僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2014/1/22 水曜日::

■[ラノベ]甘城ロリ歌姫伝説シーナ「甘城ブリリアントパーク」3巻

まだ3冊目だというのにアニメ化決定!
しかもスタジオは京都アニメーション!
まぁ、賀東招二さんのフルメタの実績もあるし、脚本も担当されてましたけど、
それにしたって3冊目にしてアニメ化とか先走りが凄いですね。
てっきりフルメタアナザーの方がアニメ化されるもんだと思ってました。

売れないテーマパークをどうにかして繁盛させないといけない高校生の可児江西也の奮闘記。
そんな話がメインなんですが、この3巻では雰囲気もガラっと変わってます。
2巻で来た3人のバイトのうちの一人、見た目小学生の高校生、中城椎菜が中心の前半と、
後半は着ぐるみ共の暴走で色々とアレなことになってる学校編です。

椎菜は見た目ロリで人見知りも激しくて思ってることも中々言い出せない女の子。
高校デビューに失敗して学校での人間関係に絶望したのでバイト先という新天地に望みを掛けたら、
簡単にその目論見を見破られるだけでなく、モッフルのシゴキを受けるハメになるも、
そこで自分を変えていくことが出来て…

椎菜ってば見た目に反して割りと良い根性していると思います。
「屈辱です」とか是非とも加藤英美里ボイスで言って欲しいものです。
そして出来れば背中に荷物でパンパンにふくれあがったリュックを背負ってですね。(ぉ
とはいえ、超絶に歌が上手い設定とか声優さんへのハードル上げすぎだと思います。
大丈夫なのかしら…

それはそうと、ティラミーのクズっぷりが光ってますね!
西也の出席日数獲得の為に妖精たちが不思議着ぐるみで替え玉になるのは良いけど、
マカロンの喫煙もご時世的に色々な意味でアウトだったけど、ティラミーのクズは度を越してますよ。
西也のフォローがなかったら、ただただ胸糞が悪くなるだけの話だったので、
色々とバランスがキワドイエピソードだったと思います。

しかし、いすずは微妙な恋心というか無自覚というか。
うーん、ラブコメ要素は相変わらず薄いけど、これ、もう少し濃くなるんでしょうか?
色々な意味で先行きが気になります。

:: 2014/1/20 月曜日::

■[ラノベ]達哉の勇躍「フルメタル・パニック! アナザー」7巻

殺人という壁を乗り越え、影がある感じになった達哉が表紙の7巻ですが、
表紙になるだけあって、主人公らしい活躍っぷりでしたね!
序盤は人を殺した事を吹っ切るために色々と藻掻いてましたが、
終盤ではケントゥリア2機と互角に戦い、更にはレイヴン1号機改をぶっつけ本番で使いこなし、
ミハイロフを圧倒する才能の煌きを見せてくれたお陰で大いに興奮しましたよ!

それだけにジオ社が進める無人AS計画「カエサル・プロジェクト」が不穏だよなぁ。
中央アジアでロシア相手に繰り広げられる国家戦争にケントゥリアが使われ始めたけど、
もう現時点で充分有用であることが判ってしまいましたからね。
もし成長した今の達哉のデータがコピーされたらと思うと薄ら寒くなります。

それと菊乃ですが、予想通り達哉の側に付いたかー
そこに至るまでにイベントがあったから説得力があったし、
ステンカ小父様ことミハイロフ相手にきっぱりと決別を口にするまでになりましたからね。
これで本格的に達哉の傍に居ることになり、俄然面白くなってきましたね!
達哉への恋心も上手い方向に軌道修正されたから、そちらの意味でも楽しみです。

翻ってリーナの方ですが、達哉相手への気持ちは自覚してないのか素直になれないのか…
扇情的な下着を買うイベントとか凄く萌えるし、何よりビジュアルも最高なんですけど、
下手すりゃこのまま菊乃に出番とかヒロインポジションとか奪われないのかちょっぴり心配です。
ポテンシャルは高いんだけどなぁ、リーナ…

ちなみに今回一番ヒロイン度が高かったのは間違いなくマルヤムですね。
ユースフもマルヤムの為に熱さと冷酷さが同居する状態になったりと、
正に囚われの姫を助けに向かう王子様状態で格好良かったです。
そんな中でも可能な限り達哉への助けの手を打ったりと、
友情と有能さも併せ持っていてマルヤムがべた惚れするのも当然だと思わされますね。

達哉、リーナ、ユースフ、菊乃とそれぞれの個性に合わせたレイヴンも揃ったし、
これからの展開にも期待しております。

:: 2013/10/23 水曜日::

■[ラノベ]春が去り、夏が来て、秋と出会う。「東京レイヴンズ10 BEGINS/TEMPLE」

東京レイヴンズ10 BEGINS/TEMPLE (富士見ファンタジア文庫)
著者/訳者:あざの 耕平
出版社:富士見書房( 2013-10-19 )
文庫 ( 361 ページ )
作者サイト:あざログ
作者twitter:あざの耕平 (k_aza) on Twitter
絵師サイト:—マッチョリ—
絵師twitter:すみ兵 (suminiku) on Twitter

衝撃の第一部完で圧倒的な面白さを見せつけてくれた「東京レイヴンズ」
現在放映中のアニメ版も期待以上に出来が良くてホッと一安心しています。
なんでも2クールという話もあるので、もしかしたら第一部完まで行くかもですね。
だとするとあざの耕平作品の魅力が遂にラノベファン以外にも伝わるかも…?

