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夏! 海! 青春!
:: 2014/9/19 金曜日::

■[漫画]魔法競技開始!「魔法科高校の劣等生 九校戦編」2巻

魔法科高校の劣等生 九校戦編(2) (Gファンタジーコミックススーパー)
著者/訳者:佐島勤 石田可奈
出版社:スクウェア・エニックス( 2014-09-10 )

Kindle版:魔法科高校の劣等生 九校戦編 (1)
Kindle版:魔法科高校の劣等生 九校戦編 (2)

アニメでは放映済みの九校戦編のコミカライズの2冊目です。
基本的にアニメと同じように原作に忠実にコミカライズされているので、
原作ファンにとっては安心して読むことが出来ますし、
アニメから入った人にも判りやすい内容かと思います。

アニメと違って時間という制約がある程度緩いせいか、
アニメではすっ飛ばした原作のシーンもちゃんと描いているのが良いですね。
具体的にはクラウドボールでの七草先輩のエンジニア代打を務めた達也が、
ちょっとした調整で効率を向上させちゃう所とかですね。
流石はお兄様です。

ただ、アニメと同じく原作に可能な限り忠実だからこそ、
原作→アニメと続けて読むと新鮮な驚きが殆どないという問題もあるかもしれません。
まぁ、原作よりも魔法や競技の説明が図解入りで判りやすくされていたりと、
より初心者向けに描かれているというハードルの低さが持ち味になっていると思います。

それにしても七草先輩のテニスウェア(?)姿は中々良いですね。
丁度原作でも七草先輩の萌えシーンがあっただけに、
良い感じに相乗効果が出ていると思いますよ。
とはいえ、次巻からは深雪無双&達也無双になって出番は多少減ると思いますが。
そう言えば、きたうみつな版コミカライズの第一話冒頭は深雪のピラーズブレイクでしたね。
ある意味やっと追いつくということなのかな?

:: 2014/9/12 金曜日::

■[ラノベ]作られた天才魔法師との邂逅「魔法科高校の劣等生 14 古都内乱編 上」

魔法科高校の劣等生 (14) 古都内乱編 (上) (電撃文庫)
著者/訳者:佐島勤
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-09-10 )

アニメが絶賛放映中の中、今回は久しぶりの上下編です。
二年生編になってちょっと勢いが落ちてきたかと心配していたんですが、
ここにきて面白さも復調してきたように思えます。
これはやはり、上下編のボリュームこそが相応しいということなのかもしれない。

九校戦の裏で行われた四葉の暗部である黒羽の部隊による周公瑾捕縛作戦。
しかし予想以上の手練れだった周公瑾は黒羽貢に手傷を負わせた上で撤退。
その身は京都に拠点を置き、九島と敵対する「伝統派」に囲われることに。
そして達也は四葉真夜から依頼という形で周公瑾捕獲作戦に協力するが、
丁度今年の論文コンペの開催場所は京都で行われて…

「伝統派」を相手取るということで貸しがある九島烈に協力を求めるとか、
かつての世界最巧相手でも容赦ないお兄様、流石です。
そして13巻で登場した九島の秘蔵っ子の光宣ですが、予想以上に強かったですね。
後天的に作られたが故に精神的に欠けた所がある達也と、
先天的に作られたが故に身体的に欠けた所がある光宣は対照的に思えます。
それにしてもイケメンであることも先天的に設計されたことなのでしょうか。
まさか水波が一目惚れするとは…(笑

そう言えば久しぶりに深雪さんの嫉妬によるお兄様への追求が行われてましたが、
仕事関係の女性のプライベートナンバーを知っているだけでこれとか、
判ってはいましたが、深雪さんの愛は重いな…!
まぁ、今回は古都の奈良をラブラブデートが出来たから良かったと思いたい。
デートの内容が「伝統派」の拠点探しという殺伐としたものだったのは、
ある意味二人らしいとは思いますが。

しかし今回一番の見所はラストの七草真由美先輩だと思う訳ですよ!
前々から怪しいと思っていたし、どう考えてもそうだと思っていたけれど、
ここにきて本人も自覚した上で、違うと思い込むようになってきましたね!
いやはや、これは違う意味でも次の15巻が楽しみですね!
まぁ、次はドウルマスターズの方が発売らしいですが。
うーん、次は2、3月あたりかな…?
長い…

:: 2014/7/13 日曜日::

■[ラノベ]磐都高校の新入生「ドウルマスターズ」1巻

ドウルマスターズ (1) (電撃文庫)
著者/訳者:佐島勤
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-07-10 )
絵師サイト:尾籠の沙汰
絵師twitter:tarou2 (tarou2)さんはTwitterを使っています

「魔法科高校の劣等生」作者が送る、西暦2400年代が舞台のロボットSF!

