その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2011/4/12 火曜日::

■[ラノベ]TVアニメ開始! でもシリーズ完結!「電波女と青春男」8巻

電波女と青春男〈8〉 (電撃文庫)
著者/訳者:入間 人間
出版社:アスキーメディアワークス( 2011-04-08 )
文庫 ( 222 ページ )
絵師サイト:ブリキの砦

今月からシャフトによるTVアニメが放映開始なんですが、
何とこの8巻でシリーズ完結でタイミングが良いのか悪いのか。
まぁ、これもある意味、入間人間さんらしいのかもなー
とか思いつつ、同時刊行のSF版も気になっている次第でして。

未来の国から僕らの為に来たのかさっぱり不明なリトルスマキンですが、
エリオに比べて高性能なリトルスマキンに促されたり追われたりと、
そんな騒動をかましつつ最後にはまたもや海に向かって自転車で全力疾走と、
青春してるんだかSFしてるんだか良く判らない状態で突っ走る訳ですよ。

前川さんを一気に赤面させたりリューシさんといちゃこらしたりするけど、
まぁ、個々人のエンディングは前巻を参照とばかりに、
今回はウチュージンだったりリトルスマキンだったりで忙しいのですよ!
あと、女々ちんは相変わらず女々ちんでした。

布団ぐるぐる巻き女というよく判らないヒロインが初っ端から出てきたり、
途中ラブコメしたりむーいむーいしたりしながら宇宙にアレしたりしましたが、
結局よく判らないなりに何となく納得させられてエンディングを迎えた気分です。
まぁ、謎が謎のまま終わるってのもこの作品らしいのかもなー

:: 2011/3/24 木曜日::

■[ラノベ]待てるか、間に合うか?「ゴールデンタイム2 答えはYES」

ゴールデンタイム2 答えはYES (電撃文庫)
著者/訳者:竹宮 ゆゆこ
出版社:アスキー・メディアワークス( 2011-03-10 )
文庫 ( 280 ページ )
作者サイト:Passing Rim

一気に読んでしまいたいけど、待望の続刊ということでじっくり読み進めてましたが遂に読了。
今回も竹宮ゆゆこさんらしく、自分の大学生時代を思い出しながら共感することしきりでした。
単位の取り方と履修登録でミスったり、中国語の四声の発音だったり、
サークルの先輩たちが語る、もとい嘆く就職戦線異状ありな場面だったりと、
共感することでもって、物語の世界に没入させる手腕はホント竹宮ゆゆこさんの独擅場だと思います。

幼馴染みの光央にフラれたゴージャスお嬢様な香子と、
フラれた直後の香子に告白して即座にフラれた主人公の多田万里。
しかし、記憶喪失前の多田万里はリンダ先輩と付き合ってたみたいなんだけど、
リンダ先輩はそんなことをおくびにも出さずに多田万里と絡んできて…
と、錯綜して連鎖する人間模様が燦めいていて魅了されまくりです。

特に香子はオープンに前向きにGOGOを標榜してフった相手である多田万里と親友として付き合い、
一緒にスタバ行ってダベったり、一緒のサークルで仲が良かったりしつつも、
相変わらず光央関係で多田万里ともども読者を振り回してくれる困ったヒロインさん。
そして、懲りずにシナリオを描いてるんだけど、
もう待てない、と言った多田万里を力ずくでルール違反を犯しても追いかけて。
最後にはみっともない姿になりながらも捕まえる所は、何というか魅力があったなぁ。

そんな香子が憧れると言っていたリンダはある意味香子と対照的で。
記憶喪失前の多田万里を待たせすぎたが故に、多田万里という人格を失ってしまったんですよね。
香子のこともあり、酔いがまわって自暴自棄になった多田万里の独白を聞き、
ショックを受けるリンダはこつえーさんのイラストも相まって凄かったなぁ。
ここにきてリンダと香子と多田万里の三人の人間関係が面白くなってきましたよ。

しかしミニマムな生き物の岡千波は…、割りと悪女だよね…(笑

:: 2011/3/18 金曜日::

