僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2013/9/9 月曜日::

■[ラノベ]リサの物語である本編後日談な本編「聖剣の刀鍛冶」16巻

聖剣の刀鍛冶16 (MF文庫J)
著者/訳者:三浦勇雄
出版社:メディアファクトリー( 2013-08-22 )
文庫 ( 257 ページ )
作者サイト:OTV
絵師サイト:R/L -reclaimed land-
絵師twitter:屡 (kanari_lu)さんはTwitterを使っています

15巻で本編は完結とあとがきにあったので「エピローグ的な番外編があるだろうなぁ…」
とは思ってましたが、まさかナンバリングが続いた後日談な本編が出るとは…
まぁ、表紙がセシリーのコスプレシリーズではなくリサが表紙になっているのが、
せめてもの番外編らしさでしょうか。

そしてリサが表紙になっているのは伊達ではなく、
この後日談の主人公は間違いなくリサになっています。
特に一番最後の章なんかはリサの300年の苦労を綴っているだけに中々にクルものがあります。
でも、感覚が摩耗するくらい長い年月を経てもリサの中にセシリーの熱き想いが息づいているのには、
やっぱりこの作品は熱血という言葉とは切っても切れないんだなぁ、と感じられますね!
というか、ラストまで凄いですよホント。
リサには幸せになってもらわないとね!

そしてセシリーたちの後日談も良かったです。
ヴァルニバルが封印されて平和になったかと思いきや、
まさか他の大陸の海賊が攻めてくるとはなぁ…
波瀾万丈すぎる人生ですが、最高の旦那さんと豪快な義母を持って、
セシリーはセシリーなりに幸せな人生で良かったと思います。
しかし出産シーンには正直笑ってしまいました。
ヴァルニバルにつけられた傷より痛いって。(笑

それにしても遂に、今度こそ完結かー
ファンタジーモノでも最後まで熱血で面白い作品でした。
是非ともこの次の作品でもその勢いを引き継いで欲しいものです。
あ、あと屡那さんとのコンビも継続して欲しいかな。
お疲れ様でした! また次回作で!

:: 2013/8/25 日曜日::

■[ラノベ]理科は宇宙一可愛いよ!「僕は友達が少ない」9巻

僕は友達が少ない9 (MF文庫J)
著者/訳者:平坂 読
出版社:メディアファクトリー( 2013-08-27 )
文庫 ( 263 ページ )
作者twitter:平坂読@ラノベ部コミック⑤9.25発売 (hirasakayomi)さんはTwitterを使っています
絵師サイト:ブリキの砦

待ちに待った「僕は友達が少ない」の9巻が発売!
具体的に言うと半年ほど待たされましたよ!
一応CONNECTはありましたけど、原作はアニメと同じ所で止まってましたからね!
2013年版レイニー止めを食らった読者としてはキツイものがありましたよ!

理科と小鷹が屋上での殴り合いの友情確認を経て友達になったあの事件から、
第2部開始とばかりに始まった9巻ですが、
物語シリーズのセカンドシリーズと同じく大きく変化しています。
具体的に言うとキャラクターの崩壊と再構築、
そしてそれに伴う人間関係の変化とでも言ったものです。

その中でも星奈はブレてないですねー
小鷹の土下座外交で我慢をするようになったとはいえ、
小鳩LOVEの変態っぷりは留まるところを知らない。
まぁ、星奈らしいなぁ、とは思います。(笑

逆に小鷹は大いに変わりましたねー
今までのニュートラルで性欲過少なヘタレ主人公だったのが、
性欲を前面に出す俺妹の京介ばりのアホさが出てきた感がします。(笑
それでもヒロイン全員の全裸を拝むラッキースケベ属性は、
相変わらず所持しているのは反則だと思います。
それと星奈と夜空への思いが男子高校生としてのリアルが感じられて、
そういった所が今までニュートラルだった所との違和感が拭えないかもです。

夜空は…
「三日月夜空復活」という煽りがあったのに堕ちるトコまで堕とされて、
そのまま次巻に続くになったのは不憫すぎる…
これ、エロ同人だったらこのまま援交に走って性的な意味でも堕ちる展開だよなぁ。
とか思いながら読んでました。(ぉ

幸村は容赦が無くなったというか、元から無かったというか、
バッサバッサと理科と夜空を一刀両断する所は、
ある意味武士らしさがあってブレてないな、と。
しかし割りとネタキャラだったはずなのに、凄いポジションになってきましたね…

そして! 真ヒロインにして真主人公(?)の理科ですよ!
フハハハハ、今までずっと理科推しだった私の時代が来ましたよ!
小鷹の親友ポジションをゲットしただけでは飽きたらず、
ラストでは今までで一番性的な意味でも近付くことが出来ましたし、
何よりコンプレックスを小鷹のお陰で解消することが出来ましたからね!
これは星奈に傾いている小鷹を振り向かせる展開もあり得るで!
理科は宇宙一可愛いよ!

