僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2013/12/6 金曜日::

■[漫画]愛と勇気だけが友達「ワンパンマン」5巻

ワンパンマン 5 (ジャンプコミックス)
著者/訳者:村田 雄介
出版社:集英社( 2013-12-04 )
コミック ( 208 ページ )
公式サイト:となりのヤングジャンプ : ワンパンマン
原作者サイト:ワンパンマン
原作者twitter:ONE (ONE_rakugaki)さんはTwitterを使っています
作者twitter:村田雄介 (NEBU_KURO)さんはTwitterを使っています

帯に220万部突破とあって、まだ5巻なのに凄いな…
と思いましたが、1巻が14刷とあったのには更に驚きました。
ネットのファンと旧来からの村田雄介ファンに、
ジャンプやヤンジャンでの出張掲載での知名度アップに後押しされたんでしょうけど、
それにしたってここまで凄いコンテンツになるとは驚きです。
5年前の私に「2ch発のワンパンマンが村田雄介にリファインされてバカ売れするよ」
と言っても絶対信じないよなぁ…(笑

地上に侵攻してきた海人族は、イカ娘みたいな可愛いのではなくて醜悪なクリーチャー
その中でも格別の強さを持つ深海王相手にはA級ヒーローどころか、S級ヒーローでも敵わず、
シェルターに避難している民衆すらも危険に曝されるんだけど、
そんなピンチに駆けつけるからこそヒーローであって…

序盤のプリズナーvs深海王はビジュアル的に迫力がもの凄いありましたけど、
圧倒的な画力に裏打ちされたキモさももんの凄くありましたね!
それ故にジェノスすらも子供を庇ってやられたりと絶望感もハンパなかったですが、
それすらも圧倒的な力で打ち砕くサイタマの実力が凄まじかったです。

それにしても衆愚どころか、ヒーローすらも守るためにドロを被るとか、
流石はサイタマだな、と思わされます。
それを理解しているのが弟子であるジェノスだけ、というのが寂しかったですけど、
弱くともヒーローとしての志を持つ無免ライダーにはちゃんと伝わっていたのは、
正直かなり嬉しかったです。

しかし次は地球がヤバイという危機。
サイタマならなんとかしてくれるという期待は充分あるんだけど…
まぁ、原作は既に読んだことあるんだけど、
村田雄介さんの圧倒的な画力でどう描かれるのか、期待に胸を膨らませております。

:: 2013/8/4 日曜日::

■[漫画]その勢い、超弩級!「ワンパンマン」4巻

ワンパンマン 4 (ジャンプコミックス)
著者/訳者:村田 雄介
出版社:集英社( 2013-08-02 )
コミック ( 208 ページ )
公式サイト:となりのヤングジャンプ : ワンパンマン
原作者サイト:ワンパンマン
原作者twitter:ONE (ONE_rakugaki)さんはTwitterを使っています
作者twitter:村田雄介 (NEBU_KURO)さんはTwitterを使っています

表紙がジジイという、ある意味格好良さは伝わってくるけど、
これで良いのかと考えてしまう、萌え業界に毒された感がする今日この頃ですが、
やはりワンパンマンの勢いというか迫力は圧倒的です。
毎週いつになったら更新するんだとF5を連打するのも致し方ないと言えましょう!

何故か次から次へと災害が舞い込むサイタマの周辺ですが、
今度はいきなり巨大隕石が落下してくるわ、
折角防いでも嫉妬にかられたヒーローにハメられるわ、
更には深海から海人族が上陸してくるわと大わらわ。
果たしてサイタマは間に合うのか…!

ONEさんが生み出した強烈なキャラと、
村田雄介さんの圧巻の画力の相乗効果で相変わらず面白いです。
巨大隕石から防ぐ為にジェノスが全力を振り絞るシーンも、
力尽きたジェノスの代わりに隕石を破壊するサイタマの強さも半端ないです!

そしてサイタマの世間の評判なんか気にせず、
自分の中でしっかりと持っているヒーロー観には痺れますね!

ヒーローとは

ジェノスが師匠として心酔するのも判るってなもんですよ。
同じヒーローの卑劣な行為にも腐らず、自分を貫く姿が魅力の一つでしょうか。

それにしても巻末描き下ろしのぷりぷりプリズナーの脱獄編は、
想像以上で笑いましたね。(笑
ふと思ったんだけど、これって腐女子的に有りなんでしょうか…
ちょっと気になるかも。(笑

:: 2013/4/7 日曜日::

■[漫画]煌めく面白さ!「ワンパンマン」3巻

ワンパンマン 3 (ジャンプコミックス)
著者/訳者:村田 雄介
出版社:集英社( 2013-04-04 )
コミック ( 208 ページ )
公式サイト:となりのヤングジャンプ : ワンパンマン
原作者サイト:ワンパンマン
原作者twitter:ONE (ONE_rakugaki)さんはTwitterを使っています
作者twitter:村田雄介 (NEBU_KURO)さんはTwitterを使っています

今もっとも熱い少年漫画の一つはこの「ワンパンマン」でしょう!
超能力者や生体兵器、サイボーグに武術家と多種多様な超人たちがひしめく世界で、
ただの青年だったサイタマがヒーローを目指し、ハゲるほど過酷な筋トレをした結果、
どうしたことかあらゆる怪人をワンパンで沈める強さを持つことになり…
というのが大体のあらすじであります。

元々がWeb連載であり、それ故にクリックするこで魅せる演出をした村田雄介さんですが、
それをそのまま紙に収録するのではなく、ちゃんと描き直しているのが凄いです。
もちろん、この単行本だけでもアクション漫画として最上級の面白さがありますが、
次世代の漫画の可能性を垣間見せるWeb版も是非とも読んで欲しいです。
特にジェノスとサイタマとの手合わせとか必見ですよ、必見!

