殆ど死んでいるさんの「異世界おじさん」3巻は10月21日発売!
セガ公認メガドラミニ番外編も収録なるか?
:: 2018/4/18 水曜日::

■[ラノベ]狂戦士の休暇「ログ・ホライズン 11 クラスティ、タイクーン・ロード」

転移現象に巻き込まれヤマトサーバーから姿を消していたクラスティ。
彼は記憶を失くし、魂冥呪というバッドステータスを付与され、
中国サーバーの仙境で放蕩者な休暇を満喫していた…
そこに中央アジアを踏破してきたカナミたちがやってきて…

ログホラ久しぶりの新刊はクラスティが主人公の外伝です。
ただ、クラスティが主人公というよりも、
古来種であるエリアスの方が主人公っぽいかもしれません。
こう、自らの存在理由に苦悩する姿とかとても主人公してましたし。

それを言ったら、苦悩し、洗脳されたエリアスに対峙したレオナルドも主人公なんだよなぁ。
うん、やっぱりログホラはみんなが主人公の群像劇だと思います。
レオナルドとか特にニューヨーカーらしい思考回路してて、
本当に個性が立ってますし、そういうところは凄いと思わされますよ。

あと、ヒロインはやはり花貂でしょうか。
守られキャラだし、甘い物好きでクラスティになついてるとことか可愛いし。
やっぱり造形まで含めて可愛いし。(二回言った)
ただ、片腕になってまでクラスティの傍らに侍っていた三佐さんも大概アレだな、と思いました。

こりゃ、ヤマトサーバーで大人しく待っているはずないよね…
どう考えても迎えに行くよ…
リーゼと二人して中国サーバーにやってきそうだなぁ…(笑

:: 2017/12/21 木曜日::

■[ラノベ]21世紀から転生したら奈良なのである「ブラック・トゥ・ザ・フューチャー 坂上田村麻呂伝」

日系三世の黒人警官マール・タムラはマフィア捜査中に殉職。
そして神とブッダに出会い、転生させられることになるんだけど、
何故かその場所が奈良時代の武門の家、坂上家で…

「異世界から帰ったら江戸なのである」や「オール・ユー・ニード・イズ・吉良」といった、
時代考証が無駄に凝った(褒めてます)小説を書く左高例さんの作品です。
積んでたんですが、仕事が一段落ついたので一気に読破した次第であります。
しっかし、相変わらず突拍子もないけど史実と微妙に合致した設定と展開のオンパレードで、
読んでてひたすら楽しかったです。(笑

坂上田村麻呂黒人説という、割りと与太な話を軸に物語が構成されてるんですが、
転生したマールの、人生前向きハッピーに生きる生き様と、
同じく転生してきた高子のTSエンジョイハッピーワイフっぷりが楽しかったです。
レイバンのサングラスとか唐突にネタをぶっ込んできたり、
もうわけがわからないけど、それもまた良し!(笑

「オール・ユー・ニード・イズ・吉良」もそうだったけど、
途中は読んでて楽しいんだけど、終盤は謎の感動を味わってしまうから凄い。
田村麻呂が最後の出陣をする時の周囲の反応とか見てると、
何というかこう、グッとくるものがあるんだよなぁ…
これが、格好良い男というものなのかしら…

何はともあれ面白い作品でした。
惜しむらくは洋画に詳しくないので、洋画ネタの殆どがわからなかったことかな…
流石に「バック・トゥ・ザ・フューチャー」はわかりましたけどね。(笑

:: 2016/5/31 火曜日::

■[ラノベ]幸せになる方法「火輪を抱いた少女 III 二つの太陽」

グロールを破ったアミルがホルシード帝国第四代皇帝となり、
ムンドノーヴォ大陸へ遠征し輝かしい未来が見えたような気がしたリベリカ大陸。
しかし実情は悲惨で、帰還兵が持ち帰った疫病に咎草、
そして星教会による反抗で遠征も膠着状態に陥り、
遠征費を負担している南北コインブラ州は疲弊し…

