その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2015/2/16 月曜日::

■[漫画]乙嫁と姉妹妻「乙嫁語り」7巻

乙嫁語り 7巻 (ビームコミックス)
著者/訳者:森薫
出版社:KADOKAWA/エンターブレイン( 2015-02-14 )

Kindle版:乙嫁語り (1)
Kindle版:乙嫁語り (2)
Kindle版:乙嫁語り (3)
Kindle版:乙嫁語り (4)
Kindle版:乙嫁語り (5)
Kindle版:乙嫁語り (6)
Kindle版:乙嫁語り (7)

今回の乙嫁はペルシアの裕福な実力者に娶られたアニス。
そしてそのアニスの姉妹妻であるシーリーンの二人の物語です。

自分だけを愛してくれる誠実な夫。
その夫との間に元気な息子も生まれて、大変な子育ても乳母が殆どやってくれ、
本人は日々鳥と語らい猫と戯れ、美味しい物を食べられる満たされた生活を送っているアニス。
でもどこか寂しい気持ちがあり、それを息子の乳母であるマーフに相談すると、
姦しさ溢れるお風呂屋さんを勧められ出かけてみると、
そこで身体付きも嗜好も自分とは違ったシーリーンと出会い…

お風呂屋がメインなので女体がこれでもかというほど出てきます。
ですが、描いている人が森薫さんなので殆ど芸術作品ですのでエロさはほぼ皆無です。
また、あとがきでも語られてますが女性同士がメインということで全体的に絵柄を変えてます。
線が繊細な絹のようで全体的にサラサラとしたさっぱりとした風味になっているので、
今までの「乙嫁語り」とはかなり違った印象を受けると思います。

それにしてもこの時代のペルシアは姉妹婚と呼ばれる風習があったんですねぇ…
マリみてはイスラム世界にあったんだ…!
19世紀の現在のイランあたりだと確かにイスラム色が強いから、
女性の肌を曝さないとかの習慣は当然あったんでしょうけど、
それがこんな素敵文化を生み出していたとは…!

しかし深窓の令嬢と庶民の女性との間での絆とはなぁ…
出会って間もないだけに二人がこれから仲良くやっていけるのか心配ではあるんだけど、
そこら辺は森薫作品だから、ということで安心したいものです。

さて、次は待ちに待ったパリヤ編ですよ。
アミルさんも出てくるみたいですし楽しみです。

:: 2015/2/13 金曜日::

■[漫画]先生はとてもコスプレが似合う「やさしい教師の躾けかた。」4巻

今回は帯を捲っても特に何もなくてガッカリしてたら、
カバーを捲ったら大変に風俗っぽい先生が出てきて驚きましたよ。
というか、このカバーはサイズ的にぴったりじゃないんですね。
むしろ寸足らずなカバーだからこその奇抜なデザイン!
まだまだ紙で出来るデザインだからこその遊び心ってあるもんですね。
これがKindle版だと表紙イラストだけでカバー下が収録されてないからなぁ…
肝心な所で差別化されてますねー…

本編ですが、初っ端から生徒に緊縛されて質問攻めという、
先生の優しさにつけ込んでのプレイから始まってますが、
先生が一人っ子で幼稚園からの女子校育ちという嬉しい情報が手に入ったので、
むしろ歌和太たちグッジョブだな、と。

今回も相変わらずというかコスプレ率がかなり高かったなぁ。
合気道を習いに行ったら体操服ブルマとか序の口で、
田植え体験でスク水と先生の肉体美とエロさが存分に活かされまくってましたね!
紐水着姿が見られなかったのはちょっと残念だったけど。

shitsukekata04_01

というかこれはどう考えても「D・V・D! D・V・D!」のパロですね。(笑
まぁ、紐水着は御神輿で流用されたみたいで良かった(?)です。

それにしてもナチュラルなエロさが女子校で純粋培養されたからこそ、
という事実が判ったのも良かったけど、
女子会で先生がザルということを知ったのも面白かったです。
それにしても女子会で新たに栄養教諭と養護教諭の二人が出てきましたけど、
稜子先生みたいに出番があったりするのでしょうか。
まぁ、稜子先生みたいな濃いキャラが増えたら更に先生が大変そうですけどね。(笑

刊行ペースが落ちちゃってるのがちょっと心配というか、
本来ならこの4巻も半年前に刊行予定だったのが延期を重ねただけに、
次巻の発売が少々心配です。
面白さに翳りがないのは救いですのでのんびり待ちたいと思います。

:: 2015/2/11 水曜日::

■[漫画]当たり前のことをひとつひとつ「弱虫ペダル」38巻

2ヶ月毎に新刊が出るとかハイペースすぎますが、
漫画の中でのロードレースもハイスペースです。
山岳賞を獲るために箱学が出した天才・真波がハイペースでヒルクライムし、
凡人・手嶋がそれに必死で食らいついていく展開が熱い!

