その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2019/12/14 土曜日::

■[ラノベ]再会、そして再会「ソードアート・オンライン 23 ユナイタル・リングII」

一度死んだら再ログインできないユナイタル・リングへと強制コンバートされたキリトたち。
何とか自宅を再建し、PK集団を返り討ちにすることができたけれど謎も多ければやることも多い。
そんなキリトが学校で出会ったのはアインクラッドで何度も顔を会わせていた鼠のアルゴで…

面白かったけど、作中時間で1日しか経っていない…!

SAOは丁寧に面白さを書いてくれるので仕方ないのですが、
刊行期間1年に対して作中時間1日というのは中々にもどかしいですね。
早く… 早く続きが読みたい…!

キリトがリアルでアルゴに連絡しなかったのはSAO初期の構想では出番がなかったからでは?
というメタ的なツッコミを入れたいところですが、
作中で語られていたように、死亡確定情報が怖かったという理由にも説得力があると思います。
まぁ、仲が良かったアスナなら勇気を出して聞きそうな気がしないでもないですが。

アルゴのことも気になりますが、
GGOで単独行動を取っていたシノンがどうなったのかも気になってただけに、
この23巻でのシノンの動静には興味津々でした。
キリトたちと違って選択ミスが多かったのは、
GGO以外のゲームをほぼやってなさそうだし仕方ないかな、とも思います。
それでも意外なコミュ力を発揮して何とかするあたり、シノンさんカッケー、とも思うのです。

ただシード規格のゲームが繋がったオープンワールド的な世界っぽいので、
それなりに広いマップだと思っていただけに、
シノンとの合流が案外早かったのにはちょっと驚きましたね。
まぁ、シノンとの合流に次の巻まで待たされるのも困るので、
これくらいのご都合主義は問題ないでしょう。

それにしてもわからないのがキリトたちが襲われる理由なんですよね。
「先生」とやらの暗躍が気になるところですが、
キリトが言う通り「PoH」の手口ではなさそうだし、
一体どんなやつが相手なのか気になるところです。

次の24巻が待たれるところですが…
できれば半年以内に出て欲しいな、と切に願うばかりです。

:: 2019/10/15 火曜日::

■[ラノベ]在りし日の記憶「ソードアート・オンライン 22 キス・アンド・フライ」

SAOは短編集でもナンバリングが続くのでわかりにくいんですが、
このキス・アンド・フライはBD/DVD特典小説をまとめた短編集です。

アインクラッド編でのキリトとアスナのプロポーズ短編「ザ・デイ・ビフォア」
フェアリィ・ダンス編でのアスナが原因不明の離脱現象を経験した短編「ザ・デイ・アフター」
キャリバー編の壮大なクエストの序章の雰囲気を匂わせる短編「虹の橋」
マザーズ・ロザリオ編前日譚になるスリーピング・ナイツ結成前夜の短編「Sister’s Prayer」

「虹の橋」以外は初見だったので新鮮で面白かったけれど、
時系列的に仕方ないとはいえ、シノンが出てこないのは残念でしたね。
私、何だかんだで結構シノンが好きなので…

シノンの出番はなかったけれど裏表紙のMORE DEBANの二人には出番がありましたよ。
まぁ、メインヒロインであるアスナに比べると出番はかなり少ないですけども。
というか、「Sister’s Prayer」以外ではキリトの正妻としての存在感が半端なくて、
流石としか言えませんでしたね。
「ザ・デイ・アフター」では凄い理屈で前妻のサチさんの想いまで引き継いじゃって、
正妻ポジションがもはや不動の位置であることを痛感させられましたよ…

「Sister’s Prayer」はユウキの姉である藍子が出てましたけど、
確かにユウキとはちょっと性格的に似てないかな? と思いました。
むしろ、ユウキが勘違いするのも当然かな?
と思えるくらいにアスナに近い性格でしたね。
悲しいのは登場人物がみんなSAOでは故人になることですが…
それでもみんなの想いがちゃんと引き継がれているのは嬉しいことかな、と思います。

次の23巻ではユナイタル・リング編に戻るみたいですね。
12月発売みたいなので21巻を読んで復習しつつアニメ版を見て待ちたいと思います。

:: 2019/8/18 日曜日::

■[ラノベ]姉さん女房がまた増えた「アクセル・ワールド 24 -青華の剣仙-」

アクセル・ワールド24 -青華の剣仙-アクセル・ワールド24 -青華の剣仙-
出版社:KADOKAWA
作者名:川原礫
作者サイト:wordgear.x0.com
作者twitter:川原礫 (@kunori) | Twitter
絵師名:HIMA
絵師サイト:天才卓球少女
絵師twitter:HIMA (@himapo) | Twitter
Kindle版:アクセル・ワールド 24 ―青華の剣仙―
Kindle版まとめ買い:アクセル・ワールド

太陽神インティ攻略のために三代目クロム・ディザスターのセントレア・セントリーに弟子入りし、
オメガ流合切剣を習得することになったシルバー・クロウ。
しかし、そのためにはポイント全損して記憶を失っているセントレア・セントリーを、
どうにしかして復活させる必要があるのだが…?

