殆ど死んでいるさんの「異世界おじさん」2巻は4月22日発売!
おじさん…!
:: 2017/3/11 土曜日::

■[ラノベ]女神の泉「本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第三部「領主の養女III」」

Web原作が完結しました…
今年中に完結することは前から分ってましたがこうも早く完結するとは…
エピローグが最高だったので感無量ですが、
書籍版での書き下ろしエピソードとかを読めると思いますので、
「本好きの下剋上」はまだまだ終わりませんよ…!

領主の養女編3冊目は主に素材集めですね。
虚弱なマインの薬を作るための素材なんだけど、
秋の素材は失敗したので冬と春の素材集めは頑張らないといけないんだけど、
これがまたまた難題で…

それにしても表紙のマインが可愛いですね。
両手でライデンシャフトの槍を構える姿が凛々しくも可愛いというか…!
こんなモフモフで温かそうな格好をして雪玉を作ってるマインとか、
超見たいんですけど!?
鈴華さんのコミカライズが待ち遠しいです。

貴族の常識と前世の常識の違いに苦悩しながらも、
ハッセの街への罰の妥協案を頑張って探るマインは応援したくなりますし、
ブリギッテへの褒美もちゃんと考えてるマインは頼り甲斐がありますよね。
ちょっと抜けてるところがあるけれど、
みんなのためになることを考えて頑張るマインは本当に魅力的だと思います。

もっとも、そんなマインに振り回される面々は大変だと思いますけどね。(笑
主に被害を受けるのは今ではフェルディナンド様ですが、
今回はインゴも結構振り回された感がありますね。
今後も振り回されることは確定しているので、
頑張ってくれとしか言えませんが…(笑

Web原作が完結したけど書籍版の続きは楽しみですし、
「本好きの下剋上」は色褪せるどころかまだまだ盛り上がるばかりですよ。
まずはドラマCD化が決まったみたいなのでそれが楽しみですね。
できればこのままアニメ化までいって欲しい所です。

:: 2017/2/25 土曜日::

■[漫画]ルッツと二人で…「本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第一部 本がないなら作ればいい」4巻

本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第一部 「本がないなら作ればいい4」
著者/訳者:鈴華 香月美夜
出版社:TOブックス( 2017-02-25 )

連載サイト:ニコニコ静画 (マンガ)
原作者サイト:香月 美夜
作者サイト:列挙。
作者twitter:鈴華(@suzupaca)さん | Twitter
Kindle版:本好きの下剋上 (4)
Kindle版まとめ買い:本好きの下剋上
DMM電子書籍:本好きの下剋上 (4)

やり手の商人ベンノさんのバックアップを得て、
ルッツが商人見習いになるために紙作りを始めたマインとルッツ。
本作りの前段階とはいえ紙作りに一気に近付き浮かれるマインだったが、
ルッツは大人と対等に話すマインに疑いの目を向け始めて…

原作を読んでても面白いというか、むしろ原作を読んでるからこそ面白い!
何度も言いますがWeb版も書籍版も読んでても新鮮な気持ちで読めるんですよね。
マインたちの表情一つ一つが面白さを生んでくれてるんですよ。
聞いてるふりして言うこと聞く気がないマインの顔だったり、
ルッツとばかり行動して寂しいギュンターパパの顔だったり、
もうね、最高…!(笑

あと、地図を手に浮かれたマインが前世の感覚で椅子に飛び乗って、
余りの堅さに悶絶するところも超可愛かったです!

マインってば本当にうっかり屋さんだよね…(笑

そういったコミカルな箇所だけでなく、
シリアスな所も面白いんですよね。
特に今回は第一部でも一番重要なルッツにマインの正体がバレるイベントがあるだけに、
そこが心に染み渡るような情景で描かれていて、
とても胸に来ました。
うーん、本当に良いコミカライズだなぁ…!

