僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2018/8/5 日曜日::

■[漫画]恋の決め手は石灯籠「であいもん」5巻

であいもん5巻であいもん5巻
出版社:KADOKAWA
作者名:浅野りん
作者サイト:浅野ん家
作者twitter:浅野りん (@rin_asano) | Twitter
Kindle版:であいもん (5)
Kindle版まとめ買い:であいもん
DMM電子書籍:であいもん (5)

不養生で熱を出して寝込んで昔の夢を見る和と、
それを看病するイベントがあったり、
ひなまつりでの女子会がボードゲームで悲惨なことになったり、
色々とあるけれど、新学期も始まります。

この5巻は美弦ちゃんが可愛かったです。
まず和の看病イベントが良かった。

看病、というほどでもなかったんですけどね。
少しでも近くに居たいという想いがあるんだろうなぁ…
色々と妄想… もとい、想像を巡らすのも可愛い。
つまるところ、恋するJKは可愛いということです。

JKなので進路の悩みも抱えることになるわけで…
それも和は意識してないんだけどその悩みを解決することで、
更にフラグが立ったのは興味深いというか…
恋の泥沼にますますハマりそうで見てて面白そうというか…!
やはり今後も美弦ちゃんからは目が離せませんね!

それとひなまつりの女子会が凄まじかったです!
酒が入った妙齢の女性たちが織りなすボードゲームが、
まさかこんなサツバツとしたものになるとは…!

小梅ちゃんも一果ちゃんも汚れないままでいて欲しい…
そのままの君でいて…

それにしても全体的にコメディ色強かったけれど、
特に石灯籠のウェイトリフティングはとびっきりのアレでしたね。
あまりの展開に笑い転げてしまいました。
でも、確かに和服でもわかるくらいに骨格からガッシリしてましたし、
描写に説得力はあったような気がしますが…
恋の決め手はウェイトリフティングか…
美弦ちゃんはマネしないで欲しいかな…!

:: 2017/10/14 土曜日::

■[漫画]和むホームドラマ「であいもん」3巻

であいもん3巻であいもん3巻
出版社:KADOKAWA
作者名:浅野りん
作者サイト:浅野ん家
作者twitter:浅野りん (@rin_asano) on Twitter
Kindle版:であいもん (3)
DMM電子書籍:であいもん (3)

2巻のラストで唐突に登場した一果の母。
一果にそっくりでどう考えても一果の実のお母さんなんだけど、
彼女は一果を引き取って一緒に暮らす気で…

この3巻はラブコメ要素が薄く、人間ドラマがメインでしたが、
それがとても面白かったですね。
自他共に認めるラブコメスキーの私ですが、
ホームドラマとかも好きなんですよね、最近。
…独身だからかな。

それにしても一果の母親が出てくるとは…
別れたという話だったのに、まさか一果を探していたとは…
普通、母親の方が親権取りやすいのに父親とついていったくらいだから、
てっきり一果への愛情がなくなってるんだと思ってたんだけど…

うん…
確かにこれは心が折れるわ…
大抵の場合、世の父親が言われる台詞なんだろうけど、
母親でもこれは心が折れるわ…
正式に離婚していないとはいえ、これは確かに別居しちゃうわなぁ…

でも、一果のことを愛しているのは確かみたいなので、
別居しながらもこれからはきちんと見守ってくれそうなのは良かったですね。
これで一果も少しずつ、心がほぐれていけば良いなぁ。

それと和のバンド時代の思い出と栗饅頭の話も良かったですね。
バンドは商業的には成功しなかったかもだけど、
解散しても仲間との思い出は色褪せないっていうのが良かったです。
青春は実らなくても有りだよなぁ。

そして、一番お気に入りなのが一果の学校での和菓子教室ですね。
とある親子の仲違いを和がその名前の通りに和ませてるのが良かったし、
何より忘れっぽい和が子供の頃に言われたことをしっかりと覚えてるのが良かったです。

これを聞いた時の先生、教師冥利に尽きてたでしょうね。
回り道はしたけれど、あの時に言った夢を実現させようと頑張っている姿といい、
和は良い生徒なんだと思います。

さて、ホームドラマは斯様に素晴らしいものですが、
次の4巻ではラブコメ展開が待っていますよ!
和を巡る三角関係未満のクリスマス…!
これは盛り上がりますよー!

