僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2014/11/2 日曜日::

■[漫画]マルタさんとお姉ちゃん「くーねるまるた」5巻

くーねるまるた 5 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
著者/訳者:高尾 じんぐ
出版社:小学館( 2014-10-30 )
作者サイト:じんぐる(高尾じんぐブログ)

Kindle版:くーねるまるた (1)
Kindle版:くーねるまるた (2)
Kindle版:くーねるまるた (3)
Kindle版:くーねるまるた (4)

突如マルタさんの元にやってきたマルタさんのお姉ちゃんであるエリザさん。
彼女は泣きボクロが似合ういかにもな西洋人の顔立ちで植物学を専攻するインテリさん。
台湾に仕事でやってきたついでにマルタさんの所に顔を出しにきたんだけど、
アパートでやけ酒を飲んだ神永さんが半裸で暴れていた場面を見たせいか、
マルタさんにポルトガルへの帰国を促すことに…

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まぁねー、エリザさんじゃないけど、
確かにあの場面だけ見たら戻ってきて欲しくなる気持ちは分かります。(笑
でも、マルタさんの周りはそんな困った人だけじゃなく、
多くの人たちと縁を紡いで日々贅沢な時間の使い方を楽しんでいるわけで。
それを知ったエリザさんは安心して帰国してくれて安心しました。
でもまた登場してくれないかな、エリザさん。

そんな出来事はありつつも、
今回もローコストで美味しいモノを食べてハッピーなマルタさん。
美味しいモノを食べた時のマルタさんの表情が良いんだなぁ、これが。
お金を掛けず、時間を掛けて美味しいモノを作って食べるっていうのは、
ある意味贅沢な生活なのかもしれないですね。

個人的に今回一番可愛いと思ったマルタさんの表情は、
タレ味の野菜炒め定食を食べた時のマルタさんでした。
うーん、野菜炒めを食べたくなってくるなぁ。
マルタさんの笑顔は食欲を刺激してくるから困る。(笑

:: 2014/5/2 金曜日::

■[漫画]真面目な食の漫画です「くーねるまるた」4巻

くーねるまるた 4 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
著者/訳者:高尾 じんぐ
出版社:小学館( 2014-04-30 )
コミック ( 116 ページ )
作者サイト:じんぐる(高尾じんぐブログ)

Kindle版1巻:くーねるまるた (1)
Kindle版2巻:くーねるまるた (2)
Kindle版3巻:くーねるまるた (3)

スピリッツ連載の「食」漫画と言えば「美味しんぼ」の方が有名でしょうが、
個人的には圧倒的にこちらの方がお勧めです。
スピリッツの「食」の良心ですよ「くーねるまるた」は!
読んでて料理したくなるし、何より美味しそう!

マルタさんの良い所は殆どの食材が高級ではなくて身近なモノばかりで、
やる気さえあれば簡単に再現できる所ですよね。
ごま塩ご飯とか再現も何もあったもんじゃないですけど。(笑
ハニーマスタードチキンあたりは今度作ってみたくなります。

それとマルタさんの日本文学に対する教養の深さにも相変わらず感心させられます。
鯊釣りをしている人を見て当たり前のように高浜虚子の俳句が浮かぶとか真似できない…
それに何よりマルタさんは誰とでもすぐに仲良くなれてしまうのが一番凄い!
この人なつっこさというか、人徳がマルタさんのマルタさんらしさだと思います。

今回ついにマルタさんのお姉さんが出てきましたけど、
果たして彼女がマルタさんに何しに会いに来たとかは5巻のお楽しみに!
というか美人姉妹ですね、マルタさん!
雰囲気はちょっと違うけど、これはこれで…

余談ですが、お姉さん登場回に出てきた猫の名前ですが、
これは「東伍郎とまろすけ」から取られてますね。(笑
東伍郎とまろすけ 1 (ビッグコミックス)
猫好き武士の日常モノで結構面白いので、猫好きの人にお勧めです。

:: 2014/2/28 金曜日::

■[漫画]色々な人、様々な建物「マホロミ」3巻

マホロミ 3: 時空建築幻視譚 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
著者/訳者:冬目 景
出版社:小学館( 2014-02-28 )
コミック ( 210 ページ )

