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夏! 海! 青春!
:: 2016/11/29 火曜日::

■[漫画]妹の守護者「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!」8巻

長かった美遊の兄である平行世界の衛宮士郎の過去編もついにこれでラスト。
世界の救済ではなく、間桐桜でもなく、たった一人の妹を救うことを聖杯に願い、
願いを成就させた一人の男の物語。

いやー、熱かったですね…
Fate/stay nightのエッセンスを詰め込んだ熱さなだけに、
stay nightをプレイした人にはたまらない内容になっていますよ。
この世界の士郎はクズカードを使って英霊の座にいる平行世界の自分と繋がることで、
英霊エミヤの力を使えるとかね! 熱すぎですよ!
あれだ、ドラえもんの先取り約束機みたいなもんですよね!
まぁ、ドラえもんと違って多大な代償が必要みたいですが…

しかしそんな力を使って成し遂げる理由が妹を救うためとか、
これほどまでに熱いシスコンは今まで見たことないな…!

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でも、これほどの思いを掛けたからこそ美遊にその心が届いたんだなぁ、と。
士郎が心から願ったからこそ、その願いが届き美遊はイリヤたちの世界にたどり着き、
イリヤと友達になることができたんだなぁ、と。
心が温まりますよね。

それと世界の救済という願望が当たり前すぎて失念してたんですが、
ルヴィアが言っていたようにFate世界の魔術師ってそうじゃないんですよね。

puriya_drei08_02

ただ自分の探求こそが第一というね。
そう言えばそうだったよ、と思いました。

置換魔術という風変わりな魔術に特化し、
ただの置換魔術ではあり得ないほどの事象を起こし、
世界の救済という普通の魔術師は抱かない願望を願う…
そんなエインズワースの謎が明かされるのはもう少し先のことになりそうですね。

余談ですが先日FGOのプリヤコラボイベントですが、
見事にイリヤがガチャで出ませんでしたー!
課金したけど何の成果もえられませんでしたー!
申し訳ありませんー!

良いモン、クロが出たから大丈夫なんだもん…
ごめんよイリヤ…
士郎と違ってキミを救うことができなかったよ…!

:: 2016/9/10 土曜日::

■[漫画]桜ルートへの道標「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」3巻

Fate/stay night (Heaven’s Feel) (3) (カドカワコミックス・エース)
著者/訳者:タスクオーナ
出版社:KADOKAWA/角川書店( 2016-09-01 )

作者サイト:A/O LABO

Kindle版:Fate/stay night [Heaven’s Feel] (3)
Kindle版まとめ買い:Fate/stay night [Heaven’s Feel]

最近Fateを知った人の中には知らない人もいるかもしれませんが、
多くの派生作品が生まれたFateシリーズの原点である「Fate/stay night」は、
元々がエロゲなので序盤に共通ルートというものが存在します。
ある時点から3つのルートに分岐するんですが、
この3巻から本格的な桜ルートである「Heaven’s Feel」に入ります。

原作をプレイしたのは10年以上前だというのに、
この漫画を読んでいると当時の選択肢を思い出して、
そうだよ、ここの選択肢から凛ルートから分岐していくんだよ、とか、
ここでタイガー道場に行かないようにするんだよ、とか、
妙に懐かしい気分にさせられましたね。(笑

それにこの頃、というかstay nightのセイバーは至極真面目なので、
FGOとかでもそうですが、とにかく食いしん坊なセイバーばかり見ている身からすると、
違和感が出てしまうのも確かだったりします。(笑
とはいえ、教会から出てくる士郎を待っていたセイバーの私服姿は、
とても足下まで可愛らしくて原作では見えないところが見えて良かったですよ。

そして肝心の桜ルートですが…
良いですねぇ、桜の嫉妬というか独占欲というか、そういうものが垣間見られる瞬間!
自分の居場所を姉である凛に侵されることへの不快感が最高に感じられましたよ。
ちゃんと漫画でもそういったものが表現されていて安心しましたね。

桜のこういった所は今後もっと出てくるので楽しみですね。
三人のヒロインの中でも最も人間らしい所が桜の魅力だと思うので、
今後にも大期待ですね!

