本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身Ⅵ」 8月10日発売予定!
今からとても楽しみです!
:: 2021/3/4 木曜日::

■[ラノベ]忍び寄る戦禍「亡びの国の征服者 ~魔王は世界を征服するようです~」3巻

十六歳になり、学校のイベントにも出るようになったユーリは、
事業の方も順調で天測航法も完成し、貿易業にまで手を広げて順風満帆。
しかし、シャン人国家は十字軍に侵略されるという潜在的なリスクがあり、
事実、隣国は新たな十字軍との戦いに突入することになりそうで…

前半は平和な学園のイベントだったんですが、
後半からは一気にきな臭くなってきますね。
まぁ、前半の学園のイベントも将棋みたいな頭脳スポーツ戦なのに、
夜襲で火災を起こされたりと平和という一言ではすまされない事件もあったのですが。
ユーリはほとほとトラブルに愛されてますよね。
我が強いというか、理不尽に対して唯々諾々とならないからなんですが。

貿易業の話はハロルとイーサ先生の関係が良いですよね。
ハロルは独立心が強いというか野心が強いけど、
それ以上に恋心が強いのを良い意味で利用されたというか。
カフも褒めてたけど、こういった枷は双方が幸せになるには必要ですよ。
鷲に鞍が必要なように、あった方が良い枷ってのもあるもんだと思います。

それにしてもこの作品は本当にキチガイというか考えなしのバカの見せ方が上手いですよね…
頭の出来がイマイチなのにワガママでクソ魔女のジューラに、
凝り固まった価値観と狭い見識の中で生きている騎士のジャノに、
自分より下位の存在は見下して略奪するのが当然のジャコと、
リアリティがあるバカばかりが出てくるんですよね…
いやはや、ホント、現代にもこの手のバカがわりといるからなぁ…
話が通じないあたり、とてもリアル…

今回も色々と細かいところが改稿されてましたが、
意味が通りやすくなってたりと改良って感じで良かったです。
書き下ろしは少なめでしたが、リリーさんのエッチな姿とか、
挿し絵でとても満足できたので問題ありませんね!w

さて、次巻ではついに観戦武官として赴くことになるのですが…
Web版の通りだとかなり波瀾万丈なので覚悟が必要ですね…
頑張れ、キャロル…!

:: 2020/9/27 日曜日::

■[ラノベ]青春の謳歌「亡びの国の征服者 ~魔王は世界を征服するようです~」2巻

望まざる結果とはいえホウ家の跡取り息子となったユーリは、
騎士院での勉学の日々を送ることになったんだけど、
前世日本の知識とホウ家でのスパルタ教育もあり5年目には単位もほぼ取り終わってしまう。
そこで暇を持て余して事業を始めようとするも、
既得権益を牛耳る魔女家の社会構造からやる気は出なかったんだけど、
女王からの呼び出しを契機に動き出し…

新型コロナ自粛期間中に1巻が出るというタイミングの悪さでしたけど、
無事に2巻が出てホッと一安心です。
1巻に引き続いて2巻もWeb版から細かいところか大きなところまで加筆修正をされていて、
何度も繰り返し読んだ私でも色々と楽しめる内容でした。

ユーリは転生したこともあり、シャン人国家というものを客観的に捉えているので、
あと10年もせずに亡びることがほぼ読めているんですよね。
で、色々と見えてしまうが故に行動をはじめているんだけど、
新キャラのリリーさんが察しているように、
親しい人を見捨てられないので、わりと矛盾しているところはあるんですよね。
ユーリは良くも悪くも愛情に飢えているので、愛情を持って接する相手には弱いんですよね…

新キャラといえばユーリの恩師になるクラ人のイーサ先生ですが、
とても理性的に狂っている宗教家というのはとても魅力的だと思います。
あと、希少な眼鏡っ娘枠なのが良いですね。
早くリリーさんも眼鏡を作って眼鏡っ娘としての魅力を出すべきだと思うんだ…

ユーリが特許制度という社会構造を作るというのは、なるほどと思いましたね。
それもこれも王制だからこそサクっと作れたと思うのと、
何より既得権益層である魔女家たちが本質を掴めてないからこそ、とも言えますね。
とはいえ地元マフィアと汚職官僚の悪魔合体と言える魔女家を相手にするので、
まだ小規模の今は小康状態ですが、これから順風満帆とは行かなくなるのが何とももどかしいのですが…

それと今回一番加筆が多かった部分のキャロルとの下町デートですが、
ユーリは本当に天然でやらかしすぎるな、とつくづく思いました。
キャロルのメインヒロイン度が留まることを知らない…
というか、それだけに第一部のラストはキツすぎるんですけど…
いやホント、Web版読んでない人は今からしっかりと心を強く持っておいた方が良いです。
ホント、マジで。

:: 2020/4/25 土曜日::

■[ラノベ]小説家になろうの傑作がついに書籍化!「亡びの国の征服者 ~魔王は世界を征服するようです~」1巻

私は「小説家になろう」で何度も繰り返し読んでいる作品が幾つかあるのですが、
その中でも10回以上読み返している作品は2つだけで、
一つはあの「本好きの下剋上」であり、もう一つがこの「魔王は世界を征服するようです」なのです。
つまりは、それくらいにハマりにハマっている面白い作品なのです。

毒親に育てられ、愛を知らぬままに育ち、死んでしまった青年は、
異なる世界に生まれ変わり、ユーリという名をもらい両親に愛情深く育てられ、
そのまま幸せな人生を過ごしていくはずだったんだけど、
シャン人と呼ばれる人類の彼らにはクラ人という人類によって滅亡の憂き目に遭っており…

いわゆる一つの異世界転生モノなんですけど、ファンタジーではないんですよね。
しかも異世界だと思ってたのがどうやら違っているのもこの1巻でわかります。
前世の日本でそれなり以上の学力を持っていたので知識チートではあるんですが、
両親に恵まれなかったのと、最終的には退廃的ニートで死んでしまったので、
自分のことをクズだと思っているのが特徴的と言えば特徴的ですね。

この1巻で主要な登場人物が大抵出てくるんですが、
天才児の従妹であるシャムと、親友となるミャロはWeb版ほぼそのままなんですが、
メインヒロインであるキャロルはWeb版とはちょっと変更されてますね。
性格はそのまんまなんですが、流石に書籍版で盛り上がりどころがないのはまずいのか、
追加されたエピソードでしっかりと出番が増えているのが印象的でした。

他にも継嗣会議での顛末もだいぶ変わってたりするんですが、
ユーリの活躍、というか暗躍が増えているのは面白かったですね。
ただ、ルークパパの回想が削られちゃったのはちょっと残念でしたね。
あれはあれで好きだったので。

ルークパパとスズヤママの二人の掛け合いというか関係が結構好きなんですよね。
スズヤは一般的な農民の出なのに、ルークは惚れた弱みで尻に敷かれてる上に、
ユーリのことを二人とも大事に想っているのがとても良いのです。
前世の両親のトラウマを、年月を掛けて拭ってくれている二人がとても愛おしいんですよね…

とても面白いしとても続きが楽しみな作品なんですが、
流石にこのご時世に特典小冊子を目当てに遠出するのは厳しいので、
電子書籍で買ってしまったのが少々心残りではあります。

もし未読の人がいらっしゃいましたらまずはWeb版を読んでみることをオススメしますよ。
わりと長いのでGW中楽しめると思いますが、
第一部の終盤がかなり衝撃的な内容になっていますので、
先にWeb版読んでしまったせいで虚脱状態にならないかだけは心配ですね…!

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