1年で新刊が出るなんて早い方だと思ってしまう、鍛えられた冬目景ファンのみなさまごきげんよう。
このままのペースで是非完結まで行って欲しいんですけど、
もし「羊のうた」と同じ全7巻だとすると、あと4年ほど掛かることになるのか…

今回、前半は卯が胸がモヤモヤしてますが、後半は土神がモヤモヤしています。
お互いモヤモヤしているのは恋愛感情のつぼみのようなソレが原因だけど、
卯の方は間違いなく自覚してないのがミソだよね。
土神の方は更に自分の祖父のことがあるから更に面倒なことになってるけど、
そういったことで悩むのもまた青春の一ページだと思います。

青春と言えば、前半で石蕗くんが親の方針で入ったオンボロ学生寮で、
今までの人生で会ったことがない人種に出会って驚いてましたし、
卯も真百合さんみたいに寂しそうに笑う人を初めて見て感じ入ってましたが、
こういった出会いがあるのは、家に出るなりして活動範囲が広がったからですよね。
特にこの手の衝撃はとかく大学生の頃に起こるものだと思います。

後半は土神のバイト先が絡んだ話ですけど、
所長の元カノの鳥浜岬さんは美人だし、しっかりしているんだけど、
所長にあんなこと言っちゃうとか割りと無責任というか…
これはナカディーは苦戦しそうだなぁ。

卯と土神と真百合さんの恋模様はまだまだ不透明というか、
そもそも卯はまだ無自覚なのでこれからですよねー
しかし、寂しげな笑顔を浮かべる黒髪ロングの退廃的美人と、
ショートカットで元気な可愛い子とうだつの上がらない青年かー
「羊のうた」といい、冬目景さんはこういった組み合わせが好きですよね、ホント。(笑
次の4巻も期待しております。

:: 2014/1/5 日曜日::

■[漫画]夏の合宿で最後の思い出!?「とめはねっ!鈴里高校書道部」12巻

とめはねっ!鈴里高校書道部 12 (ヤングサンデーコミックス)
著者/訳者:河合 克敏
出版社:小学館( 2013-12-27 )
コミック ( 201 ページ )

高野山競書大会の表彰式から12巻ですが、
これでしばらく京都の大槻さんが出てこないとなると寂しい限りです。
微妙に縁とフラグが立ってるツンデレさんというのもあるんですが、
あのキャラクター性が好きなんですよねー

代わりといっては何ですが、本格的な夏が始まったので、
今年も鵠沼との合同合宿が始まり、鵠沼女子部員の皆さんが密度濃く登場!
特に今回は地味ながら色々とポイントが高い副部長の見城さんが、
見事な水着姿を見せてくれますからね!
黒髪ロングでプロポーション抜群で清楚な書道美女とか、
声が大きなひろみの影に隠れがちだけど、かなりポイント高いですよね見城さん。

また、夏合宿には一条も合流しているんだけど、
勅使河原&一条に「女子部員に男として見られてない」発言をされていた縁は、
事実その通りだと思うので、もうちょっとこう、頑張った方が良いんじゃないかな!
特に望月さんには男というより、ライバルとしか見られてないよね!
良いのかそれで…

そして肝心の書の方ですけど、三浦のおじいちゃんが流石の指導者っぷりを見せてましたね。
初めから正解を教えずに自分で正解を考えさせるような教え方みたいですが、
それでも詰まったらちゃんと蘊蓄混じりの雑談を踏まえて教えてくれますし、
望月さんや縁にも良い合宿になってると思います。

それにしてもどんどん「書の甲子園」までの時間が迫ってきたなぁ…
望月さんホントこのままだとどうなるんだろ。
というか恋の行方どころか、望月さんに恋心が実装されるのかどうか…
無理な気がしてきた。(ぉ

:: 2013/5/31 金曜日::

■[漫画]貧乏職なし、されど食あり。「くーねるまるた」2巻

くーねるまるた 2 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)
著者/訳者:高尾 じんぐ
出版社:小学館( 2013-05-30 )
コミック ( 104 ページ )
作者サイト:じんぐる(高尾じんぐブログ)

