僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2020/12/14 月曜日::

■[漫画]どんな悪人にも贖罪を「るろうに剣心 ─明治剣客浪漫譚・北海道編─」5巻

粗悪な数打ち刀の”雅桐刀”が出回ることで治安が悪化した小樽。
その”雅桐刀”の出どころがわからずに途方に暮れる剣心たちだったが、
三馬鹿がその元締めとなる雅桐を突き止める。
そして三馬鹿に案内されて剣心たちが面通しした相手は…

脱獄した武田観柳だった…!w

いやー、驚きましたね!
雅桐刀とい名前だけでは全然ピンときませんでしたが、
フルネームが雅桐倫俱(ガトウリング)と言われた瞬間にピンと来ましたよ!w
くっそー、これはわからなかったなぁ。

阿片密売でとっくに死罪になっていると思っていた武田観柳ですが、
形振り構わない私財のバラマキでギリギリで九死に一生を得て、
脱獄できたと思ったらコツコツ貯めた小銭で商売を起こして成り上がるとか、
中々にたくましい男ですよ…!

一応、以前のやらかしで懲りていて、違法ではなく脱法に舵を切っていますが…
まぁ、この漫画の主人公である剣心からして人斬りが不殺に舵を切ってるからなぁ。
過去にどんなに償えないほどの罪を犯したとしても、
罪を償い続けながら幸せになることができるというのはこの作品の一つのテーマだと思うのですよ。
再集結した十本刀たちも正にそういった集まりですし、
武田観柳にもチャンスが与えられるのは悪いことではないと思うんですよね。
悪いことをしたとしても、罪を償うチャンスは誰にでもあるべきです。(作者含め)

しかしこの後に四乃森蒼紫が合流したとしたら生きた心地しないだろうな…w

剣客兵器との戦いでは左之助が頑張ってくれましたが、
剣心の方は本当にスタミナがなくなってて衰えを感じましたね。
うーん、これからの戦いは大丈夫なのだろうか…

それと三馬鹿ですが中々良い仕事をしていますが、
その中でも阿爛は今までにない強かさを見せていましたが、
まさか武田観柳が弟子にしようとするとは…
阿爛の今後はどっちだ…!

:: 2020/10/20 火曜日::

■[漫画]ラブコメの王女様「冒険王ビィト」15巻

冒険王ビィト15巻冒険王ビィト15巻
出版社:集英社
原作者名:三条陸
作者名:稲田浩司
紙書籍通販:冒険王ビィト (15)
Kindle版まとめ買い:冒険王ビィト
DMM電子書籍:冒険王ビィト (15)

キッスの罪を償うためにグランシスタへ到着したビィトたち。
そこで迎えてくれたのはミルファの父にして国王だけど、
どうやらミルファの想い人がビィトだと勘違いしたままで…
そして凶刃ヒスタリオはビィト特攻のゾンビを連れて侵攻しており…

連絡手段が乏しい世界では情報の伝達というのは難しいものですよね。
しかもそれが恋愛だと尚更ってなものです。
勝手に勘違いして勝手に盛り上がって勝手に落胆しているだけなんですが、
それでも、まぁ、可哀想ではありますよね…
というか、そもそもキッスが煮え切らないのが悪いというか…
そもそもミルファが強引なのが問題な気もしますが…w

そしてヒスタリオが攻めてきましたけど厄介ですね。
不死身という特性も厄介ですが、ビィトの心を攻めてくる方法が殊更に厄介ですよ。

心の底から慕っている相手をゾンビ化して手駒にするとか、
流石は魔人、マジ鬼畜。
しかも単なる操り人形ではなく、過去の記憶もきちんと持っており、
自我もちゃんとある、洗脳に近い状態とは厄介 of 厄介ですよ。

本国という最高の戦力が揃っている場所でも不意を突かれるんだから、
ヒスタリオが狡猾なところを褒めるべきなのかもしれませんが、
そもそも国王が私情にかられてキッスを幽閉してビィトと分断したから、
ヒスタリオの奸計にハマったとも言えるわけで…
うーん、国王の責任もわりとある気がしないでもないですね…

