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:: 2011/8/10 水曜日::

■[漫画]千夜月湖物語「戦国妖狐」7巻

戦国妖狐(7) (ブレイドコミックス)
著者/訳者:水上悟志
出版社:マッグガーデン( 2011-08-10 )
コミック ( ページ )
作者サイト:続・みずかみ小屋
作者twitter:水上悟志 (nekogaeru) on Twitter

6巻で主人公である迅火が神獣に堕ちることで第1部が完結という衝撃的なラストでしたが、
第2部は当然のように主人公が交代。
しかもその主人公というのが迅火と敵対した龍の霊力改造人間、神雲の息子にして、
千魔混沌の魔神の器である千夜。
封印の影響か記憶を失った千夜と抜け殻になったような真介が闇と人間が同居する村で、
心穏やかに暮らし始めた所から物語が動き始めます。

記憶を失った千夜が妙に可愛いというか、子供らしいんですよね。
強い力を持つが故に葛藤と苦悩に苛まされる子供というのも惨いですが…
そうならないように、力及ばずながらも尽力しようとする真介と、
心が強い新ヒロインの月湖が救いになっているように思えます。

そうなんですよ、ヒロインである月湖が可愛い上に格好いいんですよね。
千夜が村を護るために戦った余波で実の父を目の前で失っておきながら、
千夜に恨み言一つ言わず、むしろ自身の力不足を嘆くとか心が本当に強い。
龍という圧倒的な強者を前に千夜を護ろうと立ち向かったりと、
闇の盗賊団の頃からそうですが、一貫して誰かを護ろうと自然と動いていて、
気持ちが良いヒロインなのです。
というか、主人公度ではヘタすりゃ千夜よりも適性あるかも…

第1部から話が続いているようか、当然のように繋がっていますし、
神を狂わす謎の5人衆はまだ暗躍してるようだしと物語はまだまだ深い部分があります。
物語が進むことで堕ちた迅火はどうなるのか、
千夜と月湖がどういった軌跡を歩むのか先が楽しみです。

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 Comments (1)

1 Comment »

  1. […] 惜しいな、マーベルの人。 ■「千夜月湖物語「戦国妖狐」7巻」>● […]

    Pingback by さあ虚無の街を行こう - BliBlo — 2011/8/13 土曜日 @ 7:07:46

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