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:: 2014/12/10 水曜日::

■[漫画]あの男たちの軌跡「弱虫ペダル SPARE BIKE」1巻

あとがきでも語られてますが、渡辺航さんの仕事量はおかしい。
週刊誌一本だけでも漫画家として大変な仕事量なのに、
それ以外に月刊誌二本で更にアニメの特典とか色々あるわけですよ。
原稿用紙の減り具合から考えて最低でも月産125ページとかこなしてるわけですよ。
それでいてブログをほぼ毎日更新して自転車に乗ってイベントにも行って…
渡辺航さんはもしかして三つ子とかじゃないですよね?(笑

ファン(特に女性)から絶大な支持を得ている総北と箱学の三年生たちの過去が、
この外伝でつまびらかになっているわけなんですが、
スペアという名前に反して本編並みに面白いです。
この一巻では巻島、新開、東堂の三人の中学時代が描かれているんですが、
このチョイスは間違いなくファンの人気を意識してますよね。(笑

巻島は本編でも少しだけ触れられてましたが、
今回明らかになったように箱学の銅橋と似たような境遇だったんですね。
どう見てもロスだらけのスタイルだから矯正したくなる先輩たちの気持ちも判るんだけど、
それを無視して個性を一点突破したい気持ちもよく判るだけに、
そのひたむきな努力を見て評価していた寒咲先輩の姿は頼もしかったです。
この先輩がいたからこそ三年生たちはあれだけ頼り甲斐がある先輩になったんだな。

それに対して東堂のスタイリッシュさが凄い。
苦労や挫折などとは無縁の根っからの天才。
それでもその精神性は軟弱とは程遠いストイックな所が見受けられ、
天才の脆さとも無縁であることがよく判ります。
こんな東堂だからこそ、巻島と出会った時の衝撃は相当だったんでしょうね。
なるほどと納得してしまいます。

そして新開の話ですが、これは半分福富編でしたね。
というか、ストーリー云々よりもオチに非常に笑いました。(笑
特に福富と新開の冷静なコメントが笑いのツボを押してきて、
この1巻では一番笑わされましたね!

それにしても1巻ということはまだまだ続刊するんですね。
本当に渡辺航さんの仕事量は凄いな…
まぁ、元気で自転車も乗っているみたいだし心配するだけ無駄なのかもしれない。(笑

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