■[ラノベ]とある脇役の雑草根性「新約 とある魔術の禁書目録」1巻

新約 とある魔術の禁書目録 (電撃文庫)
著者/訳者:鎌池和馬
出版社:アスキー・メディアワークス( 2011-03-10 )
文庫 ( 424 ページ )
絵師サイト:rainbow spectrum

新約と冒頭に付き、巻数がリセットされた禁書目録ですが、
時間軸的には前回の第三次世界大戦後であり、上条さんが消息不明になってからで、
舞台は学園都市であり、主人公は浜面と一方通行の二人で、
ヒロインはロリなフレメアという次第であります。

いやー、しかし今回の悪役である「新入生」が何というか…
そのー、小悪党だったなぁ、という感がバリバリでした。
まぁ、実際のトコロこれからを考えると前哨戦にもならないですが、
それにしたって学園都市の闇の中ではしゃいでるだけに見えて、
そりゃ浜面にやられるのも当然だよな、と。(笑

しかし、世界大戦が終わってからアイテムの面々、もとい麦野がデトックスしたというか。
義眼や化粧とかでかつての美貌が戻った上に性格も随分温厚になりましたね。
番外個体もアオザイ着て可愛らしいし、ヤンデレの健全化が著しいですな!
それに反して、出番が僅かだったシスター服だったりビリビリ中学生は病みそうでしたが。

ともあれ、浜面と一方通行の二人が出会い共闘し、
ラストで待ちに待ったあの人が出てきて、次回から本編という感が漂いまくりです。
次回は先ずはシスター服やビリビリ中学生に折檻されることから始まりそうですが、
それはそれで楽しみだったりします。(笑

:: 2011/2/14 月曜日::

■[ラノベ]これは花田勝の物語「神様のメモ帳」6巻

神様のメモ帳〈6〉 (電撃文庫)
著者/訳者:杉井 光
出版社:アスキーメディアワークス( 2011-02-10 )
文庫 ( 383 ページ )
作者サイト:杉井光・公式サイト NEET TEEN
作者twitter:岸田メル (mellco) on Twitter
絵師サイト:迷子通信
絵師twitter:岸田メル (mellco) on Twitter

ミンさんが母方の実家である香港マフィアの跡目相続とそれに絡んだ婚約騒ぎで、
ヒロさんが本気でミンさんの婚約をぶち壊す話の「はなまるウエディング」
ヒロさんのヒモの先生であり、アリスの大叔父であるジゴロ先生に見込まれた、
天然ジゴロのナルミに降りかかる災難と詐欺師話術が見られる「ジゴロ先生、最後の授業」
今回はこの2本なんですが、前者がメインで後者は書き下ろしの短編となっていまして、
そのせいで350ページ前後というボリュームになっておりかなり読み応えがあります。

それにしてもミンさんの実父である花田勝は本当に凄い。
「はなまるウエディング」は冒頭で花田勝の物語と述べられていたけど、正直半信半疑でした。
ミンさんがヒロインポジションで、ヒロさんがヒモなのに本気で身体を張って頑張ってるし、
何よりいつも通りナルミの詐欺師じみた機転も全速回転してたというのに、
それすらも凌駕する花田勝の命懸けの愛情には感服させられました。
本当に、花田勝の物語でした。

それにしても本当にナルミってばジゴロだよなぁ。
お陰で天然ジゴロな台詞に赤面しまくりで動転しまくりなアリスを見られて眼福ですが、
それが彩夏やマオたちに発揮されないのは、それも天然故なのでしょうか。
しかし彩夏は日常を感じさせる癒しキャラだけど、ナルミにとっては傷口に塩かも。
まぁ、そこが面白いんですが。(笑

ヒロの師匠であるジゴロ先生にまで見込まれたナルミの明日はどっちなんでしょう。
ヒロにミンさんというオンリーワンの女性が出来たように、
ナルミにもオンリーワンの女性がそう遠くないうちに出来ると思うんですよね。
多分その女性はいつも身近に居て、不思議の国のアリスのコスプレが似合うと思うんだ。

:: 2011/2/11 金曜日::