第二部の物語はあれから一年経ち、春虎がテロリストして指名手配された所から始まります。
それに伴い主人公も春虎から夏目に。
夏目が行方をくらませた春虎を追い、呪術界の暗部である闇寺を訪れた先で、
ウサギの生成りという珍しい少女・秋乃と出会い、友達になるというほのぼのした展開から一転、
寺内部の派閥争いと、「十二神将」と遭遇戦とバイオレンスな展開に。
そして満を持して、転生した夜光こと春虎たちが来山し…

秋乃が登場したことで遂に「春」虎、「夏」目、「秋」乃、「冬」児と、
四季の全員が揃うことになりましたね。
まぁ、冬児はまだ再登場していないというか、そもそもどこに居るのかも不明ですが…
冬児以外の仲間たちが今現在どういった状況にいるのかも不透明だし、
そもそも無事なのかも判らないのでハラハラしちゃいますが、
そういった所もあざの耕平作品の面白さの一つだから困ったものです。(笑

それにしても新キャラの秋乃は可愛いですね!
ドジっ子で眼鏡っこでウサミミのロリとかどんだけ属性盛ってるんですか!
土御門家じゃなくてうちで飼いたい、もとい匿いたい!

秋乃だけじゃなく、もちろん夏目も可愛いです。
というより第一部から魅力が増していますよね。
「泰山府君祭」が失敗し、北斗に憑いて貰うことで辛うじて現世に留まっているという、
「これはゾンビですか?」的な、ある意味富士見ファンタジア文庫らしい属性もゲットしたし。(ぉ
というか、春虎を追う理由が自分を中途半端に生き返らせた云々なんて微塵もなく、
ただ単に好きだから会いたいし、傍に居たいという所が最高に可愛いと思うのですよ。

夜光の遺志に春虎の目的とまだまだ謎の部分が多いです。
ですが、それらが解き明かされていく中での面白さが光るのがあざの構成作品の醍醐味なので、
今から期待が高まって仕方がないです。
それに今回は良い根性したおっさんだった三善さんがメインでしたが、
大人たちの魅力を引き出すのもあざの耕平作品らしさでもあるので、
次回以降も楽しみです。

:: 2013/10/2 水曜日::

■[ラノベ]俺たちの戦争「フルメタル・パニック! アナザー」6巻

フルメタル・パニック! アナザー6 (富士見ファンタジア文庫)
著者/訳者:大黒 尚人
出版社:富士見書房( 2013-09-20 )
文庫 ( 268 ページ )
原作者サイト:GATOH.COM blog style
原作者twitter:賀東招二 (gatosyoji) on Twitter
絵師サイト:風の色
絵師twitter:四季童子 (shikidoji) は Twitter を利用しています

遂に前作との関連性が見えてきたフルメタアナザー6巻。
ユースフの資本で新D.O.M.S.を設立して仇討ちに燃える達哉たちが、
旧D.O.M.S.がGEと組んで開発している無人AS”ケントゥリア”を破壊する為に、
何より社長であるマオを襲撃した復讐の為に世界各地で戦うことになるんだけど…

この6巻は達哉にとってのpoint of no returnでしたね。
まさか初めての相手があいつであり、あんな状況だというのは意外でしたけど、
これによってもう日本での日常に気軽に戻れなくなった、というのは確かでしょう。
そして同じく菊乃もトラウマものの体験を経ただけに今後どうなるのかが心配ですね。
意外と達哉への依存と愛情が深まる気がしないでもないですが。

前半部分のケシ畑を栽培して生計を立てる僻村を守る旭たち旧D.O.M.S.と、
そこを政府軍の依頼で攻めて、花の世話をしていた少女に責められる達哉たち新D.O.M.S.の対比が、
単純な善悪を越えた物事のやるせなさが感じられましたね。
後半の出来事といい、世界はどうしようもない不条理とやるせなさばかりが溢れている。
でもそこがまた面白いんだよなぁ、困ったことに。

それにしても溝呂木はTAROSをそう使うのかー、というのと、
現実の無人兵器の開発競争とのリンクが上手いと思わされますね。
一枚岩じゃない米国のお国事情と新旧D.O.M.S.の戦いに旧ミスリルの技術と、
色々と事情が複雑化していく中、達哉の人間関係の今後も気になります。

