その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2024/6/12 水曜日::

■[ラノベ]ベッタベタだけど、面白ければオッケーです。「凡人転生の努力無双 〜赤ちゃんの頃から努力してたらいつのまにか日本の未来を背負ってました〜」1,2巻

起伏のない人生を情熱もなく過ごしていた青年が、ある日通り魔に刺されて死んで転生した先は、
日本なんだけれど、”魔”という存在が暗躍する世界だった。
その世界で”魔”を祓う祓魔師の名家の長男、如月イツキとして生まれ変わったため、
死の危険が約束された人生だった!
何とか生き延びるためにイツキは赤ん坊の頃から魔力を増やそうと努力を繰り返すことによって、
いつの間にか膨大な魔力を内包する幼児へと成長しており…

こう言ってはなんですが、どこかで見たことがある設定を寄せ集めた作品です。
赤ん坊の頃から努力して魔力を伸ばすと無職転生だし、
魔力が溢れそうで死にかけるとか本好きの下剋上だし、
魔法がある日本への転生とか数え切れないくらいあるけれど、
ちゃんとキャラクターに深みがあるので面白いです。

イツキの両親、特にパパの宗一郎がかなりの親バカで良いんですよね。
長身で強面なんだけど、息子を溺愛しているのがユニークですし、
母親はイツキのことを赤子の頃からとても大切にしているのが伝わってきますし、
何よりも数百年も祓われなかった”魔”を相手にイツキを守る為に立ちはだかるとか、
めっちゃ母親してて良かったです。

ヒロインとしては生成りから救って義妹になったヒナちゃんは幼くて可愛いけれど、
今のところメインヒロインは幼馴染みで同じ名家である霜月家のアヤちゃんかな?
ただ、2巻から登場するイギリスからやってきたニーナちゃんも強いですね。
同じ学校、同じクラスで席が隣とか運命を感じちゃうよねー

イツキは第七階位という規格外の魔力を持つほどに成長したし、
魔力の扱いも習熟している上に、色々な技術習得に貪欲なんだけど、
2巻の時点でもまだ6歳なので、圧倒的に経験が足らないんですよね。
真っ向からぶつかってくる1巻のラスボス雷公童子のような相手ならともかく、
2巻で出てくるような魔法を封じる搦め手の敵が相手だと苦戦しちゃうのが、
ちょっとヤキモキしちゃいますが… まぁ、転生しているとはいえ6歳だからなぁ。

スマホがあるような日本とはいえ、
祓魔師の名家だと重婚OKっぽいので、ハーレムエンドも問題なさそうなので、
イツキには今後もヒロインを籠絡していって欲しいものです。
第七階位というくらいだから、七人くらい奥さんが居ても良いと思います!

:: 2024/5/14 火曜日::

■[ラノベ]TS百合ジャンクション「私の初恋が恥ずかしすぎて誰にも言えない」2巻

姉の手によって女性に変えられた千秋が恋したのは双子の妹、楓だった…!?
そんな残念な初恋を経験した千秋は、それでも恋を諦めずに、
新しい恋を探そうと奮闘するんだけれど、
何故か楓が邪魔をしてきて…

1巻の頃から察しては居ましたけれど…
楓ちゃんは愛が重い上に嫉妬深いし、ドスケベなんだなぁ…
まぁ、二次元だとそういった美少女も魅力的だと思うんだよ!
でも一日で二十回はちょっと常軌を逸しているというか、
男性の射精量にファンタジーを求めすぎだと思うんだ!

そんな楓ちゃんが男性の人体の急所で激痛を訴えてますが、
まぁ…、その…、竿は皮がチャックに挟んだ時を想像するとヒュッとするし、
玉に衝撃が走った時は声も出せないんですよね…
楓ちゃんも恋に惑わされるわ、男の急所に翻弄されるわ、散々ですね…w

千秋も楓とメイの二人に散々翻弄されてましたけど、
これでこそラブコメって感じはしましたね。
TS百合の三角関係とか美味しすぎるシチュじゃないですか!
しかも、そこから更に倫理的にアレな要素を投入するとか、
この物語がどこに向かうのかさっぱり予想ができませんね。
マジでどうなるんだろう…

