僕の心のヤバイやつ 万年カレンダー付き13巻特装版は2026年1月8日発売!
2026年は365日僕ヤバ!
:: 2016/8/13 土曜日::

■[漫画]期待のエース vs 稀代のエース「ナナマル サンバツ」12巻

ナナマル サンバツ (12) (カドカワコミックス・エース)
著者/訳者:杉基 イクラ
出版社:KADOKAWA/角川書店( 2016-08-02 )

作者サイト:†††††いくら亭†††††
作者twitter:杉基イクラ(@iqura_s)さん | Twitter
Kindle版:ナナマル サンバツ (12)
Kindle版まとめ買い:ナナマル サンバツ

予選を突破したチームと突破できなかったチームが色々ある中、
ついに勝負はガチ勢が勝ち上がる試合形式に。
運で勝ち上がったチームを相手に無双する組み合わせだけでなく、
優勝候補同士が序盤からつぶし合う組み合わせも出てきて…

初っ端は麻ヶ丘の独擅場でしたね!

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まずは華がある試合を見せてくれたわけですが、
千明さんの女帝っぷりが炸裂してて最高ですね。
ちょっと弱い者イジメが入っているあたり、
千明さんの良い性格っぷりが出ていると思います。(笑

そして強豪同士のつぶし合いですが、
レオニールと神南、因縁の対決は熱かったですね!
試合形式からどうしても直接対決が難しいとみたら、
自分のスタイルを曲げてでも勝負に拘るとか、
学生らしい青春っぷりを見せてくれて最高でしたよ。

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勝負がついた後まで青春しててホント最高かよと。

でもその勝負すらもまだまだ序盤で、
本当に熱い対決は宮浦と開城ですね。
お互いがモロにつぶし合うがっぷり四つの組み合わせですが、
それぞれのチームで個性が出た試合のやり方が興味深かったです。

特に一番の見所はエース同士の対決ですね。

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ブランクがあるエースと、ノリはじめた新エースの対決とか、
最高に熱すぎますよ。
結果は次巻に持ち越しになりますが、
そこはこうご期待といことで!

:: 2016/8/12 金曜日::

■[漫画]ほんのり甘い優しいラブコメ「味噌汁でカンパイ!」2巻

幼い頃に母親を亡くした幼馴染みの善のために、
母親代わりとなって毎朝お味噌汁を作ってあげようと奮闘する八重ちゃんの、
本人に自覚はない幼馴染みラブコメ!
心まで温かくなる素敵な面白さがありますよ!

一応この漫画もグルメ漫画に分類されるんでしょうけど、
題材がほぼ味噌汁のみというかなり特異性が高い作品です。
とはいえ元々味噌汁は家庭によって様々な味があるのでバラエティはかなり豊かなんですよね。
今回も菜の花やナスを使った味噌汁と、馴染みのある人とない人がありそうな話から、
海外を飛び回る善の父親から軟水や硬水といった話まで出てきてます。

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確かに意識してなかったけど、日本って軟水だからこそ、
味噌汁がここまで美味しくなってるんだなぁ、という気がしますね。

しかしこの漫画はグルメ漫画であると同時にラブコメ漫画なのです。
というかむしろそっちの方がメインだと私は思うのです!
肝心の八重ちゃんの方が全然恋愛を意識していないので、
そういった甘い展開には中々ならないんですけど、
今回はクラスメイトの衆人環視の中で味噌汁を一緒に飲むのを恥ずかしがってる場面もあるんですよ。

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だから八重ちゃんがラブコメするまであと一歩という気がするんですが、
そのあと一歩までが遠いんですよね。

とはいえ、恋愛を意識していないからこその不意打ちが破壊力高いんだよなぁ。

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旅行先からこんなこと言われたら頭が茹だっちゃうよぅ…
本人は母親のつもりで言ってるんだろうけど、
これは思春期男子には破壊力高いっすわ…
八重ちゃん… 罪作りな子…!