まぁ、人間関係という意味ではユースフ関連が今回一番の驚きでしたね…
「コータローまかりとおる!」の天光寺思い出しました…(←古すぎるネタ

:: 2013/9/11 水曜日::

■[ラノベ]人材を獲得せよ!「甘城ブリリアントパーク」2巻

甘城ブリリアントパーク2 (富士見ファンタジア文庫)
著者/訳者:賀東 招二
出版社:富士見書房( 2013-08-20 )
文庫 ( 262 ページ )

いやー、1巻に引き続いてエグいというか毒々しいと言いましょうか。
これ、本当に富士見ファンタジア文庫というレーベルに出して大丈夫なのか…?
なかじまゆかさんのエロい画風を活かしているような無駄遣いしているような、
そんな微妙にヤキモキしてしまう2巻であります。

取りあえず急場は凌げたけれど相変わらずまだまだヤバイ甘城ブリリアントパークの台所事情。
お金はないけどそれ以上に人材が足らない悩みを解消すべく、
面接をしてみたら問題がある人材しか集まらない上に、
いすずはいすずで色々とテンパっていて…

うん、キャストの着ぐるみ共のクズっぷりが半端ないですね!
みんなが赤貧で喘いでいる中、競馬の万馬券を当てて豪遊してランパブ通い&パチでスるクズ共!
そして新たな(?)キャストも引き篭もりだとかクズ中のクズを次々と出してくるとかマジでクレイジー!

そして新キャラの女の子3人組も重度の変態シスコン兄貴に刺されて出血しながら面接に来たり、
どう見ても小学生な高校生の女の子だけでなく、元AV女優という経歴の女子大生まで来る始末!
というか、元AV女優と知った面々のリアクションが妙に生々しくて、
本当にこれはライトノベルなのかと再度問いたくなりますね!
まぁ、マイルドなオチにしているのは大人の事情が垣間見えてアレですけど。

それでもローションぺぺを出してくるとか賀東先生はアグレッシブすぎやで…

ペペローシヨン 360ml

というかぺぺを知らないいすずは萌えですね。
まぁ、異世界出身の女子高生が知っててもそれはそれでアレですけど。(笑

何だかんだで面白いけど色々な意味で大人向けな作品だと思うので、
はたして中高生にどれだけ受けるのかは疑問でありますが、
今後も読み続けていきたいシリーズではあります。
何しろ今回は三人の新ヒロインが殆ど活躍出来なかったからね…
次巻ではもうちょっと萌エロ分が増加することに期待。

ちなみにKindle版ももう出てます。
早いなぁ。

:: 2013/7/22 月曜日::

■[ラノベ]雛鳥たちのコメディな日常「東京レイヴンズEX1 party in nest」

東京レイヴンズEX1 party in nest (富士見ファンタジア文庫)
著者/訳者:あざの 耕平
出版社:富士見書房( 2013-07-20 )
文庫 ( 264 ページ )
作者サイト:あざログ
作者twitter:あざの耕平 (k_aza) on Twitter
絵師サイト:—マッチョリ—
絵師twitter:すみ兵 (suminiku) on Twitter

あの驚異的なヒキで第一部が終わった本編はちょっとお預けで、
今回からEXが付くようになった東京レイヴンズ短編集の発売です。
この短編集は時系列がまだ春虎たちが一年生の頃の話なんですよね。
だから鈴鹿はまだ出てこないからちょっとツンデレ女子分が不足気味かも?
まぁ、何故か挿し絵には鈴鹿が天馬の妄想とはいえで出てきてるんですけど。(笑

短編集ということもあってか春虎以外のキャラがメインの話ばかりです。
隠形出来なくなったコンが陰陽塾で騒動を起こしまくったり、
夏目とデートすることになった京子が張り切ったり、
誕生日をサプライズで祝われるはずがカオスなオチが待っている天馬の話だったり、
霊災に遭った冬児が未だ引きずる後遺症の話だったり、
北斗と春虎が出会った頃のエピソードだったりが綴られています。

しっかし、本編のシリアスさが微塵も感じられないコメディっぷりですね!(冬児除く
特に天馬の短編のオチがもの凄いツボって比喩抜きで腹を抱えて笑い転げましたよ。
このシーンは是非アニメで見たいんですが、今度のTVアニメで放映されないですかねコレ!(笑
それと今回の短編で一番可愛かったのはコンでしょうか。
本編でその正体が判っているとそのギャップで更に萌えることが出来ますしね!
あと、倉橋塾長も年甲斐もなくお茶目すぎて可愛いと思います。

第一部終盤の盛り上がりが激烈だったので忘れそうになりますけど、
あざの耕平さんは短編コメディも上手いんですよねー、ホント。
またたまにはこうやって短編集を出してくれると嬉しいですね。
まぁ、今は早く第二部を出してくれ! と思ってしまいますけど。(笑
いや、ホント早く出してくれないでしょうか…
おそらくTVアニメが放映開始と同時期になるんだろうから、
9月か10月発売になるんだろうけど…
うーん、待ち遠しい!

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