僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2015/2/20 金曜日::

■[漫画]我が友よ「戦国妖狐」14巻

戦国妖狐 14 (BLADE COMICS)
著者/訳者:水上 悟志
出版社:マッグガーデン( 2015-02-10 )
作者サイト:続・みずかみ小屋
作者twitter:水上悟志 (nekogaeru)さんはTwitterを使っています

Kindle版:戦国妖狐 (1)
Kindle版:戦国妖狐 (2)
Kindle版:戦国妖狐 (3)

Kindle版:戦国妖狐 (12)
Kindle版:戦国妖狐 (13)
Kindle版:戦国妖狐 (14)

この巻から連載がWEBに移ったんですが、単行本派の人にとってはあまり関係ないかもですね。
発表媒体が紙だろうがWEBだろうが、熱い面白さは変わらないどころか、
物語が佳境に入ってきたのでより熱くなるばかりなので、
読者的には問題ないと思います。

その熱さの源になっているのが表紙になっている神雲と道錬。
おっさん、というよりも既に初老の領域に入っている二人なんだけど、
その熱さは若者たちを圧倒するほどの熱量を出しまくりですよ!

幼い頃から競い合い、高め合ってきた好敵手(ライバル)。
救った村娘に一目惚れして恋を知り、断怪衆を抜けたが世の理不尽に合い戻ってきた神雲。
ひたむきに強さを求めた末に見付けた我が道を突き進んできた道錬。
この二人が全身全霊を以てぶつかり合い、その果てに出した結末は圧巻の一言でした。
道錬は脳筋だけど、気持ちが良い清々しい脳筋だよね。

それと真介も格好良かったです。
自分の手で灼岩を救うとか頼もしいにもほどがあるよ。
華寅とどんな契約を結んだのかは気になる所ですが…

というか、無の民の存在感が薄くなってきた気が…(笑
そして迅火のことも忘れそうになってきた今日この頃。
そろそろクライマックスだろうから出番があるんだろうけどどうなんだろう…?

それはそうと、WEB化したからなのか昨今の電子書籍化の波に乗ったのか、
Kindle化が早くなった気がしますね。
前はKindle版の発売はかなり遅かったのに今回は一週間でKindle化されましたよ。
私は今まで紙で揃えてたのでこのまま最後まっで紙で揃えるつもりですが、
選択肢が増えるのは良いことだと思うので、
電子書籍で読みたい方はそちらでどうぞ。
若干ですが紙よりお安くなってますしね。

:: 2014/12/6 土曜日::

■[漫画]魂の因果「スピリットサークル」4巻

スピリットサークル 4巻 (ヤングキング・コミックス)
著者/訳者:水上悟志
出版社:少年画報社( 2014-11-29 )
作者サイト:続・みずかみ小屋
作者twitter:水上悟志(@nekogaeru)さん | Twitter

Kindle版:スピリットサークル (1)
Kindle版:スピリットサークル (2)

今度の過去生は未来…!?

過去なのに未来とはこれ如何に、と考えてしまいますが、
そもそも前作である「惑星のさみだれ」でも過去に転生した人もいましたし、
これもまたアリなんじゃないかな、と思います。
今大好評アニメ放映中のFate/stay nightだって未来から英霊来てますし。

今回因縁の二人の魂が居たのは34世紀の地球。
事故などで身体を失い、脳だけになった亜生者を管理する「寝台」の清掃員。
今回は平和すぎる未来での職場の同僚として争わずにいられるかと思いきや、
最後の最期で争うことになるとは…
方太朗の時に禊ぎが終わったかと思ったんだけど、
それでも断ち切れないとは、どれだけ深い業を背負わされたんだろう。

しかし風太の過去生であるラファルと鉱子の過去生であるラピスは、
今回良い所まで行ってたと思うんですよね。
因果を繰り返すことで友人の因果も巻き込むことで、
みんなが成長し、変わってきているのが如実に判りましたよ。
二人の仲を取り持つような存在を生み出すまでになったし、
風太と鉱子の二人が本当の意味で和解するのには仲間たちの絆が鍵なのかもしれない。

ちなみにこの続きは現在発売中のアワーズで巻頭カラーで読めます。
YOUNGKING OURS (ヤングキングアワーズ) 2015年 01月号 [雑誌]

