りゅうおうのおしごと! 14 ドラマCD&抱き枕カバー付き特装版 予約開始!
各種専門店では個別の特典もアリ!
:: 2020/6/14 日曜日::

■[ラノベ]ダンケルフェルガーの傲慢「本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第五部「女神の化身II」」

3年生となって大領地3つとの共同研究をすることになったローゼマイン。
ダンケルフェルガーとの研究を主導するために何かと交流が多くなり、
毎年のことだから何かしら厄介ごとがあるのは覚悟していたけれど、
まさかのローゼマインを第一夫人として迎えるための強引な手段を用いてきて…

中小領地とのお茶会も嫌味や中傷やデマで辟易としちゃいますが、
ダンケルフェルガーのやりようにはホトホト困らされますよね。
1年生の時は勝手に決めつけて喧嘩売って、負けたら負けたで聖女じゃないと何癖をつけ、
2年生の時は勝手に決めつけて暴走して、フェルディナンド様を敵領地に婿入りさせ、
3年生の時は勝手に大領地の圧力で無理矢理嫁取りディッターをふっかけるとか、
本当にダンケルフェルガーは傲慢だなぁ、と思わされます。

まぁ、それだけ真剣にぶつかり合うからこそ、後にわかり合えることになるわけですが、
それにしたってもう少しディッター以外のことに目を向けたら、
もう少しスムーズに進むと思うんですけよね。
まぁ、これでこそダンケルフェルガーだとも言えるのですが。

ダンケルフェルガーはダンケルフェルガーなりにローゼマインのことを想ってるんだろうけど、
色々と大領地としての先入観に囚われているのが本当に厄介で…
反省会でレスティラウトが言っていたように情報収集が甘すぎなんですよね。
フェルディナンド様にコテンパンにやられていた時の反省がまるで出来ていないわけですよ。
もうちょっと知恵をつけて欲しいものだと、切に願うばかりです。

思い込みという意味では王族も一緒だなぁ、と書き下ろし短編を読んで思いましたね。
ジギスヴァルト視点で語られることで、本当にエーレンフェストの見方が歪んでるなぁ、と。
ラオブルートによる情報を真に受けるなというのは難しいですが、
自分できちんと見てもいないことを勝手に推測して判断するのは、
本当に危険なことだと思い知らされました。

それともう一本の書き下ろしの頭の痛い報告書(三年)には笑ってしまいましたね!w
やはりローゼマインのしでかすことに頭を悩ませる保護者たちを見ていると楽しいです。
好きなシリーズだったんですけど、Web版にはなくてちょっと物足りなかっただけに、
今回の書き下ろしで読めてスッキリしました。
面白かったです!

さて、次はフェルディナンド様との再会と、
ダンケルフェルガーの中でも話が通じる第一夫人とのお話とかですね!
エーレンフェストの現状を正しく把握することができた第一夫人が、
きちんと手綱を引いてくれる書き下ろしがあると嬉しいですね!
次の書き下ろし短編のお題投票では是非そちらに入れないと…!

注:作者の香月美夜さんは書き下ろし短編を活動報告でリクエストを受け付けて、Twitter投票で決める方針を採っています。
第五部Ⅲの短編リクエスト受付|香月 美夜の活動報告

:: 2020/3/17 火曜日::

■[ラノベ]大領地との共同研究「本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第五部「女神の化身 I」」

「本好きの下剋上」シリーズ最終章の女神の化身編がついに開幕です。
フェルディナンドという保護者にしてストッパーが居なくなったことと、
ローゼマインが3年生になったことでカオスさが増していき、
周囲の側仕えたちがどんどん大変になっていきます。

3年生になったことで神々からご加護を得る儀式を行い、
ローゼマインの規格外さがまた詳らかになったわけですが、
おそらく古代ではそこまで規格外ではなかったんでしょうね。
長い歴史の中で神殿が忌避されるようになったことで、
貴族たちが退化していったのでしょう。
それでも一応教科書や参考書には文書として保存されていたため、
解釈を間違っていたとはいえ情報が残っていたお陰で、
ローゼマインが容易に解答に辿り着くことが出来たのでしょう。
やはり情報の文書化とその保持というのは文明の基本ですね。

ただ、当代ツェントの場当たり対応によるカリキュラムの変更によって、
加護が多すぎることによる弊害が出てきてしまったのは、
ローゼマインは本当に大変だな、と思います。
情報をちゃんと伝承してない人間によるマニュアル改変による余波というのは、
社会人やってれば何度か体験することなので、
ローゼマインには同情を、無能なツェントには怒りを覚えてしまいますね。

ただ、領主候補生コースでハンネローレ様の冗談に対してうっかりマジレスしてしまい、
ドン引きされてしまって焦るローゼマインは面白かったですね!w
大丈夫、今まで培ってきたローゼマインとの関わりあいで耐性が付いているから、
ハンネローレ様は大丈夫だよ!

