本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第五部「女神の化身IX」 8月10日発売予定!
ゲルラッハ攻防戦!
:: 2022/7/6 水曜日::

■[漫画]メディア帝国をゲットせよ!「トリリオンゲーム」3,4巻

トリリオンゲーム3巻トリリオンゲーム3巻
出版社:小学館
原作者名:稲垣理一郎
原作者twitter:稲垣理一郎さん(@reach_ina) / Twitter
作者名:池上遼一
作者twitter:池上遼一さん(@Ikegami_Ryoichi) / Twitter
紙書籍通販:トリリオンゲーム (3)
Kindle版まとめ買い:トリリオンゲーム
DMM電子書籍:トリリオンゲーム (3)

トリリオンゲーム4巻トリリオンゲーム4巻
出版社:小学館
原作者名:稲垣理一郎
原作者twitter:稲垣理一郎さん(@reach_ina) / Twitter
作者名:池上遼一
作者twitter:池上遼一さん(@Ikegami_Ryoichi) / Twitter
紙書籍通販:トリリオンゲーム (4)
Kindle版まとめ買い:トリリオンゲーム
DMM電子書籍:トリリオンゲーム (4)

AIセレクトショップを立ち上げ、売り上げの反応からモテに特化することになり、
花をメインに扱い、それがヒットし、本業のフラワーショップに事業売却を持ち込むも、
一ヶ月で売り上げ二千万円を条件に出されたハルとガク。
二人は目標達成に向けて花卉市場で最も激戦区であるホスト業界に乗り込むのだった…!

ハルのコミュ力お化けっぷりからNo.1になるのは予想出来てましたが、
ガクも客の反応を的確にリサーチしてすぐに反映したりと良い仕事してるんですよね。
客が欲しいものを実地で調べに行くハルのコミュ力と、
すぐにそれを要望以上に実現できるガクのITスキルが噛み合って、
目標を達成する爽快感はベンチャービジネスの面白みが凝縮されてて面白かったです。

ただ、そういったベンチャーの上澄みだけを掻っ攫っていくのが大企業なわけで…
既得権益に護られた大企業の老害、という分かりやすい悪役を倒しに行くからハルは格好いいんですよね。
とはいえ、やり方がぶっ飛んでるからガクと一緒に読者の私も驚かされるんですが…w

私はどうしても発想が普通なので地道にコツコツと成長するしか考えてなかったんだけど、
ハルは一気に芸能プロを買収するという奇想天外な手を打ってくるんですよね…
そのための捨て石とされたソシャゲチームには憐憫しかなかったんだけど、
そこをガクが自力で本命に仕立て上げていく流れは、ハルのパートナーとして格好良かったです。

それにしてもソシャゲ開発のために引き抜いてきた蛇島さんですが、
彼の過去が何とも現実世界の悲哀を適切に描いてて、心が虚しくなりますね…

一部業界を除いて、クリエイターに給料が還元される所なんてないですからね。
利益というものは社員ではなく、株主が持っていくものですから。

でも、そういった有能なのに不遇とされている人たちを引き抜く、
というのはハルが初めから言ってましたからね。
今回はそれを有言実行してくれて嬉しかったです。
ソシャゲ稼働でハルとガクという両輪が動き出したのが感じられて、
読んでてとても痛快で嬉しかったです。

:: 2022/7/5 火曜日::

■[漫画]一兆ドル欲しい!「トリリオンゲーム」1巻

トリリオンゲーム1巻トリリオンゲーム1巻
出版社:小学館
原作者名:稲垣理一郎
原作者twitter:稲垣理一郎さん(@reach_ina) / Twitter
作者名:池上遼一
作者twitter:池上遼一さん(@Ikegami_Ryoichi) / Twitter
紙書籍通販:トリリオンゲーム (1)
Kindle版まとめ買い:トリリオンゲーム
DMM電子書籍:トリリオンゲーム (1)