それと単行本描き下ろしの短編も良かったですね。
この時に教えられたベンノさんの教えは、
ずっと身についたママなのはWeb版読者の人には分るので、
そういったファンサービス的にも良い短編でした。

また、香月美夜さんの書き下ろし短編も良かったですね。
まさか新キャラが出るとは思いませんでしたが、
こういった新キャラなら有りだなぁ、と思いました。
まだまだ広がりを見せようと思ったら見せられるのですね。
今後の短編も楽しみです。

:: 2016/12/22 木曜日::

■[ラノベ]マインの常識と貴族の常識「本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第三部「領主の養女II」」

フェルディナンドの演奏会が無事に開催され資金を集めることができたローゼマイン。
プロマイドの販売はバレて禁止されたけど冬支度は万全にできそうで心配ないけど、
小神殿を立てて孤児を引き取ったハッセの扱いで貴族の常識に苦悩することになり…

常識の違いに苦しむマインが可哀想で可哀想で…
でも、そんなマインをルッツがいつも通りに助けてくれるの嬉しかったですね。
色々と成長しているとはいえ、まだまだマインにはルッツが必要なんだなぁ。

そんなしっかりしているルッツを知っているだけに、
怠惰で無知で我が儘なヴィルフリートはどうしても厳しい目で見ちゃいますよね。
でもこの年頃の男の子はこんなもんだと思うので、
仕方ないのかも…
でも正直、マインの思惑通りに性根を叩き直せてスッキリしました。(笑

それと何と言っても心を揺さぶられたのは僅かだけの本当の家族の触れ合いですね。
契約魔術で家族として触れ合うことができない中、
それでも精一杯愛を伝えあっている姿には何度も泣きそうになりました。
しかもエーファ母さんとの触れ合いの時にも、
ギュンター父さんとの触れ合いの時にも椎名優さんが良いイラストを描いてくれてるから、
更に涙腺を刺激されて本当にヤバかったですね!
どちらのマインの表情も素敵すぎて素敵すぎて…!
情感が詰まりに詰まったマインの瞳が最高でした!

さて、次回はハッセの始末です。
マインにとっては苦い経験になるでしょうけど、
何とか乗り切って欲しいですね。

:: 2016/11/18 金曜日::

■[漫画]和紙へ到る道「本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~III 本がないなら作ればいい!」

本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第一部 「本がないなら作ればいい3」
著者/訳者:鈴華 香月美夜
出版社:TOブックス( 2016-11-10 )

連載サイト:ニコニコ静画 (マンガ)
原作者サイト:香月 美夜
作者サイト:列挙。
作者twitter:鈴華(@suzupaca)さん | Twitter
Kindle版:本好きの下剋上 III
Kindle版まとめ買い:本好きの下剋上

幸せだなぁ…

好きな小説を好きな漫画家さんが、とても自分好みの漫画に仕上げてくれる…
そしてそれを定期的に読める上に単行本まで出て更に楽しめる…
これを幸せと言わず、何と言おうか…!

現代日本から異世界の貧乏兵士の虚弱な娘のマインとして転生した麗乃。
愛する家族に恵まれながらも艱難辛苦の連続で心が折られそうになるも、
少しずつ手応えを掴んできましたがここへ来て大きな転機を迎えることになります。
それはオットーの義兄にして商人ベンノさんとの出会い。
目端が利くベンノさんを相手にルッツと一緒に自分を売り込むマインだけど…?

