その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2025/11/13 木曜日::

■[ラノベ]先輩系ヒロイン、来たる…!「ストライク・ザ・ブラッド APPEND」5巻

ストブラ短編集もついに5冊目!
今度はクリスマスや七夕といった季節行事の短編だけでなく、
聖鳥環礁のトゥイエット公女ことセっちゃん先輩が登場で、
古城ハーレムが一騒動あるのですよ!

ボリューム的にもヒロイン的にも完全な続編といった感じの聖鳥環礁編ですね。
古城ハーレムはロリ系というか、妹系というか、後輩系というか…
そういったヒロインが多いので、年上お姉さんヒロインであるセっちゃん先輩は新鮮ですね。
いや、煌坂はお姉さん系というよりも…
チョロ可愛枠なので…w

しかしまぁ、セっちゃん先輩ってば良い仕事してくれますねぇ…
くっついて離れなくなったとかラブコメ的に美味しすぎるイベントですよ。
それを真祖殺しというアイテムでやってしまうあたり物騒ですけど、
そこはまぁ、ストブラなので…w

聖鳥環礁が抱える秘密は何とも人類の愚かさを見せつけてくれますが…
それでも人類の可能性を見せてくれるのが絃神島のみんなですよね。
特に浅葱は色々と大活躍だったじゃないですか。
ラブコメヒロイン枠としてはセっちゃん先輩に見せ場を取られた形ですが…
それでも伴侶としてのお役立ち度は高かったですね!

あと、零菜視点の短編ですが、
これを読む限りストブラの続きは読めそうですね!
このまま正式に続編スタートしてくれてもいいんだけどな…
ダメなのかな…?

:: 2025/9/15 月曜日::

■[ラノベ]ラブコメの波動を感じる…?「魔法科高校の劣等生 夜の帳に闇は閃く」3巻

無事に19歳の誕生日を迎えた文弥と亜夜子の黒羽姉弟。
しかし大学生活は平和であることとイコールではなくて、
文弥は偶然、同じ大学のロシア系ハーフの阿部ミラが攫われそうな現場に立ち会ってしまう。
当然助けた文弥だが、この誘拐未遂事件から意外な背景が見えてきて…

今回はちょっとラブコメ要素が入ってますが、
この双子はどこまでも実家の仕事を重視しているため、
どうにもそっち方面に舵を切るようには見えませんね。
まだ亜夜子の方は可能性があるっぽいけど…
空澤さんが20代前半なのに老け顔なあたり期待が薄い気がします…w

ただ、助けられたミラは純粋にラブコメしてて微笑ましかったですね。
血筋的に四葉家の遠縁で、オルガリヒの愛人の孫で資金力もありながら、
白馬の王子様に憧れて、実際にユニセックスな文弥に助けられて、
とっても胸をキュンキュンさせてたのが可愛かったです。
誘拐されそうになったのに頭が平和すぎるとは思いましたが…
まぁ、だからこそ黒羽家にとってはNGが出てるのが可哀想だけども…

むしろ終盤に出てきた庄司さんが意外とポイント高かったですね。
まだまだ裏の世界は広いということでしょう。
達也への認識も有る意味で真っ当だし、バランス感覚もしっかりしてそうですね。
案外文弥のお相手には丁度良いかもしれませんが、はたして…?

:: 2025/9/13 土曜日::

■[ラノベ]幼馴染みのS級たわわ「俺の幼馴染がデッッッッかくなりすぎた」1,2巻

高校一年生にして180cmと大柄な手代木トウジが入学式で再会したのは、
小学生の頃に水泳教室で競い合っていた美濃りりさ。
幼い頃は「男の子になりたい」といったりりさだけど、
Sカップという驚異的な胸囲に育っており、日常生活に難儀していたので、
トウジは幼馴染みということでボディーガードを任されて…

夏のセールで買ってたのを今更読了しました。
巨乳ヒロインのラノベは今までも有ったけど、Sカップは初めて見ましたね!
盛るにしてもちょっとやり過ぎだろうだとは思いますが、
フィクションだからこれくらいやるのも有りなのかも…?