八重ちゃんと善のラブコメ漫画としても極上の逸品ですが、
グルメ漫画としても結構奥深いものを持っているので是非とも読んで欲しい作品です。
Kindle版の発売が一ヶ月遅れなのが玉に瑕ですけどね…

:: 2016/8/9 火曜日::

■[漫画]この一戦に全身全霊を「魔法科高校の優等生」7巻

魔法科高校の優等生 (7) (電撃コミックスNEXT)
著者/訳者:森夕
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2016-08-09 )

Kindle版:魔法科高校の優等生 (7)
Kindle版まとめ買い:魔法科高校の優等生

アイス・ピラーズ・ブレイクで高難度魔法「氷炎地獄」を炸裂させ、
圧倒的な実力を見せた深雪さん。
他の選手達はその実力に恐れおののく者、奮い立つ者と様々。
三高の一色愛梨はその実力を肌で感じながらも、
友人たちを奮い立たせようと鼓舞して…

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いやー、良いですね、一色さん。
登場初期は家柄と鍛え上げた実力に自負を持ちながらも、
どこか高慢な印象が拭いきれなかったんですが、
ここへきてドンドン良いキャラを見せてくれますよ。
友人思いであるところや、深雪さんに侮っていたことを面と向かって謝罪したりと、
懐が広くて深いところを見せてくれてますからね。
これは応援したくなるなぁ。

そういった優等生編ならではの楽しみもあるんですが、
この7巻では原作で省かれていたエイミィの準決勝の熱戦が描かれていたのが嬉しかったですね。

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全力を出し切ったと言われていましたが、
相手が三高の十七夜さん相手なら仕方ないですね。
というか、相性が悪い相手であり、ジョージがサポートしてるんだから、
そりゃー、強敵ですよ。
精神的なリミッターを外しての全力勝負は熱いモノがありましたね!

熱いといえば無表情な仮面の下で熱い情熱を滾らせる雫も良かったです。
深雪との対決は8巻に持ち越しになりましたが、
これは原作に負けず劣らずの熱い戦いになりそうで今から楽しみです。

:: 2016/8/8 月曜日::

■[漫画]サクラサク「チェリーブロッサム!」5巻

幼馴染のつばきからの告白を断り、
日吉くんが告白したのは大倉山先輩。
登場初期は下ネタばかりだった大倉山先輩だけど、
実は純情な彼女からの返事は如何に…?

良い作品だった…!

物語の盛り上がりとしてはやはり前巻でのつばきちゃんの告白だと思うんだけど、
最終巻であるこの5巻も十二分に面白かったです。
大倉山先輩ハスハス。

下ネタばっかりだったのに実は純情だとか、
つばきちゃんを騙していたことに対する罪悪感だとか、
今までも充分可愛かった大倉山先輩でしたが、
日吉くんに告白されてドキドキが止まらないところが最高に可愛かったです。
いやー、恋する女の子ってなんでこんなに可愛いんでしょうね。

付き合い始めてからもドタバタ展開があって、
中々ラブラブな雰囲気が出ないなぁ、と思ってたら、
クリスマスは大変にラブコメしててキュンキュンしちゃいましたね!
まぁ、卒業式は最後までアレで笑っちゃったけど。(笑

天然の先輩に小姑なブラコン妹と色々とヒロインはいたけれど、
個人的にはやっぱり幼馴染のつばきと、下ネタ純情キャラの大倉山先輩が好きでしたね。
それにしても何故こうも大倉山先輩が好みにドンピシャなのか疑問だったんですが、
あとがきの設定のコメントを読んで納得しました。
私も来栖川姉妹は大好きです!(笑

:: 2016/8/7 日曜日::

■[漫画]全裸エンジン全開(フルスロットル)!「ロウきゅーぶ!」11巻

ロウきゅーぶ! (11) (電撃コミックス)
著者/訳者:たかみ裕紀
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2016-07-27 )

原作者サイト:蒼山サグ Official
原作者twitter:蒼山サグ(@SagAoyama)さん | Twitter
作者サイト:たかみゅめも
作者twitter:たかみ裕紀(@tkm_yuki)さん | Twitter
Kindle版:ロウきゅーぶ! (11)
Kindle版まとめ買い:ロウきゅーぶ!

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やっぱり「ロウきゅーぶ!」は最高だな!

