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:: 2025/11/20 木曜日::

■[漫画]束の間の休息「石神戦記」6巻

石神戦記6巻石神戦記6巻
出版社:双葉社
作者名:古日向いろは
作者twitter:古日向いろはさん(@iroha_kohinata) / Twitter
作者Webサイト:ひなたぼっこ
連載サイト:石神戦記 – 古日向いろは | webアクション
紙書籍通販:石神戦記 (6)
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DMM電子書籍:石神戦記 (6)

イサザとヤチホだけでなく、ミナトやサクの活躍もあり、
見事にヒイラギを打ち破った江波軍。
王太后の手先は全て追い出したことで瑞穂領は束の間の平和を勝ち取れたんだけど、
そこに王弟トオギが逃げ延びてきて…

それにしてもサク兄上が生きていて…
イサザと再会できたのは良かったなぁ…

いくらイサザが成長したとはいえ、
瑞穂領の領主は荷が重すぎますし、
何より頼り甲斐のあるサク兄上に、イサザはまだ甘えて良い年頃だと思うのですよ。
まぁ、男女の仲を進めている具合ではイサザの方が先に行ってる気がしますが…w

一旦は平和になったとはいえ、
王太后の問題を解決しない限り真の平和は訪れないわけで…
そういった意味では、王弟トオギがやって来たのは厄介事であるのと同時に、
解決策の一つが転がり込んできたとも言えますよね。

トオギは内心ビビリだけど、表面上は為政者として間違った行動は起こしてないんですよね。
むしろ為政者としては有能な部類に入ると思うくらいですよ。
生き別れた妻と娘に会うために自分から動くのもポイント高いですね。
とはいえ、まさか敵の目を欺く為に女装までするとは思いませんでしたけど…w

しかしイサザはとても似合いますね!
ミナトも似合ってるけど、イサザほどではないかな…w

トオギは下々の者にも優しいというか、
自分の身が危なくなっても恩を忘れずに行動できる人だし、
助けてあげたくなる人徳があるというか…
わりと良い為政者になると思うんですよね。

布峰領は色々と問題があるみたいだけど、
義侠心と行動力がある商人のナズナと出会えたのは大きいと思います。

ナズナはビジュアルも良いし、
フトモモに暗器を装備しているのも良いですよね。
今後も活躍してくれそうな気がしますよ。
というか、是非活躍してください!
お願いします!

:: 2025/5/30 金曜日::

■[漫画]家族の絆「石神戦記」5巻

石神戦記5巻石神戦記5巻
出版社:双葉社
作者名:古日向いろは
作者サイト:ひなたぼっこ
作者twitter:古日向いろはさん(@iroha_kohinata) / Twitter
連載サイト:石神戦記 – 古日向いろは | webアクション
紙書籍通販:石神戦記 (5)
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DMM電子書籍:石神戦記 (5)

裏切り者に囚われそうになったけれど、何とか抜け出せたイサザとミホ。
攻城戦の真っ最中の関築城へと帰還するために敵兵の愚息を身に付けて、
乱戦の只中を突っ切ろうとしているところに敵の精兵に発見されるも、
味方の援護を受けて何とか城内で保管されている石化したヤチホと合流しようとするが…?

待ってました!
ここで復活してこそヤチホさんですよね!
そこに至るまでにイサザが頑張ったことを読者は知っているだけに、
ちゃんと報われて良かったですよ。

ヤチホが参戦したことで志気が上がるとはいえ、
敵も対ヤチホの準備をしてきているので一筋縄ではいかないんですよね。
とはいえミナトがとても良い仕事をしてくれたお陰で、
体勢が決まったのが一番大きかったなぁ…

そしてサクお兄ちゃんが駆けつけてくれた所は熱かった!
イサザもかなり頼り甲斐がある男に成長してきたけれど、
やはりまだサクお兄ちゃんの方が格好良さでは上というか…
そもそもイサザはもっとサクお兄ちゃんに守られるべきでしょう。
まだまだ小さいんだから。

宇迦乃の兄弟だけでなく、
綿津見の四兄弟も絆で結ばれているのが伝わってきて、
最後は家族の縁の深さが勝敗を決めるんだなぁ、と思いましたね。
それまで培ってきた人徳が勝敗を決したんだなぁ、と…

人質を奪還されて味方にすら見捨てられた人徳がないヒイラギですが…
そもそもどうして裏切ったのかがイマイチわからなかったんですよね。
その理由が今際の際に本人が独白するんですが…

その理由が余りにも情けなさ過ぎて…
こんなくだらない男のくだらない野心のせいで、
多くの人々の命が奪われたのかと思うと、とてもやるせない気持ちになります。
王太后の陣営もよくこんな脆弱性を見付けて、そこを突いてきたものだと思います。