そしてライダーが出てきましたけど…
最後にワカメが1ページぶち抜きなのには驚きました。
まぁ、最後の見せ場だしな…
成仏しろよ…(←まだ死んでません

:: 2016/8/26 金曜日::

■[漫画]聖杯大戦開幕前夜「Fate/Apocrypha」1巻

Fate/Apocrypha (1) (カドカワコミックス・エース)
著者/訳者:石田 あきら
出版社:KADOKAWA/角川書店( 2016-08-23 )

原作者サイト:higashide_y.com
原作者twitter:東出祐一郎(@Higashide_Yu)さん | Twitter
作者サイト:LifeLikeLove
作者twitter:石田あきら(@Akira_Ishida)さん | Twitter
Kindle版:Fate/Apocrypha (1)

第二次世界大戦中、冬木の地から大聖杯を強奪したユグドミレニア。
トランシルヴァニアの都市を本拠地とするかの一族は、
七騎のサーヴァントと七人のマスターを擁する黒の陣営。
そして魔術協会はユグドミレニアの策とは知らず、
教会と協力して同じく七騎のサーヴァントを擁する赤の陣営。
そこに調停者として現界するルーラーを加えた合計15騎による、
戦争を越えた聖杯大戦が今、勃発する…!

fate_apocrypha_comic01_01

「ケモノガリ」「Bullet Butlers」を執筆した東出祐一郎さんが原作の「Fate/Apocrypha」を、
「まおゆう魔王勇者」のコミカライズで勇名を馳せた石田あきらさんがコミカライズ!
お二人とも現在Fate/Grand Order(FGO)でもお仕事をされていますので、
ある意味必然と言える組み合わせでしょう。

恥ずかしながら私はまだ「Fate/Apocrypha」の原作を読んでいないのですが、
FGOでは既に「Fate/Apocrypha」で出てきたサーヴァントが多数出演しているので、
割りとニヤニヤしながら読んでいます。
具体的にはSSRのモードレッド相手にSRのジークフリートは大変じゃないかなー
とか何とか思ったりしながら。(笑

1巻ということもあり今回は両陣営の顔見せだけなので、
物語が動くのは2巻からになるでしょうね。
個人的に気に入っているのはやはりルーラーのジャンヌ・ダルクです!

fate_apocrypha_comic01_02

一人だけ現界の仕方が違っているので、
この聖杯大戦にどう関わってくるのかわからないのでワクワクしながら読んでます。
原作未読だからこそ、今後の展開がわからないので楽しみです。

それと「まおゆう魔王勇者」の時と同じく、
話の合間に解説ページがあるのも良いですね。
Wikipediaくらいしか読んでないので詳しい蘊蓄は興味深いです。
アストルフォちゃんの話とか読んでみたいけど、
メインで登場するのはいつなのかなー
楽しみ。

:: 2016/3/29 火曜日::

■[漫画]妹たちの残照「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!」7巻

「Fate/stay night」のスピンオフとして始まった本作ですが、
頭空っぽになるアホなエピソードがあったかと思いきや、
Fateシリーズらしいどシリアスなエピソードもアリアリでした。
ですが、今回のエピソードは今までにないくらいどシリアスなFateです。
そしてどうしようもないくらいに衛宮士郎が主人公です。

それは冬木の聖杯戦争がアインツベルン主導で行われなかった世界。
衛宮切嗣は事故現場から士郎を救って育てながら世界平和を願い、
天然の願望機である朔月美遊を手に入れながらも使うこと能わず亡くなり、
後継者たる士郎は崩壊しかけた世界で後輩の間桐桜や生徒会長のジュリアンと過ごし、
穏やかな日常を過ごすことになるんだけど…

いやー、もうね…、桜が不憫すぎる…

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バーサーカーになっていたことから予想はしていましたけど、
その予想を大きく上回る形で不憫すぎて切ない…
Heaven’s Feelと似たルートなんだけどこの世界には妹の美遊がいるため、
桜が選ばれることがないという時点で不憫だというのに、
それでも士郎のために献身的になろうとするも徒労に終わるという…
もう何から何までも不憫なんだけど、それもまた桜らしいというね…!

過去編はこの7巻だけでは終わりません。
このペースで行くなら次の8巻でやっと終わるかどうかでしょう。
イリヤ分が極端に低い状態にならざるをえませんが、
この作品がFateである限り避けては通れないシナリオなので、
固唾を呑んで続きを待ちたい所存であります。

:: 2016/2/3 水曜日::

■[漫画]そして始まる第五次聖杯戦争「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」2巻

Fate/stay night (Heaven’s Feel) (2) (カドカワコミックス・エース)
著者/訳者:タスクオーナ
出版社:KADOKAWA/角川書店( 2016-02-02 )

作者サイト:A/O LABO

Kindle版:Fate/stay night [Heaven’s Feel] (1)
Kindle版:Fate/stay night [Heaven’s Feel] (2)