金はなくても人生はいくらでも楽しめる。
そんな気にさせてくれる、毎週8ページのお楽しみ「くーねるまるた」の2巻が発売れさました。

ポルトガルから留学してきたマルタさんがそのまま日本に居ついて、
奨学金の貯金を切り崩しつつ、偶に日雇いのアルバイトで小銭を稼ぎつつ、
古い激安アパートに住み、貧乏だけどバリエーションに富んだ食生活を楽しそうに送るという、
ただそれだけなんだけど、すごく幸せそうな雰囲気が感じられる漫画です。

2巻に入ってもマルタさんの日常に大きな変化はないんだけど、
同じアパートの住人もボチボチ出てきて賑やかな雰囲気は出て来ました。
アパートのみんなとクリームチーズの石狩鍋を食べたり、
大学院時代の友人たちと夜桜を見ながら七輪で美味しいもの焼いたりと、
マルタさんの人徳が感じられるエピソードも多数収録されていてほっこりします。

マルタさんはその人柄が滲み出ているのか、外国人だから目立つのか、
お店の人に顔を憶えられてたり、助けを求められたりと大活躍ですよね。
また、その人徳だけでなく、日本人もびっくりの博学っぷりには、
日本人として恥ずかしくなる所も多々あったりも。
二十四節気とか全部把握してなくてすみません…

それにしてもマルタさんの手料理はワンコイン(500円)で出来そうだし、
遊びに行く所もこちらも大体ワンコインだから凄く真似しやすいですよね。
その分手間暇は掛かってますが、それもまた乙なモノなので、
いつか時間を見付けてどれか実践してみたいものです。
せめて塩昆布くらいは…(笑

:: 2013/5/30 木曜日::

■[漫画]ラブコメ包囲網「とめはねっ! 鈴里高校書道部」11巻

とめはねっ!鈴里高校書道部 11 (ヤングサンデーコミックス)
著者/訳者:河合 克敏
出版社:小学館( 2013-05-30 )
コミック ( 197 ページ )

前回、望月さんが柔道の国際強化選手に選ばれたことで風雲急を告げる形になりましたが、
この11巻では主にそのことから巻き起こる一大騒動と、それに伴うイベントの連続でしたね。
草食系の極みとも言える縁も流石に暢気にしてられない状況なんだけど…
果たしてどこまで積極的にいけるかどうかの瀬戸際ですねぇ…

しかし現実だと女子柔道の国際強化選手って体罰問題等で腐りきっているイメージがあるので、
望月さんが選ばれたのも不幸が降りかかったとしか思えないんですよね。(笑
それだけに本人の意思を確認せず、勝手な期待で書道の時間を削ろうとしている島田先生が、
イヤーな大人としか感じられず何とも気分が悪かったです。
まぁ、自分と学校の名誉だけでなく、ちゃんと望月さんの将来も考えてるのは確かなんでしょうが、
そこに本人の意思を確認して汲み取らなかったらダメだよなぁ。

それに対して三浦のおじいちゃんと影山先生は頼りになる大人でしたね。
後ろからしっかりと援護射撃してくれる三浦のおじいちゃんの博識と、
普段は頼りないけど、望月さん本人の意思こそが大事だと大勢の前で主張するとか、
今回の影山先生はかなり先生として信頼できる良い大人してたと思いますよ。
この場面を笠置先生に見せたらまた違った印象を持たれるだろうになぁ…(笑

結局、縁的にはタイムリミットを切られることになった訳な上に、
父親や先輩後輩からのプレッシャーだけじゃなく、大分から一条がやってきたりと、
縁のラブコメ包囲網が完成しつつあって大変だと思いますよ。
それでも一応闘志らしきものを発揮して「おおっ!?」と感心したのも束の間、
一条からの宣戦布告とも取れる発言に凹んだりしたのはちょっとガクっと来ましたね。(笑

肝心な書の方ですが、一段レベルが上の一条が参戦することでまた一つ蘊蓄が入ったり、
引き続き木簡についての話が入ったりと興味深い所も多いですね。
ただ、今回はやはり前回出した高野山競書大会の結果ですね!
予想以上に良い結果を出した縁が主人公らしくて頼もしいです。
それにしても予想は出来たけど、高野山で京都の大槻さんとまた会うとはなぁ…
結構縁とフラグが立ってたりするのかしら?
それはそれで面白いんだけど。(笑

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