フラン☆Skin

修学旅行で歩への恋心を自覚したうるし先輩。
何とか今まで通りにしようとするんだけど、
どうしてもギクシャクしちゃう上に、
誰も見ていないところでは恥じらいまくってしまうのだ！

うるし先輩可愛すぎぃー！

晴れて両片想いになった二人なんだけど、
どちらも恋愛初心者なので初々しい反応が可愛らしいんですよね。
これは手を繋ぐまでもかなりハードルが高そうだなぁ…
だが、それが良い…

平手で勝つまで告白しない歩と恋愛初心者なうるし先輩と違って、
恋したら一直線な桜子ちゃんの行動には度肝を抜かれましたね。
読者だけでなく、タケルも度肝を抜かれすぎて夢かと勘違いしそうになってましたが…
タケル…　夢じゃないぞ…！

そして歩とうるし先輩の二人に立ちはだかる大いなる壁がついに登場です！

話には出ていたうるし先輩のお父さんの元奨。
将棋が嫌いという話とこの目付きの悪さから身構えてましたが、
蓋を開けてみればうるし先輩のお父さんらしい、可愛らしいところがあったというか…ｗ
うん、親子だなぁ。

うるし先輩と歩の二人にはもう少し両片想いのままでいて欲しいですが、
そもそも歩が平手で勝てるようになる必要があるので、
うるし先輩の卒業までに間に合うかが一番の心配ですね。
頑張れ、歩…！

修学旅行で京都に来た式守さんたちだけど、
リーダーは和泉くんなので持ち前のアンラッキーが発動してトラブル続発。
でも、仲間の手助けもあり、入念に準備してきた和泉くんはへこたれず、
みんなの信頼に答えようと奮起するのだった！

最近のマガジン作品における修学旅行先はどうも京都が多い気がしますね。
ネギまから始まり五等分の花嫁もそうだし…
というか伏見稲荷はその特異性もあって人気が高いですよね。ｗ

私も何度か行ったことあるけれど、
京都の外れにあるので行こうと思ったら綿密なスケジュール調整が必要なことがわかるので、
電車遅延に際して焦りはするもののすぐ別案を出すことができるあたり、
和泉くんは本当に頑張って検討したんだな、というのが実感としてわかります。

しかし、そんな和泉くんも式守さんに貰ったマフラーを無くしたら焦るよね…
恋人が自分に贈ってくれたものだもの、そりゃ大切だもの。
でも、一緒に修学旅行を楽しむ友達も大切だもんなぁ…
そこでテンパってしまうのは仕方ないですよ。

でも、そこを救ってくれるのが式守さんのカッコいいところであり、
良い仕事をしてくれた猿荻くんの見せ場でもありましたね。
陰キャっぽい猿荻くんのこともしっかりと描いており、
サブキャラとしても魅力があったと思います。

あと、伏見稲荷を登山したことがあるのでわかるのですが、
あれは本当に軽く登山なので、八満を背負って登った犬束くんはマジで凄いと思います。

これが若さか…

鎚起銅器職人の修と婚約した幼馴染みJDのしいなの物語の第2巻！

朴訥で朴念仁な修と、そんな修のことが大好きなしいなの物語ですが、
今回は職人としての修が主軸となっている回が印象的でした。
修が取り組むことになった錦銅という色付け技法ですが、
銅に火だけで色を付けるというのに驚きました。

ただ、よく考えると酸化銅Iの色を出しているんですね。
熱の加減で酸化銅IIになるだろうから、そこら辺が難しいんだろうなぁ…
ググってみたところかなり鮮やかな赤色が出ており、
表紙折り返しにあるような色が出せるんでしょうね。

作中ではモノクロなのが悲しいところですが…

そもそも修がなぜ錦銅に興味を示したかというと、
しいなに似合うから、というのがラブ度が高かったです。

1巻の時もそうだったけど、しいなが修に与える影響というのが大きくて、
それだけ修にとってしいなの存在が大きいんだろうな、というのが感じられるんですよね。
感情が出にくい顔をしている修だけど、
しいなのことに関しては分かりやすいので面白いです。

しいなはしいなで、学友たちと遊びながらも修とのノロケの話だったり、
咲ちゃんと会ってても修との話だったりと、
本当に修のことが好きなんだな、と伝わってくるのが最高でしたね。
やはりこのカップルはお互いを想い合ってて最高だな…！