内憂外患のうち、内憂はこれでほぼ全て一掃出来たようですが、
ヤチホさんの存在がソレにならないかだけが心配ですね。
彼女の精神を安定させるためにも、
イサザはこれからもっと強くなって欲しいですが…
それはサクお兄ちゃんに庇護されながらでも良いと思うんですよね。
これからしばらくは兄を頼りに、もう少しゆっくりと成長していって欲しいなぁ…

:: 2025/1/10 金曜日::

■[漫画]信頼と裏切り「石神戦記」4巻

石神戦記4巻石神戦記4巻
出版社:双葉社
作者名:古日向いろは
作者サイト:ひなたぼっこ
作者twitter:古日向いろはさん(@iroha_kohinata) / Twitter
連載サイト:石神戦記 – 古日向いろは | webアクション
紙書籍通販:石神戦記 (4)
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敵に作戦を看破されており、人質救出作戦は失敗するだけでなく、
イサザが川に流されることでヤチホは石化してしまった上に、
ミナトは行方不明になってしまう。
イサザとミナトを捜索するためにミオが名乗りを上げるんだけど…?

私はどうも人を裏切る、ということにとても忌避感を持っているようで、
今回のように味方の振りをして肝心な時に裏切る外道は、本当に嫌いでして…

しかも、人の弱みに付け込んで操ろうとするとか、
江波軍にもこんな外道が居たと知ってしまったら、
一体誰を信頼すれば良いのか、と疑心暗鬼になってしまいます。

そんな中でもイサザにとってミオは信頼できる相手のままのようだし、
ヤチホや行方不明の兄もそうでしょう。
早く二人と再会させてあげて欲しいです。

そして今回、石の民について新たな事実がわかりましたね。
以前に石の民との戦いで角に関して何か重要っぽい雰囲気を出してましたが、
角が折れると力を失っていくとか、
それはもう石の民が滅びへと向かう種族としか思えないんですよね…

それと予想通り裏切られていた古の石の民…

まぁ、そうじゃないとヤチホさんは封印されてないよね。
そして裏切られただけでなく、
ちゃんと慈悲を持っていたイサザの御先祖様が、
何故封印されたヤチホを匿っていたのか…?
まだまだ気になるところは多いですね。

早くイサザはヤチホさんだけでなく、
兄のサクとも再会して反撃に出て欲しいですね。
そろそろ気持ち良く爽快感を得たいところです。
ただ、10年も前から裏切り者を仕込んでいたことから考えると、
今回の策謀は根が深そうだからなぁ…
まだまだ大変そうです。

:: 2024/6/27 木曜日::

■[漫画]戦争の始まり「石神戦記」3巻

石神戦記3巻石神戦記3巻
出版社:双葉社
作者名:古日向いろは
作者サイト:ひなたぼっこ
作者twitter:古日向いろはさん(@iroha_kohinata) / Twitter
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紙書籍通販:石神戦記 (3)
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事なかれ主義の王弟と穏健な王太子だけなら問題なかったのだけど、
被害妄想を他者に利用される王太后のせいで混迷を極める日倭津国。
王太后派が江波家の当主を誘き出して暗殺する策を巡らせる中、
江波家が出す結論は…?

イサザは絵を描くのが好きだというのに、
その手に持つのは絵筆ではなく武器で、
しかも鎧を纏って裏切り者が支配する故郷へ攻め入ることになるとは、
何とも運命は皮肉なものだと思います。

石の民の中でも極めて力が強いヤチホの能力を戦術に組み込むことで、
戦の常道を無視した戦い方が出来るのは強いんだけど、
問題は情報収集能力において圧倒的に負けていることですね。

江波側の策が事前に露見しているようにしか見えないし、
何よりもヤチホの能力と弱点があっという間に知られて、
彼女を無効化する策を即座に打たれてしまうんですもの…

ヤチホの弱点はイサザと離れたら石化することもそうだけど、
長年石化していたことをもう一度許容するくらい、
イサザを守ってあげたいという情が深いという部分が大きいのかもしれません。

今まで平和な領地だったから仕方がないのかもしれませんが、
防諜能力と諜報能力と効果的な作戦の立案能力のどれもが欠けているのがもどかしいですね。
ミナトさんが本気を出したら何とかできそうな気がするんだけどなぁ…
イサザは兄だけでなく嫁とも引き離された状態なので、
早く何とかしてあげたいです。

:: 2024/1/10 水曜日::

■[漫画]戦う覚悟「石神戦記」2巻

石神戦記2巻石神戦記2巻
出版社:双葉社
作者名:古日向いろは
作者サイト:ひなたぼっこ
作者twitter:古日向いろはさん(@iroha_kohinata) / Twitter
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紙書籍通販:石神戦記 (2)
Kindle版まとめ買い:石神戦記
DMM電子書籍:石神戦記 (2)

