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:: 2023/11/28 火曜日::

■[漫画]勘違いの雪解け「百木田家の古書暮らし」4巻

百木田家の古書暮らし4巻百木田家の古書暮らし4巻
出版社:集英社
作者名:冬目景
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元番頭さんに引き取られた古書を捜索してついに普世久講の日記を見付けた二実。
伯父の日記に挟まれていたのは中学生くらいの男の子の写真で、
それはどう見ても梓沢さんの若かりし頃だったことから、
梓沢さんが伯父の息子… 従兄だと勘違いしてデタントの時を迎えるのだった…

まぁ、一果ちゃんはニアピンでしたね。
普通、浮気相手の息子の写真を日記に挟むようなことはしないでしょうしね。
むしろ一果ちゃんの推理の方がまだ真っ当ですよ。

どちらにしろ胡散臭さというベールが剥がされたことで、
二実の梓沢さんへの警戒が解けたのは良かったんですけど、
二人が誤解しているのは間違いないので、いざ真実が明るみになった時どうなるんだろう…
と思ってたら、この4巻の中でフラッと帰宅した父からの情報で判明しましたね。
はてさて、一度距離を縮めてしまったからには、どう関わっていけば良いのか…

逆に厄介になってるのが一果ちゃんですよね。

ずっと想い続けている先輩が彼女と別れそうなんだけど、
その彼女も友人だから素直に喜べないし、
その彼女の事情も知ってしまったから動きにくいし…
いやはや、これは厄介ですよ。
二人の気持ちがわかるだけに葛藤しまくりですよ。

三姉妹、それぞれ厄介な恋に巻き込まれているけれど、
どういった落とし所に持っていくのか…
気になる…!

:: 2023/5/23 火曜日::

■[漫画]見えない本心と認めない恋心「百木田家の古書暮らし」3巻

百木田家の古書暮らし3巻百木田家の古書暮らし3巻
出版社:集英社
作者名:冬目景
紙書籍通販:百木田家の古書暮らし (3)
Kindle版まとめ買い:百木田家の古書暮らし
DMM電子書籍:百木田家の古書暮らし (3)

古書店を営む三姉妹とお隣りさんの梓沢さんとの奇妙な交流は、
梓沢さんが地下書庫の整理を手伝ってくれることで一歩進むんだけど、
謎めいた動機がわからない二実はどうにも信用できなくて、
その理由を問いかけるんだけど…

梓沢さんが秘密にしている理由は本人の口から師匠に語られるんですが、
知ってしまえば納得というか、そりゃそうだよね、となります。
家出した実母の浮気相手が貴女たちの伯父さんなので、
伯父さんの日記に実母の行方の手掛かりがあるので探しているのです…
などと言えるわけがないですよね、良識がある大人なら。
まぁ、梓沢さんは一見良識のある大人には見えないんですけども…w

だからこそ二実はどうしても信用できないというか…

本心が見えてこないのに、
口だけは上手いというか、素直に褒めてくるというか…
気にしないようにしているのに、
だからこそ余計気になってイライラしちゃう二実が可愛いんだけど…
まぁ、恋っていうのは得てしてめんどくさいものですから。
本人は絶対に恋だと認めないと思うんですけどね。

一果の方も恋模様がめんどくさくて、
やはりこの三姉妹は全員めんどくさいな、と思う次第です。
はてさて、どういった形で落着するのか…
気になるところです。

:: 2022/10/22 土曜日::

■[漫画]めんどくさい三姉妹「百木田家の古書暮らし」2巻

百木田家の古書暮らし2巻百木田家の古書暮らし2巻
出版社:集英社
作者名:冬目景
紙書籍通販:百木田家の古書暮らし (2)
Kindle版まとめ買い:百木田家の古書暮らし
DMM電子書籍:百木田家の古書暮らし (2)

三稔と友達を酔っ払いから助けてくれたお隣の梓沢さんは、
まともな社会人には見えないし、実際よくわからない人なんだけど、
悪い人ではないんですよね。
二実とは好みが合うけど相性が悪いというのがよくわかりました。

流石は妹、めんどくさい姉の処方箋がよくわかってらっしゃる。
触らせてくれない猫という表現がとてもしっくりきました。

それにしても長女は初恋を引きずってめんどくさいし、
次女はめんどくさい性格と過去の経験から恋を忌避してるし、
三女はサッパリしてるけどバイなのか元カレ今カノと関わってるし、
この三姉妹はわりとめんどくさいな、と今更思い知った次第です。

しかし、二実ちゃんは古書店店主としてわりと活躍している気がしますね。
持ち込みでレアな写真を手に入れるというラッキーがありつつ、
きちんと値付けできるのも良い仕事だとは思うんですよ。
まさかあの値段で売れるとは思わなかったですけどねw
売れた後にも葛藤しているあたりが共感できて良かったです。

それにしてもこの三姉妹の父親は毎回唐突に重要な情報を提供しますね。
わざとやっているのかと思うようなことばかりですが、
本人が無神経というか、自由人なだけな気がします。
これからも振り回されるんだろうなぁ…
三人とも頑張れ…w

:: 2022/4/28 木曜日::

■[漫画]冬目景最新作「百木田家の古書暮らし」1巻

百木田家の古書暮らし1巻百木田家の古書暮らし1巻
出版社:集英社
作者名:冬目景
紙書籍通販:百木田家の古書暮らし (1)
DMM電子書籍:百木田家の古書暮らし (1)