クリックで漫画を読む

今回はヒーロー協会に登録することで自称ヒーローから公称ヒーローになったけど、
ランク制度とかくだらないしがらみを知ってちょっと落胆しつつも、
結局は我が道を行くサイタマはヒーローらしくてカッコイイものがありますね。
特にヤングジャンプ本誌に掲載された番外編「吹き込む新風」は別視点で語られるだけに、
サイタマの格好良さが非常に活きていたと思います。

しかし1,2巻の時にもしみじみと思いましたけど、
村田雄介さんって本当に鳥山明の影響を受けてるよなぁ…
私と同い年なのでその気持ちがよく分かると同時に、
同い年でこんなに凄い人がいるのに私は何をやっているんだという気持ちも生まれる訳で…(笑

4巻収録のエピソードも既にWebで連載中ですので、
是非とも公式サイトを毎週チェックして欲しいですね!
ほぼ毎週木曜日に更新ですが、大体木曜日の深夜なので金曜日の朝ぐらいが狙い目です!

:: 2012/12/5 水曜日::

■[漫画]必見! 村田雄介の超絶クオリティ!「ワンパンマン」1巻

ワンパンマン 1 (ジャンプコミックス)
著者/訳者:村田 雄介
出版社:集英社( 2012-12-04 )
コミック ( 200 ページ )
公式サイト:となりのヤングジャンプ : ワンパンマン
原作者サイト:ワンパンマン
原作者twitter:ONE (ONE_rakugaki)さんはTwitterを使っています
作者twitter:村田雄介 (NEBU_KURO)さんはTwitterを使っています

となりのヤングジャンプで絶賛連載中の「ワンパンマン
アイシールド21を手掛けたことで有名な村田雄介さんが作画を担当しており、
読み切りが本家のヤングジャンプに掲載されたりとネット以外でもそこそこ話題になっていますが、
そもそもこの「ワンパンマン」はONEさんが連載していたWeb漫画が元ネタなんですよね。
元々2chとかで度々話題になっていたので少しは聞いたことがある人もいるかと思います。

世界観は平和な日常を破壊する怪人たちと、それを倒すヒーローが存在する特撮的な舞台。
そして主人公はあらゆる怪人をたった一発のパンチ ―「ワンパン」で粉砕するサイタマ。
趣味でヒーローをやりながら、強くなりすぎたがために虚しさを噛み締めるサイタマが、
弟子や仲間を得ていき、正式なヒーローとして活躍していく物語…
…なのかも知れない?(←自信なし

元々の作品がネタ重視で読ませる作品で、作画は二の次だったんですよね。
逆に言えば中身だけで面白いと言われてきたとも言えます。
そこに村田雄介さんの超絶クオリティで仕上げたもんだからもう大変。
原作を読んでいると、むしろそのクオリティの高さが際立ってしまい、
度肝を抜かれまくりになること請け合いですよ。

驚愕のbefore-after

作画は元よりコマ割りとか構図も大きく変わっています。
ここらへんは元ジャンプ作家としてのプロの仕事を見せてくれますよね。

公式サイトでも現在1巻の中盤までの1~5話を公開中ですので、
そちらを読めば大体どんな感じの作品か分かると思いますので是非。

■[漫画]Web版と単行本版で別の面白さがある「ワンパンマン」2巻

ワンパンマン 2 (ジャンプコミックス)
著者/訳者:村田 雄介
出版社:集英社( 2012-12-04 )
コミック ( 200 ページ )
公式サイト:となりのヤングジャンプ : ワンパンマン
原作者サイト:ワンパンマン
原作者twitter:ONE (ONE_rakugaki)さんはTwitterを使っています
作者twitter:村田雄介 (NEBU_KURO)さんはTwitterを使っています

2巻も1巻と同時、つまり通常のジャンプコミックスと同じ発売日でしたが、
実を言うと近所の本屋の新刊売り場ではH×H31巻の陰に隠れて配置されてて、
中々見つけられなかったという不幸な出来事が…
いや、うん、H×Hって面白いですしね! 人気あるしね!
でも「ワンパンマン」もこれから人気出ると思うんだ!

さて、単行本になった「ワンパンマン」ですが実は結構描き直されています。
特にこの2巻に収録されている「音速のソニック」という「頭痛が痛い」系の名前のヒーローが、
サイタマ相手に自慢のスピードで撹乱する場面は単行本では2ページでしたが、
実はWeb版では20ページに及んでいるんですよね!
ここら辺はクリック連打で次々に読めてまるでアニメーションのように読むことが出来る、
Web漫画の利点を最大限に利用した新しい見せ方だと思います。

元々村田雄介さんはそういった新しい切り口での面白い見せ方を考えるのが得意で、
以前もtwitterで話題になってたんですよね。
関連:煌く才能&驚愕の新表現技法!漫画家・村田雄介先生の3Dツイッター漫画『絶壁絶命!!』 – Togetter

そしてそれは単行本になっても現れていまして、
カバー下の作画も勿論気合いが入っていますが、
表紙や裏表紙の折り返しまでだまし絵みたいになってて面白いのです。
関連:【コラム・ネタ・お知らせ】 「となりのヤングジャンプ」で更新中の「ワンパンマン」が描き過ぎな件について – アキバBlog

という訳でWebならではの面白さがあるだけではなく、
単行本ならではの面白さも満ちあふれているのでWeb版だけで満足するのは勿体ないので、
是非とも単行本での面白さを堪能して欲しいですね!

余談ですが、名だたるジャンプ作家の中でも村田雄介さんは鳥山明の遺伝子が濃いなぁ…
とこのワンパンマンで痛感した次第であります。

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