僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2014/7/19 土曜日::

■[漫画]華麗なるベン・トー決戦!「食戟のソーマ」8巻

食戟のソーマ 8 (ジャンプコミックス)
著者/訳者:森崎 友紀 佐伯 俊
出版社:集英社( 2014-07-04 )
原作者twitter:附田祐斗 (tsukudayuto)さんはTwitterを使っています
作者サイト:傾国美塵

Kindle版:食戟のソーマ (1)
Kindle版:食戟のソーマ (2)
Kindle版:食戟のソーマ (3)

Kindle版:食戟のソーマ (6)
Kindle版:食戟のソーマ (7)
Kindle版:食戟のソーマ (8)

接戦! そして熱戦!

遠月学園のエリートが競う「秋の選抜」の予選「カレー料理」対決は、
遂にスパイスのスペシャリストである葉山アキラと創真の番がやってきました!
二人ともコンセプトは似ているけれど、アプローチが異なった料理を出してきて、
その点数と審査員の評価の差まで含めて接戦で面白かったです!

特に創真は今まで負けたり失敗してきた経験を活かして、
今回の料理に注ぎ込んできたのが面白い!
失敗を恐れず、失敗を糧とすることをずっと主張してきた創真だけに、
こういった料理を出されると感心しますね。
ちゃんと物語としても完成度が高いのが面白さの秘訣だと思います。

そして予選を通過した創真が本選で一番最初に当たるのがまさかの薙切アリス!
分子美食学の最先端エリートが「弁当」をテーマに勝負してくるんだけど、
相変わらず余裕を持ったアリスの天然な所がちょっと可愛いですね。
それでもその料理はアリスの性格がそのまんま出ていて油断出来ないんですけども。

アリスと言えば巻末に収録されているえりなとの市民プール回。
えりなとアリスは表面上は対立しているように見えても、
普通の従姉妹同士の仲の良さが見えて微笑ましいものがありましたね。
特に二人でウォータースライダーしている所は眼福でござった。

まぁ、今の所ラブコメヒロインとしては田所ちゃんが一歩リードでしょうか。
この8巻でも少しずつ恋を自覚しているように見えたし、今後の展開に期待できますね!
料理も良いけど、女の子が可愛いのも魅力の一つなんでそっちも楽しみです。

:: 2014/4/9 水曜日::

■[漫画]田所恵、今こそ巣立ちの時。「食戟のソーマ」7巻

食戟のソーマ 7 (ジャンプコミックス)
著者/訳者:附田 祐斗 佐伯 俊
出版社:集英社( 2014-04-04 )
コミック ( 200 ページ )
原作者twitter:附田祐斗 (tsukudayuto)さんはTwitterを使っています
作者サイト:傾国美塵

Kindle版1巻:食戟のソーマ (1) [Kindle版]
Kindle版2巻:食戟のソーマ (2) [Kindle版]
Kindle版3巻:食戟のソーマ (3) [Kindle版]
Kindle版4巻:食戟のソーマ (4) [Kindle版]
Kindle版5巻:食戟のソーマ (5) [Kindle版]

遠月学園のエリートが競う「秋の選抜」! その「カレー料理」対決!
主人公・創真とスパイスのスペシャリスト・葉山アキラの対決は次回に持ち越しで、
今回は二人以外の対決が描かれている前菜とも言える展開ですけど、
それでも盛り上がりは凄いです!

メインディッシュの二人は出ないとは言え、薙切アリスの料理は出ますし、
その側近である黒木場リョウもその実力の片鱗を見せつけてくれます。
今回は伊勢海老という魚介とコニャックという名酒を用いてましたが、
彼が得意とするジャンルはまだ明らかになっていないので油断は出来ません。

対してエリナの側近である秘書子ちゃんこと新戸緋沙子は、
「薬膳」という自分の得意分野を存分に使って予選を突破しており、
その圧倒的な実力を見せてくれて、単なる取り巻きでないと認識させてくれました。
一見地味っぽいけど原作者の言うとおり美人ですしね。

低い点数しか取れないモブに比べて極星寮の面子は頑張っていますよ。
吉野は得意のジビエを活かし、
榊ちゃんはカレーに納豆を使うという発酵のスペシャリストらしい一品を出し、
伊武崎も燻製というカレーに合わなそうな得意分野なのに高得点をマークし、
いつもイジられている丸井でさえ「味の物知り博士」という異名で呼ばれてましたからね!