この3巻では文字媒体ではなく漫画媒体の恩恵をとても顕著に受けましたね。
それがこの和紙の作り方の説明です。

honzuki_comic03_01

後書きで原作者の香月美夜さんも仰ってましたが、
一目見ただけですぐにどんなものか分かるといのは感動的ですね。
この調子で和綴じの本の制作過程も是非お願いしたいところですが、
それはまだだいぶ先の話になりそうかなー

そういった物作りの面白さだけでなく、
キャラクターの魅力も十分に溢れていましたね。
洗礼式でおめかししたトゥーリはマジ天使でしたし、
マインだけ憧れのコリンナさんに逢えることを羨ましがり、
寂しげな表情もまた魅力的でした。
いやー、本当にトゥーリは天使だなぁ。
原作でマインが思っていた気持ちがよく分かりますよ。

それにマインもオットーさんに釘をお土産に追い出されたりした時の表情とか、
貴族への妬みが篭もった表情とか、百面相してて可愛かったです。
くるくる変わるマインの表情もこのコミカライズの魅力の一つですよね。(笑

単行本描き下ろしの短編も原作の美味しいところで面白かったし、
巻末特典の原作者の香月美夜さん書き下ろし短編も面白かったですね!
この後登場するフリーダを先行で見せてくれるとか、
原作読者としてはとても嬉しかったですね!
それに幕間的な描き下ろしイラストでも少しだけフリーダが見えているあたり、
良いコラボだと思いました。

本当に最高のコミカライズだと思うので多くの人に読んで欲しいですね。
次の4巻も楽しみです!

:: 2016/9/15 木曜日::

■[ラノベ]フェルディナンドの演奏会「本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~」 第三部 領主の養女I

領主の血縁なのをいいことにやりたい放題だった神殿長と、
彼に協力した他領の貴族の悪辣な策略を打ち破ったものの、
マインは愛する家族を守るために別れて戸籍ロンダリングし、
上級貴族の娘ローゼマインとなった上で、
そこから領主の養女となるべく教育を受けることになり…

権力を得たために本作りのために更に暴走するローゼマインことマインの、
変わらない中身に安心しつつも、
家族との交流を禁じられて遠目に見るだけになった現状が寂しかったです。
その僅かな逢瀬に凝縮された愛情がとてもいとおしくて涙が出ちゃいますね…
しかもトゥーリが最後の約束を守るために努力を重ねているところとかも、
地味に涙腺を刺激してきちゃうんだよなぁ…

また、領主の養女として印刷業を広めるために寄付金を集める必要があるのに、
虚弱すぎてお茶会も開けないとは相変わらず逆境すぎるけど、
そこを前世の知識で手段を講じて乗り切るという展開は面白かったですね。
特にチャリティーコンサートとか発想が女性らしくてとても新鮮でしたし、
神官長のファンである母・エルヴィーラの暴走っぷりがとても楽しかったです。(笑

それにしてもアン○ンマンのマーチをアレンジして恋歌にするとか、
一体どんな風になったのか非常に興味深いですね。
これは是非アニメ化して聞かせていただきたいところです。
JASRACに怒られない範囲内で良いので!(笑

今回は神官長フェルディナンドの意外な一面が見られてとても面白かったです。
貴族の女性からアイドルのような扱いを受けるとか、
養育係だったリヒャルダに頭のあがらないところとか。(笑
フェルディナンドはマインにとってこれからもっと大切な人になってくるので、
どんどん色んなところを見せてくれると思います。

それはそうと「となりのトト□」のネコバスに発想の着想を得て作った、
マインの騎獣であるレッサーくんをやっと絵で見ることができて感動しました。(笑
今まで何となくほわほわっとした感じで想像することしか出来なかったので、
椎名優さんが愛くるしい姿をはっきりと具現化してくださったお陰で、
これからは本文を読んでてもイメージを明確に描くことができそうです。

やっぱり書籍化されて、椎名優さんがイラストレーターで良かったなぁ…
と、しみじみと思いました。

:: 2016/7/12 火曜日::

■[漫画]いざメソポタミア「本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~II 本がないなら作ればいい!」

本好きの下剋上 第一部「本がないなら作ればいい! 2」
著者/訳者:鈴華 香月美夜
出版社:TOブックス( 2016-07-10 )

連載サイト:ニコニコ静画 (マンガ)
原作者サイト:香月 美夜
作者サイト:列挙。
作者twitter:鈴華(@suzupaca)さん | Twitter
Kindle版:本好きの下剋上 I
Kindle版:本好きの下剋上 II

本好きの下剋上のコミカライズ2巻が出たぞー!