トウジとりりさは幼馴染みなので1,2巻の時点ではまだラブコメの気配は薄いですね。
でも幼馴染みの友情はしっかりとありますし、
Sカップという超巨乳のインパクトはめちゃんこあります。
カラーイラストからしてド迫力ですからね!

おっぱいを机に乗せたり、11kgのおっぱいビンタしたり、
おっぱい目当てのナンパや痴漢が群がったり、
服のサイズが合わないからお洒落が難しかったりと、
巨乳あるあるネタをしっかりやっているのは素晴らしいですね。
私も「月曜日のたわわ」で予習していたのでバッチリですよ!
まぁ、リアルでは学習できないんですけどね!

しかしまぁ、トウジの世話焼きレベルもかなり高いですよね。
自分の時間を使ってボディーガードしてあげたり、
りりさが気兼ねなく大好きなプールを楽しめるためにバイト代使ってプール貸し切りしたり…
大事な幼馴染みだからとはいえ、りりさのことをかなり大事にしてますよね。
これで付き合ってないんだから逆に凄いですよ。

2巻で出てきたJカップ王子様の通くんですが、
同性ということでりりさとの距離が近いのにもやもやするけど、
幼馴染み度ではトウジの方が上なのでちょっとスッキリしましたね。
あと、素がポンコツなので残念感が凄くて安心しましたw

りりさのメイド服も魅力的でしたね。
トウジは縫製はできないけれど料理ができるのは意外だったけど、
そう言えば確かに1巻でトウジの母が料理講師という設定があったから必然といえばそうなのかも。
そしてりりさが巨乳のせいで手元が見えなくて卵を割るのが下手というのも、
巨乳あるあるの一つで興味深かったです。

2巻ラストでラブコメの波動が観測されたので、
3巻ではラブコメ展開を期待したいところですね!

:: 2025/6/13 金曜日::

■[ラノベ]深雪は達也以外には無慈悲な北の女王「続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー」10巻

四大老が面子を潰された報復に四葉家を襲撃したら逆に暗殺されてしまったけれど、
これで国内勢力と四葉が敵対した、という状態が出来上がったので、
そこをすかさずUSNAの有力者が好機と見て四葉…、というか達也に接触してきたのだけど、
恒星炉を成功させたい達也としては好条件なので前向きになり…

恒星炉の誘致合戦が本格化してきて、事業が成功し始める様子が見えて面白いけれど、
そんな平和な日々のすぐ隣りではスパイと暗闘が繰り広げられてて、
この世界の日本は戦時下なんだなぁ、と思わされますね。

今回標的にされたのは一条ですけど、彼は達也ほどではないですが充分優秀ですからね。
初見の魔法でもちゃんと対処できるし、撃退できる能力はありますよ。
逆に大亜連合の工作員はマジで捨て石ばかりで、ちょっと可哀想ではありますね。
指示した立場である深雪に凍らされてたおじさんは、
今後酷い目に遭って欲しいものです。

日本政府が達也に出した恒星炉の誘致に国後島の貸し出すという条件ですが、
国土防衛にとっては中々面白い手ですね。
深雪のための国、という印象は言い得て妙というか…
気候的には寒そうだけど、深雪はそもそも氷雪系の魔法が得意ですから、
そういった意味でも合ってる気がします。

しかし問題は、三合会の手引きで密入国したディーンが起こした自爆テロですね。
「ギャラルホルン」が日立市で炸裂しちゃいましたけど、
達也が開発した深雪が使う対抗魔法は間に合うのか…
この作品はネームドのキャラが死ぬこともあるからなぁ…
現地に居る人には生きて欲しいですね…

:: 2025/3/20 木曜日::

