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:: 2018/8/6 月曜日::

■[漫画]日常の桜「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」6巻

Fate/stay night [Heaven's Feel]6巻Fate/stay night [Heaven’s Feel]6巻
出版社:KADOKAWA
原作者名:TYPE-MOON
原作者サイト:TYPE-MOON Official Web Site
作者名:タスクオーナ
作者サイト:A/O LABO
Kindle版:Fate/stay night [Heaven’s Feel] (6)
Kindle版まとめ買い:Fate/stay night [Heaven’s Feel]
DMM電子書籍:Fate/stay night [Heaven’s Feel] (6)

「Fate/stay night[HF]」第2章は2019年1月12日公開、新ビジュアルも(動画あり) – コミックナタリー

劇場版第2章の公開日が決まりましたね。
第1章の出来がすこぶる良かったので期待値が高まりますが、
第2章と第3章はかなり雰囲気が暗くなることがほぼ確定していますので、
原作をプレイしていない方々は今から覚悟した方が良いかと思います。

さて、このコミカライズは展開的に第2章の内容までいってませんが、
非常に丁寧に作られているので満足感で言えば劇場版にも負けていません。
特にこの6巻での桜との日常風景はとても尊いものがあるので、
その尊さを噛み締めながら読んでました。

まずね、看病したいと言い出した桜が可愛い。
そして、士郎に頼られて満面の笑みを浮かべる桜が特に可愛い。
さらに、眠る士郎に対して「大好きです」と言う桜がなまら可愛い。
こんな日常がずっと続いたら良いのに…、と思ってしまうんですよね。
まぁ、ずっと続かないのがわかっているからこそ、この日々が尊く感じてしまうんですけどね…

他にもどら焼きのところでも桜の可愛さが出てましたよね。
遠慮とダイエットと美味しそうなどら焼きの間で揺れ動いてて可愛い。
こういった普通の女の子の一面を見せてくれるのが桜の魅力の一つだと思うんですよ。
英霊でもなく、魔術師でもなく、普通の女の子なんですよね、桜って。
人間臭さが溢れているからこそ、私は大好きなんです。

土蔵での私服桜のインパクトだったり、
「先輩になら いいです」の表情とか、本当に随所の桜が素晴らしかったです。
それだけにこれからの展開に戦々恐々ですよ。
まぁ、しばらくは大丈夫だと思いますが…

さて、次巻からしばらくは怒涛の展開になると思いますが…
はたしてどこまで進むのかな…?

:: 2017/10/28 土曜日::

■[漫画]解くだけでなく解かせる謎「氷菓」11巻

氷菓11巻氷菓11巻
出版社:KADOKAWA
原作者名:米澤穂信
原作者サイト:汎夢殿
原作者twitter:米澤穂信 (@honobu_yonezawa) on Twitter
作者名:タスクオーナ
作者サイト:A/O LABO
Kindle版:氷菓 (11)
Kindle版まとめ買い:氷菓
DMM電子書籍:氷菓 (11)

何か実写映画化されるみたいですね、氷菓。
元々の文庫からして実写化向きのレーベルだったとはいえ、
京アニ版から入った身としてはちょっと身構えるというか。
まぁ、面白いんだろうけど、多分観ないんだろうなぁ…
だって、私はそういう人種なんだもの。

さて、この11巻ではクリスマスからバレンタインのイベントまで収録されています。
クリスマスのイベントはBDBOX特典の短編だったんですが、まさか単行本に収録されるとは。
まぁ、面白い作品だっただけに多くの人に読まれるべきだと思いますけどね!
原作にはなかったエピソードだけに、原作ファンも楽しめたのではないでしょうか。

そしてお正月の荒楠神社への初詣の話ですが、
これはいつもと違って、謎を解くのではなく、解かせるというのがメインですよね。
今までは奉太郎の冴えた頭脳で解くのが面白かったけど、
今回は分かる人には分かる暗号的な謎を作るというのが面白いですよね。
友達だからこそ知る、お互いの知識の幅を利用しての作問はやはり面白いです。

それと、やっぱりえるは可愛いですよね…
着物姿は最高でしたよ…
何というか、着こなしてるなぁ、と。
やっぱり千反田えるは和服でも大天使だと再確認した11巻でした。

:: 2017/10/27 金曜日::

■[漫画]原作は18禁ゲームです「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」5巻

Fate/stay night [Heaven's Feel]5巻Fate/stay night [Heaven’s Feel]5巻
出版社:KADOKAWA
原作者名:TYPE-MOON
原作者サイト:TYPE-MOON Official Web Site
作者名:タスクオーナ
作者サイト:A/O LABO
Kindle版:Fate/stay night [Heaven’s Feel](5)
Kindle版まとめ買い:Fate/stay night [Heaven’s Feel]
DMM電子書籍:Fate/stay night [Heaven’s Feel](5)

みなさん、もう劇場版Fate/stay night [Heaven’s Feel]は観ましたか?