「問おう。あなたがわたしのマスターか」

Fateを象徴するあの名シーンから始まる2巻ですが、
ここら辺の展開は3つのルートはどれもほぼ同じなので、
知っている人も多いかと思います。

ただ、Heaven’s Feelということもあり桜の出番が多いんですよね。
たとえば実姉である凜との学校での触れ合いも描かれてましたが、
二人は遠坂と間桐という別の家の人間であるというけじめを付けた言動の中で、
二人が姉妹であることがよくわかる上手い見せ方をしていたと思いますよ。

セイバーとランサーの戦闘シーンや、
凜がセイバーを迎撃するシーンなんかは原作通りの絵でニヤリとしましたし、
士郎の名字を聞いた時のエセ神父の愉悦顔といった、
原作の隙間を補完するところは上手いなぁ、と思いました。
Fate/Zeroを知っている人なら愉悦顔の意味が読み取れて面白いと思います。

いくら桜ルートとはいえ他のルートとの明確な分岐はもう少し掛かるので、
デジャヴを感じる人は多いとは思います。
ですが、桜が間桐の家で過ごした話も随所に挟まれているので飽きることはないとは思います。
まぁ、間桐の家はいわゆるグロ場面が多いので耐性がないと辛いとは思いますが…

それにしても間桐臓硯…
桜の恋心と姉への嫉妬を煽るとかやっぱり陰険だなぁ…
読者的には桜の想いを知っているだけに辛い…
でも、これでこそHeaven’s Feelなんだよなぁ…
辛い… でも、だからこそ面白い…!

:: 2015/7/27 月曜日::

■[漫画]二つの聖杯「Fate/kaleid linerプリズマ☆イリヤ ドライ!!」6巻 オリジナルアニメBD付き限定版

OVA付き限定版だけ先に発売というある意味定番のあざとい商売ですが、
その出版社の思惑通りにお高い限定版を買っている私です。
まぁ、そもそもプリヤシリーズは我が家の地域は放映されてないですからね!
せめてOVAで補完したいな、と。

それにしても苛烈でシリアスな本編とは完全に別次元の温泉回でしたね!
全裸とロリレズと巨乳の揺れに力を注ぎまくってて、
途中の卓球シーンがかなりおざなりだったのには笑いましたが。(笑
しかしOVAなのに何故あんなに白い光線と湯気が…
そこはもうちょっと頑張っても良かったのでは…!

そんなOVAとは打って変わって本編は緊迫のシーン!
クロと士郎の猛攻の前に立ちふさがったのはまさかの英霊で…!

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これはもう、どう考えても間桐桜さんじゃないですかー!
しかも纏っている英霊はメデューサじゃなくてサー・ランスロット!
雁夜おじさんのバーサーカーを桜に纏わせるとか、
ジュリアンの策が悪辣にもほどがある…!
ランスロットの宝具強奪能力だとギルガメッシュだけではなくエミヤの能力もヤバイし、
何よりイリヤがよくインクルードするアーサー王もヤバイ。
しかも狂化されてるから説得も難しいし、これは正にジョーカーだ!
でも、狂化されたランスロットを纏うヤンデレ桜とか似合いすぎて困るな…

大ピンチはまさかの田中さんの活躍(?)によって乗り切ることは出来たけど、
ギルくんが余計なことを言ったからイリヤたちの今後が心配です。
天然の聖杯である美遊と造られた聖杯であるイリヤに歪んだ聖杯の桜…
うーん、これはもう…、どうなるんじゃー!(思考放棄
でも、UBWみたいな救いのないイリヤになることはないと確信していますよ!
だって作者はロリ大好きなひろやまひろしさんだからー!

まぁ、それはともかく小休止的な回ではOVAと同じく入浴シーンが!

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うんうん、それもまたプリヤだね!
燃えだけじゃなくてロリ萌えもあってこそだよ!
イリヤのこのポーズは凄く絶妙だと思うのだがどうか。

それとこの回における美遊も可愛かった!

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今までずっと気を張っていたんだけど、最愛の兄の前では甘えん坊になる美遊…
まるで別人みたいだけど、良いと思います!

まぁ、一番別人みたいなのは士郎だと思いますけどね!
美遊の世界の士郎は正にFate主人公らしい熱血さだというのに、
イリヤの世界の士郎は正にラノベ主人公みたいな役どころだなぁ…(笑
OVAのラッキースケベに巻末番外編のポジションとか美味しすぎるにも程がある。

そんなナンパな士郎と違って美遊の世界の士郎はどういったハードボイルドに生きていたのか。
続きが楽しみですね!
ちなみにこの続きは今月発売のコンプエースで読めます。
コンプエース 2015年9月号

表紙はロリロリしいイリヤたちの水着姿だよ! やったね!

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