:: 2017/5/5 金曜日::

■[漫画]心和ます古都物語「であいもん」2巻

であいもん2巻であいもん2巻
出版社:KADOKAWA
作者名:浅野りん
作者サイト:浅野ん家
作者twitter:浅野りん (@rin_asano) on Twitter
Kindle版:であいもん (1)
Kindle版:であいもん (2)
DMM電子書籍:であいもん (2)

父が入院したので京都の実家に戻り和菓子屋「緑松」を継ごうとした和。
しかしそこには父親に置き去りにされた少女、一果がいて、
父からは彼女が店を継ぐと告げられて…

10年も店を放ったらかしてコミックバンドをしていた和に対して思う所があった一果が、
和の人柄に触れて少しずつ心を解きほぐしていく展開が良いですね。
和って良い大人なんだけど、憎めない子供らしさがあるというかね。
本当に名前の通りに、人を和ます才能があるんだなぁ、と感じます。

そんな和だからなのか、割りとモテるんですよね!
特に元カノの佳乃子さんが中々に魅力的で!
お互いがフラれたと思ってたという微妙な関係で、
しかも和を追いかけて京都に移り住むとかニヤニヤしちゃいますよ。

そしてそんな佳乃子さんと、和に片想い中のJKの美弦ちゃんがバッタリ出会って、
表に見えない修羅場が繰り広げられてる回が最高でした…!
二人の間に挟まれる形の一果ちゃんが可哀想なんだけど笑えるというか…(笑

小学生にして恋する大人の女性の心に潜む鬼を感じ取った一果ちゃんの今後が心配ですね!
和は… まぁ、身から出た錆ですし!
死ぬな、としか言えないかな!(笑

他にも和のおばあちゃんが出てきたり、
地区の運動会で咲季くんが久しぶりに女装で活躍したりと見所が多かったですが、
最後に良いネタをぶっ込んできましたよね。
3巻が今から楽しみですよ!

:: 2017/2/13 月曜日::

■[漫画]愛の思い出と幸せの形「恋とごはんと虹色日和」

恋とごはんと虹色日和 (思い出食堂コミックス)
著者/訳者:浅野 りん
出版社:少年画報社( 2017-02-13 )

作者サイト:浅野ん家
作者twitter:浅野りん(@rin_asano)さん | Twitter
Kindle版:恋とごはんと虹色日和

まいったな… まだ2月なのに2017年で最高の一冊に出会ってしまった…

はある日会社の後輩の付き添いで婚活イベントに参加することになった陽向明日美(32)

そこで出会ったのは緊張すると目元が強面になってしまう大柄男子の雨宮享介(25)
素直でストレートな雨宮くんの想いを受け入れた陽向さんが、
好きな人のことを想いながら料理をして、
二人とも笑顔で幸せになっていく物語です。

元々掲載誌自体が普段漫画を読まない層が読むといこともあってか、
物語自体は非常にオーソドックスで、全く奇を衒ってない内容です。
今流行りのグルメ漫画ではありますが、全く変化球のない家庭料理です。
ですが、それが相乗効果を発揮して最高の面白さを見せてくれているのです…!

浅野りんさんは少年漫画誌で活躍されていた漫画家さんなんですが、
恋愛要素は物語中ではかなり薄味だったんですよね。
唯一恋愛要素が強かったのは平成バンパイアの逆襲の「恋してなんぼ」くらいで、
浅野りんさんのラブコメ漫画好きとしてはずっと残念だったんですよね…

ですが、そんな今までの不満を「恋とごはんと虹色日和」は綺麗に解消してくれました!
先ほどオーソドックスと言いましたが、つまりはそれは王道ということです。
多少のすれ違いや勘違いで不安になることはあったとしても、
それらを乗り越えることができる愛情がもうお腹いっぱいなんですよね。
二人が美味しそうにご飯を食べているシーンだけで心も満たされてしまいます。

はぁ… 幸せだなぁ…

また、恋愛漫画としてだけではなく、家族の愛情も感じられるんですよね。
料理には当然のように家庭の味というものがあるし、
何より思い出が詰まっているんですよね。

こういった細かいエピソードの一つずつが愛おしいんですよねぇ…
そういった思い出を理解し合うだけでなく、
お互いの新しい思い出を積み上げて、
自分たちの幸せの形を作っていこうというところが最高に良いんだ…!