トリリオンゲーム2巻トリリオンゲーム2巻
出版社:小学館
原作者名:稲垣理一郎
原作者twitter:稲垣理一郎さん(@reach_ina) / Twitter
作者名:池上遼一
作者twitter:池上遼一さん(@Ikegami_Ryoichi) / Twitter
紙書籍通販:トリリオンゲーム (2)
Kindle版まとめ買い:トリリオンゲーム
DMM電子書籍:トリリオンゲーム (2)

Dr.STONEの稲垣理一郎さんが巨匠の池上遼一さんと組んで描いてる作品なんですが、
これがまた面白いんですよね…
池上遼一さんの絵柄はあまり私のストライクゾーンではないんですが、
漫画の面白さで完全にノックアウトされた感じです。

コミュ力お化けのワルい男のハルと、
中学時代からの悪友である、地味なITオタクのガク。
一兆ドルの売り上げを目指して0からスタートアップで駆け上がる、
ビジネスストーリー漫画です。

元々日本ではHONDAやSONYといったように、
技術者とその友人の二人組で成功する企業が多いので受け入れやすいと思うのですが、
それにしたってハルくんのワルさは中々に刺激的ですね。
大企業令嬢の桐姫に出資を持ちかけながら、
それを材料に他の投資家たちから出資を企もうとか、もう本当にワル!

ただ、ハルだけだとそれは口八丁のハッタリだけなんだけど、
ガクのITの腕という確かな実力者と組むことによって、
次々と面白いことを成し遂げていくのがとても痛快で面白いんですよ。
セクチャンでチャフ使うだけでなく、偽者のWiFi仕込んでおくとか、
最高にワルだけど、それを使いこなせるガクというのがとても良かったです。

2巻では地道な努力家の凜々さんを採用することで、
IT企業として動き始めましたが…
まさか池上遼一さんの漫画でVtuberっぽいのが出てくる日が来るとは思いませんでした。
うーん、面白いな…!

:: 2022/7/4 月曜日::

■[漫画]未来へと続く科学クラフト「Dr.STONE」26巻

Dr.STONE26巻Dr.STONE26巻
出版社:集英社
原作者名:稲垣理一郎
原作者twitter:稲垣理一郎さん(@reach_ina) / Twitter
作者名:Boichi
紙書籍通販:Dr.STONE (26)
Kindle版まとめ買い:Dr.STONE
DMM電子書籍:Dr.STONE (26)

ホワイマンと交渉するため月面へと向かった千空、コハク、スタンリー
ゼノの計らいによって宇宙空間での一時を過ごすことができたんだけど、
宇宙船の合体中にトラブルが起こってしまう…!

石化によって資材消費を抑えられるけど、
石化するからこそ電気基板に問題が発生してしまう、というのは悲劇ですね。
クリーンルームに素で乱入するとか、陽は本当に駄目な子だな…
実際にクリーンルームであんなことされたら歩留まり非道いことになるよね、マジで…

しかし、トラブルがあるからこそ龍水が輝いたし、
それをフォローする地上メンバーも活躍できたわけですよ。
読者をハラハラさせてからのワクワクは最高でしたね…!

そしてジャンプ本誌で読んでた時に気になって仕方がなかったホワイマンの正体ですが…
これが見事に予想を裏切って、期待以上のモノを見せてくれましたよね…
全く予想が出来なかったけれど、読んでみると納得する所が多々あって、
本当に漫画が上手いなぁ、と思わされましたよ。
恐らくあの時の一週間持続するワクワク感はジャンプ本誌を読んでる人にしかわからないと思います。

それと最終回ではちゃんと初期の伏線回収してるのも良いですよね。

第一話をリメイクする要素を入れながら、
千空の壮大な野望まで見せてて、素晴らしい最終回でした。

とても少年漫画でありながら、今までになり少年漫画でしたね。
綺麗に大団円とはいえ、これほど面白い漫画が終わるのは惜しいですね…

とか思ってたら今週のジャンプにDr.STONEの読み切りが載ってて驚きました。
この単行本には収録されてないけど、最高に面白かったので、
来月発売のファンブックあたりに収録されるのでしょうか?
あまり買うつもりなかったけど、ちょっと購買意欲がそそられますね…!

