その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2019/2/10 日曜日::

■[漫画]石鹸が生み出す科学の力「Dr.STONE」9巻

Dr.STONE9巻Dr.STONE9巻
出版社:集英社
原作者名:稲垣理一郎
原作者twitter:稲垣理一郎(リーチロー) (@reach_ina) | Twitter
作者名:Boichi
Kindle版:Dr.STONE (9)
Kindle版まとめ買い:Dr.STONE
DMM電子書籍:Dr.STONE (9)

囚われたクロムを助けるためにハリボテ戦車を開発する千空だけど、
クロムはクロムで大人しく囚われたままなはずもなく、科学の力で大脱出!
これで司帝国との戦いを一気に進められることになるんだけど、
司は司で電話機を発見して千空の思惑を看破して…

逆転逆転、どんでん返しの大逆転!

少年漫画らしい怒涛の展開の連続で何度も心を揺さぶられましたよ!
これは面白い…!

クロムが牢屋から脱獄するために試行錯誤するのが面白い。
手に入れた電池から発火させて簡単にバレて失敗して、
次は電気分解からアルカリ性の液体を作ってヒモを腐食させるとか、
一気にレベルが上がった感がありますね。

それに追っ手の陽を騙す手腕はクロムの科学力と、
ゲンから学んだハッタリが役に立ってて面白かったです。

そして硝酸を巡る戦いでも、
無血勝利をした直後に司たちが出てきて逆転されてからも熱かった!
チェックメイトされた状態からも諦めず、
みんなの力を合わせて科学の力を生み出す展開は最高ですよ…!

流石にね、私もちょっとは化学を囓ったことがありますからね。
硝酸と硫酸と石鹸(グリセリン)というキーワードだけで察することが出来ましたよ。
ニトロを作るつもりだなって…!

まさかここへきてDr.STONEというタイトルをまた回収しちゃうかと。
1巻の石鹸をDr.STONEと言っていたのはここにも掛かっていたのかと。
ホント、何度も驚かされて、興奮させられましたね!

驚かされたといえば氷月ですね。
ちょっとクレイジーなところがあるとは思ってましたけど、
虎視眈々と下剋上を狙ってたとはなぁ…

どこまでも安定した物語にならないあたり本当に凄い漫画です。
続きが楽しみでなりません。

:: 2019/2/9 土曜日::

■[漫画]高校最後の一年間「響 〜小説家になる方法〜」11巻

響 〜小説家になる方法〜11巻響 〜小説家になる方法〜11巻
出版社:小学館
作者名:柳本光晴
作者サイト:TTT
Kindle版:響~小説家になる方法~ (11)
Kindle版まとめ買い:響~小説家になる方法~
DMM電子書籍:響~小説家になる方法~ (11)

マスコミに追い回されてフィンランドに行って退学したと思ったら、
マスコミが落ち着いてきたら大臣にネゴって復学する響。
フィンランドへの渡航費を稼ぐために山本の紹介で中華屋でバイトして、
またもやめんどくさいことを起こしたりしながら高校生活最後の1年が始まり…

響は・・・。高校3年間で終わります。あとどれくらい続くかは分かりませんが、今響ちゃんは3年生。早かれ遅かれ終わります。

と、ミハルさんがブログで書いてますので、
完結までもう少しということになるみたいですが、
最後の1年でやるのが中華屋でバイトというのもまた響らしいですね…
そこに出てくる同じバイト仲間で先輩の柴田とか、
すっごく、どこにでも居そうなヤツが妙にリアルというか…
まぁ、世間の大多数ってこういう人だよなぁ…

そんな相手にも響らしく真っ正面からぶつかるあたり正に響ですけど、
はたして柴田が書く小説はまともな出来になっているのか…
普通に考えたら隠れた才能とかそういうのは全然ないんだろうけど、
何かしら人生を変えるキッカケにはなるんじゃないかな、と思います。

それにしても高校三年生の時の進路かー…
今となっては懐かしいけど、当時の自分はどんな感じだったかな…
祖父江秋人と花代子ちゃんを足して2で割ったような感じだったと思う…
テレ東アニメ全盛期だったのでテレ東が映る地区で、
家が裕福ではなかったので国立で、というので選んだ憶えがあります…
うーん、今となっては恥ずかしいにもほどがある選び方だな…!