またもや1年弱ぶりの新刊となったアクセル・ワールドですが、
正直、インティ攻略は無理だと思っていただけに、
曲がりなりにもインティ攻略の第一段階が終わったのには驚きました。
まぁ、それでもオシラトリが一枚上手だったのは予想通りでしたけどね。

それにしてもシルバー・クロウというかハルユキは年上キャラにモテるなぁ…
今回はセントレア・セントリーを師範にして数ヶ月一緒に修行とかね!
しかもクロム・ディザスターとして一緒だった期間はほぼ一心同体だったわけで…
これは黒雪姫たちにとっても無視出来ない存在ですよ…!

しかしオメガ流合切剣は面白いですね。
早い話、微分だとは思うのですが、それを剣術として使いこなすとか、
イメージが重要なゲームとはいえ、面白い。
それにしてもセントレア・セントリーは小学生の頃から、
こんな理論的なことを考えていたとは…
わりと天才児なのかもしれないですね…

さて、続きはまた1年後なのでしょうか。
でも、次こそ白のレギオン編は一区切りつきそうなので、そこは楽しみですね。
できればその後はマギサガーデンとのコラボ的な展開も期待したいものですが…
それもこれも、白のレギオン編がちゃんと終わってからですね!
早く出した欲しいものです…

:: 2019/5/16 木曜日::

■[ラノベ]共闘関係「絶対ナル孤独者 5 -液化者 The Liquidizer-」

絶対ナル孤独者5 -液化者 The Liquidizer-絶対ナル孤独者5 -液化者 The Liquidizer-
出版社:KADOKAWA
作者名:川原礫
作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:川原礫 (@kunori) | Twitter
絵師名:シメジ
Kindle版:絶対ナル孤独者 5 -液化者 The Liquidizer-
Kindle版まとめ買い:絶対ナル孤独者

ルビーとジェット見境なく襲うスティンガーに瀕死の重傷を負わされ、
特課に囚われたトランサーを救うためにミノルの前に現れたリキダイザー
ルビー最強の能力者を前に対決姿勢を示すミノルだったけれど、
リキダイザーから示された交換条件のスターゲイザーという言葉を、
アクセラレータとディバイダの二人に伝えたら過敏に反応して…

4巻の感想で次は1年後だと思うと書いていましたが、
実際は2年後でしたね…!
流石に前の展開がうろ覚えだったので4巻を読み返しましたよ。
で、今回はスティンガー対決回かな、と思ってたら…
まさかのリキダイザー回で驚かされましたね…!

2巻でオリヴィエが身勝手に切れてミノルを殴った理由も朧気にわかったけど、
やっぱり思考と言動が昭和だな、と思うわけですよ。
好きなゲームの傾向とかからも考えて、
そっち方面に影響を及ぼす人が身近にいるのかもしれない。

そしてリキダイザーだけど、意外と情が深くてビックリです。
それともトランサーにミノルたちが気付いてない組織にとって有用な所があるのかも、と思いましたが、
リキダイザーを抹殺するためにルブリケイターが送り込まれてるからそれはなさそうですね。
しかし、ルビーアイの組織も内部が予想外なことになってる気がしますね。
特課の上位組織である3E会議もかなりめんどくさそうな感じですけどね…

スウさんが復帰したりと他にも色々と注目すべきことがありましたけど、
何だかんだでリキダイザーが色々と持っていったな、と感じます。
アクセラレータも未だ再現が難しいミノルの防御殻への取り込みが可能とか、
メインヒロインの一角として躍り出た感すらありますよ…

それだけに次回リキダイザーはどういった立場で登場してくるのかが楽しみです。
問題は次回が一体何年後に刊行されるのかですが…
とても不安ですね…!

:: 2018/12/12 水曜日::

■[ラノベ]新たな世界へ「ソードアート・オンライン 21 ユナイタル・リングI」

現在TVアニメ放映中のアリシゼーション編のその後の話です。
てっきりあのまま宇宙世紀に突入したアンダーワールド編が始まると思ってたんですが、
結局キリト、アスナ、アリスの3人はすぐにリアルワールドに戻っていたらしく…
ラースが落ち着くまでALOでアインクラッド攻略に勤しんでいたみたいなんだけど、
突如アインクラッドが崩壊した上に、他のシードを元にしたVRMMOも不具合が起こり、
いきなりサバイバルゲーム、ユナイタル・リングに放り出されて…

今度のSAOは鉄腕DASHだ!