今回の書き下ろしのレスティラウト視点のエピローグでは、
大領地ダンケルフェルガーの領主候補生らしい視野からローゼマインの今後を予見してましたが、
他領に奪われる前に奪う、という思考の時点でダンケルフェルガーの男らしいな、と思いました。
こういった強引なところが迷惑なんだけど、自覚ないんだろうなぁ…
ハンネローレ様だと奪われないような助言をしそうな気がします。

それと書き下ろし短編のオルタンシア視点が個人的に嬉しかったです。
Web版を読破してたらわかるんですが、彼女がどういったスタンスか少々謎だったんですよね。
夫のラオブルート寄りなのは間違いないんだけど、
どこまで知っていたのかがわからなかったんですが、
この短編で中央と王族のために働いてはいるけれど、
基本的に善人というのがわかってホッとしました。
図書館のために働く人に悪い人はいなかったんだ…!

あと、次巻では暴走したレスティラウトの話がメインになると思うのですが、
書き下ろしは是非ともダンケルフェルガーの誰かの視点にして欲しいですね!
フェルネスティーネ物語のモデルが誰なのかを気付いて、
己の過ちに後悔し、挽回を決意するダンケルフェルガーを是非とも読んでみたいです。

:: 2019/12/16 月曜日::

■[ラノベ]家族への尊き祈り「本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第四部「貴族院の自称図書委員IX」

ゲオルギーネの策謀でアーレンスバッハに婿入りすることになったフェルディナンド。
師にして後見人であり、家族同然であった相手と別れることになったローゼマインは、
餞別としてイタリアンレストランで食事をしたり贈り物をしたりと、
精一杯の心尽くしで別れの時まで平穏に過ごそうとしていたんだけど、
ゲオルギーネの魔の手が伸びてきて…

もうね、表紙を見た時点で涙腺を刺激されましたよ。
私はWeb版読んでるんで、あのシーンを描いてくれたんだな、とすぐわかりましたし。
それに目次を見て、さらにしんみりしてきちゃいましたね。
ローゼマインはマインの頃から、理不尽な理由で家族と引き離されるよね…
誰よりも家族を大事にしているのに…

それにしてもゲオルギーネってば本当に容赦ないですよね。
冒頭の書き下ろしでも評されてましたけど、
自分のエーレンフェストを手に入れるという我侭を押し通すために、
それを邪魔する存在は敵と認定して冷酷に殺そうとするとかマジヒドい。
ローゼマインが殺されそうになるのはこれで何度目なんだろう?
毎回尻尾は出てるのに確たる証拠が出てこないのがもどかしいですが、
今回はフェルディナンドのサポートもあり、何とか未然で防げて良かったです。

ただ、そのサポートももう受けられないんですよね…
本当に、こんな王命を出したツェントへの恨みは骨髄ってやつですよ。
ゲオルギーネの暗躍力というか、そういったものが高いというのもあるんでしょうけどね。
王ともあろうものがコロコロ転がされてどうするんだと。
小一時間問い詰めたい気分です。

リヒャルダの回想から察するにゲオルギーネも可哀想な過去を持ってるので、
少しばかりは同情するけれど、それでもこの悪行の数々には同情の余地がないと思い直しますね。
というか、すべての元凶はヴェローニカの教育方針とそれを容認した先代領主が悪いですよね。
子供への教育っていうのは本当に大事だと思わされます。

子供への教育といえば、ヴィルフリートはもうダメかもしれませんね。
ヴェローニカに溺愛されて育てられたのが彼の不幸の始まりですが、
何度も更正する機会があったのに能天気なままなのは本人のせいなので、
シャルロッテに見放されようとにしているのは自業自得だな、としか思えません。
母親のフロレンツィアには可哀想だけど、これはもうどうしようもない気がしますね…
ディートリンデよりはマシなのが救いではあるのですが…

それはそうと聖典を取り返すために奔走するローゼマインはとても面白かったです。
ブラッディカーニバルも辞さないと言っておきながら、
マジモンのスプラッタに怯えてるところが可愛かったし、
自分の聖典であると確認するのに匂いを嗅いで確信したりするところか、
とても本好きっぷりを発揮しており面白かったです。

さて、次からは女神の化身編ですね。
最終章になりますが、これがまた長いです。
刊行ペースから考えて完結は2021年後半か2022年くらいになると思いますが、
最後にはとても素敵なハッピーエンドが待っていますので、
楽しみに待ってましょう…!