これがまた素晴らしい回でして!
最後の展開には驚かされるわニヤニヤさせられるわ、
もうね、最高でした!
5巻の発売まで待つのもアリかもしれないけれど、
これは是非早く読んで楽しんで貰いたいです。

:: 2014/8/14 木曜日::

■[漫画]真打ちは遅れてやってくる「戦国妖狐」13巻

戦国妖狐 13 (BLADE COMICS)
著者/訳者:水上 悟志
出版社:マッグガーデン( 2014-08-09 )
作者サイト:続・みずかみ小屋
作者twitter:水上悟志 (nekogaeru)さんはTwitterを使っています

Kindle版:戦国妖狐 (1)
Kindle版:戦国妖狐 (2)
Kindle版:戦国妖狐 (3)

Kindle版:戦国妖狐 (10)
Kindle版:戦国妖狐 (11)
Kindle版:戦国妖狐 (12)

無の民との最終決戦ということで、
各勢力が合流したり、乱入したりしている中、
ついにあの灼岩が登場して読者やかつての仲間の涙腺を刺激してきますが、
無の民は容赦なく操ってきて…

熱いですね!
千夜が可能な限り全員救うために助っ人の断怪衆すら敵に回して、
遂にはあの形になるとか熱い!
そして何よりみんなの窮地に駆けつける真介が熱い!
もう、こいつら少年漫画しすぎだろ!

そしてもう一つ熱いのが神雲と道錬の二人!
幼い頃からのライバル(道錬が一方的にライバル視してただけっぽいけど)が、
戦うにあたって無の民のコントロールから抜け出すとか熱いね!
魔人ブウ編の悟空とベジータを思い出しますね。

そんな熱い展開ですが、ブレイド本誌はこれで終わりです。
来月からコミックブレイドがWEB雑誌化されます。
取りあえずちゃんと続くみたいだし、このまま完結まで突っ走って欲しいですね。
早いところ灼岩の救済が行われるように祈っております。

:: 2014/4/7 月曜日::

■[漫画]魂に刻まれた友情「スピリットサークル」3巻

スピリットサークル 03―魂環 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:水上 悟志
出版社:少年画報社( 2014-04-03 )
コミック ( 188 ページ )
作者サイト:続・みずかみ小屋
作者twitter:水上悟志 (nekogaeru)さんはTwitterを使っています

14歳の少年、桶屋風太の魂に刻まれた過去生に纏わる物語は、
回を増す毎に盛り上がってきています!
この3巻では四度目の過去生である研師・梶間方太朗の生涯が描かれているんですが、
日本人で時代が比較的近いこともあり、今までより風太に対する影響も大きくなってます。

水上悟志作品ですから伏線を活かしてどんどん面白くなってくると思ってましたけど、
この3巻でついにその片鱗を見せてきましたよ!
方太朗を狙う暗殺者を相手に出会って間もない護衛の刃九狼が何の打ち合わせもなしに、
見事な連携技を合わせてきた所は、
生まれ変わってもヴァンとスティールの絆が変わっていない事を感じて熱かった!

spiritcircle03_01

刃九狼はヴァンの時もフロウの時も風太に大きな影響を与えた友人なだけに、
現世の鉄馬も何かしら大きな役割を与えられているのではないかと考えてしまいますね!

それにしても1巻で出てきた鎧武者の地縛霊がまさか伏線だったとは…

spiritcircle03_02

しかし大林先生、この特徴的な鼻は鉱子のお父さんに似てると思うんだけど、
もしかして同じ魂なんでしょうか…?
いや、でも現世で地縛霊をやりながらその時代に輪廻転生って出来るものなのだろうか…
うーん、謎がまた生まれてしまった…

現時点でこれだけ面白いのにまだ過去生が残っているので、
今後の盛り上がりに大期待ですよ!
それに現世での鉱子ちゃんの14歳の思春期らしい所も可愛らしいので、
そっち方面でも期待です。
デートと言われて赤面する鉱子ちゃん超プリティーだったでござる。

