僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2016/8/14 日曜日::

■[漫画]藍澤渚の決断「実は私は」18巻

実は私は 18 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:増田英二
出版社:秋田書店( 2016-08-08 )

Kindle版:実は私は (18)
Kindle版まとめ買い:実は私は

白神さんが吸血したい気持ちをポンコツアピールをするおうちデートだとか、
色々と初々しい感じがする18巻の冒頭ですが、
途中から中々に大きく物語が動きます。
そう、以前から出ていた箱女の正体がついに判明…!

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10年後から来た宇宙人、藍澤渚がJK藍澤渚と黒峰くんの二人の前に立ちふさがる…!

いやね、10年後から来たという意味深なプロフィールだけでなく、
10年後なのに制服着てるのかというツッコミどころではなく、
箱女時代に言った未来に対する予言とか気になるところとか、
ホント色々あるんだけどね。
シリアスな展開になりそうだと覚悟していたらコレですよ。

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ホントこの漫画は真面目に物語を運ぶということを知らないな…!

とか思ってたらラストにまさかの展開です。
ぶっちゃけこの漫画においてシリアスとはギャグの前振りとしか思ってなかったんですが、
ここにきて大きなシリアス展開ですよ。
別の漫画かのようなシリアス展開に戸惑いますが、
それだけ完結が近いということなんでしょうね。

面白い作品なので最後まできっちりと追いかけていきたいと思います。

:: 2016/7/18 月曜日::

■[漫画]夢の中へ行ってみたいと思いませんか「放課後ウィザード倶楽部」1巻

須加那由多はある日自室と似た部屋で目を覚ますも違和感があった。
違和感の正体は扉を開けると明らかになった。
扉の向こうは蒼穹と大草原が広がる地球とは明らかに異なる世界で、
しかも明晰夢だと思って空を飛ぼうと崖から飛び降り、痛みを伴う墜落死を経験してしまう。
更にその奇妙な夢の世界は自分一人ではなく親友のニトリと三太も経験していて、
一緒にダンジョン探索をしていると窮地を魔術師シモンに助けられて…

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「戦闘破壊学園ダンゲロス」の架神恭介さんが、
「バーサスアース」の渡辺義彦さんと組んで繰り広げる異世界ファンタジー漫画!
「小説家になろう」とかで流行っている異世界転移俺TUEEEの類型なんだけど、
少年チャンピオンらしいグロ展開もあったりして一筋縄ではいきません。

”ハイカキン”と呼ばれる者たちが訪れる”バベル”という世界だらしいど詳しいことは誰も知らず、
そこで過ごす人々は冒険したり製麺したり睡眠したりとやることは様々。
そんな中で冒険して魔法を使えるようになりたいというニトリたちの気持ちは、
男の子はやっぱりそうでなくてはと思いますよね。

しかし冒険には危険が付き物と言いますが、
それは異世界に棲息する化け物だけでなく人間も危険で…

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いろんな人がいるなぁ…(笑
悪役のロールプレイというのはわかるんだけど全員モヒカンて。(笑
それにしても装備に関してはこの世界の中で揃えることができるみたいだけど、
那由多たちを見る限り髪型とかは現実世界そのままなんですよね。
ということはこのモヒカンは現実でもそのままな可能性も…!
いや、もしかしてそういった装備の可能性もある…、のかなぁ…?(笑

単純に夢の世界として割りきって楽しむ人たちとは別に、
世界の真実の一端を掴んでそうな人たちが動いているっぽいので、
物語の世界観も気になりますね。

まぁ、それはそれとして少年チャンピオンらしいグロさだけでなく、
ちょっぴりのエロさもあるのは大変よろしいと思います。

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やっぱり少年誌はそうじゃないとね!
2巻にも期待したいと思います!

:: 2016/7/14 木曜日::

■[漫画]ユートピア? ディストピア?「AIの遺電子」2巻

AIの遺電子 02 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:山田胡瓜
出版社:秋田書店( 2016-07-08 )

作者twitter:山田胡瓜(@kyuukanba)さん | Twitter
Kindle版:AIの遺電子 (1)
Kindle版:AIの遺電子 (2)

生身の人間と超高度AI「MITCHI」によって人権が認められたヒューマノイドAI。
そして人権が認められないロボットが暮らす近未来の世界で、
人間とAIの医者として生活するモッガディートが関わる事件を綴った、
いつかあるかもしれないSFブラックジャックな物語の第2巻です。

高度に発達したAIが社会に溶け込んだお陰で、
餓えとかそういった生命に関わる問題は解決しているように思えますが、
ヒューマノイドだろうと人は人なんだなぁ、と思わせる事件が多いですね。
また、ヒューマノイドに人権が認められるが故に、
ロボットとの差異が如実に感じられるシーンがあって唸らされます。

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ヒューマノイドとは違う愛玩用ロボットに見る近未来ディストピア。
何かね、下手に生身の人間やヒューマノイドじゃなくて、
この愛玩用ロボットで良いんじゃないのかと考えちゃうんですが、
オチまで読むと悩ましいんですよね。
でも幸せならこれはこれで有りなのかなぁ。

この漫画は医者が関わるヒューマンドラマなんですが、
主にAIをテーマに扱っているからもの凄く新鮮なんですよね。
もしかしたら近い将来にあるかもしれないと考えてしまい、
読後感も独特なものになるんですけど、
それもまた面白いので新鮮な面白さに飢えている人にお勧めの作品です。

:: 2016/6/9 木曜日::

■[漫画]岡とみかん「実は私は」17巻

実は私は 17 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:増田英二
出版社:秋田書店( 2016-06-08 )

Kindle版:実は私は (17)
Kindle版まとめ買い:実は私は

ついに独身にも春が…!