もっとも、ゲームなので多少簡素化はされていますけれど、
石器から鉄器、そして衣服も素材集めから始めてスキルを上げていくとか、
わりとマゾい仕様のゲームみたいですね。
しかも一回ゲーム内で死んだらもうログインできないとか、
記憶が消えるアクセル・ワールドほどではないけど、わりとシビアというか。
まぁ、本当に死ぬSAOよりはマシですね。

それにしてもキリトさんたちの、推測力、洞察力、実行力、どれもが半端ないですね。
私がこの事態に巻き込まれたら右往左往しているうちに猶予期間終わる自信ありますよ。
猶予期間と言えば、高レベル装備をLv.1で装備できないから脱ぐ必要があるということは、
大多数が集まった場所だと女性プレイヤーたちが下着姿を披露しまくりということですね…
うーん、もしアニメ化したらそのシーンを是非お願いしたいところですね!(ゲス顔

それにしても今回はリーファの出番が多くて大変よろしいかと。
寝ているキリトに馬乗りして起こす妹らしい行動も最高でしたし、
時間がないからと同じベッドに寝てログインとかもすんばらしいです。
まぁ、どうしても正妻力ではアスナとアリスには負けますけどね…
キリトを甘やかすアスナとキリトに厳しいアリス…
すごく… 第一夫人と第二夫人感があります…

物語的には半壊したみんなの家が崩壊のタイムリミットが迫る中、
様々なトラブルが舞い込みつつもそれらを乗り越え、
みんなで協力して復旧するだけの内容なんですけど、
キリトの機転、アスナの知識、アリスの信頼、リズ&シリカの活躍と、
見所が多くて盛り上がりましたね。
ちょっと装備がマシなだけのPKなんてキリトさんたちにやられても当然なのである!

これはこれでとても面白いし、続きは早く読みたいです。
シノンも早く出て欲しいところですし、
何だかんだでクラインが結構好きなので彼にも頑張ってほしいです。
そして、今回新たに登場した新キャラはアクセル・ワールドを連想するし、
プログレッシブからついに出てきたあの娘がどんな役割を見せてくれるのか…!
いやー、楽しみですね!

:: 2018/9/15 土曜日::

■[ラノベ]赤紫の神託「アクセル・ワールド 23 -黒雪姫の告白-」

アクセル・ワールド 23 -黒雪姫の告白-アクセル・ワールド 23 -黒雪姫の告白-
出版社:KADOKAWA
作者名:川原礫
作者サイト:
作者twitter:川原礫 (@kunori) | Twitter
絵師名:HIMA
絵師サイト:天才卓球少女
絵師twitter:HIMA (@himapo) | Twitter
Kindle版:アクセル・ワールド 23 ―黒雪姫の告白―
Kindle版まとめ買い:アクセル・ワールド
DMM電子書籍:アクセル・ワールド 23 ―黒雪姫の告白―

もっと先へ… 物語を加速したくはないか、作者。

そんなことを思ってしまう1年弱ぷりの新刊となるアクセル・ワールドの23巻です。

今のままでも充分面白いんですけど、
物語の進行が遅々として進まないのはとてもストレスフルなのです。
電撃文庫の長期シリーズ特有の問題とも言えるのですが、
かつてのジャンプ漫画と同じ傾向だと感じてしまいますね。

今回も白のレギオンとの決戦になるはずだったのに、
オーキッド・オラクル救出までっだったし…
まぁ、黒雪姫とハルユキの一緒にお風呂回があったせいだと思えば、
ちょっと致し方なしかな、とも思ってしまいますけどね!
お風呂回は何より優先すべきですからね、わかります。

それにしてもオラクル救出作戦は中々ハラハラしましたね。
敵が周到に仕掛けた罠をギリギリのところで潜り抜ける展開は、
とても手に汗握るモノがありますよ。
加速世界ではブラック・バイス以外は待ち伏せが難しいため、
アバターが出てくるリスクは少ないとはいえ、
白のレギオンが仕掛けた罠はいつも周到で重厚なので、
とてもドキドキさせられました。

しかし、鍛冶屋まで拘束してたとは流石だなぁ…
ピッコロ大魔王が神龍を殺したようなもんですかね。
自分は利用して、敵には利用されたくないから排除するとか、
やはり白のレギオンは大魔王的な悪辣さがありますよ。

そんな悪辣さを撥ね除けるのがハルユキたちの速攻なわけです。
やはり決断と行動の速さはこの加速世界では重要ですよね。
これからも速攻で頑張って欲しいものです。
もちろん、作者の新刊執筆速度も速攻でお願いしたいですね!

余談というか、蛇足的な感想ですけど…
白のレギオンが強大で王たちが無限EKされているという極限状態なんだから、
ザ・ディスティニーの封印を解いて使えば良いのに、と思ってしまうんですよね…
それをしないのは、感傷的な意味でなのか、
それとも加速研究会に奪われるリスクを怖れてなのか、
はたまたチート性能すぎて作者が扱いに困っているのか…
気になるところですね!

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