:: 2024/5/12 日曜日::

■[ラノベ]聖女の騎士と魔女の戦い「続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー」8巻

ラ・ロの遺産を受け継いだFAIRのロッキー・ディーンの大規模魔法「ギャラルホルン」によって、
サンフランシスコが暴動の惨禍に見舞われる。
スターズはその原因となった魔法の解読のために達也を頼り、
ほぼ同時にFEHRのレナからも協力の依頼が舞い込むが…

USNA国内の問題に達也が出張るのはどうかと思ったけれど、
同盟国だし、何より達也の分析力が必要というのは理解できます。
というか、仕事で飛び回って放置されて拗ねる深雪さんが可愛かったので、
それだけで満足したというか、結果オーライな気がしないでもありませんねw

達也がUSNAに行く為に色々な組織が調整したりしてるあたりに、
達也の重要度がわかりますが、それも理解はできますね。
実際にシャンバラの鍵を持っているというのもあるけれど、
すぐに魔法を解読して解決策を考えられるんだから、本当に有能ですよ。

今回は聖女レナの魔法が事態の沈静化に貢献しましたけれど、
達也たちの一年先輩の中条あずさの梓弓でも対応できそうな気がしますね。
スターズとFBIの捜査網から逃れたディーンは日本で問題を起こすつもりみたいだし、
久しぶりに中条先輩の出番がないかな? とちょっと期待しています。

:: 2024/3/24 日曜日::

■[ラノベ]公式からのちさたきの供給!「リコリス・リコイル Recovery days」

リコリス・リコイルRecovery daysリコリス・リコイルRecovery days
出版社:KADOKAWA
原作者名:Spider Lily
作者名:アサウラ
作者サイト:アサウラの生存観察室
作者twitter:アサウラさん(@asaura_seizon) / Twitter
絵師名:いみぎむる
絵師twitter:いみぎむるさん(@imigimuru) / Twitter
紙書籍通販:リコリス・リコイル Recovery days
DMM電子書籍:リコリス・リコイル Recovery days

「リコリス・リコイル Ordinary days」と表紙がそっくりすぎて二度見しました。
もうちょっと変えても良かった気がするんだけど… 狙ったのかな…?

それはさておき「リコリス・リコイル Ordinary days」がバカ売れしたせいか、
新シリーズというかTVアニメの番外編的なラノベが出ました。
今回もアサウラさんといみぎむるさんという公式タッグの作品なので、
とてもちさたきの魅力が120%詰め込まれていて面白いです!

映画館で映画を観たことがないというたきなに体験させるため、
千束が勝手に騒いだり奮闘したりと、非常に楽しそうなんですよね。
これでこそ千束って感じがしますし、
乗せられるたきなも、とてもたきなって感じがします。
公式でしか摂取できない、純正なちさたきが冒頭から漂ってきて満足感が半端ないです。

それにしてもアサウラさんはサバゲ作品を書かれるだけあって、詳しいですよね。
漫画家の伊藤さんが描かれる作品内のAKについての蘊蓄をたきなに語らせてましたが、
素人の私にはさっぱりでしたね!
まぁ、例えがわかりやすかったので理解はできましたけども!

しかし、漫画の作画資料のために仕事先で本物をかっぱらってくるとか、
千束は豪快だし、たきなも染められてるなぁ、と思いますねw
しかも予想通り、本物使っちゃったから暴発しちゃったし…w
伊藤先生には悪いけれど、笑っちゃいましたw

そして千束を看病するたきなが、これまた良いんだ!
ただの不摂生で体調を崩しているだけだというのに、
千束のために丁寧に鍋焼きうどんを作ってあげているたきな!
千束のために脚を伸ばしてお赤飯を買いに出かけてくれるたきな!
素晴らしいちさたきじゃあ、ないですか!?

