僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2016/11/24 木曜日::

■[漫画]人生常に崖っぷち「波よ聞いてくれ」3巻

波よ聞いてくれ(3) (アフタヌーンKC)
著者/訳者:沙村 広明
出版社:講談社( 2016-11-22 )

Kindle版:波よ聞いてくれ (3)
Kindle版まとめ買い:波よ聞いてくれ

この漫画は唯我独尊が服を着て歩いているようなミナレさんが、
流れでラジオのパーソナリティーをやりつつ、
崖っぷち人生を爆走する姿が楽しい漫画です。

相変わらずというか、巻が進むごとにミナレさんのクレイジーさが花開いていきますね。(笑
本人的には普通にしてるだけなのに一挙一動がエンターテイメントしてるんですね。

namiyo03_01

ミナレさんの赤面顔は正直ちょっと萌えますし、
「先輩」というワードも中々にラブコメ脳を刺激してくれます。
でも渡すブツが新巻鮭て。
いくら北海道が舞台とはいえ絵面が凄すぎる!(笑

それにしても今回のミナレさんのやらかし具合は凄かった!
前回までのはクズ男のミツオが元凶といえば元凶なのでそれほどでもなかったんですが、
今回の騒動はミナレさん本人はホワイトよりのグレーを主張しているけど、ほぼミナレさんの過失ですからね!

それまでの展開が「また沙村広明さんは猟奇モノにいっちゃうのか…」
と感じるものだっただけにギャップが大きすぎて笑い転げましたよ!(笑
これだけ読んでて楽しい漫画は中々ないですね!

それと作中に出てきたこの温泉ですが。

namiyo03_02

なんか実在するらしいですね。
日本もまだまだ秘境が残ってるわ…

:: 2016/3/7 月曜日::

■[漫画]恋多き女「波よ聞いてくれ」2巻

波よ聞いてくれ(2) (アフタヌーンKC)
著者/訳者:沙村 広明
出版社:講談社( 2016-02-23 )

Kindle版:波よ聞いてくれ (2)
Kindle版まとめ買い:[まとめ買い] 波よ聞いてくれ

北海道のスープカレー屋の店員(首切り寸前)のミナレが、
何故かラジオ局の(そこそこ)偉い人の麻藤に気に入られて、
ラジオのパーソナリティーとしてデビューするんだけど、
その番組は色々と規格外で…

ぶっ飛んだ第1話の印象が強い本作ですが、
2巻でも素敵にクレイジーです。
何だよ放送事故を装ったラジオ番組とか。
そしてそれで釣り出されるミツオとかイベントが盛り沢山すぎる。

それにつけてもミナレさんのチョロさよ。
麻藤さん相手でもチョロく。

namiyo02_01

騙されて金を取られ、自ら殺そうと思っていたミツオにもチョロい。

namiyo02_02

あー、ダメだわ。
これはダメンズに食い荒らされる女だわ。
一番まともそうでアプローチしてくる中原くんに食指が動かないとか、
ダメな結末しか見えないぞ…!

それにしてもラジオの内容も中々にクレイジーになってきましたね。
これから更にアレでコレな内容になっていくと思いますが、
キレッキレの台詞回しは今後も継続していくと思われますので、
楽しみにしていきたいです。

:: 2015/5/25 月曜日::

■[漫画]進め! 電波女子「波よ聞いてくれ」1巻

波よ聞いてくれ(1) (アフタヌーンKC)
著者/訳者:沙村 広明
出版社:講談社( 2015-05-22 )

Kindle版:波よ聞いてくれ (1)

世界の「NARUTO」に多大な影響を与えた「無限の住人」(参考:[前編]岸本斉史×沙村広明対談
その作者である沙村広明がアフタヌーンで連載を開始したのが、
この「波よ聞いてくれ」なんですが、今回は人が死にません。
どちらかと言うと「おひっこし」に近いノリです。

主人公は札幌のスープカレー屋で働く鼓田ミナレ。

namiyo01_01

失恋の哀しみをバーで知り合った見知らぬおっさんに語る程の酒癖の悪さ。
しかし翌日にすっきりして店で働いていたら、
流れていたラジオから自分の声が聞こえてきて…

いやー、凄いね、流石は沙村広明さんだわ。
漫画のテンポが素晴らしく良いんですね。
次から次へと笑わせてくれる展開が連続しているし、
何より主人公のミナレさんが面白いんですよ。

というか第一話のインパクトが強すぎてヤバイんですよ! (笑
第1話「お前を許さない」は読めるのでまずは読んで欲しいですね!
ラスト3ページを読んだ時にインパクトたるや!
これは是非とも前情報なしで読んで欲しい!

それにしても後書きで書いてましたが、
ラジオと恋愛の漫画のはずなのに、恋愛成分うっすいですねー
確かに初っ端から失恋話ではあるのですが、
ミナレというキャラクターの強烈さで恋愛成分が薄まるというか。
カレー屋の同僚との話もコメディにしか思えないから困る。(笑

「無限の住人」みたいなエログロを期待するとダメですが、
間違いなく沙村広明さんの作品だと感じることが出来るので、
ファンの人は読むことをお勧めします。

HTML convert time: 0.123 sec. Powered by WordPress