余談ですけど表紙になっている鉱子ちゃんの過去生の岩菜が使っている刀がちゃんと忍者刀ですね。
刀の鍔まできちんと作り込まれてて、忍たま知識をくすぐられました。(笑

:: 2013/12/16 月曜日::

■[漫画]真介と百鬼町「戦国妖狐」12巻

戦国妖狐(12) (ブレイドコミックス) (BLADE COMICS)
著者/訳者:水上悟志
出版社:マッグガーデン( 2013-12-10 )
コミック ( 171 ページ )
作者サイト:続・みずかみ小屋
作者twitter:水上悟志 (nekogaeru) on Twitter

やはり水上悟志さんの作品は巻を追うごとに面白くなっていくなぁ。
気が付けば水上悟志作品の中では最長記録を樹立中ですね。
クライマックスも近そうですが、少なくとももう2,3巻は続きそうな気がします。

千夜が父・神雲の封印を解いてもらい、拳で説得しているさなか、
突如乱入してきた無の民に神雲の中に眠る竜・ナガレを支配され、
山神すらも凌駕するナガレを連れ去られたのが前巻までのあらすじ。
この12巻では神雲を助ける千夜と迅火を助けるたまに分かれて行動するんだけど…

いやー、ラストで遂に出ましたね! 灼岩!
真介がかつて思いを通わせた闇と融合した少女!
でも、復活するも無の民の尖兵として支配されるとか、
真介もまだまだ本懐を遂げるための道のりは遠そうです。

真介と言えば、今まで真介が過ごしていた村が百鬼町になるんでしょうね。
水上悟志作品は出版社が違えどもリンクしているのが知られていますが、
まさか戦国時代を舞台にした作品とリンクするとは思いませんでした。
そうかー、真介の子孫が夜明けで、斬蔵の子孫がきららちゃんかー

それはそうと、道錬とムドの師弟関係はその成立の過程からして面白いですね!
脳筋たちが通じる瞬間とか、体感は出来そうになりけど、清々しさが感じられて良かったです。(笑

:: 2013/8/2 金曜日::

■[漫画]過去生への旅「スピリットサークル」2巻

スピリットサークル 02―魂環 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:水上 悟志
出版社:少年画報社( 2013-07-30 )
コミック ( 185 ページ )
作者サイト:続・みずかみ小屋
作者twitter:水上悟志 (nekogaeru) on Twitter

小原愼司さんが居なければ今の石黒正数さんは居なかったと思いますが、
石黒正数さんが居なければ今の水上悟志さんも居なかったのではないかと思います。
そこら辺はアワーズで1ページ連載している「おれのまんが道」を読めば判ると思うので、
是非ともそちらも読んで欲しいです。

人の輪廻転生をテーマにした水上悟志さんの「スピリットサークル」2巻ですが、
風太が過去生を次々と見ていく中で人と人の縁も繋がっていることを実感しつつ、
自我が曖昧になっていくようになって…

輪廻転生モノと言えば「ぼくたま」ですが、あの作品でも一番幼かった輪くんが、
強い自我を持つ紫苑に引きずられて自我が曖昧になっていく内容でしたが、
風太の場合は過去生を一回だけでなく何度も見ることになるから、
そちらに引っ張られるのも致し方ないよなぁ、と。

しかし騎士ヴァンは呪いを受けたとは言え、その後の人生は友人もでき、
最期は愛娘に看取られた幸せなモノだったけど、
今回のフロウは長く生きたし、他人からしたら社会的成功を収めながらも、
納得ができない仕事だったからこそいつまでも後悔しつづけ、
その結果家族に恵まれない孤独の中での終焉と、物悲しいものがありましたねー

対して鉱子ちゃんの方は必ず非業の死を遂げてしまう、
輪廻転生が呪われているとしか思えないモノで、
それこそが風太を付け狙う理由になってるんだろうけど…
うーん、鉱子ちゃんも過去生の影響を多大に受けているのかなぁ。
とはいえ、パンツを見られて泣いちゃうとか普通の女の子らしいトコもあるし、
鉱子ちゃんらしさもちゃんと持っているのは確かなんですけどね。

まだ過去生は3人目とはいえ、謎の人物が記憶の中で登場したりと、
更に面白くなっていきそうな要素が出てきたので今後も楽しみです!

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