「驕る平家は久しからず」の言葉通り、あっという間に凋落の気配を見せるアミルと、
アミルの甘さによって命を長らえて雌伏の時を過ごしたエドガーとノエルたちが、
コインブラを電光石火の勢いで取り戻すだけでなく、
バハール州へも攻め入る展開は痛快でしたね。
エドガーが父グロールの同じ轍を踏まないように全面的にノエルを支持することで、
イル教徒たちと反目しそうになった時はヒヤヒヤしましたが、
イルヴァンたちが勇者や死神に酷い目に合わされていた過去のお陰で何とかなった時は、
前作と前々作を知っているとニヤリとしました。

ただ前作と前々作の少女たちに比べてノエルは結構マシなんですよね。
クレイジーでサイコで敵には容赦無いんだけど、敵認定する前に猶予があったり、
何より過去の敗北から学習して成長したりしますからね。
成長の伸び代は武力というよりも人心掌握とかそっち方面がメインなんですけどねー

それにしてもWeb版と違ってドルカスが生き残ったのは意外だったけど、
ノエルという主人公像を考えるとこれはこれで有りなのかな、と思います。
そしてWeb版に比べて流刑地アンドロメダさんのお陰で、
リグレットの卑屈さと醜悪さが際立ってて最高でしたね!
実弟のロイエに対する蔑みと愉悦混じりの表情とか素晴らしかったです。(笑

:: 2016/3/19 土曜日::

■[ラノベ]美しい花には業火な毒がある「火輪を抱いた少女 II 悪鬼」

火輪を抱いた少女II 悪鬼
著者/訳者:七沢 またり
出版社:KADOKAWA/エンターブレイン( 2016-02-29 )

作者サイト:七沢またり
絵師pixiv:「流刑地アンドロメダ」のプロフィール [pixiv]
絵師twitter:流刑地アンドロメダ(@korera001)さん | Twitter
Kindle版:火輪を抱いた少女II 悪鬼< 火輪を抱いた少女>

2巻では第一部完といったところでしょうか。
冒頭から盗賊に扮したバハール兵を相手に五寸釘で拷問という、
SAN値が上がりそうな展開で始まりますので、
耐性がある人にのみオススメしたい作品です。

主人公のノエルは見た目は良いのでドレス姿とかは美しいんですが、
戦闘行動とか色々と容赦無いので凄惨な状況ばかりというか…
バハール兵から悪鬼と呼ばれるのがしっくり来るんですよね。
戦闘以外では日向ぼっこが好きなだけのただの少女って感じなんですが…

そんな彼女が劣勢のコインブラを勝たせるため、
敵の策を見破り乾坤一擲の策を打とうとしているのに、
敵の離間工作にまんまとハマって身動きが取れなくなるのは辛いなぁ。
全てを悟った時のグロールの様子を見てると、
胸のすく思いもあったけど、それ以上に寂寥感を感じました。
それは実の弟に手玉に取られる兄の姿が憐れあったからでしょうか…

この2巻だけだとバッドエンドです。
表紙からして悲劇を物語っていますからね。
ただ、次の3巻でどんでん返しが待っています。
とはいえ単純にハッピーエンドになるわけではなく、
必ずしも後味が良い終わり方ではないけれど…
面白いので是非3巻も読んで欲しいですね!

:: 2016/3/18 金曜日::

■[ラノベ]クレイジーサイコデストロイヤー「火輪を抱いた少女 I 晴れのち地獄」

火輪を抱いた少女1 晴れのち地獄
著者/訳者:七沢またり
出版社:KADOKAWA/エンターブレイン( 2015-11-30 )

作者サイト:七沢またり
絵師pixiv:「流刑地アンドロメダ」のプロフィール [pixiv]
絵師twitter:流刑地アンドロメダ(@korera001)さん | Twitter
Kindle版:火輪を抱いた少女 I 晴れのち地獄

いつも通りの七沢またり作品です。
破滅的な強さを持つ狂った少女が敗色濃厚な軍に所属して戦うという、
クレイジーサイコデストロイヤーノベルです。
ただ今回は全3部作になりそうなところがいつもと違います。

リベリカ大陸全土に覇を唱えるホルシード帝国。
太陽帝を称する皇帝の命により極秘裏に進められていた黎明計画。
それは不老不死を願った三代皇帝ベフナムによる子供を使った人体実験で、
狂った研究者によってたった一人の成功例以外は全員死んでしまう。
しかしもう一人、墓穴の中から不良品と蔑まれていた少女が蘇ってきて…