という訳で新展開になって、別の一面の面白さを見せてくれる9巻でした。
夜空のためにも早い所10巻が出てくれると良いんですが…
今年中になんとかなんないもんなんでしょうかね…

:: 2013/5/20 月曜日::

■[ラノベ]みんなとても残念。「僕は友達が少ない ゆにばーす2」

僕は友達が少ない ゆにばーす2 (MF文庫J)
著者/訳者:平坂読 アサウラ あさのハジメ 岩波零 白鳥士郎 鏡貴也
出版社:メディアファクトリー( 2013-02-22 )
文庫 ( 255 ページ )

はがないアンソロ集の第2弾なんですが、何故第2弾だけ買ってきたかというと、
まぁ、ぶっちゃけた話「のうりん」作者の白鳥士郎さんが参加しているからです。
先月末、LNFmini4に行った時に話題にのぼってたのでその日に買った訳なんですが、
読んでみたら作家陣の個性が溢れる面白さが詰まっていたアンソロでした。

初っ端から「ベン・トー」のアサウラさんが書いているんですが、
似非ぼっちな小鷹に対して「ベン・トー」のモブである神田、蔵田、矢部の三人が、
底辺が底辺たる所以を遺憾なく発揮するという大変に残念な内容になっております。
というか、アンソロなのに自作品からキャラ登場させて良いんだ…

そして白鳥士郎さんの短編ですが、これがもうヒドくて!(笑
平坂読さんと並び既存のラノベフォーマットを破戒してきた白鳥士郎さんですが、
今回は星奈の隣人部部長選挙ポスターを切符さんに描いてもらい、
それに落書きをするというネタで攻めてきた為に、
挿し絵を多用というか濫用する内容になっております。(笑
というか、せっかく切符さんが描いた良い星奈をここまで残念にするとは、
白鳥士郎さんは本当に容赦がないですね!

巻末には「生徒会の一存」とのコラボした時の平坂読さんの短編も収録しています。
まぁ、ぶっちゃけ「生徒会の一存」を知らないと割りと置いてきぼりになる内容なんですけどね!
というかいつになったら本編の続きが発売されるのでしょうか…
もうアニメは本編最新話に追いついちゃったよ…(´・ω・`)

:: 2013/4/4 木曜日::

■[ラノベ]聖剣上等!「聖剣の刀鍛冶」15巻

聖剣の刀鍛冶15 (MF文庫J)
著者/訳者:三浦 勇雄
出版社:メディアファクトリー( 2013-03-22 )
文庫 ( 263 ページ )
作者サイト:OTV
絵師サイト:R/L -reclaimed land-
絵師twitter:屡 (kanari_lu)さんはTwitterを使っています

流石に最終巻となると表紙のコスプレシリーズは終了かー
とあとがきを読むまでそう思ってたんですけど、
まさか編集さんにそんな意図があったとは…
正に「その発想はなかった」ですよ。(笑

遂に復活してしまったヴァルニバル。
火山に鎮座する姿は正に龍。
その威容を持って帝政列集国と独立都市の戦闘を止め、
その暴威を振りかざさんとするも、ルークとセシリー夫婦がそれを許すはずもなく…

最終決戦となるだけあって作品の持つ味である”熱血”がいつも以上でしたね。
封印に失敗してもくじけず立ち向かうセシリーは安心感がありましたし、
そのセシリーの無鉄砲さが伝染したかのようにルークも負けじと無茶無謀をやってましたが、
多大な代償を払いながらも最後まで生きて駆け抜けていく姿は流石でしたね。

もちろん、その二人だけではなくリサ、ユーイン、パティ、レジナルドと、
周りのキャラたちも奮戦してこその決着で正に”熱血”でしたね。
シーグフリードには最後まで共感出来ませんでしたが、
エヴァドニのお姉ちゃん病にはちょっとほっこりしました。(笑

ラストはかなり駆け足展開だったのが残念でしたが、
番外編があるみたいなので、そちらでじっくりと後日談が書かれると期待しておきます。
ルークとセシリーの初夜の事後は是非読んでみたいものです。(ぇー

