僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2012/5/30 水曜日::

■[漫画]竹宮ゆゆこ原作の青春グラフィティ「エバーグリーン」1巻

エバーグリーン 1 (電撃コミックス)
著者/訳者:竹宮 ゆゆこ
出版社:アスキー・メディアワークス( 2012-05-26 )
コミック ( ページ )
作者サイト:カエル有人飛行new
作者twitter:カスカベアキラ (caskabe) は Twitter を利用しています

「とらドラ!」で一世を風靡した竹宮ゆゆこさんが漫画原作として参加したのがこの「エバーグリーン」です。
作画担当のカスカベアキラさんと言えばイラストレーターとして有名で、
私もそういった認識だったんですが、マ王でテイルズのコミカライズもしてたりと、
実は漫画家としても活動されてたんですね。
道理でこんなに漫画として面白いはずですよ。

マンガ部部長の穂高と、穂高が部室からいつも見つめている水泳部エースの仁希。
そんな二人のボーイミーツガールで甘酸っぱくてもどかしい青春モノなんですが…
物語全体から如何にも竹宮ゆゆこだなぁ、と感じさせてくれるモノが溢れていて、
ゆゆぽテイストが好きな人にとっては堪らない内容になっています。

まだまだ物語の序盤なので話自体は動いてないし、
キャラ同士、特に穂高と仁希の二人に関しては交流も殆どないんだけど、
キャラ自体は凄く立ってて、欠点も含めて凄く魅力的に映るんですよね。
脇キャラだけど次期まんが部部長の温ちゃんも可愛いし、
これで物語が本格的に動き出したらどれだけ面白くなるのかと期待せざるを得ません。

カスカベアキラさんの画力と漫画としての面白さも十二分にありますので、
竹宮ゆゆこ初心者の人にも自信をもってお勧めできる作品です。
難点があるとすれば、掲載誌の電撃大王GENESISが隔月誌なので、
2巻の発売が恐らく1年後になることでしょうか…
待てない方はこの続きは現在発売中の電撃大王GENESISで読めますのでそちらをどうぞ。

電撃大王ジェネシス Vol.3 2012年 07月号 [雑誌]
アスキー・メディアワークス (2012-05-19)

 

ちなみに公式PVもありますのでそちらも良ければご覧下さい。

■[漫画]クレイジー・ホームレスライフ「金魚鉢ホロスコープ」1巻

金魚鉢ホロスコープ (電撃コミックス)
著者/訳者:森井しづき
出版社:アスキー・メディアワークス( 2012-05-26 )
コミック ( ページ )
作者サイト:Σ(=∇=ノノヒィッッー!!
作者twitter:morii siduki (forestman) は Twitter を利用しています

先ず言っておくと私は毎年、森井しづきさんのTYPE-MOONエロカレンダーを常用し、
毎日それを眺めて一人悦に入るくらいの森井しづきフリークです。
そんな私ですので森井しづきさんの単行本が出たら買いますとも!
たとえ中身がマジキチクレイジーな内容だろうとも!(ぉ

というかこの漫画の在り方が全方向に謎というか、
謎しかないトンデモっぷりで非常に新感覚です。

主人公の見木ナナタが元高校生のホームレスというだけならまだしも、
一緒に原っぱの廃電車で暮らすのが太平洋二郎とその娘(?)の富士という謎親子な上に、
ある日林の中で爆発した中心地で自称神の全裸の少女が登場するという、
正に「わけがわからないよ」状態!

しかも綴られる日々もつけまつげ付けてまばたきで暴風を起こしたり、
モナリザの表情を真似て過ごしたりと本当に「わけがわからないよ」!
食べ物もザリガニにザリガニにザリガニと、ザリガニばっかりだし!
帯に武内崇さんが「愛とザリガニと鼻水あふれる物語!」と推薦してますが、
正にその通りだなぁ、と思わざるを得ません。

まぁ、そんな作品ですので私みたいに極度の森井しづきフリーク以外には、
諸手を挙げて勧められる作品ではありませんが、同類の方は忘れずにチェキって下さい。

:: 2012/5/28 月曜日::

■[漫画]かつて恋した私の気持ち「忘れられない」

忘れられない (マーガレットコミックス)
著者/訳者:谷川 史子
出版社:集英社( 2012-05-25 )
コミック ( 184 ページ )

少女漫画が苦手な私がほぼ唯一追いかけている少女漫画家、谷川史子さんの新刊が発売されました。
表題作である「忘れられない」前後編と「つまさきで踊る」「エンドレスマーチ」「春の前日」「告白物語」
と5本の作品が収録されていますが「告白物語」は1Pの近況漫画みたいなものなので、
恋愛漫画としては実質4作品といったところでしょうか。

「忘れられない」はその名の通りの作品で、忘れられない恋心の話。
毎年一日だけ奈良に旅行している母が数日帰ってこないことに不安になった智花が、
元カレの暁にその話をして、という導入から入る物語なんですが…
若さ故に失敗した智花の恋の話よりも母親の智子さんの話がじんわり来たなぁ。
母になる前にあった人生、というコンセプトはもちろんのこと、
智子さんの今までの人生を思うとそれだけでこみ上げてくるものがあります。
そしてそんな智子さんを心配しつつも信用して待ち続ける旦那さんにもほっこりしたりも。

「エンドレスマーチ」の杏とお祖父ちゃんの話でもそうでしたが、
家族との関わりに感じ入ってしまうのは、
何というかそういう年齢なのかなぁ、と思わされます…
お祖父ちゃんを淋しそうにさせてしまった自責の念を持ち続ける杏と、
そんな杏を心配していたお祖父ちゃんのフトコロの大きさにほっこりさせられましたね。
もちろん、それを結びつけた恋の予兆的な出逢いにも満足させられましたが。