王太子を擁する王太后派と穏健な王弟派で揺れる日倭津国。
婚姻で王弟派についた瑞穂領は領主のサクの結婚式で、
王太后派に唆された部下に謀反を起こされてしまう。
サクに嫁を頼まれた弟のイサザは地下に封印されていた石の民ヤチホを蘇らせ、
夫婦になる条件で力を貸してもらい窮地を脱するのだった…

イサザとヤチホは夫婦の契約を交わしただけだというのに、
隻腕となったイサザを保護していたヤチホの石が暴走するわ、
力が流れ込んで刺客としてやってきた他の石の民を撃退するわ、
何がどうなってるのかわからないけど、ワクワクしますね。

兄嫁のミオの故郷、江波領への逃亡中も虐げられる民を見捨てず、
どうにかして助けようと行動するイサザは格好いいですよ。

無闇にヤチホの力に頼って無双するのではなく、
できるだけ人が傷付かないような策を出して、
自分が囮となる危険な策でも実行する覚悟がありますからね。
絵を描くのが好きな穏健な性格でも、
領民を愛する領主の弟であるところをしっかりと見せてくれます。

ただ、王太后派は次々と手を既に打ってきているので後手に回ってしまい、
イサザたちにとって厳しい状況になっているんだけど、
そこはヤチホの力を上手く使って挽回しようとしているんですよね。
イサザはヤチホの力を使うべき時はしっかりと使う覚悟がありますよ。

そんなイサザたちの旗頭となるべき王弟ですが…

穏健派というか平和主義というか事なかれ主義というか…w
まぁ、気持ちはわかるんですけどね。
狂ってるのは王太后だけで王太子も悪い子じゃないし。
むしろ王太后を操っていると思われる占祇官が一番怪しいんですよね…
石の民を狙った他国からのスパイというあたりな気がしますが、どうなのかなぁ…?

いくら王弟が何とか平和裏に収めようと頑張っても、
流れは最早止められない段階まで来ているので、
王弟もイサザみたいに早く覚悟を決めないと、
蟄居どころか殺されると思うので頑張って欲しいものです。

:: 2023/6/15 木曜日::

■[漫画]和風ファンタジー異種婚姻譚「石神戦記」1巻

石神戦記1巻石神戦記1巻
出版社:双葉社
作者名:古日向いろは
作者サイト:ひなたぼっこ
作者twitter:古日向いろはさん(@iroha_kohinata) / Twitter
連載サイト:石神戦記 – 古日向いろは | webアクション
紙書籍通販:石神戦記 (1)
DMM電子書籍:石神戦記 (1)

四方を海に囲まれた日倭津国。
王太后の暴走で王太子派と王弟派の派閥争いが鮮明になる中、
瑞穂領の領主サクは王弟の妻の実家と婚姻を結ぶことで王弟派を選び、
サクの実弟であるイサザも兄嫁のミオを歓迎して幸せな光景がそこには有った…

だがしかし、よりによって結婚式の最中に家臣に謀反され窮地に立たされてしまう。
兄嫁を守って地下室に逃げたイサザは、伝説の石の民の封印を解いて契約を結んでしまい…

「バガタウェイ」の古日向いろはさんがwebアクションで始めたのは和風ファンタジー戦記。
家臣の謀反で窮地に立たされるとかとてもハラハラしますし、
地下室に封印されていた存在と契約とか、とても少年漫画っぽくてワクワクするし、
人外との婚姻とかわりとドキドキするんですよね。

伝説に謳われる石の民のヤチホ。
石を自在に操り、石のような硬さの肌を持つ一騎当千のヤチホだけど、
彼女の望みは家族を持ちたいという素朴なもの。

イサザは兄に頼まれたミオ殿を守るために咄嗟に契約したとはいえ、
約束を反故するつもりもない誠実さを見せる上に、
責任感が強いところを見せてくれるので応援したくなるんですよね…
既にミオ殿を守るために隻腕になっているというのに弱音を吐かず、
助けてくれたヤチホのことを案じるだなんて良い子すぎるでしょう…!

戦力的にはヤチホ無双が出来そうなんだけど、
ヤチホ自身も意外だった制約があるせいで思い通りにはいかないんだけど、
だからこそハラハラする展開になっています。
同じ石の民からの勧誘も一顧だにしない姿勢も良いですね。

イサザが守られてばかりの少年ではないということが、
ラストでわかりますが、これはとてもワクワクする展開ですよ。
イサザとヤチホのコンビがこれからどう動くのか…
とても楽しみです。

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