:: 2012/12/23 日曜日::

■[ラノベ]ペガサス幻想「僕は友達が少ない CONNECT」

僕は友達が少ない CONNECT (MF文庫J)
著者/訳者:平坂読
出版社:メディアファクトリー( 2012-12-21 )
文庫 ( 261 ページ )
作者twitter:平坂読 (hirasakayomi) on Twitter
絵師サイト:ブリキの砦

はがないの半年ぶりの新刊はSuffixがついた番外編的なモノで、
いつもの小鷹視点から語られる隣人部の物語ではなく、
夜空や理科、そして若かりし頃の天馬たちといった、
舞台裏が綴られている伏線回収的なエピソード群です。

表紙は学生時代の羽瀬川アイリ(旧姓アイリ・アーロン)と、
ケツで割り箸を割るのに夢中だった頃の小鳩という時系列的にあり得ない親子になっています。
アイリと隼人が付き合うキッカケになった天馬との友情エピソードや、
天馬に実は結婚前に付き合っていた女性がいて、その娘がステラさんだったりと、
面白キャラなイメージが強かった天馬さんの意外な内面を知れて驚きました。
というか天馬さん器デカイなー 伊達に理事長やってねーわ、この人。

そして裏主人公的な理科のエピソードも良かったですね。
天才的頭脳故の飛躍した思考と中二病的なアレが融合した結果として、
あの隣人部のアレやソレだったのかと思うと、
何か更に理科に対して愛着を持ってしまいます。
いやー、本当に理科は可愛いなぁ。

それに対して夜空の不憫っぷりが留まる所を知らない状態で…
隣人部を作るまでの物語を夜空視点で語る「動き出した時間」でも充分不憫だったのに、
それに追い打ちを掛けるようにしてラストのあのヒキですよ!
うわー、不憫だわー、マジ不憫だわー…
果たして夜空は本当にメインヒロインとして返り咲くことが出来るのか。
戦々恐々としながらナンバリング巻である9巻の発売を待ちたいと思います。

:: 2012/11/29 木曜日::

■[ラノベ]完結巻だと思った? 残念、もう一巻続くんでした!「聖剣の刀鍛冶」14巻

聖剣の刀鍛冶14 (MF文庫J)
著者/訳者:三浦勇雄
出版社:メディアファクトリー( 2012-11-21 )
文庫 ( 229 ページ )
作者サイト:OTV
絵師サイト:R/L -reclaimed land-
絵師twitter:屡 (kanari_lu) は Twitter を利用しています

14巻で終わるというアナウンスが13巻の後書きであったけど、あれは嘘だ。

という訳で大方の予想通り、結局全15巻になりそうな「聖剣の刀鍛冶」ですが、
クライマックス直前! ということで今は溜めに溜めてバネが一番縮んでいる所ですので、
思いっきりカタルシスを感じるのは次の15巻になると思います。

とはいえこの14巻でも充分に熱い展開のオンパレードで三浦勇雄作品らしいです。
聖剣たる自己を見いだせず本領を発揮できないアリアと、
それでも真正面から見返して今できる精一杯のことを成していくセシリー
また、そんな嫁を文字通り命を削りながら支える夫のルークと、
いつも絶体絶命ながら熱いキャラばかりですよ!

それとヒルダもかつて恐怖を刻みつけられた相手であるイライザ・イヴァ相手に、
ヘイゼルという友人と共に立ち向かってトラウマを乗り越えていくシーンは胸が熱くなりますよ。
逆にハンニバルとオーガスタという積年のライバルの雌雄を決する熱い展開があったからこそ、
そこに冷水を浴びせるシーグフリードたちの異常さも際立っていましたね。

それにしても本当に15巻で終わるのか心配になってくるなぁ…(笑
復活したヴァルニバル、聖剣の鞘たるセシリー、聖剣のアイデンティティを見つけられないアリアと、
不安要素がてんこ盛りなだけに色々と忸怩たる想いがあります。
きっと15巻では凄く爽快な展開を見せてくれるに違いないので今は我慢ですね…!

余談ですが表紙のセシリーのコスプレシリーズですが原点に戻ってましたね。
ただ、唇の艶やかさとかはなんとも人妻っぽいな、と思いましたが。(笑
しかしそうなると15巻の表紙のセシリーがどうなるのか予想がつかないなぁ…
全裸もウエディングドレスもやっちゃったからなぁ…
どうなるんだろう、ホント。

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