翼の騎士が参戦することで攫われたビィトの奪還に光明が見えたかと思いきや、
ヒスタリオは予想以上に用意周到みたいでまだまだ気を緩めることができませんね。

:: 2020/5/27 水曜日::

■[漫画]地獄で育まれるモノ…「るろうに剣心 ─明治剣客浪漫譚・北海道編─」4巻

元寇で活躍した鎌倉武士の末裔という劍客兵器が実戦経験を積むために北海道で繰り広げる実検戦闘。
その暴挙を止め、劍客兵器という組織を尋問するために、
幹部である凍座と戦うことになった剣心だが…

相変わらず見せ方が上手いですねぇ…
実際にはありえない、水上歩行なんて見せられたら「おぉっ!?」って驚いちゃいますよ。
物理法則に反してても剣心なら出来ちゃっても不思議ではないな…
と思うんですよね。

達人同士の戦いというのはやはり見所があるものなんですが、
そもそも戦う必要があるのか? という発案をしてくる永倉新八は流石ですね。

まぁ、諸外国に対して備えようというのは明治政府の方針と反してないですからね。
別に内戦しなくても良いじゃない、というのもわからないではないです。
とはいえ、それですんなり共同歩調を取れれば良いんですけどね…
確かに十本刀とか明治政府に取り込まれている面子がいますけど、
それも一度戦ったからこそだものなぁ。

剣心の健闘で次に騒動が起こる場所がわかったけど、小樽ですか。
今では高速道路も鉄道もあるけれど、当時は馬が主な交通手段なんだなぁ。
とか変なところで感心してしまいますが…
わりと物騒な場所っぽいので、剣心が復調するまで左之助には頑張って欲しいですね。

:: 2019/8/6 火曜日::

■[漫画]集うかつての宿敵たち「るろうに剣心 ─明治剣客浪漫譚・北海道編─」3巻

薫の父、越路郎を探しに北海道にやってきた剣心たちだったが、
鎌倉武士を源流に持つ劍客兵器たちの騒動に巻き込まれることに。
実検戦闘を防ぐためには剣心と左之助だけでは手が足りず、
もっと強者が必要になるが…

より大きな敵を前にして、
かつて敵だった相手が集結するという展開は少年漫画のお約束ですが、
前作からのファンからするとやはり胸が熱くなりますね。
十本刀の中でも生き残って明治政府に囚われているのがいるのは分かってましたが、
“刀狩”の張はともかく、“大鎌”の鎌足はわりと信頼できそうな気がします。
信頼という意味では安慈和尚が一番ですね。

左之助が言う通り獄中でも筋肉が衰えないあたり、
ちゃんと鍛錬は欠かしてなかったんでしょうね…
うーん、その朴訥さというか、生真面目さはなんとも安慈らしい…
その性格からして無辜の民が傷つけられるのを看過するはずがないので、
命を賭けて戦ってくれそうです。

そして十本刀の中でも屈指の実力者であった瀬田宗次郎。

全国フラフラしてるから合流できるか不安でしたが、
明治政府が意外と仕事してるお蔭であっさり捕獲できたのにはちょっと驚きました。
実力の方も天剣の名に恥じないものを維持しているようで頼もしい限りです。

そしてそして…!
北海道編と言えば幕末に詳しい人ならみんな予想していたと思いますが…!

新選組二番隊組長の永倉新八が登場…!
ゴールデンカムイにも出てきてましたが、
やはり幕末から明治にかけての北海道を舞台にした作品なら出てこないはずがないですよね。
予想以上にチャランポランな性格でしたが、
これはこれで有りだなぁ、と思います。

四乃森蒼紫や比古清十郎といった剣心側の面子は揃ってませんが、
劍客兵器はそろそろ動き出しそうですので、
次巻あたりでバトルが始まりそうです。
はたして、誰がどう戦うのか…
るろ剣を読んでた昔の気持ちを思い出しますね。

:: 2019/6/19 水曜日::

