その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2023/2/5 日曜日::

■[漫画]自由奔放で純真無垢で残忍酷薄な女神様「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル episodeフレイヤ」2巻

伴侶を求めてオラリオを出て砂漠へと赴いたフレイヤ様が出会ったのは、
奴隷に身を落として逃れてきたシャルザードの王子、もとい王女のアリィ。
彼女に興味を持ったフレイヤ様はアリィと行動を共にすることにして、
ワルサに蹂躙されたシャルザードの隠し砦までの旅に同伴することになるんだけど…

アリィとのお買い物デートを楽しむフレイヤ様がとてもお可愛いですね。

傲岸不遜なところもあるけれど、
純真無垢な乙女のような可愛らしさもあったり、
フレイヤ様の多面性には驚かされるばかりです。

特にオアシスでの全裸での沐浴姿は、
エロさと美しさ、そして可憐さがあって見蕩れてしまいますね。
カラー口絵にもありましたが、
とても魅力に溢れていると思います。

そんなフレイヤ様に魅了しておきながら、
最後にその残虐なところの片鱗を見せて終わるとは…
中々にエグい落差が感じられますよね。
ただの可愛いだけの女神様じゃないんだよ…

それと表紙カバー下のイラスト…
ヘスティア様の衣装を着たアリィはボリューム不足でしたね…w
これはこれで可愛らしいですけども。
フレイヤ様の「控え目ねぇ」という言葉の選び方がとてもフレイヤ様らしいと思いましたw

:: 2023/2/4 土曜日::

■[漫画]女神 meets 伴侶?「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル episodeフレイヤ」1巻

ダンまち18巻で大暴れするフレイヤ・ファミリアですが、
彼らのことを知るにはこのファミリアクロニクル episodeフレイヤシリーズは必読です。
リュー外伝を描かれた桃山ひなせさんなのでクオリティー的に安心ですし、
とても納得の出来になっています。

この物語はフレイヤ様がベルくんと出会う前、
伴侶を捜し求めて煩悶としていたフレイヤ様が自由奔放に動き出すところから始まります。

オラリオ内で騒動を起こしたら怒られるから、
オラリオの外、カイオス砂漠に出かけたフレイヤ様。
もちろん過保護な眷属たちが放っておくはずがなく、
陰ながら守ることになるんだけど、フレイヤ様はそんなことを気にしない。
どこまでも豪快に、自由に、傲慢に、奔放に下界を謳歌するのです。

そんな中で出会ったのは奴隷の少女。

他の奴隷たちとは違い、死んだ目をしていない。
美の女神の魅了に抗う姿勢を見せた少女、アリィ。
彼女に興味を示したフレイヤ様が色々とやんちゃをし始めるところまでがこの1巻に収録されています。

それにしてもフレイヤ様は本当に美の女神ですね。
特に大胆に見せるおっぱいが蠱惑的で視線が吸い込まれまくりでした。
これはオッタルたちが魅了されるもの仕方ないな…
あと、オッタルはやはり脳筋という扱いなんですね。
まぁ、むべなるかな…w

:: 2022/12/19 月曜日::

■[ラノベ]英雄の礎「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 英雄譚 アストレア・レコード 3 正邪決戦」

後に死の七日間と呼ばれる闇派閥との大抗争。
その戦いにおいてはどのファミリアも協力しあって、
最後の七日目の大決戦に挑んでいた。
地上ではオッタルが、ダンジョンではアストレア・ファミリアが決戦に臨む…!

アストレア様ってばメチャクチャアグレッシブな上に、
とても容赦ないところがあって素敵ですね。
清楚だけど高潔であるけれど、孤高ではない。
とても正義の女神らしい彼女が本編に出てこないのが残念でならないですね。
とはいえ、ラストで明かされたようにヘルメスはその所在を知っているみたいなので、
そろそろ本編にも出てきそうな気がしますが…

そしてリューさんがとても良いですね。
本編ではベルの姉御肌を見せている彼女が、
この時代はファミリアの末っ子として可愛がられていたが微笑ましいです。
アリーゼと共にアルフィアに立ち向かう姿はとても凛々しかったです。

それにしてもアルフィアさんは24歳という若さでレベル7に至る才覚を持ち、
あのリヴェリア様を煽りに煽ってるあたり凄まじいですね…!
そしてザルドと共に後の世の礎とならんとして、
自ら悪となることを決意した魂はとても高潔だと思います。

とても美しい物語であっただけに、
この後にアストレア・ファミリアが半壊したのが悔しいですね…
その仇は来月から始まるアニメダンまちで取れると思うので、
そちらも要チェックだと思います!

