その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2017/2/4 土曜日::

■[漫画]新たな住人「くーねるまるた」11巻

くーねるまるた 11 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
著者/訳者:高尾 じんぐ
出版社:小学館( 2017-01-30 )

作者サイト:じんぐる(高尾じんぐブログ)
Kindle版まとめ買い:くーねるまるた

神永さんの提案で免許を取った由利絵さんと三人で日本海に行くことになったマルタは、
途中で寄った店で間違った車に乗ってしまうというハプニングが発生。
どうなるのものかと不安になるけれど、
現代は携帯電話という文明の利器があるから割りと何とかなるもので、
ちょっとしたハプニングも旅の醍醐味になって楽しそうでしたね。

単行本描き下ろしで後日談をやってましたが、
一人だけ置いて行かれてふてくされる美緒子ちゃんが可愛かったです。(笑
笑明館のみんなは仲良しというか連帯感あるよねー
今では珍しい、アパート同士の付き合いというのには憧れがあります。

そんな笑明館にまさか新たな住人が増えることになるとは…!
しかも関西人という騒がしそうな属性にビックリですよ!
フルネームは分からないけど鍼灸師の由佳さんは、
これから話を別ベクトルで盛り上げてくれそうですね。
あと、食事漫画的には関西の味を出してくれそうです。

作中でマルタさんが感心していたように、
日本人は色んな文化を吸収し、変化させてきましたからね。
マルタさんも関西の文化を吸収し、
ポルトガル風に変化させつつ、楽しんでいって欲しいものです。

しかしスイカのステーキか…
次の夏には試してみようかな…

:: 2016/11/8 火曜日::

■[漫画]私を海に連れてって「くーねるまるた」10巻

くーねるまるた 10 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
著者/訳者:高尾 じんぐ
出版社:小学館( 2016-10-28 )

作者サイト:じんぐる(高尾じんぐブログ)
Kindle版:くーねるまるた (10)
Kindle版まとめ買い:くーねるまるた

ポルトガル人のマルタさんが東京の下町で過ごす日常を描いた本作もついに2桁の大台に。
取り立てて大きな出来事があるわけではなく、
テーマである食事も貧乏なマルタさんらしい手作りメインのものなんですが、
だからこそ”手が届く感”があって良いんですよね。

例えば美味しいグルメ漫画では必須の調理教具のオーブンが我が家にはありません。
だから本当に読んで想像するだけなんですが、
マルタさんはオーブンを使うことはあっても必須ではないんですよね。
今回なんてコタツなんてものを使って甘酒や納豆を作ったりしてて、
そういった意味でも手が届きやすいし、試しやすいんですよね。

ちなみに今回一番食べてみたいと思ったのは、
氷出し新茶茶漬けです!
お茶を氷で抽出するという発想がなかったし、
お茶漬けという手軽さも良いですよね。
今晩にでもちょっと試してみたいです。

もちろんグルメ的な要素だけでなく、
マルタさんが過ごす日本での日常描写や、
同じアパートの仲間たちとの朗らかな風景も素敵ですね。
今回も神永さんの思いつきにより遠出をすることになったけど、
まさかの展開ではたしてマルタさんはどうなるのか!?
次の11巻は1月発売とのことなので楽しみに待ちたいと思います。

:: 2016/4/28 木曜日::

■[漫画]夕日と青春の涙と秋の月「くーねるまるた」9巻

くーねるまるた 9 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
著者/訳者:高尾 じんぐ
出版社:小学館( 2016-04-28 )

作者サイト:じんぐる(高尾じんぐブログ)
Kindle版:くーねるまるた (9)
Kindle版まとめ買い:[まとめ買い] くーねるまるた

表紙は夏真っ盛りでサービス満点!
そしてこの9巻の初っ端に収録されているのは、
1巻の第一話を彷彿とさせる水着マルタさん回です。
相変わらず宅配便の受け取りに水着姿で登場するマルタさんですが、
今回もコロッケを作ってくれるんですが、
今度は干し鱈はないので干し鰺と里芋で作るという違いはありましたが、
やはり第一話を思い出しましたね。
心機一転という気持ちがあるのかな?

とはいえしっかりと時間が流れているんだなぁ、と感じたのは、
第125話「ボーロ」ですね。
妊婦さんだったパン屋さんが子供を産んで、
その子がボーロを食べられるくらいに成長しているんですもの。
しかしボーロがポルトガルから伝来したお菓子だったとは知らなかったなぁ。

それにスペイン人夫婦の喧嘩を止める第130話「包丁」といい、
ポルトガル人のマルタさんらしい国際色豊かなエピソードがあるのは良いですね。
いつもは日本人よりも日本人らしいエピソードが多いから忘れそうなんだけど、
マルタさんって国際人なんだなぁ、と思い出させてくれます。

そんな国際人らしいコミュ力の高さで仲良くなった女子中学生との出会いと別れは、
見開きで見せられたことでちょっとしんみりしちゃいましたね。
ただ手間暇かけて美味しい物を食べるだけでない、
人間ドラマを見せてくれるこの作品の面白さに改めて触れた気分です。

:: 2015/11/2 月曜日::

■[漫画]マルタさんの食いしん坊万歳 in 盛岡「くーねるまるた」8巻

くーねるまるた 8 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
著者/訳者:高尾 じんぐ
出版社:小学館( 2015-10-30 )
作者サイト:じんぐる(高尾じんぐブログ)
Kindle版:くーねるまるた (1)
Kindle版:くーねるまるた (2)
Kindle版:くーねるまるた (3)
Kindle版:くーねるまるた (4)
Kindle版:くーねるまるた (5)
Kindle版:くーねるまるた (6)
Kindle版:くーねるまるた (7)