真波のライバルである坂道は相変わらず他チームから執拗にブロックされていますが、
あのどこまでも愚直な坂道が最後まで最後尾に甘んじている訳がありません。
手嶋の奮闘と言葉を胸に、第2期主題歌をヒメヒメ歌いながら一気に追い上げる展開が熱い!
そしてそんな坂道を邪魔しないようにクライマーを出してないチームが、
みんな前を開けてくれるのが面白かったです。
陸上競技等で使われる「バンフライ」に近いモノだと思いますが、
普通は自転車競技でありえないですよね。
でもまぁ、少年漫画だしこれくらいの嘘は面白いから良いと思います。

坂道も熱かったけど、やはり一番熱いのは手嶋ですよ。
才能と実力、どちらの面でも真波には及ばないし、
実際真波はそれをナチュラルに認識しているから上から目線で話してますよね。
それでも諦めずに食らいつく手嶋を見てると応援したくなります。

真波はまだまだ余力がある中、必死で集中力を切らさないように全力で喰らいつき、
それでもふと集中力が切れて気絶しそうになる手嶋の姿には共感してしまいます。
でも、だからこそそこから不屈の精神で前へ前へと進む姿が格好良いです。
泥臭くても良い。
全力を振り絞る姿は才能の有無と関係なく格好良いです。

さて、次巻でついに山岳賞が決まります。
そしてそれだけでなくゴールも間近です。
昨年と同じくゴールのみに焦点を絞ってきた京都伏見もいますし、
まだまだ波乱が待っていると思われるので続きが楽しみです。

:: 2015/2/9 月曜日::

■[漫画]祝! TVアニメ化決定!「実は私は」10巻

実は私は 10 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:増田英二
出版社:秋田書店( 2015-02-06 )

Kindle版:実は私は (1)
Kindle版:実は私は (2)
Kindle版:実は私は (3)

Kindle版:実は私は (8)
Kindle版:実は私は (9)
Kindle版:実は私は (10)

祝! TVアニメ化決定!

最近のチャンピオンは「弱虫ペダル」の好評っぷりもあり、
結構イケてるんじゃないかと思うんですよ。
そんな中でこの「実は私は」はコメディっぷりが最高にキレが良いし、
アニメにも向いていると思うのでチャンピオンが更に盛り上がって欲しいですね!
バキやドカベン以外でも色々面白い作品はあるのですよ。

さて、漫画本編の方ですが10巻というキリが良い巻数ということもあってか、
キャラクターと物語が大いに動いております!
いつもと違う修学旅行というシチュと友人から勇気を貰った委員長が遂に黒峰くんに告白!
そしてそこから一騒動あってからの白神さんのアレコレが勃発! という展開です。

委員長の告白は彼女らしくてニヤニヤするものがありましたが、
その翌週にその感動の余韻を豪快に打ち砕く嶋田回を持ってくるのが「実は私は」らしいです!(笑
他山の石とは言いますが、委員長は嶋田ほど酷くないですから!
でもアレですね…
やってる人が違うだけで萌えシチュってこうまでヒドくなるもんなんですね…
ある意味勉強になるわー(笑

流石に今回は節目となる回が収録されていただけに、
ラブ:コメ比率が通常2:8からこの10巻では3:7くらいになってる気がします。
それでも大部分がコメディになるのが「実は私は」なんですけどね!
というかラブ展開の途中で唐突に挿入された中年少女まじかる☆あかりんだけど、
まさかこれがTVアニメの主題歌になったりはしないですよね…?
普通に考えたらありえないんだけど、この作品ならありうるだけに怖い…!

それにしても普通のラブコメ漫画ならこれで一段落ついたと安心できるんですが、
この「実は私は」だと全く安心できないというか不安だらけというか。
取りあえずコメディ要素だけは今後も供給され続けることは間違いないと思うので、
それは心配していないのですが、むしろコメディがどれだけ暴走するかが心配です。(笑

:: 2015/2/8 日曜日::

■[漫画]巨乳でエルフな風森さんは耳が性感帯。「スピーシーズドメイン」2巻

人外っ娘たちが織り成すコメディ満載の青春群像劇の第2巻!