それはそうと小冊子特装版を買ったんですが、
以前作者の大森藤ノさんがブログを立ち上げてまで書き上げたifストーリーが収録されてます。
アルフィアが悪とならず、伯母として、義母としての道を歩んだifですが、
これはとても幸せな物語だと思うので、
本編のアルフィアで悲しんだ人には救いになるんじゃないかな、と思いました。

:: 2022/11/19 土曜日::

■[ラノベ]正義の賛歌「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 英雄譚 アストレア・レコード 2 正義失墜」

オラリオを巡る闇派閥との大抗争。
その前哨戦で親友のアーディを失ったリュー
ゼウスの遺産に都市最強のオッタルを降されたオラリオ。
都市に絶望が覆うとき、リューの心は壊れていき…

民衆のために文字通り身を粉にして奮闘してても、
返ってくるのは感謝ではなくて罵倒の言葉、という悲しすぎる場面ですが、
コロナ禍で医療従事者の方々が受ける現実を今は知っているだけに、
とても解像度が高くなってしまったツラいモノがありますね…

しかしそのツラすぎる現実はまだ未熟なリューさんにはキツすぎて、
どんどんと心が壊れていく姿は見ていて本当にハラハラしましたよ。
心をへし折られているところに更に追加でへし折りにくるとか、
エレボスさんってばマジでドSだな、と思ったもんですよ!

このまま潰れちゃうんじゃないかと思ったけれど、
小悪党のオリヴァスが暴走してくれたことと、
最後までリューさんのことを信じ続けたアスフィと、
アーディが遺してくれた正義のお陰で立ち上がることが出来た場面では、
とてもグッと来ましたね…!

ダンまち本編ではリューさんとアスフィの仲がとても良いとは思ってましたが、
これだけの交流があったのなら納得ってなもんですよね。
もしアーディやアリーゼがいた状態でベルくんがオラリオにやってきたのなら、
もっと違った物語があったのかもしれないなぁ…

それと、ゴブニュ様が修理していた橋のモニュメントですが、
これはダンメモの周年イベントでやってたフィオナ騎士団の物語がベースなので、
プレイしていたらとても感慨深かったと思います。
元々このアストレアレコードはダンメモ3周年のシナリオですしね。
今のダンメモと繋がる演出は小粋だな、と思いました。

さて、次の3巻で完結です。
最後の決戦がどのような結末を彩ってくれるのか…
ダンメモで既に知っていても楽しみです!

余談ですが、メロンブックスでの特典SSがアスフィの先代団長リディスの最期が書かれてたんですが…
切なすぎる…

:: 2022/10/29 土曜日::

■[ラノベ]巡る正義「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 英雄譚 アストレア・レコード 1 邪悪胎動」

ベル・クラネルがオラリオにやってくる七年前。
闇派閥とオラリオの都市存亡を賭けた大抗争が繰り広げられる中、
ロキ・ファミリアやフレイヤ・ファミリアと肩を並べる新進気鋭のファミリアがあった…
その名はアストレア・ファミリア。
この物語は正義の女神のもとに集った少女たちの活動を綴ったモノである…

元々はダンまちのソシャゲであるダンメモの3周年イベント用のシナリオだったのが、
今回三部作としてノベライズされた次第です。
ダンまちキャラの中でも抜群に人気があるリュー・リオンの過去を綴った物語ということもあり、
かなり人気が高かったイベントでしたし、何より本編に繋がる情報が多々ありましたからね。
今回ノベライズされるのも当然と言えましょう。

そもそもTVアニメ第四期でリューさんの過去に少し触れられていたこともありますし、
刊行するには良いタイミングなのではないでしょうか。
第四期が分割2期で情報に飢えた所に投下されるあたり、とても商売っ気を感じますね…w

ダンまち本編でも度々言及されてますが、
潔癖エルフのリューさんが初めて触れることが出来た人間が団長のアリーゼです。
自己肯定感の塊のような熱血正義のポニテ美少女ですが、
事前に想像していたよりもかなり活発で驚いた記憶があります。

アリーゼに振り回され、輝夜と口論し、ライラにからかわれ、
それら全てがリューさんの青春だな、と思えるんですよね。
そんな仲間たちと一緒に駆け抜けた闇派閥との大抗争は苛酷だけど、
大切な思い出でもあると思うのです…