物語のクライマックスである、公式戦での硯谷女学園との対決がついに始まりましたよ!
ついにここまで来たかという感慨深さと、
もうすぐ終わってしまうという寂寥感がないまぜになりつつも、
その面白さに感動してしまう11巻です!

もちろん、その公式戦へ到るまでのストーリーも面白いです!
硯谷女学園の葦原怜那との因縁が生まれた事件にはモヤモヤするものがありましたが、
そこから生まれた5年生と6年生の間の溝を埋める展開は心が暖かくなりましたね!
やはり女子小学生は仲良くすることが一番ですよ。
これも雨降って地固まるというやつなのかなぁ。

というか雅美ちゃんの健気さが良いよね…
ちょっと一方的に紗季のことをライバル視しているのはどうかと思うけど、
父親の仕事に誇りを持って頑張る姿はとても可愛らしいですよ。
その誇りがある故に、父親の仕事が台無しになって泣いてしまうのが可哀想というか…
でも、本気で泣いている姿を見ていて小学生らしいなぁ…、
と感じて微笑ましく思ってしまってしまい申し訳ない気もします。
だって、可愛いんだもの。

そう、本当に女子小学生の可愛さが滲み出てるんですよね…
雅美ちゃんたち慧心学園だけじゃなく、硯谷女学園も可愛い子ばかりで、
あの生意気だったちびリボンこと未有もキャプテンとして成長するだけでなく、
ツンデレさんとしての魅力も開花しちゃってますし。

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あの問題児の葦原怜那も試合中に綾に諭されて、
バスケのチームプレイに目覚めていく姿は微笑ましかったなぁ。
やはり「友情、ほほえみ、フェアプレイ」があってこそのミニバスですよね!

また、そんなミニバス展開の合間に、
見せ場を持ってくる智花が正ヒロインって感じでしたね。

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葵にはないこの積極性…
がんばれ智花… お前がナンバー1だ!!

:: 2016/8/5 金曜日::

■[漫画]クドリャフカの終演「氷菓」10巻

氷菓 (10) (カドカワコミックス・エース)
著者/訳者:タスクオーナ
出版社:KADOKAWA/角川書店( 2016-07-22 )

原作者サイト:汎夢殿
原作者twitter:米澤穂信 (honobu_yonezawa)さんはTwitterを使っています
作者サイト:A/O LABO
Kindle版:氷菓 (10)
Kindle版まとめ買い:氷菓

盛り上がりを見せるカンヤ祭と十文字事件。
この10巻では4巻に跨って繰り広げられた「クドリャフカの順番」のフィナーレと、
それとは別の短編2つが収録されています。
いやー… ホント長かったなぁ「クドリャフカの順番」…

漫画で読んで改めて理解できたんですが、
奉太郎が田名辺先輩と話していた流れっていうのは、
単なる事件の解決ではなく、文集買い取りの交渉がメインであり、
詰まるところ、えるが入須先輩に助言されて行った交渉と本質的に同じなんですね。
同じ「私は困っています」という言葉だけでも、
えると奉太郎ではこんなに使い方とニュアンスが違ってくるんだというのが、
何とも興味深くて面白かったです。

それと田名辺先輩の葛藤とかそういったものは分かるなぁ…
私も10年以上ブログを書いてきたけど、面白いブログを書ける人ってのは本当にいるもので、
センスとか才能とかそういったものを感じざるを得ないんですよね。
ただ、そういった才能を持っていながらそれを活かそうという人は少なくて、
殆どの人はブログを書かずに別の趣味に力を入れたりしているんですよね…
私がいくら望んでも、どんなに努力しても手に入らないものを当たり前のように持ちながら、
それに価値を見出さずに捨てるような行為をする人が身近にいると、
もどかしいという気持ちがよく分かります。

まぁ、そんな個人的にどうしようもないほど共感できるエピソードもありましたが、
小木先生のヘリコプターの短編や、瓢箪から駒な偽一万円札推理事件とか、
面白い短編も入ってて良かったです。
「クドリャフカの順番」のような長大なエピソードも良いですけど、
こくいったサックリ読める短編も良いモノだと思います。

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