:: 2022/3/8 火曜日::

■[漫画]宇宙へ…「Dr.STONE」25巻

Dr.STONE25巻Dr.STONE25巻
出版社:集英社
原作者名:稲垣理一郎
原作者twitter:稲垣理一郎さん(@reach_ina) / Twitter
作者名:Boichi
紙書籍通販:Dr.STONE (25)
Kindle版まとめ買い:Dr.STONE
DMM電子書籍:Dr.STONE (25)

ホワイマンの正体を見極めるため、ついに人工衛星を作ることになった千空たち。
もちろんそのためには打ち上げロケットが必要なんだけど、
如何にゼノと千空、そしてカセキたちがいるとはいえ、
簡単にロケット打ち上げが成功するかというと…

そうは問屋が卸さないのであった…!

そりゃね、21世紀の現在でも打ち上げロケットというのは試行錯誤の連続なわけで。
精度が出ないストーンワールドですんなり成功するはずがないんですよ。
何度も何度も失敗し、その度に何が悪かったのか原因究明し、
一歩ずつ、少しずつ前に進むのが科学というものなのだと思います。
まぁ、その前提には繰り返し試行錯誤できるほどの豊かさと政治的判断が必要なんですけどね。
ストーンワールドだからこそクリア出来ているというのは皮肉なものだと思います。

クロムたちが打ち出した往復ロケットの方針も面白かったけど、
そこから投票して困難な往復ロケット製作に乗り出すのが面白かったし、
そのためにインターネットで知を集積するのも面白かったです。
しかし、海底ケーブルで繋がってるのは知っていたけど、
それに杜仲茶が使われていたのは知らなかったです。

なるほどなぁ。

まぁ、効率考えたら世界中の科学者を1箇所に集めた方が良いとは思うんですけどね。
そこは言わないお約束ということで…w

それと千空が液晶タッチディスプレイも作ってましたが、
そこの細かい考証とかもやってますので手前味噌ですがこちらをご参照下さい。

Dr.STONEで千空が作った液晶ディスプレイの考察 – フラン☆Skin はてな支店ver.3.0

ローテクの薄型ディスプレイってのは重量軽減のためにも有用なんだなぁ。
勉強になりました。

そして本誌では完結したわけですが、もうちっとだけ続くみたいなので、
これからもDr.STONEを楽しみにしていきたいです。

:: 2022/1/14 金曜日::

■[漫画]コンピューターの夜明け「Dr.STONE」24巻

Dr.STONE24巻Dr.STONE24巻
出版社:集英社
原作者名:稲垣理一郎
原作者twitter:稲垣理一郎さん(@reach_ina) / Twitter
作者名:Boichi
紙書籍通販:Dr.STONE (24)
Kindle版まとめ買い:Dr.STONE
DMM電子書籍:Dr.STONE (24)

インドで龍水の兄、SAIを復活させた千空たちだけど、
SAIの能力を100%活かし、なおかつホワイマンに対する十全な備えのため、
ついにはコンピューターをクラフトすることに。
しかし、半導体を製造するのは最低でも5年は掛かると千空本人が言っているのに、
はたしてどのような手段でコンピューターを作るのかというと…

歴史の狭間に埋もれていた素子パラメトロンを使うのであった…!