:: 2019/10/17 木曜日::

■[ラノベ]それぞれの想い「本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集 1」

今月からついにTVアニメ放映が始まった「本好きの下剋上」の短編集です!

このブログではわりと初期から感想を書いているので知っているとは思うのですが、
このラノではオーバーロードや幼女戦記を抑えて単行本部門2年連続1位の本作ですので、
TVアニメ化は満を持して、という感じがしますね!

ただ、メチャクチャ長いのでどこまでやるのかが心配でもあります。
TVアニメの冒頭ではメインヒロイン(?)のフェルディナンド様も出てきたので、
第二部まではやってくれそうなんですけども、どうなんでしょう?
第一話の時点で違和感ない程度に色々と省略してたからなぁ…

今回の短編集は主にWeb版のSS置き場の中から単行本未収録のものと、
単行本発売特典SS等からの収録になります。
基本的に短編はマイン以外の視点で語られているので色々と新鮮です。
そして今回は第一部の頃の短編も収録されているので懐かしさも感じますね。

どの短編も面白いけれど、印象に残るのはトゥーリ、シャルロッテ、フィリーネ視点の短編ですね。

トゥーリはマインの姉だけあってずっとマインを身近に感じていて、
それだけに違和感が強かったり振り回されたりしてて、
お姉ちゃんって大変だな、と思いますね。
あれだけ振り回されてるのにマインをしっかり愛するようになるとか、
本当に良いお姉ちゃんだよね… トゥーリってばマジ天使。

シャルロッテ視点から見るとヴィルフリートって本当に困ったお兄ちゃんですよね…
祖母であるヴェローニカの教育が悪かったとはいえ、
それに振り回されるシャルロッテが可哀想です。
ヴィルフリートが領主になるのは危ないから領主候補生として教育を受けていたとか、
そういった発想はなかっただけにちょっと驚きました。
でも、確かにヴェローニカのやりようを思えば、
フロレンツィアが手をこまねいているだけとは思えませんからね。
オズヴァルトの独断と気付かないヴィルフリートの間抜けさを考えると、
やはりヴィルフリートが領主になるのはエーレンフェストのためにはならないでしょうね…

そしてフィリーネですが…
幼い頃は問題なかったのに後妻のヨナサーラに子供が出来てからは、
典型的なDV家庭になって苦労する姿をまざまざと見せられるのは、
とてもツラいものがありますね…
それだけに助けてくれたダームエルに恋してしまう気持ちもわかります。
婚期を逃しているダームエルを何とかゲットして欲しいですね!
年の差婚、全然有りだし私は良いと思いますよ!

それにしてもかなり短編がありますが、
これからも本編巻末収録が増えるでしょうし、
Web版でもわりとポンポン投下されそうな気配がしますので、
Web版本編完結済みですが、これからもどんどん「本好きの下剋上」にハマっていけそうです。
まずは現在放映中のTVアニメの世界にどっぷりハマりたいですね!

:: 2019/9/19 木曜日::

■[ラノベ]来月からTVアニメ放映開始!「本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第四部「貴族院の自称図書委員VIII」」

末弟のメルヒオールのお披露目といったイベントはありながらも、
エーレンフェストで日々の仕事をこなしながら比較的穏やかに過ごしていたローゼマインたちに、
領主会議から戻ってきたシルヴェスターの口から語られたのは、
フェルディナンドが王命によってアーレンスバッハへと婿入りすることになった、というもので…

まず、書籍版しか読んでない人に安心して欲しいのは、
この物語はハッピーエンドだということです。
数々の苦難はありますが、マインとその家族たちはハッピーエンドを迎えますので、
ここで心を折られることがないようにして欲しいです。
というか、結末知ってる私でも心が折られそうになったから、
Web版の終盤を読み返してストレスを和らげていましたからね。
我ながらストレス耐性が低い…

本当にね、フェルディナンドの婿入り話はWeb版読んでた時は驚きましたよ。
どう考えてもゲオルギーネがエーレンフェスト攻略の邪魔となるフェルディナンドを、
合法的に搦め手を使ってきたとしか思えないんですが、
それにまんまと利用されたアウブ・アーレンスバッハと王にはガッカリですよ。
特にハイスヒッツェは学生時代の好敵手だったはずなのに、
10年前で記憶が止まってしまっているために、
現在のフェルディナンドを全然見ることが出来なかったから故に、
小さな親切が盛大なお世話になっているのはもどかしいったらないです。