もちろん観ましたよね!
原作を充分咀嚼して映像として必要なところを抽出した上で、
間桐桜という一人の少女の魅力を引き出すことに特化した見事な劇場映画でしたね!
原作や関連作品で少しだけ触れられていたstay night本編が始まる前の、
桜が中学生の時のエピソードも素晴らしかったです!
また、僅かな間や表情だけで表現する、それぞれの感情に深く揺さぶられましたよ!
まぁ、まだ全三部のうちの第一部なのでまだまだこれからですけどね!
大丈夫、新ヱヴァを何年も待っている私にとって一年なんて短いもんですよ!

このタスクオーナさんによるコミカライズは既に劇場版にストーリー的に追い抜かされましたが、
内容はかなりしっかりしていて読み応えはバッチリです。
劇場版では多少端折られたところもじっくり丁寧にやっているので、
原作原理主義者とかにもお勧めできる内容ですね。

まぁ、原作に忠実にやっているだけに葛木メディアさんの悲劇度が大変なことになってますが…
いやー、本当にもう、可哀想で…
今となってはhollowとかで可愛い若奥様やってたりテニスウェア着てたりするイメージがありますが、
そうだよなぁ… 原作では割りと悲劇的な人だったなぁ…
と、そう思い起こされますね。

あと、原作が18禁ゲームだということも思い出させてくれますね!(笑
高熱を出して苦しむ桜が艶めかしかったり、
士郎が見る淫夢での凛がエロエロだったりと、容赦ありませんね!
流石に映画だとだいぶここら辺のシーンは端折られてましたが、
ヤングエースという名前から分かるように連載誌は少年誌ではありませんからね!
局部さえ描かなければ割りと何でもOKなことが良い意味で作用していると思いました!

次の劇場版までに何とかストーリーを追い越して欲しいところですが、
多分完結は劇場版の方が早いと思います。(笑
とはいえ、こちらのコミカライズは原作を忠実になぞっているので、
これはこれで必見なので、映画で気になった方は是非とも読んで欲しいです。

:: 2017/6/11 日曜日::

■[漫画]蠢動する黒幕「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」4巻

Fate/stay night [Heaven's Feel]4巻Fate/stay night [Heaven’s Feel]4巻
出版社:KADOKAWA
原作者名:TYPE-MOON
原作者サイト:TYPE-MOON Official Web Site
作者名:タスクオーナ
作者サイト:A/O LABO
Kindle版:Fate/stay night [Heaven’s Feel] (4)
Kindle版まとめ買い:Fate/stay night [Heaven’s Feel]
DMM電子書籍:Fate/stay night [Heaven’s Feel] (4)

ライダーを使役しての凶行に及んだ慎二に対して、
士郎はセイバーと共に対決することに。
しかし慎二はその自信に反して呆気なく敗北し、
尻拭いとして慎二の祖父、臓硯が出てきて…

徐々に桜ルートっぽさが出てきた4巻です。
とても丁寧にコミカライズをしているので進行はゆっくりですが、
ヘタに端折ると面白さが落ちてしまいますからね。
これくらいの進度でも問題ないと思います。
まぁ、あとがきで懸念されているように劇場アニメでは一発で抜き去られると思いますが…

いやー、それにしても実に良いですよね。
原作の面白さを出しつつ、漫画として補完しているのが素晴らしい!
士郎にやられて激昂する慎二の八つ当たりで引きずられていく時の桜の絶望と諦念の顔と、
士郎と一緒に料理をして、味見をしている桜の幸せそうなエロい仕草と表情とか、
実に桜が桜していて最高ですよ。
この絶望とエロの二面性こそが、間桐桜というヒロインの魅力の一つだと思います。

あと、士郎と一緒に居て楽しそうなイリヤが可愛かったですね。
原作ゲームをやっている時もイリヤが楽しそうだという雰囲気は伝わってきましたが、
漫画にされ、全身を見るとその無邪気さが120%伝わってくるかのようでした。
何だろう、原作ゲームに新たなイベント絵が加えられたかのように錯覚してしまいそうです。

もう一度原作ゲームをプレイしたくなるほどに面白いし、
劇場アニメも楽しみなるくらいに面白いコミカライズです。
でもまだまだ序盤なんだよなぁ…
面白さが加速するこれからの展開が本当に楽しみでたまらんです…!

