僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2014/5/7 水曜日::

■[ラノベ]獣人の島で神殺し!?「姉ちゃんは中二病 3 夏合宿で人類滅亡!?」

「吸血姫」として一時的に覚醒した愛子のせいで、
一躍妖怪変化とかが集まりだして波乱が起きそうなサバイバル部は、
そんなこととかお構いなく、愛子の家が持つ海沿いの別荘に合宿に。
そしてサバイバル訓練の名目で離島に行くんだけど、
そこには獣人たちが奇祭を行おうとしており…

冒頭から2巻でやられ役だった退魔師だったり、獣人フェンリルだったり、
世界観保持者だったりと色々と世界設定的に重要っぽいキャラが出てきたけど、
雄一たちサバイバル部は割りといつも通りでしたね。
たとえ獣人たちがバッタバッタ死んでしまってもそんなのに構わず、
ブラコンを貫き通す依子ちゃんや、ノリノリな睦子姉ちゃんはブレないな、と。

風呂に水着とサービスシーンも旺盛でしたけど、
そこはAn2Aさんのイラストの素晴らしさあってこそでしたね!
というか、An2Aさんはカラーもモノクロも上手いですよね!
「綺麗」と「可愛い」が同居した文句の付け所がないイラストで、
HJ文庫は良い人見付けてきたなぁ、と改めて思いましたよ。

それにしても勇午の拷問とかブルーツ波とか相変わらず漫画ネタが多くて、
そういった方面が得意な私としてはニヤリと出来る場面が多かったですね。
小西さんとか登場人物の多さに対してページ数が足りないくらいのジェットコースターぶりでしたが、
次の波乱も既に準備されているので、まだまだこの勢いは続きそうです。

:: 2014/1/8 水曜日::

■[ラノベ]お兄ちゃんは大変「姉ちゃんは中二病 2 へっぽこ吸血鬼vs.最強の妹!?」

姉ちゃんは中二病2 へっぽこ吸血鬼vs.最強の妹!? (HJ文庫)
著者/訳者:藤孝剛志
出版社:ホビージャパン( 2013-12-27 )
文庫 ( 286 ページ )
プロトタイプ版:姉ちゃんは中二病【プロトタイプ】
作者サイト:フジタカブログ
作者twitter:藤孝剛志 (haguretti)さんはTwitterを使っています
絵師サイト:WIND MAIL 4th Mix
絵師twitter:An2A (wayalove)さんはTwitterを使っています

今回は「ヒロイン」である所の愛子が表紙ともどもフィーチャーされてますけど、
「吸血姫」というネーミングは元より、「殺人鬼」の武内奈月という名前からして、
どうしてもTYPE-MOON的な何かを連想してしまう今日この頃です。
まぁ、作中では空想具現化とかのネタでしか触れられてないんですけども。

愛子の兄の中二病が悪化したので何とかするという話だったはずが、
マジもんの吸血鬼騒動に巻き込まれるとか雄一のトラブル体質も大概だなー、と。
それでも何とかしちゃう当たりは、あの姉にしてあの弟有りという所でしょうか。
それにしても姉ちゃんは良い所を持って行きすぎだと思うの。
何だよリアル超電磁砲とか。(笑

姉だけではなく、今回は妹の依子ちゃんが凄いブラコンっぷりでしたね。
1巻の時点でその片鱗を見せていましたが、
まさか吸血鬼の魅了すらも撥ね除けるほどのブラコンだったとは…
凄いや、流石は兄と腕を組んで外出してランジェリーショップに連れ込むだけあるや。
この妹も色々な意味で半端ないな!

しかし吸血鬼だけでなく獣人勢力に退魔師集団と、
結構人外な勢力が跋扈し始めたけど、坂木姉弟は純粋な人間なのに何とかしそうで怖いです。(笑
まぁ、何にしても取りあえずは3巻の水着回に期待したいトコです。
織原さんは巨乳美人らしいですしね!(キリッ

:: 2013/9/3 火曜日::

■[ラノベ]小説家になろうの人気作がHJ文庫から書籍化!「姉ちゃんは中二病 地上最強の弟!?」

「また中二病ネタかよ!」
「またWeb小説の書籍化かよ!」

という声が聞こえてきそうですが、その批判は合ってるようでズレてます。
まず、この作中での中二病は「自分設定の痛い妄想」という意味ではなく、
「漫画や小説の武術を大真面目に修行する(させる)」という方面で使われています。
アレです、かめはめ波出すためにマジで亀の甲羅を背負って修行するイメージです。
そして、Web小説の書籍化ではありますがご自分でHJ文庫大賞に応募しての受賞での書籍化です。
AWやダンまちと同じですね。

高校入学直前、唐突に魔眼「ソウルリーダー(命名:姉ちゃん)」に目覚めた坂木雄一。
相手が何者かがARの如く頭上に表示されるだけの魔眼かと思いきや、
入学したクラスには「死者」や「魔女」や「吸血鬼」と怪しい奴等ばかり!
更には「殺人鬼」という危険人物の正体を察したことに気付かれ脅迫されることに。
次々とトラブルが舞い込むことになるんだけど、雄一は姉ちゃんに架空武術の修行を叩きこまれていて…

そんな冒頭から始まる超日常バトルコメディなんですけど、
Web版の頃に比べるとかなりブラッシュアップされていて、
一冊の本として綺麗に纏まっていてかなり面白くなっています。
大筋は変わらないんですけど「吸血鬼」野呂愛子ちゃんのヒロイン度が上がってますし、
何よりAn2Aさんのイラストによる萌えブーストがかなり掛かってますね!
いやー、HJ文庫さん良い仕事してくれましたわー

しかし書籍化で心配だったパロネタの多くがちゃんと残ってるのは逆に驚きというか。(笑
どう見ても陸奥圓明流の斧鉞な技だったり、スコーピオンだったりと、
そこそこマニアックなネタが多いとはいえチャレンジャーだな!
そしてそんな技を大真面目に修行させられてたら、そりゃー殺人鬼くらい撃退できるわと。
理不尽な姉の権力に振り回される弟の不憫さには涙がちょちょぎれますね!

それにしても今回は「吸血鬼」野呂愛子と「殺人鬼」武内奈月の二人がメインヒロインでしたが、
他にも妹の依子に姉の友達の織原加奈子と、
少ししか出ていないのに強烈なキャラを印象を残すヒロイン候補がいるので、
これからの展開も楽しみですね!

それはそうと姉ちゃんである坂木睦子ですけど、声は柚木涼香さんでイメージしてました。
割りと合ってると思うんだけどどうでしょう?

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