人体実験と少年兵訓練の失敗作ながら圧倒的な武を持つことになった少女・ノエルが、
皇子同士の帝位争いの戦争に巻き込まれながら、
そこで強かに生き残るだけでなく、仲間を作りながら幸せを求める物語です。
仲間は手厚く守りながら、敵には容赦なく鉄槌を振り下ろす。
そして約束は絶対に守るというちょっとネジが外れた少女の物語。

読者からすると誰が裏切り者かわかるので、
斜陽のコインブラ州太守であるグロールの道化っぷりが際立ちますが、
そんなグロールの下でも才覚を示して頭角を現すノエルが格好良いんですよね。
元仲間だけど裏切って外道に落ちたら容赦なく断罪するという、
果断なスタイルも狂気と紙一重の格好良さも魅力の一つだと思います。

ちなみに前作「勇者、或いは化物と呼ばれた少女」前々作「死神を食べた少女」と同じ世界観、
より詳しく言うと隣の大陸のお話ですので、
両方を知っているとより楽しめますので、
この作品を読んで興味を持った方は是非そちらもどうぞ。

:: 2016/1/11 月曜日::

■[ラノベ]江戸も人生も太平なのである「異世界から帰ったら江戸なのである」第参巻

終わってしまった…
一応、第一部完ということなので続きが出る可能性もありますが、
Web連載の方も第一部完で終わってしまったので、
どちらにしろ当面の間は新作に触れることが出来ない訳でして、
ファンとしては大変に悲しいです。

時代小説とラノベのテイストをミックスさせた上に、
パロネタをてんこ盛りにした変な作品なんですが面白いのですよ。
七夕の日に玉川上水を引いている長屋の井戸掃除をする江戸の暮らし描写は興味深く、
異世界時代の魔女に覚醒する前のイリシアとの出会い、
そして長年付き合っていた告死妖精クルアハとの別れは切なくてですね!
どのネタも面白いんですよ!

それでいてお八ちゃんの恋する乙女のラブコメっぷりが可愛いし、
石燕の残念喪女っぷりも一周回って可愛いと思えちゃいますしね。
まぁ、九郎は割りとヒモっぽいというか実質ヒモな上に、
見た目は中学生だけど中身は95歳の老人で不能なので、
ラブでコメる進展がほぼないんですけど、それすらも面白かったです。

とても好きな作品なだけにこれで終わるのは残念で仕方ないですが、
もしこの書籍版を読んで続きが気になった人は是非ともWeb版を読んでみてください。
100話以上続いている上にそこそこキリが良いところで終わってますので、
ある程度は満足できると思いますですよ。

まぁ、正直言うとバカ売れして急遽第二部が始まってくれるのが一番嬉しいんですけどね!

:: 2015/10/31 土曜日::

■[ラノベ]シロエの決断「ログ・ホライズン 10 ノウアスフィアの開墾」

ログ・ホライズン10 ノウアスフィアの開墾
著者/訳者:橙乃ままれ
出版社:KADOKAWA/エンターブレイン( 2015-09-30 )
作者サイト:m2lade JAM
作者twitter:橙乃ままれ(@marmalade_macro)さん | Twitter
絵師サイト:instantGarden
絵師twitter:hara(@harapand)さん | Twitter

ミノリが持ち帰ったロエ2からの手紙と、
ゲームには居なかった<典災>という新種モンスター
少しずつエルダーテイルという世界の真相に近付きながらも、
アキバだけでなく冒険者全体と大地人同士の諍いと、
問題は多く、シロエは悩み迷うんだけど…

というわけでログホラのアニメ2期の方が先になったけど、
原作の方も第2部完結的な10巻が出たぞー
内容としてはアニメとほぼ同じなんだけど、
流石に原作の方が説明とかが多くて判りやすくなっているし、
何より各スピンオフとの連携が見事なのです。
やっぱりこの物語は群像劇なんだなぁ。

初めはどうなることかと思ったけど、
最後はシロエが主人公らしくきっちりと良い所を見せてくれたのが良かったですね。
特にアカツキとの連携がバッチリはまってるのが最高でした。
かつてはにゃん太班長とシロエがやりながらも自分ではできないと言っていたアカツキが、
それをシロエと打ち合わせなしにやったという所がグッときますね。
成長してるんだなぁ。