版元のTOブックスにノウハウがなかったからか1巻が電子書籍版のみの販売になり、
紙書籍版はそれから半年後の先月になってやっと発売になったのですが、
2巻は紙書籍版の方が先行販売になりました。
カバー下のオマケ漫画は現状だと紙書籍版でしか楽しめないので、
紙書籍版を買うことをお勧めしますですよ。

1巻では現代日本で本に埋もれて死んでしまったビブリオマニアの麗乃が、
本が希少な異世界で貧乏兵士の娘のマインとして転生し、
本を手に入れるための現状把握するまででしたが、
この2巻では紙作りの試行錯誤と七難八苦が描かれてます。

コミカライズされて良かったと思うのは、
マインがやるレース編みや籠編み、
そしてパピルスもどき作りなのがビジュアルでわかることですね!
原作は文字媒体なので頭の中で想像するしかなかったんですが、
やはり漫画媒体だと正に百聞は一見でよくわかるんですよね。
しかも漫画担当の鈴華さんが実際にレース編みを体験したりしてくれたお陰で、
より如実に伝わってくる感じがしますね。

それとコミカライズの良いところはやっぱりみんなの表情ですよね。

honzuki_comic02_01

試行錯誤の果てにやっと一歩進んだ時のマインの嬉しそうな表情から、
籠編みでマインに負けて悲しそうなトゥーリの表情まで、
どれも凄く魅力的なんですよ!
百面相するマインの表情も良いですけれど、
トゥーリの表情も実に良いんですよねー

マインのことを妹だから可愛いという気持ちはあるけれど、
一緒に森に行くのは邪魔だとはっきり言う時の鬱陶しさがにじみ出る表情とか、
リアルな姉妹関係が感じられて実に良いですよね。
このトゥーリが二章のラストではあそこまでマインの身を案じるほどになるかと思うと、
今から続きが楽しみでなりませんよ!

原作はもの凄く長いので鈴華さん一人がコミカライズするのは割りと無理ゲーですが、
鈴華さんのコミカライズがとっても面白いので、
大変だとは思いますが頑張って欲しいなぁ、という気持ちが強いですね。
いや、本当に大変だとは思いますが!
連載媒体がニコニコ静画なのでページ数制限が緩そうなので、
まおゆうみたいに1話あたり60ページとかやればいける!(ぉ

3巻ではこの2巻でマインに餌付けされて人生が変わってしまったルッツが、
マインの相棒として大活躍してくれるはずなので今から楽しみです!

:: 2016/7/2 土曜日::

■[ラノベ]愛する家族との別れ「本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~」第二部 神殿の巫女見習いIV

金属活字を完成させて活版印刷への道筋をほぼ立て終わったマイン。
しかし貴族の既得権益とぶつかることから一時立ち止まることになるんだけど、
生まれたばかりの弟、カミルのために絵本作りに邁進しまくり。
インク工房のハイディと一緒に色インク作りに精を出したりしている中、
神殿長は他領の貴族とマイン排除のために悪巧みをして…

もうね、何度読んでもボロ泣きしちゃいますよ。
Web版を読んだ時も泣いたけど、書籍版だと椎名優さんのイラストのお陰で更に泣きましたよ!
いい歳して何を泣いてるんだと思いますが、泣いちゃうもんは仕方ないんです。
だってあんなに愛し合っている家族同士が離ればなれにならざるをえないんですよ!?
これが泣かずにいられますか!