それはそうと新潟のグルメは美味しそうでしたね…
実は一度も新潟に行ったことがないので、
コロナ禍が収まったらちょっと食べに行きたいですね。
まぁ、その頃にはガソリンが高くて足を伸ばせない可能性もありますが…ｗ

今回は表紙に出ているように葛木メディアさんの出番がちょっと多めです。
メインとしても脇役としてもメディアさんは活躍しておられます。

特に一番輝いていたのは宗一郎さんとのデート回でしょうか。
愛する旦那様のためにおめかしするメディアさんが可愛くて可愛くて…
朴訥ながら愛情が感じられる宗一郎さんの言葉に頬を赤らめるメディアさん…
なんて良い人妻なんだ…

そしてそんな葛木メディア夫人がデートに浮かれる姿ですが…

凄い…！
私はこの葛木メディアさんをhollow ataraxiaというゲームで見たことある…！
主につくりものじさんの原画で…！

そんなメディアさんが脇役として出ていたのが佐々木小次郎回でしたね。
まさか三枝さんと小次郎の絡みがまた見れるとはなぁ。
冬の屋外でみぞれ鍋とか確かに風情があるなぁ…

とはいえ、結構冷える寒空の下で鍋というのは…
温まりそうであり、寒そうであり…
キャンプ飯みたいなものなのでしょうか。

一人だとキツそうだけど、複数でやったら楽しそうかもしれないな…
いつかやってみたいものです。

善と八重が修学旅行で広島と大阪に！
ご当地の味噌が気になる八重だけど、
味噌以外にも友達の佐藤さんの恋バナも気になってしまい…！？

恋バナが苦手というお子様な八重ですが、
お友達から聞かされたらそりゃお節介を焼きたくなるわけですよ。

何しろ善を放っておけなくてお世話をしている八重ですから、
余計なお世話と言われても世話を焼いてしまう優しさがあるんですよね。
うーん、八重ちゃんは本当に良い子だなぁ…

八重のお節介が功を奏した佐藤さんの恋愛だけど、
八重が気になるのは恋バナだけじゃなく、味噌なんですよね。
しかし二見先生が言うように大阪では味噌の存在感が薄いんですよ…

確かに大阪に住んでた時は味噌の出番は少なかったなぁ。
醤油は使われてたけど、味噌料理ってあんまりなかった憶えがあります。
ただ、作中で言われてたようにもろきゅうは居酒屋でよく食べましたね。
言われて見れば納得の味噌文化でした。

善と八重の関係も少しずつ友人たちにバレてますが、
まだ二人が付き合うってことはなさそうなんですよね…
下手なカップルよりも濃い付き合い方をしている二人なので、
何か切っ掛けがあれば一気に進展すると思うんですが…

善パパが示唆している京都旅行が何かの契機になったりするのかな…？
次巻以降にも期待が高まります。

むっちゃんを助けるために海原に一人放り出されてしまったほまれ。
太陽が照りつける中、板きれ一枚で漂流するほまれを助ける為、
むっちゃん、アスカ、しおんの三人はほまれに教わったことを活かし、
何とかほまれと合流しようと頑張って…

あほむし島での生活ではなかった緊迫感のある展開でしたね！
読んでてハラハラして心拍数が上がってしまいましたが、
それだけにみんなの努力が報われた時は感動したなぁ…
物語としての展開がとても上手かったです。

そこに至るまで、誰もが諦めなかったのも良いですよね。
むっちゃんの決断力と判断力と計算力がフル活用され、
そのベースとなるほまれからの教えも良かったです。
そして何より、三人のことを信じて生き延びようとするほまれが尊かったです。

大海原でひとりぼっちとか絶望感が半端ないのに、
それでも何とか生き延びて合流への望みを諦めないとか…
ほまれは本当に心が強い…

今回ばかりはどうなることかと心配しましたが、
最後にはきちんとまとまって良かったですね。
しかし、おしっこから始まっておしっこで終わった遭難でしたね…ｗ

これ、どう考えても狙ってるよなぁ…ｗ
ちゃんとコメディもしてて最高でした。

もうちょっとだけ続くみたいだけど、どうなるんでしょうね。
流石に日本国内で遭難することはなさそうだけど…
ほまれのJK生活を少し描くことになるのかな？