シロエは作品内で語られている通りクラスティみたいに特別優秀な人ではないんですよね。
5割凡人というのは言い得て妙だと思います。
ただ、凡人だからと悩みながらも歩みを止めずに地道に経験を重ね、
仲間を得たりした結果として今のシロエがあるんですよね。
そしてそんなシロエを仲間たちは期待してくれているんだよなぁ…
うん、良いギルドだ。

しっかし、アニメで先に知ってたとはいえカナミが子持ちだったのは意外だったなぁ。
海外に移住した理由は予想通りだったけど、色々と斜め上でしたよ。
流石は茶会の中心人物だなぁ、と改めて認識しましたね。
これは振り回されていたであろうシロエたちも大変だったことでしょう。
やっぱり恋心はあったんだと思うんだけど、今回のこれで吹っ切れたでしょうね。
アカツキとミノリは今が狙い目だと思いますよっ
頑張れ、恋する乙女たちっ

:: 2015/6/4 木曜日::

■[ラノベ]鳥山石燕の告白「異世界から帰ったら江戸なのである」第弍巻

異世界から帰ったら江戸なのである 第弍巻
著者/訳者:左高例
出版社:KADOKAWA/エンターブレイン( 2015-05-30 )
小説家になろう:異世界から帰ったら江戸なのである
絵師twitter:ユウナラ(@yunar_Adori)さん | Twitter

Kindle版:異世界から帰ったら江戸なのである 第壱巻

私はこの作品がとても好きなのですが、
一般的に売れる作品であるかどうかの判断には正直自信がありません。
ですが、好きな作品なので売れて欲しいし、
今後とも続刊を期待しているのでみんなに読んで欲しいのです!

現代日本でカニ漁船に乗ってたら大時化&ロシアからの銃撃に遭い海に落ちたら異世界に迷い込み、
何だかんだで90歳近くまで過ごすも、少年時代の身体で今度は享保の時代に迷い込み、
そこで蕎麦屋に居候しながら呑んだりチャンバラしたりする九郎。
しかしてその実体は細くて長いヒで始まりモで終わるアレな感じなのである。

Web版は一話あたりが程よい長さなので、あのテンポはそれはそれで好きなのですが、
書籍版では改稿しまくりで数話を繋げて一章分にしたりしてます。
それでも中身の面白さは相変わらずでして、
初っ端から白い棒状の飴をなめているロリを見て悦に入る稚児趣味同心だとか、
人斬り大好き同心&若き道場主&九郎の三人による辻斬り24人の虐殺ショーとか、
割りとネタが盛りだくさんでクレイジーな内容に溢れております。

Web版に比べて変わった所は心なしか食事シーンが増えてるような…
今回のメインであるピザ作りはWeb版の通りなんですが、それ以外が増えてる気が…
あ、それとピザ作りの方ですが有りモノで何とかやりくりして、
それらしいピザを食べるシーンを読んでるとヨダレが出てきますね。
ピザは食べたいけど、一人暮らしだと中々手が出ないんだよなぁ。

それと今回も史実ネタが変わらず盛り込まれていたのは楽しかったです。
現代でも寝具で有名な「西川」が蚊帳の老舗として日本橋に店を出してたのは事実で、
東京西川公式サイトでも確認できますね!
それと個人的には天爵堂こと新井白石が確執のある大岡越前を揶揄して、
「無痔奉行」という本を出すネタは凄く好きなので書籍版でも載ってて良かったです。(笑
ちなみに大岡越前が痔主であったことはWikipediaでも確認出来ます。

重箱の隅をつつくような史実ネタを盛り込むギャグセンスと、
魅力が溢れすぎる個性豊かな江戸の人々を生み出す類まれなる筆力!
そのどれもが最高なので是非とも読んで欲しいですね!

