僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2015/6/8 月曜日::

■[漫画]進撃の御堂筋「弱虫ペダル」40巻

平地、山岳の2つの1位を取った箱学と、
両方2位に甘んじてしまった総北。
ゴール奪取に向けてそれぞれが2名ずつ出したが、
虎視眈々と機会を狙っていた京都伏見も御堂筋が出陣して…

今回もゴールのみを狙って御堂筋が凄い!
漫画的演出なのはわかっているんだけど、
巨人すぎてキモすぎて、なんというか凄い!
それでも、これでこそ御堂筋だと思わされます。

そんな御堂筋に出し抜かれる箱学と総北の主将とエース。
しかし、そこに食らいつく鳴子が格好良いですね!
冬の敗北の雪辱を誓い、オールラウンダーに転向して力を蓄え、
御堂筋に出し抜かれず、騙されず、真っ向からぶつかっていく。
坂道とは違った主人公っぽい熱血さには滾るものがあります。

そして出し抜かれた王者、箱学ですが、
福富の「オレは強い!!」の精神が葦木場に受け継がれていたのは驚きました。
これは伝統ある王者である箱学だからこそ受け継ぐことが出来るのでしょう。
その受け継がれる精神があってこそ、脅威の追い上げがあるのですが…
まぁ、そこら辺は次の41巻を楽しみにしたいですね。

ちなみに給水所に間に合った杉元と古賀も良い味出してたと思います。
杉元には来年のインターハイに選手として出て欲しいなぁ…

:: 2015/4/10 金曜日::

■[漫画]オレは自転車が好きなんだ「弱虫ペダル」39巻

アニメ2期も無事終わった訳ですが原作はまだまだ続いているどころか、
更なる熱さを見せてくれています。
この39巻では坂道たちにとって2年目のインターハイが描かれているんですが、
一日目にして手に汗握りまくりの熱戦で大興奮ですよ!

特に熱いのが手嶋さんなんですよね。
凡人ながら天才真波に意識を飛ばしながら食らいつき、
人生初の一位が目の前に転がりこみそうになりながら、
自転車が好きだからあくまでフェアであろうとするとか、
結果はどうあれ、手嶋さんはマジで格好いいと感動しました。

本当に結果は残酷なんだよなぁ…
坂道がウェルカムレースで山頂を争った時は全力を振り絞って勝てたけど、
手嶋さんは力尽きるまで全力を振り絞ってもあの結果だからなぁ…
言いたくないけど、二人の才能の差を感じざるを得ないです。
ですが、個人の才能だけが勝負の結果を左右しないのもチームでの自転車レースな訳で、
去年もチームで支え合った総北は今年もちゃんと坂道がやってくれましたよ。
ウェルカムレースの時は倒れた坂道が、今度は倒れそうな手嶋さんを支えるとか、
何か運命的なモノを感じました。

そんな山岳でのレースの結果が出たばかりながら、
次は遂にゴールを狙って箱学と総北は二人ずつ出すんだけど、
総北は今泉と鳴子という我が強いライバル同士な訳で。
連載の方でもまだ結果が出ていないので結末が楽しみでなりません。
はたしてどうなるんだ…!

:: 2015/2/11 水曜日::

■[漫画]当たり前のことをひとつひとつ「弱虫ペダル」38巻

2ヶ月毎に新刊が出るとかハイペースすぎますが、
漫画の中でのロードレースもハイスペースです。
山岳賞を獲るために箱学が出した天才・真波がハイペースでヒルクライムし、
凡人・手嶋がそれに必死で食らいついていく展開が熱い!

真波のライバルである坂道は相変わらず他チームから執拗にブロックされていますが、
あのどこまでも愚直な坂道が最後まで最後尾に甘んじている訳がありません。
手嶋の奮闘と言葉を胸に、第2期主題歌をヒメヒメ歌いながら一気に追い上げる展開が熱い!
そしてそんな坂道を邪魔しないようにクライマーを出してないチームが、
みんな前を開けてくれるのが面白かったです。
陸上競技等で使われる「バンフライ」に近いモノだと思いますが、
普通は自転車競技でありえないですよね。
でもまぁ、少年漫画だしこれくらいの嘘は面白いから良いと思います。

坂道も熱かったけど、やはり一番熱いのは手嶋ですよ。
才能と実力、どちらの面でも真波には及ばないし、
実際真波はそれをナチュラルに認識しているから上から目線で話してますよね。
それでも諦めずに食らいつく手嶋を見てると応援したくなります。

真波はまだまだ余力がある中、必死で集中力を切らさないように全力で喰らいつき、
それでもふと集中力が切れて気絶しそうになる手嶋の姿には共感してしまいます。
でも、だからこそそこから不屈の精神で前へ前へと進む姿が格好良いです。
泥臭くても良い。
全力を振り絞る姿は才能の有無と関係なく格好良いです。

さて、次巻でついに山岳賞が決まります。
そしてそれだけでなくゴールも間近です。
昨年と同じくゴールのみに焦点を絞ってきた京都伏見もいますし、
まだまだ波乱が待っていると思われるので続きが楽しみです。

:: 2014/12/10 水曜日::

