その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2025/9/18 木曜日::

■[漫画]時をかける仲居「花唄メモワール」6巻

花唄メモワール6巻花唄メモワール6巻
出版社:芳文社
作者名:一ノ瀬けい
作者twitter:一ノ瀬けいさん(@ichinose_kei_) / Twitter
紙書籍通販:花唄メモワール (6)
Kindle版まとめ買い:花唄メモワール
DMM電子書籍:花唄メモワール (6)

大正時代から不意に令和の夏休みに戻ってきた梅。
しかし大正時代で藤野さんの運命を変えてしまったからには、
責任を取るために大正時代に戻りたいんだけど簡単には戻れなくて…

タイムスリップは簡単にできないためヤキモキすることが多い上に、
大正時代の自分の行動で令和がどう変わっているのかわからないので、
不安になってしまう梅の気持ちもわかります。
親友の巴枝ちゃんが消えたかもしれない、というのは恐怖だよねぇ。

でも巴枝ちゃんは居たし、令和芸妓の結花ちゃんと知り合えたお陰で、
令和まで澤村ろうそく店が遺っているのを知ることができたのは良かったですね。

梅が大正時代に為し得た成果なんだけど、
梅本人は灯子ちゃんの想いが受け継がれていたことに感動してるあたり、
梅の人柄が出ているように思えます。

結花ちゃんが教えてくれた芸妓に伝わるおまじないのお陰で、
もう一度大正時代に戻ることができた梅だけど、
大正時代では四時間も経ってたのでみんな心配してたんですよね。

このロリっ娘たちに心配されたら、軽々に令和に戻ることはできないよねぇ…
イネちゃんは100年後も梅との約束を覚えてるみたいだけど、
その約束を交わすまではイネちゃんと一緒に居られるんでしょう。

大正時代に戻ってからは藤野さんが仕立てた着物をプレゼントされたりと、
忙しくも楽しい日々を過ごしていたら、
板前見習いの桐喜さんのお姉さんの結婚式に、
桐喜さんが肉料理を作ることになったんだけど…

梅が現代知識で助言すると、答えにあっという間に辿り着いてしまうので、
桐喜さんは試行錯誤をする必要がないため、積み重ねることができないんですよね。
だから桐喜さんが梅の助言を受け入れられないのはわかるんだけど…
それに桐喜さんが意固地になる気持ちもわかるんだけど…
言い方が不器用だなぁ、と思います。

和奏ちゃんも大変だし、これはしばらくこじれるかなぁ…
次の7巻ではちゃんと和解できるように祈っております。

:: 2025/2/16 日曜日::

■[漫画]一緒に探す幸せの形「花唄メモワール」5巻

花唄メモワール5巻花唄メモワール5巻
出版社:芳文社
作者名:一ノ瀬けい
作者twitter:一ノ瀬けいさん(@ichinose_kei_) / Twitter
紙書籍通販:花唄メモワール (5)
Kindle版まとめ買い:花唄メモワール
DMM電子書籍:花唄メモワール (5)

大切な妹を亡くした菊野さんが花瀧屋を去るのと入れ替わるように、
芸妓としてケガから復帰した藤野さんは以前よりも大人気に。
丁度ひな祭りの時期ということでおひな様を出したんだけど、
それをキッカケに女将が語ったのはイネの実母、ハツナのことで…

イネちゃんの実母ということは梅にとっては曾々祖母になるんですが、
ハツナさんははっきりと血脈を感じるぐらいには梅に面差しが似ているし、
何よりも性格がそっくりですよね。

自分だけではなく、自分の大切な人を大事にしているところや、
みんなで一緒に幸せになろうとしているところとか、
とてもよく似ていると思います。

ただ、イネちゃんがイセさんに育てられていることからわかるように、
イネちゃんを産んで、若くして亡くなってしまったんですよね…
イセさんにとっていかに大事な人だったのかがわかるだけに、
ハツナさんが逝ってしまうシーンには泣いてしまいました。
Keyの泣きゲーが好きだった人にはめっちゃ刺さると思います…

しかし、ハツナさんが言ってた一緒に幸せの形を探そう、という言葉が、
早々に伏線回収されるとは思いませんでしたね。

藤野さんが身請けされて花瀧屋を去るかも…
と聞いた梅は心中複雑になるのは当然でしょう。

それで藤野さんが死の運命を回避できるかもしれないし、
身請けしてくれる人は悪評皆無の出来た人だし、
世間的にも全く問題はないんだけど…
それでも藤野さんと離ればなれになるのは寂しいよね…

それにしても、梅が藤野さんとの仲をより一層深めたと思ったら、
まさかまたタイムスリップするとは思いませんでした。
はたして藤野さんはどうなるのか?
梅は過去の運命を克服することができるのか?
何となく、藤野さんも令和にタイムスリップするような予感がしますが…
色々と気になった仕方がありません。
続きが楽しみです。

:: 2024/8/19 月曜日::

■[漫画]大正旅館に青春の嵐「花唄メモワール」4巻

花唄メモワール4巻花唄メモワール4巻
出版社:芳文社
作者名:一ノ瀬けい
作者twitter:一ノ瀬けいさん(@ichinose_kei_) / Twitter
紙書籍通販:花唄メモワール (4)
Kindle版まとめ買い:花唄メモワール
DMM電子書籍:花唄メモワール (4)

ちょっと前にTwitterの広告に負けてFUZのアプリを入れたんですが、
そこで見付けた「花唄メモワール」を読み始めたら面白かったので全巻購入しまして、
今月発売の4巻も購入した次第です。

将来の進路に悩む令和JKの梅が曾祖母に呼ばれた旅館”花瀧屋”で働いていたら、
何故か90年前の大正時代の旅館にタイムスリップ。
曾祖母に鍛え上げられた仲居の腕と未来の料理レシピと持ち前の愛嬌で、
花瀧屋の人達と交流を深めていくという物語です。

4巻ではお客さんであり、親友の祖先と思われる竹子さんに未来人であることがバレたけど、
黙っていてくれるみたいで安心しましたね。
梅は大正時代のお友達である藤野さんが令和の新聞記事で確認したような悲劇に遭わないように、
何とか頑張って欲しいものです。

梅が藤野さんを大切に思っているように、
藤野さんも梅に着物をプレゼントしようとしているのは、
とても麗しい友情で、見ていて微笑ましいのです。

そしてこの漫画の魅力の一つは幼女たちの可愛さだと思うのです。

異人のお客様であるアイリスも可愛いし、
幼女時代の曾祖母のイネちゃんも可愛いのです。
舌っ足らずだけど、梅のことが大好きなイネちゃんが可愛いんだよねぇ…
イネちゃんは梅が未来から来たのをいつか気付いたから、
令和の梅にあんな言葉を贈ったのかな…?

そして幼女の可愛さを余すところなく伝える本作だからこそ、
芸妓の菊野さんの妹のエピソードは… ツラかったですね…

読んでて胸に迫って、涙が出ちゃいましたよ…
大正時代は医療が未発達だから仕方がないとはいえ、
それでも誰よりも大切に思って、妹のために頑張って治療費を稼いでいたのに、
こんな結末ってあんまりだよ…!

それでも大好きな妹の願いを叶えるために、
少しだけ前に歩き出した菊野さんは偉いですよ…
大好きなお姉ちゃんのために健気に筆を取った妹ちゃんも偉いよ…!

ホントね、幼い子供たちには幸せになって欲しいです…
イネちゃんもアイリスちゃんも、健やかに育って欲しいなぁ…

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