■[漫画]美味しい所は想像で「イマジナリー」3巻
イマジナリー3巻
出版社:白泉社
作者名:幾花にいろ
作者twitter:幾花にいろさん(@ikuhananiro) / Twitter
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【朗報!】真依香と佑に大きな進展あり!【快挙!】
一巻の感想で「出来れば3巻くらいで少しくらいの進展を見せてくれると嬉しい」と書きましたが、
まさかそれが実現されるとは思いもしませんでしたよ。
とはいえ楽園なので3年半掛かってるんで、充分ヤキモキしましたけどね。
あとがきを読む限り、編集さんと先輩作家さんの後押しが有ってこそみたいです、
これはもう、グッジョブとしか言えませんな!
佑は夏休みに帰省した真依香と地元のショッピングモールにお出掛けしてましたが、
誰かしら知り合いに会うというのはあるあるですよ。
私も松山に帰ったら「えみふるに行けば誰かしら知り合いに会う」とかよく聞きますし。
ただその場合高確率で家族連れだったりするので、独身の私はあまり遭遇したくないのですが…!
そういった前提知識が理解できるからこそ、
二人の会話の解像度の高さには感心しちゃうんですよね。
二人の中二時代の先生とか全く知らないけど、めっちゃ想像できちゃいますし。
真依香と佑の場合は田舎の幼馴染みデートなので、これは大正解ですよ。
少なくとも心霊スポットなんかよりは全然OKなデートだったよ!
だからこそ、この後にちゃんと正式な手順を踏んだみたいなのですが…
その美味しい所を見せてくれないのにはちょっとヤキモキしちゃったかな!
でも、それを想像させるだけの材料は充分に提示されている訳で、
これはこれで正解だと思うのですよ。
そしてねー
一歩進んだ二人が、更にその先に進むためにアルコールの助けを借りるというのも、
まぁ、その…、わかる!
二人とも二十歳になったことだしね!
めっちゃ良い雰囲気になってるのが凄く伝わってくるんですよ!
これはもう、流れでヤレちゃうな! ってのがわかるんですよ!
1巻の時のお家訪問とは全く違う雰囲気が醸し出されているんですよ!!!
ただ、そういった時に邪魔をしちゃうのが善佳ちゃんだよなぁ…
いや、悪気がないのはわかってるし、本人もヤバイと思って遠慮しようとしてるんだけども!
真依香と佑は面倒なカップルな上に、アルコールが入っているのでね…
でも、お陰で佑がどうやって真依香と付き合えることになったのかはわかったので、
そこはグッジョブだったと言えましょう。
このまま二人が気まずくなってヤレたかも委員会案件になるのかと心配になりましたが、
ちゃんと出来たのには安心しましたよ。
驚いたのが、エロ漫画出身の幾花にいろさんがガッツリ描かずに、
むしろ事後で見せてきたことですね!
二人の心の声を読者に見せることで、
どんな感じだったのかが想像を掻き立てられるし…
何より、お互いを気遣い合っている二人を眺めていると、
これがもう、最高にニヤニヤ出来てしまうんですよねー!
しかしまぁ、告白の件もそうだけど、
佑は惚れた弱みというか、幼い頃のやらかしの清算というか…、
自分から心を詳らかにすることによって、
真依香はとてもニヨニヨできちゃうんですよ。
今後も佑が折れることによって二人は続いていくんだろうなぁ…
続いて欲しいなぁ、と思いました。
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