:: 2016/9/10 土曜日::

■[漫画]桜ルートへの道標「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」3巻

Fate/stay night (Heaven’s Feel) (3) (カドカワコミックス・エース)
著者/訳者:タスクオーナ
出版社:KADOKAWA/角川書店( 2016-09-01 )

作者サイト:A/O LABO

Kindle版:Fate/stay night [Heaven’s Feel] (3)
Kindle版まとめ買い:Fate/stay night [Heaven’s Feel]

最近Fateを知った人の中には知らない人もいるかもしれませんが、
多くの派生作品が生まれたFateシリーズの原点である「Fate/stay night」は、
元々がエロゲなので序盤に共通ルートというものが存在します。
ある時点から3つのルートに分岐するんですが、
この3巻から本格的な桜ルートである「Heaven’s Feel」に入ります。

原作をプレイしたのは10年以上前だというのに、
この漫画を読んでいると当時の選択肢を思い出して、
そうだよ、ここの選択肢から凛ルートから分岐していくんだよ、とか、
ここでタイガー道場に行かないようにするんだよ、とか、
妙に懐かしい気分にさせられましたね。(笑

それにこの頃、というかstay nightのセイバーは至極真面目なので、
FGOとかでもそうですが、とにかく食いしん坊なセイバーばかり見ている身からすると、
違和感が出てしまうのも確かだったりします。(笑
とはいえ、教会から出てくる士郎を待っていたセイバーの私服姿は、
とても足下まで可愛らしくて原作では見えないところが見えて良かったですよ。

そして肝心の桜ルートですが…
良いですねぇ、桜の嫉妬というか独占欲というか、そういうものが垣間見られる瞬間!
自分の居場所を姉である凛に侵されることへの不快感が最高に感じられましたよ。
ちゃんと漫画でもそういったものが表現されていて安心しましたね。

桜のこういった所は今後もっと出てくるので楽しみですね。
三人のヒロインの中でも最も人間らしい所が桜の魅力だと思うので、
今後にも大期待ですね!

そしてライダーが出てきましたけど…
最後にワカメが1ページぶち抜きなのには驚きました。
まぁ、最後の見せ場だしな…
成仏しろよ…(←まだ死んでません

:: 2016/8/5 金曜日::

■[漫画]クドリャフカの終演「氷菓」10巻

氷菓 (10) (カドカワコミックス・エース)
著者/訳者:タスクオーナ
出版社:KADOKAWA/角川書店( 2016-07-22 )

原作者サイト:汎夢殿
原作者twitter:米澤穂信 (honobu_yonezawa)さんはTwitterを使っています
作者サイト:A/O LABO
Kindle版:氷菓 (10)
Kindle版まとめ買い:氷菓

盛り上がりを見せるカンヤ祭と十文字事件。
この10巻では4巻に跨って繰り広げられた「クドリャフカの順番」のフィナーレと、
それとは別の短編2つが収録されています。
いやー… ホント長かったなぁ「クドリャフカの順番」…

漫画で読んで改めて理解できたんですが、
奉太郎が田名辺先輩と話していた流れっていうのは、
単なる事件の解決ではなく、文集買い取りの交渉がメインであり、
詰まるところ、えるが入須先輩に助言されて行った交渉と本質的に同じなんですね。
同じ「私は困っています」という言葉だけでも、
えると奉太郎ではこんなに使い方とニュアンスが違ってくるんだというのが、
何とも興味深くて面白かったです。

それと田名辺先輩の葛藤とかそういったものは分かるなぁ…
私も10年以上ブログを書いてきたけど、面白いブログを書ける人ってのは本当にいるもので、
センスとか才能とかそういったものを感じざるを得ないんですよね。
ただ、そういった才能を持っていながらそれを活かそうという人は少なくて、
殆どの人はブログを書かずに別の趣味に力を入れたりしているんですよね…
私がいくら望んでも、どんなに努力しても手に入らないものを当たり前のように持ちながら、
それに価値を見出さずに捨てるような行為をする人が身近にいると、
もどかしいという気持ちがよく分かります。

まぁ、そんな個人的にどうしようもないほど共感できるエピソードもありましたが、
小木先生のヘリコプターの短編や、瓢箪から駒な偽一万円札推理事件とか、
面白い短編も入ってて良かったです。
「クドリャフカの順番」のような長大なエピソードも良いですけど、
こくいったサックリ読める短編も良いモノだと思います。

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