福引きで盛岡旅行を当てたマルタさん。
日本文学にも明るいマルタさんなので、
石川啄木や宮沢賢治ゆかりの場所の観光もするけれど、
何より食いしん坊のマルタさんなので、
美味しい郷土料理に舌鼓をうっちゃいます。

私は盛岡は文字通り通過したことしかないので、
作中に登場した郷土料理はどれも食べた事がないんですよね。
でも、そんな私でも美味しそうに感じられるほどに、
マルタさんの表情がその美味しさを表現してくれるのです。
うーん、山菜の天ぷら美味しそうだなぁ…(ジュルリ

そして東北弁は本当に聞き取れないんだなぁ、と思いましたね!
日本語に堪能なマルタさんでも意味不明になってますが、
文字だけだとアクセントがわからないし同じ日本人の私でもサッパリです。(笑
まぁ、そんな人のためにかカバー下には翻訳版が載ってるので、
作中の4コマの会話がわからなかった人はそちらで確認しましょう!

東京に戻ってきてのマルタさんもいつも通りでホッとしますが、
第119話でさり気にマルタさんには姉だけじゃなくて妹がいる事実が判って驚きですよ。
もしかしたら既に話に出てきていたかもしれませんが…
これは今後の展開によってはマルタさんの妹が出る可能性もありますね!
うーん、楽しみ。

:: 2015/10/7 水曜日::

■[漫画]マルタさん結婚!? か?「くーねるまるた」7巻

くーねるまるた 7 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
著者/訳者:高尾 じんぐ
出版社:小学館( 2015-09-30 )
作者サイト:じんぐる(高尾じんぐブログ)

Kindle版:くーねるまるた (1)
Kindle版:くーねるまるた (2)
Kindle版:くーねるまるた (3)
Kindle版:くーねるまるた (4)
Kindle版:くーねるまるた (5)
Kindle版:くーねるまるた (6)

白無垢姿で料理を堪能しているマルタさんが表紙で、
実際にこの7巻ではお見合いっぽい着物姿を見せてくれるマルタさん。
笑明館の姦しい女子4人組の中で初の結婚なるか…!?
と思わされますけどご安心下さい。
マルタさんはいつも通りのマルタさんです。

いや、実際マルタさんはモテると思うんですけどね。
有名な大学院に進学するほどの知性を持ちながら、
持ち前の明るさで誰とでも仲良くなれるコミュニケーション能力に、
日本に馴染みすぎているから違和感がないですが、
美緒子ちゃんも驚きの世界的格差がありますし。

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大丈夫、美緒子ちゃんは平均的だから!
マルタさんが魅力的すぎるだけなんや…!

マルタさんの結婚(?)エピソードですが、笑明館らしいもので面白かったですね。
神永さんはトラブルメーカーだけど愛されキャラだし、
何よりみんなのことを大切に思ってるのがわかって微笑ましかったです。

さて、次回は盛岡編です。
盛岡とか殆ど通りすぎたことしかないので新鮮で楽しみですね。
ちなみに二ヶ月連続刊行なので今月末の発売なので楽しみですね!

:: 2015/5/29 金曜日::

■[漫画]迷いながら ぶつかりながら 揺れながら 過ごした日々を いとしく思う「とめはねっ!鈴里高校書道部」14巻

とめはねっ!鈴里高校書道部 14 (ヤングサンデーコミックス)
著者/訳者:河合 克敏
出版社:小学館( 2015-05-29 )

書道をテーマにした高校生部活青春物語がついに完結!
連載ペースはゆっくりでしたが、その分良い作品になってますよ。
河合克敏さんとしては初めての青年誌での連載でしたが、
むしろ今までで一番少年誌向けだったような気がします。

この夏の合宿を最後に書道部を去ってしまう望月さんのために、
気持ちを込めた書を完成させるために頑張る縁が格好良かったです。
そんな縁の姿を見て三浦先生や影山先生が助言をし、
その集大成としてあの書が出来上がったかと思うと感無量なものがありますね。

「迷いながら ぶつかりながら 揺れながら 過ごした日々を いとしく思う」

高校生活、部活仲間と過ごした日々を思い出させる短歌に込められた思い、
そして自分の気持ちを込めた大江縁 渾身の卒意の書。
だからこそ三年生たちだけでなく、望月さんも心を動かされ、
何としてでも書道部に戻ってこようと決意したんだよなぁ。
派手さはないけど、心を打ってくる見事な書だ…!

そして席上揮毫で書いた「ただ一本の線を書く」ですが、
望月さんに一本の線を書いて貰ったのは初めての合作の「母」の字を思い出しますね。
もしかしたら柔道の一本と掛けてるのかもしれません。
将来二人が結婚したとしたら、二人の初めての共同作業として結婚式で紹介されそうだ。(笑

描き下ろしのエピローグで四ヶ月後が描かれてましたが、
そこでもはっきりと二人が付き合うことになっってませんでしたねー
でもこの二人は将来付き合ってそのまま結婚しそうな気がするんだよなぁ。
縁が卒業式に漢字かな交じりの書でラブレター書いて渡しそうな気がする。

それと望月さんが決勝戦で試合をした相手は「帯をギュッとね!」の石塚夫婦の娘さんでしたね。
ここら辺の遊び心も面白かったです。

本当に面白い作品だったので終わってしまったのは残念でしたが、
素晴らしい終わり方だったので大満足です。
良い作品をありがとうございました!

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