独身をこじらせていた紅本先生にさくらさんが想いを告げることで、
独身にもやっと幸せな未来を描くことができるようになったけれど、
素直に祝うことができない校長のせいで前回の感動を台無しにするコメディもありつつも、
いつも通りの「実は私は」です。

いつも通りとはいえクライマックスが近いのか振り幅が大きいんですよね。
何の振り幅かというとシリアスとコメディの振り幅です。
黒峰くんとみかん、みかんと岡という一方通行の想いがシリアスに描かれたかと思うと、
福の神のお陰で急激にコメディ展開に入ってしまい、
しんみりすれば良いのか笑えば良いのか表情筋も戸惑うレベルですよ。(笑

まぁ、岡の最高に格好悪いけれど、最高に格好良い告白とかは、
青春していて良いなぁ、と素直に思わされましたけどね。
とはいえ、それからの揺り返しもまた凄かった…

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あの嶋ですら驚愕する岡の変貌っぷりには笑いと戸惑いが襲ってきましたが、
これもまた一つの青春の形だと思うと微笑ましく思えますね。
まぁ、将来黒歴史になりそうではあるのですが。(笑

しかしシリアスをやったらコメディをやらずにはいられないのか、
唐突な焼き芋会とかもくだらなくて笑いましたね。
次回は焼き芋職人の藍澤渚がメインのドシリアス展開なのでその余震とも言えますが…

取り敢えず黒峰くんの生殖能力が失われていないかどうかが気になるところです。(笑

:: 2016/6/8 水曜日::

■[漫画]取り戻した希望「弱虫ペダル」45巻

弱虫ペダル 45 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺航
出版社:秋田書店( 2016-06-08 )

作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱
Kindle版:弱虫ペダル (45)
Kindle版まとめ買い:弱虫ペダル

箱学の泉田と京伏の岸神の2日目スプリント対決がついに決着!

アブアブな泉田とアパアパな岸神という、
変態同士の対決はかなり異色でしたけど、
ゴール前の接戦は手に汗握る熱いモノがありました。

特にゴール前に泉田の目の前に障害物があるとか、
昨年の田所&鳴子との対決と同じ状況になったのは熱かったですね!
あの時の敗北から学んだことで今年の勝利を掴み取った泉田は格好良かったですよ。
褒められない覚悟が必要な箱学のキャプテンだけど、
読者の側からは惜しみない拍手を送りたいです。

そしてスプリント対決に加われないどころか、
下位集団に飲み込まれる事態も現実味を帯びてきた総北ですが、
そんな状況でもポジティブシンキングな坂道には救われますね。

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普段は内気というか自信がない坂道も、
自転車に乗ると一転ポジティブになりますよね。
いや、自転車に乗ると、というよりも、
自転車に乗って仲間たちと走っていると、という方が正確かもしれませんね。
そんな坂道に救われた今泉の華麗な復活は次巻に持ち越しですね。

恐らく次の46巻でも2日目のゴールまでは描かれないと思いますが、
かなり盛り上がる展開になるであろうことは予想できるので、
次巻も楽しみですね。

:: 2016/5/8 日曜日::

■[漫画]夏休みの終わり「侵略!イカ娘」22巻

侵略!イカ娘 22 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:安部真弘
出版社:秋田書店( 2016-05-06 )

作者サイト:The Longest Runway Ver.6 – Mlracle Pot Style –
作者twitter:安部真弘(@masahiro_lemon)さん | Twitter
Kindle版:侵略!イカ娘 (22)
Kindle版まとめ買い:侵略!イカ娘

ついに終わってしまった…

短期集中連載から始まり、いつの間にか本格連載となり、
チャンピオンの濃い紙面の中で一服の清涼剤のような可愛い絵柄で、
ゆるゆるとしたコメディで読者をクスッと笑わせてくれたイカ娘が…
アニメ化も経験し、Splatoonともコラボしたりと、
多方面に渡るメディアミックスを幸せに行いみんなを笑顔にしてきたイカ娘が…
本当に終わってしまったんだなぁ…

そんな完結巻である22巻ですが、ここにきてイカ娘の新たな生態が明らかに!
腕輪で体重の変化、服の自動修復と今までも奇妙なイカ娘の秘密がありましたが、
まさかイカ娘本体に磁性があったとは驚きですよ。
やはり野生の動物は地球の磁力線を感知しているからなのだろうか…
いや、まぁ、そんな細かいことはイカ娘には関係ないのかもしれませんが!

イカ娘以外でも見どころが多い22巻でしたね。
誰にでも美点を見出すことができる清美を褒め殺ししているのは微笑ましかったですし、
婦警さんの水着姿は相変わらずエロ可愛かったです。
それに千鶴さんと悟郎のラブコメエピソードは良かったですね。
千鶴さんの目が開いてるあたり、悟郎にも脈はあるんじゃないかと思いますよ。

それにしても夏休みにはいつか終わりが来るものとはいえ寂しいものですね…
まぁ、夏休みというものはちょっと待ってればまた夏休みが来るものですからね。
いつかもう一度イカ娘に会えることを願ってやみません。
だからさよならは言いません。
また、お会いしましょう。

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