■[漫画]あの男たちの軌跡「弱虫ペダル SPARE BIKE」1巻

あとがきでも語られてますが、渡辺航さんの仕事量はおかしい。
週刊誌一本だけでも漫画家として大変な仕事量なのに、
それ以外に月刊誌二本で更にアニメの特典とか色々あるわけですよ。
原稿用紙の減り具合から考えて最低でも月産125ページとかこなしてるわけですよ。
それでいてブログをほぼ毎日更新して自転車に乗ってイベントにも行って…
渡辺航さんはもしかして三つ子とかじゃないですよね?(笑

ファン(特に女性)から絶大な支持を得ている総北と箱学の三年生たちの過去が、
この外伝でつまびらかになっているわけなんですが、
スペアという名前に反して本編並みに面白いです。
この一巻では巻島、新開、東堂の三人の中学時代が描かれているんですが、
このチョイスは間違いなくファンの人気を意識してますよね。(笑

巻島は本編でも少しだけ触れられてましたが、
今回明らかになったように箱学の銅橋と似たような境遇だったんですね。
どう見てもロスだらけのスタイルだから矯正したくなる先輩たちの気持ちも判るんだけど、
それを無視して個性を一点突破したい気持ちもよく判るだけに、
そのひたむきな努力を見て評価していた寒咲先輩の姿は頼もしかったです。
この先輩がいたからこそ三年生たちはあれだけ頼り甲斐がある先輩になったんだな。

それに対して東堂のスタイリッシュさが凄い。
苦労や挫折などとは無縁の根っからの天才。
それでもその精神性は軟弱とは程遠いストイックな所が見受けられ、
天才の脆さとも無縁であることがよく判ります。
こんな東堂だからこそ、巻島と出会った時の衝撃は相当だったんでしょうね。
なるほどと納得してしまいます。

そして新開の話ですが、これは半分福富編でしたね。
というか、ストーリー云々よりもオチに非常に笑いました。(笑
特に福富と新開の冷静なコメントが笑いのツボを押してきて、
この1巻では一番笑わされましたね!

それにしても1巻ということはまだまだ続刊するんですね。
本当に渡辺航さんの仕事量は凄いな…
まぁ、元気で自転車も乗っているみたいだし心配するだけ無駄なのかもしれない。(笑

:: 2014/12/9 火曜日::

■[漫画]負けた痛みを知っている仲間たち「弱虫ペダル」37巻

インターハイ初日、箱学の銅橋と総北の鏑木とのスプリント勝負!
お互い一歩も譲らない勝負は非常に熱かったですが、
それ以上に敗れた鏑木に対する仲間たちからの声が熱かった…!
「見てたぞ」というただその一言なんだけど、
そこに込められた想いを考えると胸が熱くなります。

鏑木はどちらかというと勝負は常に勝ち続けてきた側なので、
負けたことがある気持ちというのを、この時初めて思い知ったのでしょう。
昨年のインターハイ初日でスプリントを獲った田所が負け続けてきた男だっただけに、
好対照なスプリンターだったということでしょう。
そう考えると鏑木はここで敗れたことで、今後の更なる成長が見込めますよね。
鏑木はまだ一年生なのでまだまだ期待出来ます。

そして中盤からは他校から徹底的にマークされて最後尾になる坂道が辛い。
レースで勝ち続けてきた鏑木とは逆に、レース経験が少なく負け組だった坂道だけに、
そういった「他人から警戒される」という経験値が非常に低かったが故に、
このような事態に陥ったということでしょう。
手嶋がそういった経験を坂道に積ませなかったのは失敗だけれど、
そもそもそういった経験は練習で積ませることは難しかったのでしょう。
坂道の性格から考えるとそういったことを事前に言ったらテンパるでしょうし、
直前にアドバイスをするのが精一杯だったんでしょう。

しかしここで手嶋が出るとはなぁ…
周囲からは身の程知らず、どころか「誰それ?」と言われながら、
真波からも天然で上から目線で見られながらも、
愚直に努力する手嶋が泥臭くて格好良いです。
「負けたことがある気持ち」を誰よりも経験してきた凡人・手嶋なだけに、
頑張って欲しいですね。

それと、この37巻ではカバー裏に描き下ろしのイラストが描かれています。
カバー下どころかカバー裏というのが凄いですが、
確かにここに描かれたら漫画喫茶とかでは読めないですしね。
面白い販促方法もあったもんだと思います。
まぁ、渡辺航さんの作画量が増えるので大変かと思いますが、
月産100ページ超えの渡辺航さんですから、
一枚イラストが増えても誤差の範囲だと思えるようになってきました。(笑

:: 2014/10/9 木曜日::

■[漫画]怪物 vs バカ「弱虫ペダル」36巻

坂道にとっては二回目のインターハイ。
初日の勝負はまずはスプリンター同士の対決!

ということで、箱学のスプリンターの銅橋の実力が開陳!
いくら主将になったからとはいえ、アブな泉田が出ずに、
代わりを任されることからある程度察することができましたけど、
正に怪物な活躍でしたね!

とはいえ、これだけ怪物なら去年出てもおかしくないかと思ったんですが…
去年一年生だったという以上に、体育会系な部の雰囲気に潰されかけてたとは…
あの福富が主将でもこういうことが起きるんだなぁ。
大人数の部活はそれはそれで面倒なことが多そうだ。

でもそこを拾い上げる泉田は流石は変態というか。
変態は変態を知るということか…!

そして鏑木ですが、まさかここまでバカとは!(笑
バカはバカでも愛すべきバカですね!
操縦は大変だろうけど、青八木には頑張って欲しいとこです。

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