でも、一番躍進したのは田所ちゃんこと田所恵でしょう!
今まで落ちこぼれのレッテルを貼られ、ヤジも飛ばされたけれど、
創真のお陰で上がり症を克服した彼女が実力を発揮したらこれほどの腕前を見せてくれるとは!
他の選手が自分の得意ジャンルにカレーを持ってきたのに対して、
田所ちゃんは自分の得意な地元野菜とカレーの両方を活かすために、
アンコウという奇抜な食材を用いるという発想が凄い!
これ、思いやりと笑顔で周りから助けられる人柄故なのかもしれません。

田所ちゃんは登場初期は単なるドジっ娘ヒロインかと思わされましたが、
この7巻では主人公の如き輝きを見せてくれました。
初めから上位の実力を持っていた創真に対して、
成長していく姿を見せてくれる田所ちゃんは、
まるでドラゴンボールのクリリン…、いや、ダイの大冒険のポップみたいなポジションですね。
今後の彼女の成長にも大いに期待出来そうです。

:: 2014/4/5 土曜日::

■[漫画]鳥山明最新作!「銀河パトロール ジャコ」特装版

銀河パトロール ジャコ 特装版 (ジャンプコミックス)
著者/訳者:鳥山 明
出版社:集英社( 2014-04-04 )
コミック ( 248 ページ )

鳥山明は僕らの世代にとっては神です。

私の人生に影響を与えた漫画家は鳥山明以外にも椎名高志先生やあずまきよひこ先生と、
多数いらっしゃいますが、鳥山明と藤子Fは別格です。
敬称を付けることすら恐れ多い存在なのです。

私が鳥山明に出会ったのは幼稚園の頃にアニメが放映されていた「Dr.スランプ」が初めで、
小学生の頃にドラゴンボールが連載開始されたんですよね。
民放が2局しかない田舎の子供にとってジャンプというのは絶対的な娯楽です。
まだ小学校のクラス40人が世界の全てだったあの頃。
当時はいじめっ子もいじめられっ子もクラスの男子は全員読んでるのが当たり前で、
誰しもがかめはめ波を練習し、亀仙人の修行を真似しようと公園まで走って三日坊主になったり、
クリリンがタンバリンに殺された時に衝撃を受けまくり、
悟空がギニュー隊長に身体をチェンジされた時はクラスで「どうすれば良いのか」と議論したものです。

そんな鳥山明が久しぶりにジャンプで連載したのがこの「銀河パトロール ジャコ」です。
銀河パトロールの超エリート(自称)のジャコが任務の途中で地球に不時着して、
そこで出会った大盛博士と愉快な共同ライフを送るというストーリーなんですが、
実は同日発売の桂正和との共作「カツラアキラ」とも世界観を共有しています。
そして一番大きいのは「ドラゴンボール」と世界観が同じという所でしょう。
むしろ巻末描き下ろしでは孫悟空の両親と、悟空が地球に送られた理由が描かれているくらいですからね!
「ドラゴンボール」で育った世代にとっては感無量ですよ。

