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:: 2013/6/14 金曜日::

■[漫画]今、父を乗り越える時「戦国妖狐」11巻

戦国妖狐 11 (ブレイドコミックス)
著者/訳者:水上 悟志
出版社:マッグガーデン( 2013-06-10 )
コミック ( 140 ページ )
作者サイト:続・みずかみ小屋
作者twitter:水上悟志 (nekogaeru)さんはTwitterを使っています

戦国時代の妖怪ファンタジーなんだけど、戦国時代要素が薄れまくり、
専ら妖怪だらけの百鬼夜行な要素が多めになってきた11巻。
今回は親切にも冒頭で今までの大まかなあらすじがあるので、
表紙の月湖のおっぱいに魅せられてこの11巻だけ手に取った人も安心です!

途中でネズミの闇の騒動に巻き込まれつつも、
やっとこさオオヤマミツチヒメの元に辿り着くことが出来た千夜たち。
しかし相手は曲がりなりにも神の一柱だけあって気紛れな性格で、
たまはその願いを叶えるのが難しく、
されど千夜の願いは簡単に叶えて貰えて8年ぶりに父・神雲と対面できたんだけど…

色々な出会いと別れを経て成長した千夜が父という偉大な壁を乗り越える為に、
拳で語るという展開は男の成長を感じさせてくれて熱かったですね。
そもそも息子を霊力改造人間にした理由が、少々歪ながらも父の思いやりがあったことが意外でしたが、
父の愛も人それぞれかな、と思うと妙に納得もしたり。

しかし無の民は毎度良い所を邪魔するよなぁ…
今回は妖精眼の無の民というイレギュラーが邪魔をしてくれた為に、
向こうに強力な手札が渡ってしまったけれど、
ヒキを見る限りではこちらも道錬とムドの師弟に野禅といった、
ちょっと面白い手札が加わりそうで面白くなりそうですね。

第一部では敵だった面子が第二部では味方となって事に当たるとか、
次の12巻も楽しみであります。

:: 2011/8/10 水曜日::

■[漫画]千夜月湖物語「戦国妖狐」7巻

戦国妖狐(7) (ブレイドコミックス)
著者/訳者:水上悟志
出版社:マッグガーデン( 2011-08-10 )
コミック ( ページ )
作者サイト:続・みずかみ小屋
作者twitter:水上悟志 (nekogaeru) on Twitter

6巻で主人公である迅火が神獣に堕ちることで第1部が完結という衝撃的なラストでしたが、
第2部は当然のように主人公が交代。
しかもその主人公というのが迅火と敵対した龍の霊力改造人間、神雲の息子にして、
千魔混沌の魔神の器である千夜。
封印の影響か記憶を失った千夜と抜け殻になったような真介が闇と人間が同居する村で、
心穏やかに暮らし始めた所から物語が動き始めます。

記憶を失った千夜が妙に可愛いというか、子供らしいんですよね。
強い力を持つが故に葛藤と苦悩に苛まされる子供というのも惨いですが…
そうならないように、力及ばずながらも尽力しようとする真介と、
心が強い新ヒロインの月湖が救いになっているように思えます。

そうなんですよ、ヒロインである月湖が可愛い上に格好いいんですよね。
千夜が村を護るために戦った余波で実の父を目の前で失っておきながら、
千夜に恨み言一つ言わず、むしろ自身の力不足を嘆くとか心が本当に強い。
龍という圧倒的な強者を前に千夜を護ろうと立ち向かったりと、
闇の盗賊団の頃からそうですが、一貫して誰かを護ろうと自然と動いていて、
気持ちが良いヒロインなのです。
というか、主人公度ではヘタすりゃ千夜よりも適性あるかも…

第1部から話が続いているようか、当然のように繋がっていますし、
神を狂わす謎の5人衆はまだ暗躍してるようだしと物語はまだまだ深い部分があります。
物語が進むことで堕ちた迅火はどうなるのか、
千夜と月湖がどういった軌跡を歩むのか先が楽しみです。

:: 2011/3/10 木曜日::

■[漫画]第一部完。そして…「戦国妖狐」6巻

戦国妖狐(6) (ブレイドコミックス)
著者/訳者:水上悟志
出版社:マッグガーデン( 2011-03-10 )
コミック ( ページ )
作者サイト:続・みずかみ小屋
作者twitter:水上悟志 (nekogaeru) on Twitter

どうしても「惑星のさみだれ」の陰に隠れてしまいがちですが、
この「戦国妖狐」も予想の出来ないドラマティックな展開ばかりで、
いつも驚かされて、そして興奮させられます。
特にこの6巻では主人公、山戸迅火の在り方に本当に驚かされました。

肉体派の道錬との戦いを終えた迅火に対して、
宿敵にして仇敵の袋男こと、バリーとの死闘を繰り広げる真介。
弱っちかった登場初期からは考えられないほどに強く図太くなり、
戦いの趨勢を決める一太刀を浴びせることが出来た所では、
手をグッと握らざるを得ない興奮があります。

それに対して迅火が敵の老獪な所に騙され、
取り返しのできない道を歩んでしまう流れには本当に驚愕させられました。
主人公だろうとお構いなし、めでたしめでたしがありえない。
そんな第一部完には、流石は予想を外して期待以上の面白さを見せてくれる、
水上悟志さんの漫画だなぁ、と思わされます。

それにしても山の神の登場の仕方が痛快だったりと、
本当に外連味のある面白さが凄いんですよねー
第二部がどうなるのか、今から本気で楽しみで仕方ないです。
あ、ちなみにたまは現在の髪型の方が個人的に好みであります!
ちょっと大人っぽくなってストライクゾーンに入った感じ?(ぉ

:: 2010/11/11 木曜日::

■[漫画]いざ、正々堂々と参る!「戦国妖狐」5巻

戦国妖狐(5) (ブレイドコミックス)
著者/訳者:水上悟志
出版社:マッグガーデン( 2010-11-10 )
コミック ( ページ )
作者サイト:続・みずかみ小屋
作者twitter:水上悟志 (nekogaeru) on Twitter

「惑星のさみだれ」が終わったけど「戦国妖狐」はまだ続くんじゃよ。
とはいえ山の神の元で修行して大幅パワーアップした迅火一行が、
この5巻では龍の男との決戦から断怪衆の本拠地に乗り込むまでを描いており、
どう見てもクライマックスな流れとなっております。
でも何かもう少し続きそうな予感。

山の神は色気のある(特に胸元)大人バージョンも良いけど、
分身の童女バージョンも萌えがあるよなー
とかそんな暢気なことを考えてたらあらビックリ。
たまの小賢しい策略も勿論承知で残酷な対価を要求する嗜虐的なシーンも…

しかし今回は龍の男よりも虎男、ボクシングを操る道錬が格好いいですね。
莫大な力を得た後も修練に修練を重ね、愚直にも努力してきた道錬さんには憧れるわー
対する迅火は妖精眼も便利に使えるようになっただけでなく、
次々と能力を開花させていくんだけど、正直ちょっとこの先が危うくなるほどの成長っぷり。
道錬は倒せたけど、目の前を通り過ぎた5人は果たして…

そして能力を開花させたのは迅火だけでなく、真介もそうで、
バリーへの憎しみと、無力な自分への怒りでどんどん目つきが悪くなって…
ラストではバリーとの決戦が始まったけど、果たして真介が辿り着く先は如何なるものか。
いつも予想が付かない展開ばかりなので今回も続きが楽しみであります。

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