■[ラノベ]お、お背中お流しします!「ロウきゅーぶ!」7巻

ロウきゅーぶ!〈7〉 (電撃文庫)
著者/訳者:蒼山 サグ
出版社:アスキーメディアワークス( 2011-02-10 )
文庫 ( 335 ページ )
作者サイト:さぐちきん。-蒼山サグ 個人ページ-
作者twitter:蒼山サグ (SagAoyama) on Twitter
絵師サイト:てぃんくる 公式サイト Piece Gardien

最近スポコンから遠ざかっていた感があった「ロウきゅーぶ!」ですが、
この7巻ではいつも通りのロリ萌えは勿論ですが、熱血モノとしての盛り上がりもありました!
しかも今回は女バスのみんなだけでなく、コーチの長谷川昴が成長するという、
いつもと違うだけに新鮮味がある面白さでした。

夏休みの最後に合同試合をする為に場所の下見をしに行った所で、
隣の県の女子中学生に絡まれたことから始まり、
中学時代の昴と因縁がある相手が出てきて敗北→リベンジに向けて特訓という、
少年ジャンプに載ってそうな王道展開でぐいぐい読まされましたよ!
お陰で凄く寝不足になりました。(笑

実力差がありすぎる相手の3on3を1週間でリベンジする為に、
昴との連携で緊張する智花をリラックスさせる為にお泊まりとか、
理由は判るけど、ニヤニヤせざるを得ない展開とか最高でしたね。
愛莉も実兄であり、昴の同好会新メンバーの名センターでもある万里が出てきて、
妹キャラとしての魅力を見せつけてくれて萌え度が急上昇しました。
いやー、身長高いかも知れないけどマジで可愛いよ愛莉。
こんな妹が欲しかった…!

女バスを鍛える中で自分も一皮剥けた昴とかスポコンとしての面白さを見せつけ、
流石アニメ化するだけのものがあると思わされました。
いやー、いつも面白かったけどこの7巻はその中でも特に当たりだったなぁ。
これからアニメ化で盛り上がると思うので新学期が書かれるであろう次巻も楽しみであります。

:: 2011/2/9 水曜日::

■[ラノベ]もうちっとだけ続くんじゃ「アクセル・ワールド 7 災禍の鎧」

アクセル・ワールド〈7〉災禍の鎧 (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキーメディアワークス( 2011-02-10 )
文庫 ( 301 ページ )
作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:川原礫 (kunori) on Twitter
絵師サイト:天才卓球少女
絵師twitter:HIMA (himapo) on Twitter

マジっすか、またっすか。
いやいや、2巻連続で続編になるとは思いもよりませんでしたよ…
読み進める内に、残りのページ数から考えて予感はありましたけど、
マジで最後がつづくになった時はしばし呆然としましたよ。
レイニー止めが2連続で続くとかどんだけ…

初っ端から災禍の鎧、クロム・ディザスターがこの世に誕生した過去の記憶が回想されたんですが、
そこで語られたのは儚くも切なる祈りに似た太陽の色の夢を持ちながらも、
人の悪意によって塗りつぶされたクロム・ファルコンとサフラン・ブロッサムの物語で…
ハルユキことシルバー・クロウとクロム・ファルコンが名前含めて近い存在だけに、
読んでて凄く切なかったですね。

帝城内部の探索に明かされる七星外装に暗躍する加速研究会の存在と、
気になる要素がてんこ盛りなだけに、8巻待ちってのが本当に辛いですね…
しかし加速研究会はホントに初期から暗躍してたんですね。
何か一人は純色の七王との繋がりもありそうだし、浄化できたとしてもまだまだ波乱がありそう。

そしてここ最近、出番がなかったタクムの見せ場が始まる訳だけど、
出番がダークな所をまざまざと見せつける場面だったりと少々憐れな感じも…
アクセル・ワールドって全体的に人の負の面を見せる所が多いような気がします。
特に人の狡猾で卑怯で矮小な部分が見事に抽出されていて、
中々にエグいなぁ、と。

それはそうと、今回の新キャラであるトリリード・テトラオキサイドを、
英語で書くとtrilead tetraoxideになると思うんだけど、
普通に読んだらトリレッド・テトラオキサイドな気がするんだけど、違ったっけ?
しかもそれが青系統の色とか帝城の件も含めて謎が深まりますな…

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