れてくるあたりが「なれる！SE」だな、と。
客先からの携帯への呼び出しとか、時代は便利になりすぎたんや…！

11巻ではついに管理職にまでなってしまった桜坂だけど、
立場が変わることによって見えてくることが違うというのが興味深いですね。
自分が客先常駐であれだけ煮え湯を飲まされた大濠と、
まったく同じ事を言っていると気付いた時の桜坂のショックはいかばかりか…
まぁ、そこに至るまでのバックボーンが全く違っているのはせめてもの救いですけどね。
全体の収支まできっちり気を配った上で、
部下からの信頼を勝ち取らないといけないとか管理職も大変だわ、ホント。

そして12巻の展開ですが…
これは今までとは毛色が違った内容でしたが、
室見さんがいないとやはり仕事が回らないな、と痛感した次第です。
やっぱり室見さんはスーパーエンジニアやったんや…！

しかし桜坂の女ったらしっぷりが凄い。
本人は室見さんも真っ青な仕事馬鹿なあたりが更にたちが悪いよなぁ…
本人はカモメさん一筋らしいけど…
フラグだけは色んな女性にバリバリ立ってるだけに、
社会人としてどうけじめを付けるのか気になるところです。

7巻は今までのシリーズの中でも特に異質でしたが、
これを1巻に持ってこようとしてたという裏話には驚愕しましたね。
もしこのエピソードが1巻だったら、私は間違いなく2巻以降買ってないですよ。
それくらい狂気に満ちた酷いストーリーでした。

赤字プロジェクトへの客先常駐という名の現代の奴隷。
客先でのリーダーである大濠のクソさがひどかったですし、
その大濠をやり込めた上で撤退できても、
その裏側の政治の真実を知った時の胸くそ悪さ。
正直、これはキツかったなぁ…
序盤に大手企業にウキウキしていた桜坂を見ていただけにギャップがひどかった…

8巻は案件を防衛するという今までとは逆の立場になった上に、
桜坂のライバルとなる次郎丸縁が良いキャラだったので普通に楽しめましたね。
ちなみに次郎丸のキャラに一番魅力を感じたのは、
桜坂たちに完敗して非常階段で悔し涙を流していたところです。

それとJT&Wの梅林さんが予想以上に良いキャラになってて笑いました。（笑
3巻で出た時はホント嫌な人って感じだったんですが、
まさかここまで味のあるキャラになるとはなぁ…
桜坂に負けたのが良い薬になったということでしょうか。

9巻のサービス開発ですが…
これはもう、新人の職掌を超えすぎにも程があるな、と。（笑
それでも何とかやっちゃうのが桜坂だな！　と。
流石に9巻までくると安心感が生まれて、
実際にそれをやり遂げちゃうあたり凄かったです。

この9巻では新ヒロインは出てこなかったけど、
ばんざいする室見さんが可愛かったり、
梢さんの出番が多目だったりで満足度も高かったです。
最後にパクリ企業をやり込める展開もスカッとしましたしね。
これは素直に楽しめましたね！