それはそれとして、シャクティの妹であるアーディとの触れ合いは微笑ましかっただけに、
闇派閥の卑劣なやり方には憤懣やるかたないです…!
ゲームで読んでた時も何の冗談なのかと思ったほどに唐突で、
実は生きてたとかあるんじゃないか?
と、希望を捨てきれませんでしたからね…

ちなみにノベライズに際して幾つか加筆されてますね。
フレイヤたち美の神を警戒している描写とか、
ゲームでは言及されてなかった各ファミリアの精鋭たちとかが加筆されており、
オラリオ全体を巻き込んだ物語だということが伝わってきました。

それにしてもアストレア様は本当に良い女神様ですよね。
ダンまち本編での出番はほぼないのが残念でならないというか…
これを機に来年発売の18巻で出てこないかな…
お待ちしてます…!

:: 2021/4/30 金曜日::

■[ラノベ]愛の女神のブロークンハート「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」17巻

女神祭でのシルとのデートはフレイヤ・ファミリアにかき回されたけど、
最後には真剣に想いを告げてきたシルを苦悩の末、憧憬への一途さから振ってしまったベル。
シルと同じくベルも傷付いたんだけど、
どうしてもベルを手に入れたいシルはその「娘」としての役割をかなぐり捨てて、
愛の女神フレイヤとして強引な手段を取ることに…!

私みたいな熱心な大森藤ノファンなら周知のことだと思うのですが、
大森藤ノさんはダイの大冒険の大ファンなので、
この17巻の展開を読んだ時は「ダイの記憶喪失のオマージュか!?」と思ったんですよね。
ただ、よくよく考えればうしとらの婢妖による記憶操作の方が近かったですね。
どちらにしろ、大森藤ノさんが上手くダンまちの世界観に取り込んでいると思います。

しっかし、フレイヤ様の愛が重かった17巻でした…!
ベルくんが手に入らないなら、手に入るように世界そのものをねじ曲げるというやり方は、
「流石は女神様だな!」と妙に感心しましたね…
自らに課していたルールを破ってでも。
かつて天界に送還したイシュタルと同じになってでも。
それでもベルくんを手に入れたかったとか、ある意味純愛モノだな…

そしてフレイヤ様が一度ルールを破ってしまったら、
それ以降はルールを守るのが面倒になるというのがわかるなぁ…
ソシャゲで一度課金してしまうと、ブレーキが効きにくくなるような感じでしょうね…
そういったところは女神様も俗っぽいな、と思いましたが、
一番俗っぽいな、と思ったのは終盤でベルくんに論破されて羞恥で赤面したところですね!
あそこでフレイヤ様はとても可愛いと思ってしまいました…

とはいえ、フレイヤ様の魅了によって記憶を改竄された被害者たちはたまったもんじゃないですよね…
記憶が正常化された時にキレてた面々の怒りは正当なモノですよ。
リリは奇声を上げ、春姫は静かに絶望してましたが、
一番の被害者はベルくんラブラブ日誌を没収された上に熟読されたエイナさんでしょう。
これ、フレイヤ様以外に読まれたら羞恥で死んでしまうのでは…?

それにしても今回のベルくんは深層に落ちた時は別ベクトルの苛酷さですね…
みんなの記憶がねじ曲げられてしまって自分の認識が間違っているのかと信じられなくなり、
大好きだった人たちに冷たくあしらわれるとかツラいにも程があるよ…!
あと、肉体的にも毎日ボコられててツラすぎだと思いました。
ステータスの耐久が抜群に伸びてるのには「さもありなん」と思いましたもん…w

あと、ヘスティア様は流石の処女神でしたね!
まさかヘスティア様の設定がここで活きてくるとは思いませんでした。
アルテミス様は劇場版で天界に戻ってしまっているし、
都市外からの救援とか都合良く来るとは思えなかっただけに、
一体ここからどう巻き返すのかと戦々恐々としてましたが、
まさかヘルメスがあんな良い仕事してくれるとはなぁ…
ループモノ主人公っぽいこと言ってたのには笑っちゃったけど…w

フレイヤ編にしてもシル編も次の1冊でまとまるっぽいですね。
まさかまた「戦争遊戯」をすることになるとは思いませんでしたが、
今回は前回とは規模が違うモノになりそうですね…
どういった展開になるんだろう…
早く続きが読みたいです。

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