僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2017/7/16 日曜日::

■[漫画]音速0.7のバイク「絶対ナル孤独者」3巻

絶対ナル孤独者3巻絶対ナル孤独者3巻
出版社:KADOKAWA
原作者名:川原礫
原作者サイト:
原作者twitter:川原礫 (@kunori) on Twitter
作者名:越水ナオキ
作者サイト:15th floor
作者twitter:越水ナオキ (@miz2215th) on Twitter
Kindle版:絶対ナル孤独者 (3)
Kindle版まとめ買い:絶対ナル孤独者
DMM電子書籍:絶対ナル孤独者 (3)

”咀嚼者(バイター)”との戦いを終え、ルビーアイを追う特課の一員となったミノル。
早速作戦指揮官であり能力者”思索者(スペキュレーター)”イサリリ教授と面通しし、
その能力の秘密について協議し、更なる疑問に直面することに。
しかしルビーアイの活動は待ってくれず、凶悪な能力者”発火者(イグナイター)”の被害が出て…

この3巻では私がこの作品で最も嫌いなキャラが出てきます。
それがこの斎藤オリヴィエです。

一応は特課のメンバーなので味方ではあるんですが、
ぶっちゃけ敵側である”咀嚼者(バイター)”や”発火者(イグナイター)”よりも嫌いです。

理知的に見えて言葉ではなくいきなり暴力に訴えてくる凶暴性。
論理的に見えて独善的な論理を振りかざすだけのナルシスト。
友好的に見えてコミュニケーション不全の一匹狼気取り。
それが斎藤オリヴィエです。

それに比べるとユミコさんは全然マシだよなぁ…
初対面の時にかなり独善的な理屈でミノルに無理難題を迫ったけど、
その後は友好的だし、理解しようとしてくれてますからね。
何より窮地に陥ったミノルを救う為に頑張ってくれたし。

ミノルが助かった時に見せた涙は尊いと思う訳ですよ…
もちろん、助けられなかったサナエのことがあったからこその涙だとは思うのですが…
それでも涙の価値は少しも毀損するものではないと思います。

しかしこのペースだと原作2巻も漫画にすると単行本2冊で終わりそうな予感が…
原作ストック、間に合うのかな…
ちょっと心配かもしれない…(笑

:: 2016/11/3 木曜日::

■[漫画]セイの格率「絶対ナル孤独者」2巻

絶対ナル孤独者2 (電撃コミックスNEXT)
著者/訳者:越水 ナオキ シメジ
出版社:KADOKAWA( 2016-10-08 )

原作者サイト:WORD GEAR
原作者twitter:川原礫(@kunori)さん | Twitter
作者サイト:15th floor
作者twitter:越水ナオキ(@miz2215th)さん | Twitter
Kindle版:絶対ナル孤独者 (1)
Kindle版:絶対ナル孤独者 (2)

宇宙から飛来したレッドアイとジェットアイの戦いに巻き込まれたミノル。
異形の能力者”咀嚼者(バイター)”を撃退したが、
相手は生きているのでまだ油断はできない。
しかしレッドアイを追う組織がいるということもあり平和な日常を送っていたが…

この2巻で綺麗に”咀嚼者(バイター)”編が終わりましたね。
原作1冊に対してコミカライズ2冊は比較的早めのペースですが、
無理に圧縮した感じはせず、テンポ良く読めましたね。
”咀嚼者(バイター)”の見た目といい、割りとグロ系に近いので、
じっくり読まされなくてグロ耐性が低い私としては助かりました。

家族が皆殺しにされてから他人を遠ざけるようになったミノルにとって、
義理とはいえ姉である典江は本当に大切な人なんですね。

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実の姉は自分を守って死んだことを考えると、
二度とあの悲劇を繰り返したくないという理由もあるのでしょうが、
典江さんが今まで与えてくれた無償の愛があればこそ、というのもあるのでしょう。

”咀嚼者(バイター)”の過去も中々に悲劇的で同情できるものがありましたが、
だからといって彼が犯してきた罪がなくなる訳ではないので、
この結末も仕方が無いのかなぁ、と思います。

それにしてもこのミノルの組織に協力する要件ですが…

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このコミカライズを読んで気付きましたが、
記憶からデリートされるってのは昔のKey作品とかによくあるパターンですね。
作者の川原礫さんの年代から考えるとドンピシャなので、
そこら辺の影響もあるのかなー、と今更ながらに思いました。

:: 2016/2/10 水曜日::

■[漫画]孤高なる少年「絶対ナル孤独者」1巻

絶対ナル孤独者 (1) (電撃コミックスNEXT)
著者/訳者:越水ナオキ
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2016-02-09 )

原作者サイト:WORD GEAR
原作者twitter:川原礫(@kunori)さん | Twitter
作者サイト:15th floor
作者twitter:越水ナオキ(@miz2215th)さん | Twitter
Kindle版:絶対ナル孤独者 (1)

宇宙から飛来した謎の紅い玉と黒い玉。
殺人衝動を起こさせる紅い玉”レッドアイ”
そして”レッドアイ”を抑止する黒い玉”ジェットアイ”
それぞれに寄生された人間同士の能力者バトルがこの「絶対ナル孤独者」です。

主人公の空木ミノルは孤独を望む少年。

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8年前に一家が強盗殺人に遭い一人だけ生き残ってから、
孤独になろう、人の記憶に残らないように生きてきたのに、
ジェットを宿してからどうしようもない運命に巻き込まれて…

この作品はSAOやAWで有名な川原礫さんの同名ライトノベルのコミカライズです。
ですので知っている人も多いとは思いますが、
今までの作品とは少々違った趣向になっているんですよね。
現代日本の異能力バトルという時点で珍しいですが、
主人公の諦観の滲んだ退廃感漂う雰囲気がキリトともハルユキとも違うんですよね。

とはいえ敵のいやらしさというかキモさは変わらず、
レッドアイに寄生された能力者の咀嚼者が中々にキモい。

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既存の食べ物や鉄パイプだけでは飽き足らず、
人間を食べようとする常軌を逸した衝動。
そして狙われたのがミノルと親しくなろうとする箕輪さんなあたり、
運命とかそういうのを感じますね。

メインヒロインである安須ユミコも登場していますが、
結構高圧的で独善的な面が出ているので、
この1巻だけだとその魅力はまだ半分も出ていません。
そういった意味ではまだまだ序盤なのでこれからに期待して欲しいですね。
系統的には「寄生獣」とか「アライブ 最終進化的少年」と一緒なので、
そういった作品が好きな人はどうぞ。

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