今回の巻末書き下ろし短編ではハイスヒッツエ視点で語られていましたが、
彼は本当に善意から動いているのがわかるだけに残念ですね…
ゲオルギーネに見事に騙されているのには「気付け…! 気付いてよ…!」
と思いながら読んでしまいました。
ハイスヒッツエが真実に気付いた時の後悔に滲んだ短編をとても読みたいです。

そんなハイスヒッツェたちを手のひらの上でコロコロしたゲオルギーネですが、
エピローグを読む限りだと、自分の娘であるはずのディートリンデすらも、
自分がエーレンフェストを手に入れるための駒としか見ていないんだな…
というのがわかるだけに、ディートリンデにちょっと同情しちゃいますね…
ディートリンデは教育に失敗したヴィルフリートって感じなので、
もうちょっとマシな教育係がいればなぁ、と思います。
まぁ、これはもう、変わらんだろうからなぁ…
可哀想だけど、このまま自爆してもらうしかないのよね…

肝心の主人公であるローゼマインですが、
メルヒオール相手にお姉ちゃんを頑張ろうとするところは可愛かったですが、
年季の違うシャルロッテにお姉ちゃん度が負けてるのも可愛かったです。
カミルのお姉ちゃんをしてればもう少し違ったのかもしれませんが…
いや、多分、ローゼマインは変わらないだろうなぁ…w

フェルディナンドの婿入りについても、
どこまでもフェルディナンドのことを心配して、
誰を敵に回しても助けに行く、と宣言(脅迫)してるところは印象的ですね。
ちなみに、このセリフはとても壮大な伏線なのでみなさん覚えておきましょう。

さて、次巻で「貴族院の自称図書委員」編も終わりです。
次の第5部で本編は完結になりますが、
現在のペースからすると完結まであと2,3年は掛かると思います。

そして! TVアニメは来月からの放送ですよ!
もうすぐ動くマインやルッツたちと会える!
楽しみだなぁ…
はたしてどこまでやるんだろう…?
2クールで第1部までとかかな?

:: 2019/6/16 日曜日::

■[ラノベ]側近ちの恋物語「本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第四部「貴族院の自称図書委員VII」」

ヒルデブラント王子も交えた図書館のお茶会でまたも興奮して倒れたローゼマイン。
領主からの帰還命令に従ってエーレンフェストに戻って保護者たちと話したり、
貴族院に戻ってターニスベファレンとの戦いでの尋問会があったり、
領地対抗戦を観戦したりするけれど…?

Web版で読んでるのにローゼマインの「……おかしい。こんなはずでは……」
にはつい笑ってしまいます。
ローゼマインの浅知恵が見事に破綻するのは、
ローゼマインには悪いけれど、まさにコメディって感じで読んでて楽しいです。

前巻でグンドルフ先生が懸念されていたローゼマインへの疑惑ですが、
今回の尋問会で綺麗に払拭されたでしょうね。(フラウレルム以外
それと地味に嬉しかったのがフェルディナンドがルーフェン先生に言ってた内容補完されたことです。
Web版ではカットされていたところなんで、気になってたんですよね…
ローゼマインが病弱であることを話したのだろうとは思ってたんですが、
それに確信が持てて嬉しい加筆部分でした。

加筆と言えば書き下ろしの2編とも恋物語だったのには驚きましたが、
片方のクラリッサとハルトムートは恋というよりも信仰に近いですね。
ローゼマインオタクが語り合う会、というものに近いか…?
それに比べてレオノーレの方は純粋に恋物語になってて、
コルネリウスの意外なイケメン力にちょっと驚かされたし、
恋する乙女なレオノーレがとても可愛くて胸キュンでした。

加筆というか、椎名優さんがデザインされたハイスヒッツェも良かったです。
ダンケルフェルガー騎士の暑苦しさと、
フェルディナンドに何度敗れても挑み続ける不屈さが出ていて、
とても良い雰囲気でした。
何というか… 太眉が似合う人だなって思いましたw

ダンケルフェルガーと言えばアウブまでも暑苦しくて、
何というか、ハンネローレ様は大変だな、と改めて、しみじみと、思いました…
本当にね、Web版から読んでてもそう思ってましたが、
書き下ろしプロローグを読んで、更にそう思うようになりましたよ…
ハンネローレ様、頑張ろーね!

HTML convert time: 0.539 sec. Powered by WordPress