本当にトゥーリが可愛くて可愛くて、だからこそ泣けてきて…
昔はちょっと邪魔に思っていたマインが今は大事で大切で大好きな妹になっているのに、
そんなマインと別れざるを得ないとかもう本当に悲しくてですね。
家族との別れの中だとトゥーリとの別れが一番泣いたなぁ。

そんな家族と別れる元凶となった神殿長とビンデバルト伯爵には憎しみしかないですね!
独善的で自己愛の塊のような横暴さを見てると反吐が出そうですよ!
そんな神殿長たちを成敗するフェルディナント様と断罪するジルヴェスターは格好良かったですね!
まぁ、もうちょっと早く来てくれればと思うのも確かなんですが、
駆けつけることが出来なかった原因にアルノーの妄執があるのも辛いなぁ。
まぁ、そんなアルノーも次の悪事の前に取り除かれたのがせめてもの救いか…

これで第二部が完結ですが、そのためか字数の問題か書き下ろしが多かったですね。
Web版で先の展開を知っているとニヤリとできるプロローグだったり、
色々と読み応えのある内容でしたのでWeb版読者の人も是非お楽しみ下さい。

そういえばコミカライズ版の紙書籍版が先日発売されましたね!

本好きの下剋上 第一部「本がないなら作ればいい! 1」

Kindle版半年以上前に出てレビューしてますが、
せっかく紙書籍版が出たということで買って読んでみたんですが、
紙らしいギミックがあってニヤリとしましたね。
未読の人は是非カバーをめくってみると良いですよ!
裏表紙のコミカルなマインの可愛さともども必見です!

:: 2016/4/27 水曜日::

■[ラノベ]グーテンベルクの始まり「本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~」第二部 神殿の巫女見習いIII

第二部も後半に入ってきましたが相変わらずどころか、
前にも増して面白くてグイグイと物語に引きこまれます。
承前と巻末の短編はほぼ書き下ろしなのでWeb版読者も新鮮に楽しめますし、
椎名優さんのイラストは本当に見ていて溜め息がでるほどの美麗さで素晴らしいのです。

第二部の3巻にしてついに金属活字が完成して、
グーテンベルクの偉業、活版印刷の第一歩を踏み出すことになったわけですが、
無邪気なのはマインだけで歴史を変える発明に愕然とするベンノや神官長を見てると、
マインに巻き込まれた人々に同情しつつも笑ってしまいます。(笑

今回初登場となるジルヴェスターですが、
Web版を読んで抱いていた印象そのものズバリのイラストでしたね!
小学生男子みたいなイタズラ好きそうな雰囲気を出しつつ、
にじみ出るオーラみたいなのもあって最高でしたよ。
あとがきで作者さんも絶賛してましたけど、その気持ちもよくわかるというものです。

活版印刷とジルヴェスターと並んで印象深かったのはマインの家族に対する想いですね。
冬になって雪で神殿に閉じこもって家族と離れてホームシックになったり、
久しぶりに家族と会えてはしゃいでいるマインを見ていると家族の温かみを感じますよね。
特に最後の方にはついに念願の弟のカミルが生まれましたからね。
カミルを抱っこしているマインと二人を囲む家族の挿し絵は本当に素晴らしかったです。

それだけに次の4巻のラストを思うと今から辛いなぁ…
早く続きが読みたいけれど、マインの幸せを思うと読み進めたくないというか。
あぁ、本当にヤキモキしちゃう…!

:: 2016/1/31 日曜日::

■[ラノベ]初めての本、初めての巫女仕事「本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~」第二部 神殿の巫女見習いII

原作はストックが大量にあるのでハイペースすぎる刊行には納得できるんですが、
イラストレーターの椎名優さんは本当に大変だろうな、と思います。
ハイペースでありながらクオリティが全く落ちないどころか、
ファンタジーらしい美しいフリュートレーネの杖だったり、
念願の本をやっと作ることができて感涙するマインだったり、
服選びで目を輝かせる姉のトゥーリの可愛さだったりと、
読者が見たかったイラストを最高のクオリティで見せ続けてくれますからね。
私がこの書籍化で一番嬉しいのはイラストレーターが椎名優さんであることですね!

