フラン☆Skin

女王を守るための舞踏会の予行演習としてダッジモント家の舞踏会に参加するエルシィ。
マナーや所作といったものが付け焼き刃なのでボロが出ないように、
メアリーは息子のパーシーをお目付役として同行させ、エイダにもサポートして貰うのだけど、
その舞踏会には殺し屋”7人の姉妹”のジャージダも参加していて…

ジャージダとエルシィの戦いは圧巻でしたね！
回転しながら剣を繰り出すとか最高に格好いいんですよ。
こういった剣劇の見せ方は流石は藤田和日郎さんだと思います。

そんな戦いに巻き込まれたエイダとメアリーですが、
普段はオドオドしているのに、窮地になると肝が据わっているところを見せるメアリーが興味深かったです。

義父を初めとした男性を苦手としているように見えるんだけど、
こういった時にはしっかりと講堂できる多面性がメアリーにはあるんですよね。

その多面性はエルシィとパーシーの仲が親密になり、
エルシィの寿命のことがわかった時にも現れてますよね。

メアリーは別に特別賢く描かれているわけではないというか、
むしろ等身大の人間としての愚かさが描かれていると思います。
ですが、同時に高潔な部分も描かれていると思うんですよね。
そういった人間の多面的なところを見せてくれるのがメアリーだと思うのです。

そのメアリーの行動力でエルシィの秘密に迫っている訳なんですが…
中々にえげつない結論が見えてくるわけですよ。
どちらにしろ悲劇的な結末が待っている気がするんですけど、
それでも早く結末を知りたいですね。

おそらく次の5巻が完結巻になりそうだけど…
本当にどういった終わり方になるのか、今から気になって仕方がないです。

権助義兄さんを見送り、秋田へ帰ろうとする山野さんだけど、
そこにマタギ志望の孫娘リコが付いてきて、
現代のマタギの生活を見せるんだけど…？

流石にいつも仏頂面の山野さんも孫娘には甘いですね。
普段は断るゲンさんの依頼を受けて、
わりと懇切丁寧に何故マタギを勧めないかを諭すとか、
説明下手な山野さんには珍しいと思いますよ。

リコちゃんには可哀想だけど、現代のマタギは稼げないんですよ…
猟師一本で食えないのが現状なのです。
これから伸びるeスポーツとは真逆の衰退している産業がマタギです。
とはいえ、狩猟がないと農業が困るので難しいところなのですが…

そんな山野さんの所にヘリで乗り付けたキルキャットことソフィアですが、
あっという間に村に馴染んでしまうコミュ力には驚かされました。
雪下ろしを手伝うとかただの我が儘お嬢様じゃないんですね。
村のご老人たちにも受け入れられて、これからスローライフ編が始まるかと思いましたよ。

運営元からの要請で世界戦に参加することになった山野さんですが、
ソフィアが居なかったら電器屋さんがメンバーに入るところだったのでしょうか。
そう考えるとギリギリですよね…ｗ

ただ、山野さんはゲームのことをよく分かってないので、
根本的なことが理解できてないのがもどかしいですね…ｗ

それでも試行錯誤しながらチーム戦のノウハウも溜まっていき、
ついにはトッププロチームとの対戦となったわけですが…
山野さんの急造チームがどれだけ通用するのか…
先の展開が読めないだけに気になります…！

現実では夏が深まってきて蒸し暑い日々ですが、
単行本では秋が深まってきているので寒くなってきているのです。
そしてそうなると千尋さんがどうなるかというと…

コタツを可愛くおねだりするのであった…！

千尋さんはコタツでゴロゴロする味を覚えてしまってから、
あっという間に堕落しちゃいましたからね。
健太がストップを掛けなければどこまでも堕落しそうです。
ただ、腰に悪いと思うので掘りごたつを考えた方が良い気がする。

そんな千尋さんのファッションショーは見応えがあったけど、
千尋さんは似たような系統の服ばかりな理由がわかりましたね…
何というか、ある意味合理的というか…ｗ
でも、イチャラブはその合理性をも破壊するんだなぁ…
と、ペアルックをしている千尋さんを見て思いました。

それと美味しいモノを食べてばかりだと太りそうだな、
と思ってたんですが、やっぱりそのようで…

私も正にダイエットいているところなので臨場感があるというか、
とても気持ちがわかるのです！
カロリー控え目で運動してたら体重は減っていくんだけど、
どうしても似たり寄ったりなメニューになるので飽きるんですよ…！
でも、お腹がつまめなくなりたいので頑張りますけどね…！

最後の方でアラサーのイヤイヤ期になってた千尋さんですが、
思春期をぶり返してるように見えて微笑ましかったですね。
過保護になる健太の気持ちもわかります。
まぁ、見守ってあげるのも愛だと思いますよ…

アオハやアンスリウムで活躍するアシズキさんの初単行本が発売！
PNの通り、スラリとした脚を描かれる作家さんなので脚フェチの私ももちろん注目してました。
アオハの「みかえりガチャ」が特に良かったんですが、
そこから童貞男子を卒業させてくれるJKという作風が確立されていった感があります。

「小説家でヤろう」が表紙になってる浅倉陽子ちゃんがヒロインです。
陽子ちゃんはコンビニバイトのJKなんだけど、
バイト仲間の32歳小説家の豊島が童貞だというので、
「私で捨ててみます？」と気軽に聞いてきちゃう女の子なのです。

