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:: 2018/9/4 火曜日::

■[漫画]隅から隅まで河合荘「僕らはみんな河合荘 コレクションBOOK 入居の手引き」

大きさが画集サイズなので書店ではそういったものが置いてある棚を探さないと見つからないと思います。
まぁ、内容から考えて画集サイズが最適解だと思うんですけどね。
一応Kindleとかの電子書籍でも出てますが、大きな画面じゃないと魅力を損なうと思います。
とはいえ紙書籍はどこも品切れみたいなので手に入りにくいようですが…

内容は単行本の表紙とそのボツとなったラフや、
今までのアワーズ表紙を飾った数々のカラーイラストといったものだけでなく、
アニメ化の際のイラストやサイン会での特典おまけ漫画といったものまで幅広く収録され、
更にはそれらに一言コメントが付けられており隅から隅まで楽しめる内容になっております。

もちろん描き下ろしの漫画もあります。
とはいえ本編は11巻で完結しているので本当におまけみたいなものなんですが、
そのおまけだけで十二分に面白いのでファンは必見だと思うんですよね。
特に本編終了から数年後を描いた漫画では椎名が可愛すぎてやばいです。
いい大人になってもラブコメヒロインできる椎名は逸材なんだなぁ…
と、改めて思った次第であります。

書店の特典イラストからアニメの特典漫画まで全部収録されているので、
全てを集めているガッチガチのファンではない私には嬉しい内容でした。
それとイラストのラフもボツになった理由とか面白くて、
読み応えがバッチリなんですよね。
3巻表紙の律先輩表情違いが何故ボツになったのかとか、
なるほど、と納得できるものだったし、細かいところまで面白かったです。

それにしてもこれで本当に河合荘は終わったんだなぁ…
「惑星のさみだれ」「それでも町は廻っている」もそうだけど、
アワーズは思い入れが強い作品が綺麗に完結してくれて嬉しいんだけど、
終わった後の淋しさにだけはどうしても慣れませんね。

単行本は末永く本棚の一列を占拠すると思うので、
これからも何度も読み返したいと思います。

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