もっとも連載初期から割りと伏線が多かったので察しが良い人は第一話でジャコの任務から判ったでしょう。
私も栗頭先生がニュースキャスターやってる時点では「ファンサービスだなぁ」
くらいにしか思ってなかったんですが、流石にタイツが出た時に何となく気付きました。
西の都出身で下着系の名前とか、どう考えてもブルマ関係者じゃないですか。
まぁ、ツッコミ所があるとすれば大盛博士は「下着系の名前=西の方の名前」という認識でしたけど、
悟空がブルマを探しに西の都に行った時は警察官のおっちゃんに「珍しい名前」と認識されてたことかな。(笑
それでも確か3人くらい居たはずだから大盛博士の認識で合っているのかもしれない…

大盛博士が作っていたタイムマシンがその後ブルマに受け継がれてセル編に繋がるんだろうし、
ジャコの容赦ない俺TUEEEっぷりも往年のドラゴンボールのノリだったし、
本当にファンにとっては最高の一冊でした。

それにしてもタイツのお陰で悟空はジャコに見付からなかったし、
ブルマのお陰で悟空が外の世界に飛び出して強くなったんだよなぁ…
タイツとブルマの姉妹が居なかったらこの世界は存在しなかったんだと思うと、
何か感慨深かったです。(笑

:: 2014/2/10 月曜日::

■[漫画]いざ、秋の選抜へ!「食戟のソーマ」6巻

食戟のソーマ 6 (ジャンプコミックス)
著者/訳者:附田 祐斗 佐伯 俊
出版社:集英社( 2014-02-04 )
コミック ( 192 ページ )
作者twitter:附田祐斗 (tsukudayuto)さんはTwitterを使っています
絵師サイト:傾国美塵

週刊少年ジャンプで一番好きなのはこの「食戟のソーマ」です。
色気と食い気だけでなく、少年漫画的成長ストーリーというのが琴線に触れまして、
毎週楽しみにしてますし、描き下ろしがある単行本も楽しんでいます。

この6巻では秋の選抜に選ばれた生徒たちが、
夏休みを利用してそれぞれ修行と研究に打ち込み、
予算突破、そして本戦出場に向けて切磋琢磨していく…!
という展開が描かれています。

しかしこの6巻で一番のイベントは創真の実父である城一郎の再登場でしょう。

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今まで伏線が張られていましたが、かつて十傑第二席にいた城一郎が、
唐突に極星寮にやってきての一騒動が描かれています。
そこで巻き起こる490回目の創真vs城一郎の料理対決が熱い!
未熟な息子相手にワールドワイドな発想と技術でコテンパンにする城一郎さんマジ鬼畜。
でも、全力で相手にするっていうのは良い事だよなぁ。
下手に手加減したらやる気失せちゃいますもんね。
まぁ、それでも負けん気を発揮して何度もぶつかっていく創真の性格あればこそですが。
こういったメンタルの強さは主人公としてカッコイイ要素の一つだと思います。

また、秋の選抜のテーマがカレー料理ということでスパイスを研究している、
城一郎の後輩である汐見潤が登場するんだけど、ロリババァというか若いというか…
34歳なのに中学生にしか見えないロリ巨乳とか最高じゃないっすか!
しかも城一郎に色々と弄られていた回想シーンから考えるに、
今でも比較的シンプルなパンティをはいてそうですよね!

次回からの秋の選抜も楽しみですね、バトル要素的な意味で!
それと描き下ろしですがにくみが出てきたのは嬉しかったですね。
結構良いヒロインしているので今後も継続して出てきてくれると嬉しいです。
にくみにいちご味じゃないミルクを食べさせる薄い本も期待したい所です。(ゲス

:: 2013/12/5 木曜日::

■[漫画]合宿編、終了!「食戟のソーマ」5巻

食戟のソーマ 5 (ジャンプコミックス)
著者/訳者:附田 祐斗 佐伯 俊
出版社:集英社( 2013-12-04 )
コミック ( 192 ページ )
作者twitter:附田祐斗 (tsukudayuto)さんはTwitterを使っています
絵師サイト:傾国美塵

ビュッフェ用たまご料理という合宿の課題を前に、
目標の200食達成どころか殆ど食べられることがない創真の料理。
その料理のビュッフェとの相性の悪さを痛感した創真は、
一気に挽回に転ずるんだけど…