響は海外留学を決めたみたいだけど、
新しい文芸新雑誌創刊の話もあるみたいだし、
今後どう話が転がるのか全然読めないので、
続きがとても楽しみです。

:: 2019/2/8 金曜日::

■[漫画]寝ゲロヒロインの乳はデカい。「宇崎ちゃんは遊びたい!」2巻

少しずつラブコメ濃度が上がってきているけれど、
それでもコメディ成分が多めの「宇崎ちゃんは遊びたい!」の2巻です。
今回も宇崎ちゃんのウザ可愛いところが暴れまくりで、
凄いでかいおっぱいも活躍しまくりであります。

2巻ということで今回は新キャラが出てきます。
桜井先輩の友人であるイケメンの榊くんです。

友人の桜井に華やかな青春を送らせるため、
宇崎とくっつけようとするあたり、わりと良い人なんだけど、
ナチュラルにセクハラしてくる最低さも持っております。

ただ、積極的にくっつけようとする榊くんに対して、
外野から眺めていたいだけの亜美さんは相容れないので、
バランスが難しいかな、と思います。
しかし亜美さん…
貴女本人が三角関係のピースになっても良いと思うんだよね…

朴念仁の桜井に女心をレクチャーしたら、
流れ弾を食らって照れる亜美さん可愛い。
宇崎ほどではないけどおっぱい大きいのも良いよね…

ただね、確かに宇崎がメインヒロインなのは間違いないんですよ。
初アルコールで初寝ゲロするようなヒロインだけども。

というか、これって桜井じゃなかったら襲われてもおかしくないよね。
でもまぁ、寝ゲロするような女の子じゃ無理かな…
いや、でも、ゲロを処理する時におっぱい触れるだろうし…!(セクハラ

しかし意外だったのが寝ゲロしたのを引きずってるところかな。
あんだけウザかったら気にしないのかと思ってたんだけど、
流石に女の子だということか…
褒められたら照れてたし、乙女度は充分あると思えますね。
頑張れ宇崎… めんどくさい桜井先輩と本格的にラブコメるまで…!

:: 2019/2/7 木曜日::

■[漫画]健全な幾花にいろ「机ノ上神話 幾花にいろ初期作品集」

机ノ上神話 幾花にいろ初期作品集机ノ上神話 幾花にいろ初期作品集
出版社:芳文社
作者名:幾花にいろ
作者twitter:幾花にいろ (@ikuhananiro) | Twitter
Kindle版:机ノ上神話
DMM電子書籍:机ノ上神話

幾花にいろさんがエロ漫画家として花開く前、
ファミリー向け4コマ誌で描いていた作品をまとめた短編集です。
他社で育って売れてるから、死蔵していた原稿で美味しい所だけをいただこうとする、
とても芳文社らしい厭らしさ溢れる単行本ですね!
読者からすると
「幾花にいろさんに土下座してでもそれぞれ完結するまでの原稿を描いてもらえよ…!」
と思うんですけどね…!

■通り抜けできます。

ある日仕事に疲れてアパートの部屋に戻ってみたら、隣の部屋の壁が崩れていたでござる…

そんな導入から始まるお隣以上同棲未満の物語です。
しかもこの後、反対側の壁もノリで壊されてしまったおかげで3部屋連結ですよ。
右隣はコミュ障気味巨乳美少女のスミちゃんこと安宅スミカ。
左隣はボーイッシュ美少女の店子イオリ。
二人の間に挟まれる木造さんが主人公の特に何も起こらない4コマです。

これがエロ漫画なら3Pになるところなんですが、
この頃の幾花にいろさんはエロ漫画描いてないですからね。
深夜にラーメンの匂いを漂わせる木造さんのせいで、
身体の肉具合を確認したりするような展開ばかりです。

全体的にファミリー4コマ誌らしい、日常系漫画してます。
正直、もっと続きが読みたいですね…
木造さんのお姉ちゃんとか出てきてほしかったし、
スミちゃんとのラブコメ展開とかも読みたかった…!

■同姓同盟

伊東勇貴と糸生優希。

同姓同名だけど漢字が違えば見た目も性格も違うという、
幼稚園の頃からの幼馴染な二人の日常漫画です。
私が初めて読んだ幾花にいろ作品でもあります。

優希に対するライバル心剥き出しで努力する勇貴が可愛いですね。
相手を貶めるなんて発想はなく、
自分が努力して頑張るところが好ましくて応援したくなります。

見た目から優希の方がモテるのはわかるんですけど、
勇貴も良いところが多いのでもっとモテて良いと思うんですよね。
まぁ、勇貴のことを一番好きなのは間違いなく優希なんですけども。
勇貴は優希のことをライバルだと思ってるけど、
優希は勇貴のことが大好きなんだよなね。
これ、勇貴が彼氏作ったらどうなるんだろ…

この作品ももっと続きが読みたいんですよね…
せめて単行本1冊分くらい続いて欲しいし、続けて大丈夫なくらい面白いと思うんですよ。
連載当時、いきなり続きが始まらなくて驚いたくらいですからね…
いやはや勿体無い…

■捨てられないひと

今回の単行本化に際してタイスペで描き下ろされた漫画です。

引っ越しに際して断捨離してたら昔友達に借りた漫画が出てきて、
後は芋づる式に久しぶりに友達に連絡して飲み会に…

といった内容なんですけど、やっぱり面白いです。
わずか数ページの漫画なのにキャラクターが生きているのが感じられるんですよね…
というか、キャラの名前すらよくわからないのに、
生きているのが感じられるとか嘘みたいだけど、
ホント、何というか、生々しいんですよ。
こういったところはエロ漫画の方と同じですよね。
幾花にいろさんの漫画の特長にして強みだと思います。