本当に面白いので多くの人に読んで貰いたい漫画です。
1巻完結なので気軽に読めるので未読の人は是非!

:: 2016/12/3 土曜日::

■[漫画]浅野りん最新作!「であいもん」1巻

であいもん (1) (角川コミックス・エース)
著者/訳者:浅野りん
出版社:KADOKAWA( 2016-12-03 )

作者サイト:浅野ん家
作者twitter:浅野りん(@rin_asano)さん | Twitter
Kindle版:であいもん (1)

「CHOKOビースト!!」「PON!とキマイラ」「京洛れぎおん」と、
スクエニとマッグガーデンで活躍されていた浅野りんさんがヤングエースで新連載!
ジャンル的には青年誌なのでいつもと違う方向に行くかと思いきや、
主人公+幼女の組み合わせなのは相変わらずで安心して読めますね。
一応主人公がアラサーなあたりに青年誌っぽさは出してますけど。(笑

家を飛び出して東京で売れないコミックバンドを10年続ける納野和は、
ある日父が入院したという手紙が届き実家の和菓子屋「緑松」を継ぐために京都に戻るも、
そこには元気な父と、跡継ぎだという女子小学生の雪平一果がいて…

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父親に置き去りにされた過去を持つ一果を心配した和の母は、
和に父親代わりになることをお願いして…

今回も京都を舞台にした作品ですがファンタジー成分は皆無で、
家族モノの暖かさがメインの作品になっています。
子供なのに責任感の塊みたいな一果ちゃんを、
コミックバンドをやっていたくらいにちゃらんぽらんな和が気に掛けることで、
少しずつ心が通っていく様子はとても良いモノだと思う訳ですよ。

しかしそんなふんわりした雰囲気だけが浅野りんさんの漫画の持ち味な訳がなく、
普通に見えた「緑松」の従業員たちも色々とドラマを持っていて、
それを見事にコミカルに描いているんですよね。
特に咲季くんの隠れた趣味に関してはかなり意表を突かれましたね!
個人的には大好物なんですけども!

それと青年誌だからなのかいつもよりラブコメ成分が多くなっているのが嬉しいです!
高校生バイトの美弦ちゃんのフラグを見事に立てるだけでなく、
東京の元カノも出てきて1巻から大変にニヤニヤ展開であります!
しかも現在発売中のヤングエース最新号では静かな修羅場が繰り広げられているので、
ラブコメ修羅場スキーの諸氏には是非読んでもらいたいですね!

【電子版】ヤングエース 2017年1月号

Kindel版も出ているので是非!

:: 2013/12/16 月曜日::

■[漫画]唐突ですけど完結巻「京洛れぎおん」5巻

京洛れぎおん(5)(完) (ブレイドコミックス) (BLADE COMICS)
著者/訳者:浅野りん
出版社:マッグガーデン( 2013-12-10 )
コミック ( ページ )
作者twitter:浅野りん (rin_asano)さんはTwitterを使っています

うーん、相変わらず勿体ないなー
というのが率直なこの5巻の感想。
いや、だって、もっと読んでいたいんだもの。
まだまだ面白く出来そうなんだもの。
この5巻で終わっちゃのはやっぱり勿体ないですよ!
もっと読んでいたい!

それでも完結しちゃったのがこの「京洛れぎおん」という作品で。
正直、物語の畳み方が結構唐突感があったので、
本当に終わったのかどうかの実感がイマイチ沸かなかったりします。
うーん、でも終わったんだよなぁ。

時武さんと鉄汰はあの後、もうちょっとラブでコメったのかなー
それとも千鳥が積極的に光源氏されるのかなー
まぁ、紫里ちゃんが掻っ攫うとかないよなー
などとぼんやり想像しちゃう読後感であります。

京都を舞台にした作品というコンセプトは活かせていたと思いますが、
私みたいに京都の地理にそこそこ明るい人以外が楽しめたのかちょっと心配だったり。
それにしてもやはり惜しいと思ってしまうのはラブコメ成分が低いせいなのか…
「恋してなんぼ」という傑作ラブコメを経験してしまったのが問題かもしれない。(笑

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