かつて「魔法科高校の劣等生」が書籍化される際にちょっと話題になった、
電撃文庫大賞に応募して落選した佐島勤さんの未発表作品。
それを原形にしたのがこの「ドウルマスターズ」です。

確かに、これは「魔法科高校の劣等生」と同じ作風だと判りますし、
超能力はともかくロボットSFでは落選するわなぁ、と。
しかも宇宙でロボットでバトルするのは兎も角、ガンダムみたいにビームでデブリ量産ではなく、
デブリを出さないような地味めなバトルで、衛星軌道のアレコレとか真面目に考証してますからね!
「魔法科高校の劣等生」で知名度を上げて、アニメ放映中に、「キルラキル」のtarou2が手掛け、
そうすることで勝負を賭けてきたんだよなぁ、と思います。

人類が国家解体戦争を経て、完全自給型のポリスに引きこもった未来。
ポリスを束ねる太陽系連盟によって管理される世界で、ポリスに住めない人類が築いたオートン。
不安定なエネルギー源に依存するオートンが多い中、小田原オートンは地熱発電で比較的マシだったが、
横浜ポリスは自らの安定化のために小田原オートンに侵攻。
小田原に雇われた朱理と蒼生の早乙女姉弟はドウルを駆り、横浜ポリスのエースと戦うが、
そこで蒼生は特異的な才能を見せて…

冒頭のシーンと冒頭の膨大な設定から学園モノかと思いきや、
まずは入学するまでの騒動だけで1巻が終わってしまったでござる。
いや、面白かったけどこのペースで大丈夫なんでしょうか…(笑
ヒロインは姉の朱理は割りと可愛いし、人類最強に近いエースの玲音も天然さんで魅力的ですが、
それにしたって割りとバトルばかりで凄かったなぁ、と。(笑

主人公に秘められた才能の発露やライバルとのバトルとか面白い要素はあるので、
次回以降の展開には期待したい所なんですが…
ロボットSFって鬼門らしいからちょっと心配です。(笑

:: 2014/6/13 金曜日::

■[漫画]深雪さんのブラコン覚醒前夜「魔法科高校の劣等生 追憶編」1巻

魔法科高校の劣等生 追憶編 (1) (電撃コミックスNEXT)
著者/訳者:依河和希
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-06-07 )
作者サイト:あぅ詰め
作者twitter:依河和希 (wakipedia)さんはTwitterを使っています

現在アニメ放映中の大人気ライトノベル「魔法科高校の劣等生」
その原作の8巻にして3年前の過去を綴った追憶編のコミカライズ1巻が発売!
このエピソードは人気も高く、何より物語の核心に迫るものなので超重要です。
アニメでも第1話のアバンに追憶編のクライマックスが使われてましたしね。

物語の舞台は西暦2092年夏の沖縄。
バカンスに来ていた深雪とそのガーディアンである達也、
そして二人の母である深夜とそのガーディアンの穂波の4人。
名家の親子の小旅行なんだけど達也は家族としてではなく、
ガーディアンとして扱われていて…

mahouka_tsuioku01_01

この頃の深雪さんはまだ何も知らない中学生の女の子にすぎません。
四葉家の闇とも言える事情を何も知らず、魔法の実力はあるけどただの名家のご令嬢。
そんな深雪さんが実の兄なのに使用人のように接する兄を扱いかねながら、
沖縄の地でその実力の片鱗を少しずつ知っていき、
ブラコンに目覚めていくのがこの追憶編の見所です!