■[ラノベ]ラブコメ多めの短編集「新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち」7巻

作中の季節はハロウィン!
という訳でハロウィンの仮装イベントは100年後にも残っているため、
アリサや茉莉花だけでなく、一条家の女性陣もコスプレしたりと、
見た目が華やかな短編やラブコメ成分が多めの短編が収録された7巻です。

「それぞれのハロウィン」では女性陣の仮装が見られます。
ハロウィンの仮装イベントでは実際にコスプレする一条家も良いけれど、
ARデータ上で可愛いじゃれ合いをするアリサと茉莉花も良いですよね。
カラーピンナップで一部の衣装は見ることができたけど、
できれば他のバリエーションも挿し絵で見たかったです。

「蟹パーティー」では十文字竜樹が一条家にお呼ばれする話なんですが…
十師族同士の付き合いとか、大きな家は面倒なものですねぇ…
まだ高校生だし跡取りでもない茜には難しいかもだけど、必要なのは確かですね。
ただ、それ以前に同格の家柄で男女という時点で気を遣う面が大きそうですね。
茜は吉祥寺に一途なので、お節介なご両親に翻弄された竜樹が大変そうだったけど…
十師族としての問題というより、年頃の高校生らしい問題で微笑ましかったです。

「憧れのあの人」は達也にFLTに招待された明がアリサに同行を頼んだら、
当然のように茉莉花も着いてきて、更には他の面子も同行することになった話ですね。
前巻でアリサも達也に面通しするんじゃないかと思ってたら案の定でした。

ちょっと意外だったのが、十文字克人の達也への印象は揺るぎないものだったことですね。
本編では一時は衝突したものだけど、それでもあれだけ信頼しているというのは、
克人の人間の器の大きさを感じました。

明と面接した達也ですが、深雪も同席してるってことは影武者じゃなくて本人ですね。
後輩を相手にナチュラルに惚気ていて、とてもニヤニヤできましたw
そして久しぶりに啓先輩も出てきましたけど、
明が妹だと大変そうだな、と思いました。

「クリスマスの前に」は茉莉花とアリサ、それぞれのラブコメですね。
ラブコメというよりも、一方的に言い寄られたので断る、という話ですが…
どちらも高校生の年代だったら有りそうな話なだけに、
作者が目指している普通の中高生の日常の雰囲気は出せていると思います。
まぁ、百合の間に挟まる男はノーサンキューだと思うので、
しばらくは二人が男と恋愛するとは思えませんけどね…w

:: 2025/3/18 火曜日::

■[ラノベ]面白さが希釈された薄味のスープのような内容「ソードアート・オンライン プログレッシブ」9巻

吸血鬼になったキリト。
陽光を浴びたらほぼ即死という強烈な弱点ができたため、
アスナとキズメルの二人から手厚く保護されているんだけど、
それはそれとして、クエストを進めるためには出歩く必要があり…

物語は全く進んでいません。
これは間違いなく、作者が存命中に完結しないでしょう。
エヴァは間に合ったし、ガルパンも何とかなりそうですが、
SAOを含めた川原礫作品は間に合わない可能性が大です。
というか、川原礫さんって多作だけど一つも完結させたことがないですからね。
実力派のベテラン作家だけど、ある意味ではとても未熟な作家さんなのです。

無印1巻では面白さが凝縮されていたものですが、
今はつけ麺のスープを希釈して味わっているかのようです。
丁寧な情景描写や、キャラクターに感情移入できる描写は上手いのですが、
そればかりに文章が使われているせいで、時間軸が全く進まないんですよね…
それがもうストレスが溜まって溜まって…

もちろんキャラクターの魅力は凄いですよ。
アスナはツン期が残っていながらキリトと一緒にお風呂に入ったり、
キリトはナチュラルにアスナへのデレを見せたり、
そこはとても魅力的なんですけどね…

しかも今回は上下巻構成なのに、下巻は間を開けることになるようです。
はたして、下巻が出る頃には上巻の内容を覚えているかどうか…
とてつもなく不安ですね。

HTML convert time: 0.151 sec. Powered by WordPress