現代日本の学園を舞台に青春にほんのりラブコメ風味というよくあるテイストに、
異世界との取り替え子でエルフに翼人にドワーフと人外っ娘という要素を練り混ぜ、
風森さんという極上のメインヒロインと大機くんという独創科学バカを中心に添えた漫画。
それがこの「スピーシーズドメイン」です。

創部を巡って馬術部(未満)と顧問をかけた五番勝負をしたり、
真面目にバカやったりする学園っぽさとかもあるけれど、
やはりこの漫画のメインは風森さんと大機くんだと思う訳ですよ。
風森さんがテストで知的なイメージを保つために大機くんの家に押し掛けて勉強会という、
男女が二人きりという絶好の空間を形成しながらラブの気配皆無のボケとツッコミの応酬!
森厳という言葉とは程遠い風森さんの切れ味紫ゲージのツッコミが笑いのツボを16連打してきて、
もう私の腹筋はマッハですよ。(笑

もちろんツッコミスキルだけではなく、風森さんは他にも魅力がたっぷりなんですよね。
テスト中に眠る姿は見とれる美しさがあり、
耳を甘噛みされた時のリアクションとかエロ可愛くてぱないの!
それに私服がどれもエルフをイメージしたモノをチョイスしてたり、
自宅のベッドも緑基調にしてたりとエルフっぽくしてる所が妙に可愛いんですよ!

そんな風森さんとの壁を無くすために蛍樹ちゃんが自爆ってたり、
羽井さんの悩みとかは青春っぽくて良いなぁ、と思わされますよ。
ただ風森さんが可愛いだけの漫画ではないのだよ!
いや、風森さんの魅力だけでも充分ハイレベルなんですけどね?
帯の裏表紙部分の風森さんを見るだけでその魅力の何割かは伝わると思いますので、
是非書店で手に取って欲しいモノであります。

:: 2015/2/7 土曜日::

■[漫画]進撃のベロチュー「KISS×DEATH」1巻

KISS×DEATH 1 (ジャンプコミックス)
著者/訳者:叶 恭弘
出版社:集英社( 2015-02-04 )

連載サイト:少年ジャンプ+

Kindle版:KISS×DEATH (1)

「エム×ゼロ」や「鏡の国の針栖川」とエロ要素アリアリの学園ラブコメという、
少年ジャンプの必須栄養素を生み出しながらも同時期に化け物タイトルがあったがために、
短命に終わってしまっていた叶恭弘さんの新作が少年ジャンプ+で花開きました。
その名は「KISS×DEATH」!
エロ要素だけではなく宇宙人が出てくるSF要素もアリアリの作品です。

ある日冴えないオタクの戸津慎五は立ち入り禁止の国有地に入り、
UFOを見付けようとした矢先に転んであっさりと死亡。
しかしそれは異星人の策略の一つで、舌に寄生されて華麗に復活。
その異星人の目的は脱走し、自分を殺した囚人5人を拘束することなんだけど、
囚人5人は寄生した少女5人の力を2年の歳月を費やしてブーストし、
既に一大勢力とも言える状況を築いていた。
それでも自分が母星へ帰還するためには拘束しないといけないんだけど、
その拘束手段が舌に寄生した本体同士で接触すること…
つまり、ディープキスをするということで…!?

今までの作品よりちょっぴりダークな要素が入っている上に、
2話目で男同士のディープキスという、腐女子メーターが振りきれる展開でしたが、
途中からはパンチラ回だけでなく、全裸サウナ回がドドンと入ってきてくれましたよ!

kissdeath01_01

しかも乳首券アリで!
思わず「こういうので良いんだよ、こういうので」
と言ってしまいましたね。(笑
やっぱり叶恭弘さんの絵は少年誌エロを描いてこそなんや!

ただ残念なのが単行本になったことで全裸サウナ回がモノクロになったことですね。
連載時はちゃんとカラーだったというのに…!
ちなみに印刷代という概念がないKindle版でもモノクロです。
ぐぬぬ… カラー増補版とか出してくれないかしら。

Kindle版といえば描き下ろしもきちんと収録されてましたね。
更にカバー下のイラストも収録されてましたが、
特筆すべきは表紙折り返しの作者コメントまでしっかりと収録されていたことでしょうか。
ここまでやってくれるならもうKindle版に抵抗はないですね。

1巻の時点で主人公サイドと囚人サイドの目的もしっかりと判るし、
お互いのキャラクターも分かりやすく出来ているあたりは流石だと思います。
少年誌にしてはSF要素も案外よく出来ているし、
何より叶恭弘さんの少年誌エロが相変わらず磨きがかかっていますので、
今後も楽しみですよ。

1巻の続きが読める連載は少年ジャンプ+アプリで読めますし、
普通にPCでも読めるので気になる人はそちらで連載を追いかけることをお勧めします。

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