さて、前述した通り第二部の2巻にしてやっと本が出来上がります。
第一部のパピルスもどきや粘土板から始まって、ないない尽くしのところから紙を作り。
今回もインク作りに始まり版画での失敗に、ステンシルの発想からデザインカッター作りと、
0から作ることの難しさが丁寧に描いているんですよね。
だからこそ、完成した時の喜びもひとしおでした!

マインは何度も失敗するんだけど、そこから学び取って成長していってるんですよね。
側仕えにしたロジーナに問題があっても神官長から学んだことを実践したり、
木版画に失敗しても諦めずに次の手を打ったりと、
マインなりに頑張っているところが微笑ましく頼りがいがあります。

そういったマインという主人公がこの作品の魅力の一つですが、
それ以外にもこの作品が描く「家族」の肖像も魅力だと思います。
神官長がマイン(麗乃)の記憶を探った夢の世界での母との邂逅。
夢の中で一方通行とはいえ、麗乃が母に謝っている姿を見てると涙腺が刺激されるんですよ。
うーん、この時点でこれだとすると第二部のラストはマジで号泣しそうだわ…

それと巻末の短編ですが、一つはロジーナでもう一つは料理人のフーゴとエラの話です。
ロジーナの方はWeb版のヴィルマの話を膨らませていたものですが、
フーゴとエラの話は完全な新規ですね。
こちらもエラという女の子がしっかりとキャラが立ってて面白かったです。
なるほどなー、フーゴのことはこの頃から…
Web版で先の展開を知っているとそれはそれでの面白さがあって素晴らしかったです。

:: 2015/12/22 火曜日::

■[漫画]マインがクラフト「本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~I 本がないなら作ればいい!」

電子書籍版が先行販売という異例の販売形式になってますが、
連載媒体がニコニコ静画ということも異例と言えば異例ですね。
とはいえ漫画としての面白さはそんなものに左右されません。
コミカライズとして原作の良さを引き出しつつ、
漫画としてしっかりとした面白さがこの漫画にはあります。

原作は当サイトでも何度か取り上げたことがあるラノベで、
大元は小説家になろうの連載作です。
内容は本好きの女子大生が本に埋もれて死んでしまい、
識字率の低い異世界の病弱で貧しい家庭の少女マインとして転生し、
本を読むために奮闘するというお話です。
それを艦これの漣ちゃんの同人誌を出している鈴華さんがコミカライズしているんですね。

これが中々に良いコミカライズでして!
マインの可愛さだけでなく世界観もしっかり表現出来ているんですよ。

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まだ自分がいる世界と家族をしっかり把握出来てないマインが、
おねだりをすれば買ってくれると勘違いしているところも妙に愛嬌があるし、
彼女の口癖の「うふふん」もうまく使われているし、
何よりこの世界らしい薄汚れた格好もひどくならない程度に表現できていると思うんですよ。

世界観と言えばエーレンフェストの街並みもそうですね。

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原作ではまだ書籍化されていない部分に書かれているんですが
街並みは1,2階は白い石造りで3階以上は木造で増築されているんですよね。
そこがちゃんと反映されていることが原作ファンとしては嬉しいわけなんですよ。
作者さん、ちゃんと読んでくれてるなぁ、と思えますからね!

それにマインの可愛さだけではなく、
姉のトゥーリも可愛いし、両親も椎名優さんのデザインをきっちりと踏襲しているしと、
本当によく出来たコミカライズだと思います。
原作ファンの人は買って間違いなしだと思いますね!

Web原作ではここしばらく出てこないトゥーリたちを目にすることが出来たし、
単行本描き下ろしもあるしで非常に満足度の高い一冊でした。
電子書籍先行販売なので紙の本が好きな人が読めるのはもう少し先になりますが、
そこら辺こだわりがない人は電子書籍でお先にどうぞ。
面白いよ!

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