■[漫画]時をかける仲居「花唄メモワール」6巻
花唄メモワール6巻
出版社:芳文社
作者名:一ノ瀬けい
作者twitter:一ノ瀬けいさん(@ichinose_kei_) / Twitter
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大正時代から不意に令和の夏休みに戻ってきた梅。
しかし大正時代で藤野さんの運命を変えてしまったからには、
責任を取るために大正時代に戻りたいんだけど簡単には戻れなくて…
タイムスリップは簡単にできないためヤキモキすることが多い上に、
大正時代の自分の行動で令和がどう変わっているのかわからないので、
不安になってしまう梅の気持ちもわかります。
親友の巴枝ちゃんが消えたかもしれない、というのは恐怖だよねぇ。
でも巴枝ちゃんは居たし、令和芸妓の結花ちゃんと知り合えたお陰で、
令和まで澤村ろうそく店が遺っているのを知ることができたのは良かったですね。

梅が大正時代に為し得た成果なんだけど、
梅本人は灯子ちゃんの想いが受け継がれていたことに感動してるあたり、
梅の人柄が出ているように思えます。
結花ちゃんが教えてくれた芸妓に伝わるおまじないのお陰で、
もう一度大正時代に戻ることができた梅だけど、
大正時代では四時間も経ってたのでみんな心配してたんですよね。

このロリっ娘たちに心配されたら、軽々に令和に戻ることはできないよねぇ…
イネちゃんは100年後も梅との約束を覚えてるみたいだけど、
その約束を交わすまではイネちゃんと一緒に居られるんでしょう。
大正時代に戻ってからは藤野さんが仕立てた着物をプレゼントされたりと、
忙しくも楽しい日々を過ごしていたら、
板前見習いの桐喜さんのお姉さんの結婚式に、
桐喜さんが肉料理を作ることになったんだけど…
梅が現代知識で助言すると、答えにあっという間に辿り着いてしまうので、
桐喜さんは試行錯誤をする必要がないため、積み重ねることができないんですよね。
だから桐喜さんが梅の助言を受け入れられないのはわかるんだけど…
それに桐喜さんが意固地になる気持ちもわかるんだけど…
言い方が不器用だなぁ、と思います。
和奏ちゃんも大変だし、これはしばらくこじれるかなぁ…
次の7巻ではちゃんと和解できるように祈っております。



























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