私はてっきり真空管を使うのかと思ってましたが、
そうではなく、パラメトロンを使うと聞いて本当に驚きました。
不勉強で申し訳ないのですが、こんな素子があったなんて知りませんでした。
しかもそれを作ったのが日本だったとは…
科学ってのは多様性があるんだなぁ…

ローテクで作れるパラメトロンだけど、演算するには膨大な数が必要なのは同じですね。
現代のCPUも億の単位で素子がありますからね…
それらを極小で作り、軽量化できるのが半導体の利便性なわけで。

こんなにデカイ装置がファミコンと同じスペックという時点で、
半導体の凄さがわかりますね。
そのファミコンよりもスマホ一台の方が高性能なんだよなぁ…
人類の科学って凄いわ…

それにしても千空ってばSAIに会わせて臨機応変にコンピューターを作ったりはするけれど、
長期スパンで計画的に物事を進めるのもとても上手いですよね。
蛍石はレンズだけでなく、ボーキサイトからのアルミ精練にも使うし、
その電解精錬のために日本で水力発電用のダムをあらかじめ作っていたとは…
二手先、三手先を読んで動いてて凄いです。

確かに莫大な電力をローテクローコストでやるなら水力しかないし、
その水力発電用のダムを建設するなら日本か北欧しかないと思います。
ただ、世界は寒冷化しているから北欧はフィヨルドがどうなってるか読めないですしね。
日本で建設するのがとても合理的だと思います。

さて、ついに次巻ではロケットクラフトの開始ですよ。
現代でもアメリカベンチャーがロケットを試行錯誤してますし、
日本でもJAXAが何度も打ち上げに失敗しながらチャレンジしているくらいですからね。
いくら千空とゼノのタッグとはいえ難易度はルナティックモードだと思うので、
諦めない心を持ってクラフトしてもらいたいものです。

:: 2021/11/8 月曜日::

■[漫画]ロケットクラフト・ワールドツアー「Dr.STONE」23巻

Dr.STONE23巻Dr.STONE23巻
出版社:集英社
原作者名:稲垣理一郎
原作者twitter:稲垣理一郎さん(@reach_ina) / Twitter
作者名:Boichi
紙書籍通販:Dr.STONE (23)
Kindle版まとめ買い:Dr.STONE
DMM電子書籍:Dr.STONE (23)

ゼノとの戦いで全員石化した中から唯一復活したスイカが、
地道な科学の歩みで復活液を作り出し、千空を蘇らせることに成功!
科学のエキスパートである千空はオストワルト法で一気に硝酸を作り出し、
仲間だけでなく、ゼノをも蘇らせてホワイマンの居る月を目指すことになるが…?

数千年の時を経て、科学の師弟がついに協同してロケット作りを行うとか胸アツですね!

共通の脅威を明確に認識することで手を取り合い、
役割分担をして開発していくというのは人類らしいです。
現代の科学も専門化が進み、分業体制が当たり前になってますからね。
むしろ、千空のようなゼネラリストの方がかなり珍しいと言えますよ。

南米から次に目指したのがバルセロナというのには驚きましたね。
蛍石の獲得を狙って、というのには更に意表を突かれました。
確かにバルセロナのあたりには天然の蛍石があるみたいですが、
宇宙開発に必要という認識はあまりなかったんですよね。
しかしなるほど… 高性能レンズに必要なんだな…

その次に目指した地がインドというのはわかります。
初代ペルセウス号で世界を目指した際に数学都市として出てましたし、
作中にあるようにインド人の数学の優秀さは現代でも有名ですからね。
数学に強い人をたくさん起こすんだろうなぁ、とは思ってましたが…

まさかデジタル計算機を作り出そうとするとは…
私は半導体業界の端っこの方に居るので、
石器時代から半導体製造がどれほどにハードモードなのかはわかるので、
千空が言っている”地獄”というのがよくわかるんですよ。
シリコンインゴットの製造がかなり難易度が高そうだし、シランガスとか扱いも難しいですしね。

しかし、それを覆すあんな例外的な素子が歴史の影に埋もれていたとは…
そこらへんは次の24巻で出てくるので是非お楽しみに!

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