また、29歳イケメンで今まで恋を知らなかった敏腕編集の青年が、
恋に堕ちてしまう「つまさきで踊る」や、たった数ページながら、
遅すぎる恋の自覚を描き切なくさせる「春の前日」も本当に良くて、
これでこそ谷川史子さんの作品は病み付きになるんだよなぁ、と思わされる逸品ばかりでした。
いやはや、やっぱり谷川史子さんの作品は素晴らしいです。

:: 2012/5/27 日曜日::

■[漫画]あの戦いから17年…「機動戦士クロスボーン・ガンダムゴースト」1巻

機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト (1) (カドカワコミックス・エース)
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2012-05-25 )
コミック ( 176 ページ )
作者サイト:スタジオ秘密基地

来週のガンダムAGEで海賊ガンダムが出てくるみたいですが、
海賊でガンダムと言えば長谷川裕一ファン&ガンダムファンとしてはクロスボーンな次第であります。

そんなクロスボーンも続編である鋼鉄の7人がこれ以上ないほど見事に完結し、
もうこれ以上ないだろうと思っていたらまさかの続編ですよ!
でもまぁ、長谷川裕一さんは名作マップスを十年以上経ってから続編を描きながら、
全く違和感を感じさせることなくマップスネクストシートを完結させた実績もありますし、
今回も安心して楽しめるというものです。

時代は鋼鉄の7人の時代から17年、ガンダム戦記で言えばVガンダムの時代に突入し、
ザンスカール帝国の勢力が増してきた頃、サイド3に住む少年フォント・ボーが、
軍事秘密兵器エンジェル・ハイロウのデータを見付けてしまったが為に、
木星圏の勢力とザンスカール帝国の争いに巻き込まれていく…
そしてその場所には銀色に輝く、現存しないはずのクロスボーンガンダムが居て…

今回はまだ1巻ということで主人公の少年、フォントの活躍は少なく、
むしろ褐色で盲目のパイロット、カーティスの尋常でない活躍が目立ってますね!
というかこのカーティスをお父さんと呼び、テテニスをお母さんと呼ぶ、
さる名家のお嬢様のベルというキャラには前作からのファンとしてはニヤニヤせざるをえないです。

しかしこの時代のザクの使い方とか、時代によるMSの全高の違いとか、
旧来のガンダムファンとして良い所をくすぐるだけではなく、
長谷川裕一さんらしい独自のデザインのMSも出してくるのに痺れますね!
いやー、やっぱりクロスボーンはこうでなくては!

まだまだこれから面白くなるのは保証されているようなものなので、
2巻以降も楽しみに待ちたいと思います。
うーん、ハリソン元大尉とかローズマリー夫人とか出るのかなー(笑

:: 2012/5/26 土曜日::

■[漫画]男の娘ウェディング「プラナス・ガール」5巻

プラナス・ガール(5) (ガンガンコミックスJOKER)
著者/訳者:松本トモキ
出版社:スクウェア・エニックス( 2012-05-22 )
コミック ( 172 ページ )
作者サイト:WHITE ARTS

今回は文化祭でもはや定番ネタとも言えるメイド喫茶!
しかもバカな男子な無計画で藍川だけではなく、槙くんまでメイド姿を披露することに…
…うん、案外これはこれで。(ぉ

でも藍川のメイド姿は準備の時だけで本番ではウエディングドレスという…!
しかも槙と二人で逃避行とかドラマチックすぎる!
いやー、もう公然のラブラブっぷりですなぁ。

そして男同士だけではなく、女同士のラブラブもあるよ!
更に女の子同士のラブコメもあるよ!
紫苑と若草さんの二人のラブラブカップルだけじゃなく、
のんちゃんも絡んできたりととか百合だね! はなやかだね!
でも何かどんどん倫理観が麻痺するなぁ。(笑
何か兄妹でもアリそうですしね!

それと代理理事も初登場してますが、今後とも出て欲しいなぁ、と思います。
この漫画における貴重な巨乳キャラなだけに!(ぉ

:: 2012/5/25 金曜日::

■[漫画]はなやか系女子「きんいろモザイク」2巻

きんいろモザイク (2) (まんがタイムKRコミックス)
著者/訳者:原 悠衣
出版社:芳文社( 2012-04-26 )
コミック ( 120 ページ )
作者サイト:Hara*Rira

毎日が楽しくてたまらない、そんな少女達の日常のお話。

いつも仲良しなシノとアリスだけど、
今回は学校祭でメイド喫茶と甘味処のどちらをやるのかで喧嘩したりするんだけど、
その喧嘩の中身がやたらと愛らしかったりするのが「きんいろモザイク」らしいです。
それと学校祭ではメイドなシノに綾に和服なアリスと魅力的なコスを見せてくれましたが、
カレンの白雪姫の劇と展開が意外性どころか突拍子もなくて一番インパクトがありましたね。(笑

それにしても相変わらず綾ちゃんがツンデレ全開で可愛いですねぇ。
というか陽子のこと好き過ぎじゃないかと心配になるレベルで、
電話するだけでテンパるとかどんだけなんだと!
アヤの心の中は45%以上が陽子(カレン調べ)というのも納得ですね!

また、可愛いのは女生徒だけではなく烏丸先生も充分可愛いんですよね。
割りとドジなトコも萌えポイントですけど、
占いも気にする乙女的なトコとか、早口言葉が言えないトコとかも可愛く感じられて、
気が付いたら全部可愛く思える烏丸マジック!

ちなみに今回のベストアリスはどんまいを使うトコで、
ベストカレンはドヤ顔なトコだと思います!(笑

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