■机ノ上神話

初投稿作らしいです。

流石にこの漫画は単行本化の話が出るまで存在すら知りませんでした。
6年前の作品なので絵の雰囲気とかは確かに初期作品っぽいですけど、
幾花にいろさんの作風はすでに感じることができますね。

しかし下ネタは多少あるけど、それほど下ネタに感じないのは、
既に幾花にいろさんのエロ漫画を嗜んでいるからなのであろうか…

2019年現在、幾花にいろさんが描いている一般向け漫画は「楽園」連載作のみです。
こちらはまだ話数が足らないので単行本が出るまではまだ掛かると思います。
年内に出れば御の字じゃないかな…

「楽園」は恋愛アンソロジーなので、その名の通り恋愛モノです。
しばらく会ってなかった幼馴染み男女の物語「イマジナリー」はとても面白いので、
幾花にいろファンは是非読んで欲しいですね。

:: 2019/2/6 水曜日::

■[漫画]奔放な王子様と苦労人な王女様「理想のヒモ生活」5巻

理想のヒモ生活5巻理想のヒモ生活5巻
出版社:KADOKAWA
原作者名:渡辺恒彦
原作者サイト:渡辺 恒彦
作者名:日月ネコ
作者twitter:日月ネコ ひのつきねこ (@Hinotsuki_Neko) | Twitter
Kindle版:理想のヒモ生活 (5)
Kindle版まとめ買い:理想のヒモ生活
DMM電子書籍:理想のヒモ生活 (5)

双王国からやってきたフランチェスコ王子とボナ王女。
シャロワ王家の人間が国外に出てくる珍事にざわめく王宮で、
善治郎はその身分の高さと仕事の無さから二人を歓待することになって…

フランチェスコ王子の伸び伸びとした言動が面白いですね。
彼は彼なりの事情であのように振る舞っているわけですが、
自分の興味の赴くままに行動する王子の姿を見てると、
ヒモ生活を目当てに異世界にやってきた善治郎が望んでいた理想なんじゃないかな?
とも思えますね。

まぁ、善治郎は性格的にあそこまで奔放に出来ないんでしょうけども…
わりと損な性格だよね、善治郎って…
本人的には嫁さんと子供がいるのが一番の幸福なんだろうなぁ…

もう一人の王族であるボナ王女は可愛らしいですね。
原作の時点で苦労人であることはわかっていましたが、
このコミカライズでは可愛さマシマシになっている気がします。

ボナ王女可愛いよボナ王女。
恋愛方面は疎そうなのがちょっと勿体無いけどね。
これからも苦労が多いだろうけど頑張ってほしいものです。

巻末の原作者書き下ろし短編ですが、今回はガラス職人見習いくんが主人公ですか。
こんな細かい脇役の中でも更に脇役にまでスポットをあてるとか驚きです。
アウラはガラス製造は苦労も多いでしょうけど、成果には恩賞を与える女王ですからね。
報われて欲しいものであります。

:: 2019/2/5 火曜日::

■[漫画]冷凍庫を開けるとそこは雪女だった。「とけだせ! みぞれちゃん」1巻

ある冬の日に可愛い姪っ子が冷凍庫に隠した雪だるま…

可愛らしいお願いを聞いてあげて、
春を乗り越えてやってきた夏の日。
冷凍庫を開けてみたらそこには雪だるまではなく、
みっちりと雪女のみぞれちゃんが入っていたのであった…!

ハイテンションギャグ・コメディの「とけだせ! みぞれちゃん」の1巻が発売となりました!
元々は短期連載だったのが人気になり、連載化して単行本化という流れです。
私も日々「良いね!」ボタンを押した甲斐があるというものです。
いやはや嬉しい。

よく考えたら私の人生において初めて触れたジャンプ作品は「Dr.スランプ」なので、
こういったギャグ・コメディ漫画は案外相性が良いんですよね。
「Dr.スランプ」ではアラレちゃんがカジュアルに頭部を外してましたが、
この「とけだせ! みぞれちゃん」ではみぞれちゃんではカジュアルに頭部が粉砕されます。

もうそれだけで笑ってしまう私が居ます。
何でしょうね、幼児が「うんこ」の一言だけで笑ってしまうのと、
あまり変わらない気がします。
うーん、不惑を超えてもこれだけで笑ってしまうとは…!w

みぞれちゃんの文字通り身を粉にして呈するギャグに、
ひまりちゃんの子供らしい行動のシュールさと、
読んで笑って楽しい漫画です。
最近のジャンプ+はコメディ漫画に光るものがあると思う次第であります。

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