この漫画の面白い所は主人公の創真が失敗する所ですよね。
ただ、その失敗は本気でやった上での失敗だから、
自らの糧となり、創真の成長へと繋がるから面白く感じるんだと思います。
本気の失敗には価値がある!(c)宇宙兄弟

そんな合宿編も前半で終わり、後半からは連休を利用して帰省した創真が、
地元の商店街を活性化させるために駅ナカの唐揚げ店に対抗するために新作料理を作るんだけど…
敵側のもず屋の女主人がかなり独善的に描かれる故に、
創真たちの活躍には爽快感がありますよね。

そしてその唐揚げ編で昔なじみ属性の倉瀬さんと、チョロインなにくみが出てきて、
ラブコメ的にも良い対比が作れていたのも、また、素晴らしかったです。
この作品にはヒロインが多いけど、使い捨てることはせずに、
ちゃんと活躍の場を与えているのが良いんですよねー
というか、倉瀬ちゃんはこんなに美味しいキャラだったのか…
違う学校だから今後の登場頻度は低そうだけど、また出て欲しいものです。

そして初期から出ているヒロインであるえりな嬢ですが…
まさかあんなに美味しい設定があったとは…!
これは、この背景が明かされるのが楽しみやで…!

:: 2013/9/8 日曜日::

■[漫画]”食事処たどころ”開店!「食戟のソーマ」4巻

食戟のソーマ 4 (ジャンプコミックス)
著者/訳者:附田 祐斗 佐伯 俊
出版社:集英社( 2013-09-04 )
コミック ( 192 ページ )
作者twitter:附田祐斗 (tsukudayuto)さんはTwitterを使っています
絵師サイト:傾国美塵

幾ら週刊誌連載とはいえ2ヶ月連続刊行には驚かされますが、
前巻のヒキを考えると早く読みたいというのが人の情というものなので、
作者さんの負担以外ではこれが最善だよなぁ、と思う訳です。
それはそう表紙のにくみのおっぱいはワールドサイズだな!
本編では殆ど出番がないけど!

田所ちゃんを助ける為に卒業生・四宮に食戟を仕掛けた創真。
堂島の仲介で非公式ながら卒業生たちを審査員にして食戟が開催されることになったけど、
出された条件は料理長が創真ではなく田所ちゃんであること!
元々自信がない田所ちゃんが”レギュムの魔術師”と呼ばれる四宮相手に、
いかにして挑むのか…!?

いやー、熱いですねぇ、ホント!
田所ちゃんの覚醒と成長、そしてそれを支える創真!
鋭すぎる才覚故に伸び悩む四宮と、それを察している堂島と、
キャラ同士のぶつかり合いが熱くて、何とも少年漫画らしいです!

恐らく創真自身は田所ちゃんに対する好意とかよりも、
強い相手と戦いたいだとか、自身の料理に対する哲学だとか、
何より理不尽に対する怒りとかが原動力なんだろうけど、それでも熱かったです。
特に試合に負けて勝負に勝った結末に対して、
試合に負けたこと自体を本気で口惜しがるその気概がとても主人公らしくて熱いです。

田所ちゃんも自分の強みを自覚することで一皮剥けて、
その後の試験でもそれを有効に活用している所に成長が感じられて良かったですねー
キャラクターの成長が感じられるのは少年漫画の醍醐味ですよ。
これは田所ちゃんのメインヒロイン枠獲得レースへの参戦来たで!

そしてメインヒロインと言えば登場頻度が低いえりなだけど、
えりなに対抗するヒロインが登場するだけでなく、
その見た目とは裏腹な可愛いキャラも描写されているのが心憎いですね。
うーん、まだまだえりながメインヒロインに収まるというのも有りだなぁ。

今回もまた強烈なヒキでしたが、次巻でどうなるかはお楽しみに!
次も熱くて面白いよ!

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