それとフキとサクラのペアの話も有りですね。
アニメ本編ではあまり掘り下げられなかった二人だけど、
ちさたきとは違ったバディ感が良かったです。

このシリーズはこのまま続いていくのでしょうか?
新作アニメともども期待したいところです。

:: 2024/2/18 日曜日::

■[ラノベ]学園青春モノと言えば文化祭!「新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち」6巻

達也のせいで論文コンペが消えて、代わりに開催されるようになった九校フェス。
九校合同の文化祭のようなイベントになっており、各校は準備に大忙し。
そんな中で生徒会長交代とともに生徒会に引き抜かれたアリサ。
茉莉花はアリサがいないなら風紀委員をやる理由がないので辞めようとするのだけど…?

キグナスの乙女は爽やか青春学生モノって感じなんだけど、
達也が絡むと途端にきな臭くなるのでアリサたちが可哀想ですねw
まぁ、明のように達也を崇拝し、努力を積み上げている子もいるので、
達也が切り拓いた魔法師たちの道というのは無駄ではなかったのだな、とも感じるんですけどね。

そんな明が堀越先輩と協力して作った出し物ですが…、面白いですね!
現実でもVRやARが色々と実用化され始めているだけに、
魔法を使ってよりリアルな体験を作り出すというのはフィクションとしてとても良いですよ。
しかも達也が目標としている兵器以外の魔法の使い方として、とてもマッチしてますし。
娯楽を作るのが得意な日本らしいモノ作りだと思います。

そして裏で巻き起こっている達也を狙った海外マフィアの暗躍ですが、
九島家が頑張っているけれど、まだまだ黒羽の方が一枚上手ですね。
元老院も動いているけれど、やっぱり四葉は別格なんだなぁ、と思わせられます。
黒羽姉弟は既に大学生みたいだけど、アリサたちと絡むことはあるのでしょうか?

アリサたちの平和のためには、あまり四葉と関わり合いにならない方が良いと思うけれど、
明が達也に招待されちゃったからなぁ…
もしかしたら次巻あたりで対面したりするのかもしれませんね。
ちょっと怖いけど、楽しみです。

:: 2023/12/14 木曜日::

■[ラノベ]エピローグは数年後じゃないと思った?「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.23」

大好きなネトゲにしてもう一つの人生そのものだったレジェンダリー・エイジ。
突然のサービス終了告知で混乱し、絶望し、諦観し、終活をこなすことで、
アコも現実を認識し始めたせいで禁断症状が出て大変なことに…
そこでルシアンは杏先輩に頼み、お互いの両親のバックアップを受け、
アコとの駆け落ち結婚式を執り行い、新居での新生活を始めるのだった…!

と言うわけで、完結巻です!
いやー、ここまで来るのが長かったけど、最後まで面白かったですね!
アコのために奔走する杏先輩がマジで頼もしいけれど、
それもこれも実家の資金力を元手にした資産運用の才覚があってこそというか…
やっぱり杏先輩の存在が一番のチートな気がするなぁ…w

学校の友人との会話でエンディングを見ようと奮闘するのは青春って感じで面白いけれど、
それ以上に面白かったのが、斜め上に着地するアレイキャッツらしさですねw
ラスボスを頼んだらラスボスにされていたでござる、には本気で笑ったw
まぁ、その方がルシアンらしいよね!
でも、その道中でルシアンの盤外戦術というか、アコのおっぱい攻撃でリベンジ成功してたのが面白すぎる…!
そうだよね… ネトゲ廃人相手には(見切れてるとはいえ)リアル巨乳JKのコスプレ画像は特攻だよね…
そりゃ勝つわ…w

そして、最後のみんなの慟哭は本気の感情の発露が感じられてねぇ…
そりゃ泣くよ。泣くに決まってるよ。
どんだけ納得したように思えても、泣くに決まってるよ。
だって10代の少年少女が人生の数割掛けてたんだよ?
これで泣かないなんてあり得ないですよ…!
セッテさんまで号泣してるあたり、彼女もちゃんと仲間になってんだなぁ、と思いましたね。

そしてエピローグもまた良かったです。
始まりはネトゲだったけれど、そこで培った友情はずっと続いているし、
愛情は更に深く結ばれ、続いていくんだなっていうのが感じられて嬉しかったです。
この作品の終わりに相応しい、とても幸せな終わり方だと思います。
完結巻が出るのまで長かったけれど、待った甲斐がありました。
面白かったです!

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