豊島は大人の倫理観で断ろうとするもあっけなく快楽堕ちしちゃって、
ズルズルと深みにハマっていくんですよ。

豊島は童貞を拗らせてるだけあって絶倫で、
何度も射精できてしまうのもあってか、
ついには陽子ちゃんを感じさせることができて満足感のある卒業を迎えることができるのです！
ちなみにデジタル特装版にはこれの後日談もありますので、電子書籍版を買うことをオススメします。

同じく童貞を拗らせているおっさん主人公の「猫と好奇心とJK」も実に良いのです。
捨て猫を拾ったらマンションでお隣のJK亜衣加が猫を気に入ったので入り浸るようになり、
話の流れで童貞を卒業させてくれるのです！
ただ、初めては緊張と焦りで大失敗するんですけど、
リベンジマッチでは勉強の甲斐があって亜衣加ちゃんを感じさせることができるんですよね。

彼氏とのセックスではイったことがない亜衣加ちゃんを、
感じさせてイカせることができたことで自信がついて、
そこからノリノリになるおじさんがキモいんだけど、
そこがまたエロさを醸し出していると思うのですよ…！

他のアンスリウム掲載作も中年童貞とJKの話ばかりですが、
アオハで掲載された「みかえりガチャ」は童貞陰キャ男子高校生とJKの話なんですよね。
JKの倉橋さんが同じソシャゲをやっているからと小太りオタクの森野くんに目をつけて、
一緒に協力プレイをしていたら、森野くんがお小遣い30万という富豪なことを知り、
ガチャの魅力に負けて、身体を使って課金をすることになるのです…！

倉橋さんにとって森野くんは同じゲームをしている男友達という認識でしかないけど、
森野くんにとって倉橋さんは唯一無二の聖母に見えている非対称性がわかります。
まぁ、話しかけてくれるだけでも好きになるというのに、
お金を払っているとはいえ童貞を卒業させてくれた上に、
何度もヤらせてくれるし、生でもさせてくれるし、
ついには自分のプレイでイってくれるんだもんなぁ。
森野くんの気持ちもわからんではないです。

ちなみに同級生同士のエロはFANZA同人で販売されてますので、
興味があるならそちらもポチるのもアリだと思います。

フルカラーで4Pハーレムなのでエロエロですよ！

余談ですが私はpixivFANBOXでも課金しているのですが、
アシズキさんはわりと頻繁に新作短編エロを更新してくれるので課金する価値がありますのでオススメです。
こちらでは童貞男子の出番は少々少ないですが、JK率は相変わらず高いのでご安心（？）ください。

学園祭でアキちゃんの不思議な力が明らかになったら、
英国からやってきたアキちゃんとそっくりなリヴと再会し、
アキちゃんの幼女化の原因を探ることになったんだけど、
それはそれとしてクリスマスはやってくるのだ…！

アキちゃんは大人気なのでクリスマスはみんなに引っ張りだこで、
鳴子にかなでにひなちゃんにと愛されちゃうんだけど、
何かと苦労をかける良太郎にも時間を捻出してあげるだけじゃなくて、
良太郎にベストマッチなプレゼントも用意してあげるのだ…！

幼女に大人気な作品の、幼女にしか買えないコスプレ衣装で、
クリスマスに良太郎を出迎えてあげるだなんて…
これは良太郎が脚がガクガクになるのも仕方ないな！
良太郎は果報者すぎる…！

でも、その良太郎が盛ってきた石聖杯グッズのせいで、
アキちゃんの能力がなんかわからないけど暴走し、
アキちゃんが完全幼女化したからさぁ大変。

精神まで幼女化したアキちゃんは可愛いんだけど、
それに振り回されるひなちゃんたちは大変そうですね。
特にひなちゃんはアキちゃんと一緒に銭湯に入ることになったから、
恋する乙女としてはとても複雑ですよ！
これはもう、アキちゃんが戻ったら責任を取って貰うしか！

それはそうとリヴが動くことでアキちゃんが幼女化した原因が、
少しずつわかるようになってきましたが、詳細は5巻ですね。
続きが気になるんじゃよー

竜王戦トーナメントで当たったA級タイトルホルダーの海江田すら降した苺ちゃん。
苺ちゃんの次の対戦相手は因縁のある伊鶴なんだけど、
その前に学校の部活の大会があるので部長として引率したり、
色々とやることがあるのだった…！

海江田は初登場時に苺ちゃんを殴っていたのでどうしても印象が悪かったのですが、
棋士として礼節を大切にしてきたからこそ、
大切な場を土足で踏みにじられるのが我慢ならなかったんだなぁ、と今ならわかります。
礼節をもって接すれば度量が広いところを見せてくれますしね

まぁ、51歳の大人が知り合いの中学生にご飯を奢るくらい普通だろうけど、
それにしたって金がないからとたかりに行く苺ちゃんの厚かましさも凄いｗ
佐々木くんと小林くんは緊張しているけれど、それが普通ですよ。
そんな緊張している中学生にも話を降って褒めることができるあたり、
やはり海江田はできた大人だと思います。

そして大人ではなくて中学生の苺ちゃんは、
可愛い（？）後輩のこっこちゃんが侮辱されたからと、
大人気なく中学生の大会に出てフルボッコにしちゃうんですよね…ｗ

苺ちゃんも中学生だし、プロ棋士じゃないからアマの大会に出られるんだけど、
奨励会に居る子たちよりも圧倒的に強いですからね。
もう存在自体が反則ですよね…！ｗ

そしてついに念願の伊鶴との対決なんだけど、
苺ちゃんは一年以上前から準備してきているとはいえ、
相手は未来の名人とも言われるほどの男ですからね。
かなりの苦戦を強いられているけれど、苺ちゃんはどう挽回するのか…？
次の13巻は見物ですよ…！