新菜の渾身の衣装と、キャラクターが憑依したかのような海夢ちゃんの演技。
二人で作りあげたコスプレが原作者にも届いて、見事に虜にしたんだけど、
海夢ちゃんは帰りの電車で見せた新菜の表情が気になって素直に喜べずにいた…
そんな時に新菜が幼馴染み一家と再会して…
全世界1000万の着せ恋ファンの方々に朗報です。
表紙のスッピン海夢ちゃんから溢れ出る喜びの感情を見てわかるように、
ウルトラハッピーな展開になっていますのでご安心ください!
途中はちょっと鬱々な展開があるけど、
海夢ちゃんの行動力が全てを強引に解決するから…!
さて、今回登場した青柳さん親子は新菜の従姉の家のお隣に住んでいた幼馴染みなんですが…
のばらちゃんは新菜にトラウマを植え付けた元凶なんですよね…

ただ、のばらちゃんにも事情が有ったことが回想で語られています。
事情を知れば「子供だし仕方ないよね…」と思ってしまうのですよ。
悪気が有った訳じゃなく、むしろ思いやりに満ちた良い子だったんだけど、
だからこそ、その想いが踏みにじられたと勘違いしたから、
想ってもいない言葉を口から出してしまったんですよね…
その言葉のせいで新菜が長年友達を作らなかったとしたら罪深いけど、
結果として新菜は高校で海夢ちゃんと会えましたからね。
新菜とのばらちゃんも高校生になったし、新菜が一歩踏み出せたことで、
ちゃんと和解できたのは良かったです。
そして新菜が一歩踏み出すことが出来たのは、
一話で海夢ちゃんが言ったセリフと、
年長者である宇佐見さんが自分の後悔を言葉にしてくれたことが大きいでしょう。

宇佐見さんのこの言葉は私にも刺さるなぁ。
自分に勇気が出せなかったというのもあるだろうけど、
必要以上に”良い子”だと、こういうのはあるあるですよね。
父親が真剣に聞いてくれるかどうかは別問題だけど、
どちらにしろ、まずはコミュニケーションを取らないと始まらないですからね。
そして新菜が一番コミュニケーションを取らないといけないのが海夢ちゃんなのですが…
二人の間のディスコミュニケーションにヤキモキしていましたが、
新菜の若さ故の暴走が良い方向に転がって最高にニヤニヤな展開になりましたね!
連載で読んだ時は、そりゃもう大興奮でしたよ!
未読の人にはあの見開きからのインパクトを是非初見で体験していただきたいので、
詳細はちょっと述べられませんが…

海夢ちゃんがこんな状態になるくらいの事態が起こったことだけはご報告します。
最高にハッピーなので、前巻で不安になった方々は本当にご安心ください!
やっぱり海夢ちゃんの行動力は最高だぜ!
そんなハッピーな新菜と海夢ちゃん達とは裏腹に、
ハニエルの正体がわからない編集者の妹尾さんはアンニュイそうですねw
新菜も海夢ちゃんも虚栄心とは縁遠いからこのまま自分から言い出すことはないだろうからなぁ…
あまねくんラブな妹尾さんがやっと手掛かりを見付けたけど、
はたして海夢ちゃんに辿り着けるのか…
あり得るとすれば、サブ垢作ってあまねくんのSNSからイベント参加を検討付けて、
直接凸して聞き出すとかかなぁ…?
頑張れあまねくん!
君のファンは色々と重たいぞ…!w
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