ちなみに今回も異世界での話もあるんですが、
やはりロリババアエルフのスフィが可愛いんじゃよー
裏表紙のスフィを見てると大変に癒やされます。
このまま売れてIF外伝も書籍化されないかなー
されると良いなー

:: 2015/4/9 木曜日::

■[ラノベ]カワバンガー!「ログ・ホライズン 9 カナミ、ゴー! イースト!」

ログ・ホライズン9 カナミ、ゴー! イースト!
著者/訳者:橙乃 ままれ
出版社:KADOKAWA/エンターブレイン( 2015-03-27 )

アニメ2期も無事終了したログホラの最新刊ですが、
元々Web版だとかなり早い時期に掲載されていたんですよね。
具体的にはアニメ1期放映分の直後くらいには掲載されていたんですが、
大人の事情で削除され、その後再掲載されてこの度刊行された次第であります。

シロエたちが所属していた「放蕩者の茶会」の実質的リーダーだったカナミが、
リアルで海外に行ったがために「茶会」が解散したことが明らかになった訳ですが、
この9巻で彼女の破天荒さを見せられたら色々と腑に落ちるものがありますねー
あのカリスマ性はクラスティとは違うモノですが、
ギルドとは違った集まりで在り続けた理由もまた垣間見えた気がします。

そしてそんなカナミが出会って一緒に日本への旅する仲間たちが濃い!
元ニューヨーカーのレオナルドは格好は奇抜すぎるけど普通の冒険者なのに、
エリアスは「古来種」でレベル100な上に、
コッペリアはまさかの資金回収botですからね。
MMOで避けて通れないbotというものにこういった形で出会うことになるとは…
日本サーバーに向かう必要性とか含めて、
やっぱり橙乃ままれさんの作品は物語全体の構成が面白いなぁ。

アニメ2期が終わり単行本どころかWeb版すら追い越した訳ですが…
果たして物語はいつ完結するのか。
色々気になるけど、Web版で追いかけつつ単行本化を楽しみに待ちたいと思います。

:: 2014/11/29 土曜日::

■[ラノベ]江戸食客怠惰譚「異世界から帰ったら江戸なのである」第壱巻

異世界から帰ったら江戸なのである 第壱巻
著者/訳者:左高例
出版社:KADOKAWA/エンターブレイン( 2014-11-29 )
小説家になろう:異世界から帰ったら江戸なのである
絵師twitter:ユウナラ(@yunar_Adori)さん | Twitter

異世界転生俺TUEEEEばかりだと思われている小説家になろうですが、
意外とそのジャンルは広く、時代小説ジャンルもあったりするのですが、
その中でも風変わりすぎる作品がこの「異世界から帰ったら江戸なのである」であります。

内容はぶっちゃけタイトルそのまんま。
現代日本からひょんな事から異世界に行き、
そこで数十年過ごしてジジイになるも魔女によって若返ってショタになり、
そして魔王の手で元の世界に戻ってきたと思ったら時代が250年ずれていたという、
設定自体は盛りまくりなんだけど、あんまりそこら辺は気にしなくてOKな内容です。
見た目はショタ! 中身はジジイ! の枯れた九郎が、
処女未亡人で眼鏡で巨乳で妖怪画家の鳥山石燕に気に入られて半ばヒモ的な生活をして、
真っ昼間から酒を飲みまくる時代小説風味な日常系コメディです。
うん、この説明じゃわけわかんないね!
でも、すっごく面白いんだ!

時代小説とライトノベルのコラボレーション的な作品ですので、
江戸時代の蘊蓄も割りと入ってくるんですが、
その蘊蓄の内容が葛飾北斎の18禁PNが「鉄棒ぬらぬら」だったりと、
嘘のような本当のコメディ色120%なネタが多く、
時代小説を読まない人にも面白く感じられると思います。

また、まだ1巻ということで石燕以外のキャラは顔見せ程度でしか出てこないけど、
陰間(男の娘)な玉菊に、稚児趣味(ロリショタ)同心の利悟に、人斬り大好き同心の影兵衛と、
顔見せだけで十分にキャラの濃さが判りまくるので問題ないかと。
2巻以降では更にキャラの濃さが滲み出る上に新キャラも多数出てくるので、
そちらも楽しみであります。

ちなみにWeb版からは話の順番が変わったり、異世界での話もプロローグ的に挟まれてますが、
大きくは変わってないように見えて、実はヒロインの石燕がかなり変わってます。
残念度はあまり変わらないけれど、まるで正ヒロインの如き扱いになってる気が…!(笑
これも書籍化に伴い、イラストがついた恩恵なのかもしれない。

兎にも角にも、私はこの作品のことが好きで好きで、すきで…
現在小説家になろうで連載されている作品の中では一番のお気に入りなので、
まずはWeb版からでも良いので是非とも読んで欲しいです。
面白いよ!

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