基本的に原作と同じ流れになっていますが、
深雪さん視点で描かれていることもあり、穂波さんとの絡みとか、
少しずつエピソードを盛ってきていますね。
深雪さんがより可愛らしくなっているのでこれは問題ないと思います!

アニメでここまで描かれるか判らないので、
一先ずこの漫画版で体験してみるのも良いかと思います。

:: 2014/4/11 金曜日::

■[ラノベ]思惑が交錯する九校戦「魔法科高校の劣等生 13 スティープルチェース編」

魔法科高校の劣等生 (13) スティープルチェース編 (電撃文庫)
著者/訳者:佐島勤
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-04-10 )
文庫 ( 360 ページ )

ついにアニメが始まった「魔法科高校の劣等生」!
小説家になろうからアニメ化するのはログホラに続いて2作目ですね。
両作品ともWebで連載されていた頃からのファンなので感無量です。

で、原作の方はWeb版の先の話である2年生編に入っています。
今回は達也たちにとって2回目の九校戦になるんですが、
昨年と同じく九校戦に外野からちょっかいが掛かってくるんだけど、
それが国防軍から、というのが時代背景の面倒くささを感じさせます。

魔法師を兵器として扱うことを止めさせたい九島烈と、
大亜連合と開戦して叩きつぶしたい強硬派と、
日本、ひいては四葉に恨みを抱く大漢の亡霊ヘイグとその手先の周公瑾と、
周公瑾と共謀している七草と、
「ある方」の思惑で動く四葉と、
佐伯少将率いる第一〇一旅団と独立魔装大隊の風間と、
大人達の独善的な思惑が複雑に交錯し、結果として若者…
もとい達也に負担を強いている構図は救われない感じがしますね。
まぁ、達也にとっては深雪さえ守れれば問題ない、という思いを再確認出来たから、
今回の騒動も無駄じゃなかったのかもしれませんが。

それにしても深雪さんのブラコンは留まることを知りませんね…
目の前で見せつけられる水波ちゃんはたまったもんじゃなさそうだけど。(笑
しかし寝惚けた深雪さん、まさか半裸で添い寝されるとは。
これは薄い本が厚くなるな…!

それと七草真由美先輩が卒業しても登場頻度が落ちなくてホッとしています。
しかも今回は水着姿まで披露して下さるとは眼福やで…
次回以降も登場してくれることを願っております。
お色気要員でも良いのよ?

■[漫画]いざ、九校戦へ!「魔法科高校の劣等生 九校戦編」1巻

魔法科高校の劣等生 九校戦編(1) (Gファンタジーコミックススーパー)
著者/訳者:佐島 勤 きたうみ つな
出版社:スクウェア・エニックス( 2014-04-10 )
コミック ( 152 ページ )

Kindle版:魔法科高校の劣等生 九校戦編 (1)

Kindle版:魔法科高校の劣等生 入学編 (1)
Kindle版:魔法科高校の劣等生 入学編 (2)
Kindle版:魔法科高校の劣等生 入学編 (3)
Kindle版:魔法科高校の劣等生 入学編 (4)

入学編を描かれていたきたうみつなさんがそのまま九校戦編も担当!
今回は九校戦が始まる前、会場に行く途中までしか描かれてませんが、
これからの盛り上がりを感じさせてくれるものになってました。

それにしてもこのコミカライズは本当に原作に忠実ですね。
また、原作だと文字媒体での説明が多いので理解に時間が掛かるアレコレも、
イラスト込みで説明してくれるのでスッと頭に入ってくるのが良いですね。
特に九校戦の競技種目とか独自性が強いのでイラストがあると判りやすかったです。

イラストと言えばやっぱりアレですね、エリカのブルマ姿。(笑
原作でも描かれてましたがビジュアルインパクトありすぎでしょう。
ブルマ姿で赤面するエリカは中々にレアで良いものでした。
もちろん、ヒロイン度は深雪さんの方が高いんですけども、エリカも有りだよね!
ブラコン妹だし!

アニメでここら辺に入るのはもうちょっと先になると思います。
というかアニメって何クールでやるんでしょうね。
1クールだと短すぎるし2クールで横浜騒乱編までかな?
まぁ、アニメともども楽しみにしていきたいです。

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