神保町の古書店を経営する祖父が亡くなり、
海外から父が戻ってきたと思ったら「遺言だから」と横濱の自宅を売って神保町に引っ越すと言い出した。

百木田家の美人三姉妹の誰かに店舗を任せると言い残し、
父本人はアメリカの大学にさっさと戻る無責任っぷりだったが、
次女の二実は会社の人間関係に疲れていることもあって自分が継ぐと言い出して…

冬目景がグランドジャンプで始めた最新作は古書店モノ。
昔から色んなジャンルを描かれてましたが、
レトロな作品が多い印象でしたが今回もレトロと言えばレトロです。
だって神保町の古書店が舞台なんですものね。

主人公の二実の見た目が野中ハルに近いせいか、
やたら親近感が湧いてきますね。
やたら負けん気が強いところとか意外と世話焼きなところとか、
ダメンズと縁があるところとかも何となく似ている気が…w

長女の一果は昔の恋を引きずるアラサーOLで、
三女の三稔は同性との仲が良いボーイッシュなJK。
そして古書店店主としては若輩ながらも、
本好きではあるのでこれからに期待したい次女の二実。
個性派揃いの三姉妹とお隣さんのズボラな男を含めた、
昭和レトロを感じさせる物語です。

まぁ、いつもの冬目景作品だな、という感じですね。
どちらかというと「イエスタデイをうたって」や「ももんち」に近いかな?
冬目景が好きな人なら問題なく楽しめると思います。
今は他の作品を連載してなかったと思うので、
ちゃんとしたペースで刊行されると思います。
多分…

:: 2021/1/8 金曜日::

■[漫画]24年の放浪の行方「黒鉄・改 KUROGANE-KAI」5巻

黒鉄・改 KUROGANE-KAI5巻黒鉄・改 KUROGANE-KAI5巻
出版社:集英社
作者名:冬目景
紙書籍通販:黒鉄・改 (5)
Kindle版まとめ買い:黒鉄・改
DMM電子書籍:黒鉄・改 (5)

迅鉄を生み出した源吉の義妹だという長崎の豪商・飛多屋の跡取り娘の矢的。
彼女に騙されて捕らわれてしまった迅鉄と、
迅鉄を探す丹たちだったが、西洋医師のベルゲンも関わっており、
ベルゲンの身の回りの世話をして一時の平穏を過ごしていた瑠璃も巻き込まれることに…

24年続いた「黒鉄」シリーズもこれにて完結です。
江戸時代の機械仕掛けのリビングデッドな任侠モノという、
奇想天外・奇々怪々な作品でしたが、終わるとなると寂しいモノがありますね…

幕府の隠密と迅鉄を狙う扇会という図式に、
丹たちが介入した形でしたが、
今回のヒロインはハーフ美女の瑠璃だったと思います。
私は好きなんですよね、冬目景のつり目美人って…
バトル中にたなびく金髪ロングがとても良かったです…

それにしても丹は今回バトルでの見所は少なかったわりに、
女の涙で迅鉄を叩き起こすとか、ヒロインらしいところがありましたね。
まさか長崎に腰を落ち着けるつもりだとは思いませんでしたが、
迅鉄が帰る場所を作るつもりなのかな? と邪推してしまいますね。
あまりにも迅鉄が顔を見せに来なければキレて探しに行きそうですが…w

しかし、これで本当に完結かー
冬目景さんは多作なんだけど同時並行でやりすぎるために、
物語の途中で止めている作品が多かったけれど、
「ももんち」あたりからどんどん完結させていきましたが、
この「黒鉄」シリーズが完結したことで、
現在連載中の「空電の姫君」以外はこれでほぼ完結されましたね。
うーん、感慨深いけど寂しさもあるな…
また色々と作品を同時に始めても良いんですがどうか…w

:: 2020/7/21 火曜日::

■[漫画]混沌の坩堝・長崎「黒鉄・改 KUROGANE-KAI」4巻

黒鉄・改 KUROGANE-KAI4巻黒鉄・改 KUROGANE-KAI4巻
出版社:集英社
作者名:冬目景
紙書籍通販:黒鉄・改 KUROGANE-KAI (4)
Kindle版まとめ買い:黒鉄・改 KUROGANE-KAI
DMM電子書籍:黒鉄・改 KUROGANE-KAI (4)

迅鉄を狙う謎の組織の追っ手を振り切り月百の故郷へ行くことになり、
隠れ里のような場所を訪れてみるとそこは廃村となっており、
月百の姉の血痕も見つかるという悲劇が待っていた。
悲しい結末となってしまい、これでお別れかと思ったら、
久作から長崎に行かないかと誘われて…

まさか第一話に出てきた源吉の因縁がここへきて生きてくるとか、
何とも予想はできませんでしたが、まぁ、間違いなく後付け設定ですよね。
そもそも江戸末期にサイボーグという時点でアレですけど、
それ以外がまともに江戸時代しているのがアンバランスだけど妙にハマっているというか。

それにしても丹はわりとチョロいというか流されやすいというか。
迅鉄と一緒に長崎に来てくれるわ、
捕まってた時に世話になった瑠璃の行方を探すわ、
女物の着物を普通に着てくれるわ。
いや、最後のはちょっと違うかもしれませんが。
というかわりと似合ってましたね。

源吉の因縁を巡る旅のはずが、
迅鉄が狙われているのは相変わらずみたいで、
まるでお姫様のように囚われてしまいましたが、
やはり王子様役は丹なんでしょうか。
丹にお姫様抱っこされる迅鉄とかちょっと見てみたいな…

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