■[漫画]幸運の使者と不幸の不死者「冒険王ビィト」14巻

冒険王ビィト14巻冒険王ビィト14巻
出版社:集英社
原作者名:三条陸
作者名:稲田浩司
Kindle版:冒険王ビィト (14)
Kindle版まとめ買い:冒険王ビィト
DMM電子書籍:冒険王ビィト (14)

バロンを撃退し、休息と修行に明け暮れるビィト戦士団。
そんな所にミルファを信奉するNo.1バスターのガレルが訪れ、
ミルファの好きな人と誤解されたビィトが決闘を挑まれる。
一方、キッスとミルファの二人はラブコメしていて…

2年半ぶりの新刊ですが、まずは無事に出たことを喜びたいですね。
稲田浩司さんの体調が悪化しないことを第一にして、
ゆっくりで良いから続けてもらえるのが一番です。
ダイの大冒険からのファンとしては、いつまでも元気でいて欲しいですし。

ダイの大冒険と言えば、ダイとビィト、ポップとキッスが連想されますが、
お相手のヒロインであるレオナとマァムは逆というか。
ビィトの相方であるポアラは格闘スタイルがマァムみたいだし、
キッスに惚れてるミルファは今回判明した通り王女様だからレオナみたいなんですよね。
まぁ、肉体言語に訴えるところはマァムっぽいけれどw

それにしても肉体言語を使って捕獲して逃げられないようにするとか…
ミルファ… 恐ろしい子…!

そんなミルファを崇拝しているガレルに、
ミルファの想い人がキッスだと知られたどうなるのか…
いやはや、キッスにはお父様への挨拶だけでなく、
試練が山盛りで待ってますね!

少年漫画的にはビィトの強さが増す展開が面白かったです。
勘違いからとはいえ第一線で活躍するNo.1バスターとの真剣勝負とか、
そりゃ、レベルが引き上げられるかのように強くなりますよ。
災い転じて福となすじゃないけど、ビィトも良い出会いをすることができましたね。

とはいえ、この後ビィトを狩るために出てくるヒスタリオとの出会いは最悪なものになりそうだなぁ…
ヒスタリオは戦闘力という意味では強くはなさそうなんだけど、
ライオの存在といい、とても不穏なものを感じるので…
うーん、心配です…

:: 2018/9/5 水曜日::

■[漫画]北へ…「るろうに剣心 ─明治剣客浪漫譚・北海道編─」1巻

るろ剣と言えばドラゴンボールの連載が終わって落ち目だったジャンプを支えた作品です。
また、作者の和月伸宏さんはアシスタントから尾田栄一郎、武井宏之といった人気作家を排出しており、
二重の意味でジャンプを支えてきた作家だと言えます。

るろ剣の後の「武装錬金」や「エンバーミング」もわりと面白かったけど、
残念ながらるろ剣ほどの長期連載にはならなかったのは悲しかったですね。
でも、昨年からるろ剣の続編である北海道編が始まったのには驚きました。
何しろ本編がとても綺麗な終わり方を迎えていただけに…
実写版が思いのほか良い出来だったのに触発されたとかもあるのでしょうか。

ただ、例の事件で書類送検されてから休載してまして…
今年の初めに略式起訴されてけじめがついたのか、
連載も復帰し、この度単行本が出た次第であります。

るろ剣はハッピーエンドを迎えた良い作品だっただけに、
どうやって続編を作るのかと思いましたが、
まさか、薫の実父が北海道で生きていたという設定を出してくるとは…!

当時読んでいた私もすっかり忘れていた父の死亡設定でしたが、
よく考えれば人誅編でも薫が偽装死していたし、
死んだはずが生きていた、というのは神谷家の血の因縁なのかもしれない…

この北海道編での新キャラはなかなか濃いですね。
志々雄一派の残党であり、無限刃を持つ明日郎。
外国人とのハーフであり自称文明開化の申し子、阿爛。
志々雄一派の生き残りかと思いきや、それだけではなさそうな紅一点の旭。
この3人を交えての北海道行きですが、
彼の地は斎藤一も出張るほどの事態が起こっているようで、
体力が衰えた剣心がどこまで頑張れるのか心配ですね。

左之助も再登場したことだし、続きが楽しみですよ。

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