フラン☆Skin

純粋無垢なドゥは天界でも可愛さは留まることを知らない！
他者への思いやりと優しさを忘れないドゥは心が清らかなので、
妖精さんとも仲良くなるのだ！

魔族だろうと可愛いものは可愛いし、優しい子なのはわかる！
だから妖精さんたちに愛されるのも当然なんだけど、
やっぱり魔族だからなのか、
天界の加護の力が篭もった雨に打たれたら弱っちゃうんだね…
そういうところはやっぱり種族の差を感じちゃうなぁ。

クセが強すぎる半獣の人々と会った時も、
優しいドゥの清らかなアイディアが、
人間たちとの交流の一助となったのも微笑ましかったですね。
やはりドゥの愛は世界を救うのですよ…！

ドゥはどこまでも可愛くて、
遊んでる途中で眠くなっちゃうところも可愛いんですよ…

そしてただ眠るだけでもみんな幸せになるんですよ…
なんて素晴らしい存在なんだ、ドゥ…！
ジャヒー様だけが心労を溜めているけど、
そろそろ諦めて、受け入れた方が良いと思いますよ、ジャヒー様ｗ

21年続いた長期連載シリーズもついに完結…！
シリーズ累計で71巻とかなりの長編になりましたが、
それにも納得できる、最後まで面白い作品でした。
…「かおす寒鰤屋」で打ち切り食らってたあの大河原遁さんがなぁ…
人ってすんごい成長するもんなんだねぇ。

でも全く成長しない油虫こと、リッカルド親方には最後まで迷惑掛けられっぱなしの織部は、
今回もまた厄介事…　というか面倒な仕事をすることになるんですよね。
まぁ、客がいて注文があれば仕事をするのが織部なんですけども。
毎回のらりくらりと人生舐めたことをしているリッカルド親方には忸怩たるモノがありますが…ｗ

それにしてもアメカジを勧めるのはわかるけれど、
70代の紳士にあの装いをさせて、あの躍動感がある動きをさせるとか、
織部さんの腕は日本の下町にいても全く衰えませんね…
そして、最終巻でもちゃんと言うべきことは言ってるあたり、とっても織部さんだよねぇ…

ホント、その通りなんですよね。
良い服着てたら万事上手くいくかというと、そんなことはなく。
そう言えばこの作品にも白鳥さんみたいなのが居ましたしね…ｗ

織部さんがケメ子に請われて人生訓みたいなことを言ってましたが、
それもまたじんわりと心に染みてきましたね。
幸いにして私の周りには他人の悪口を言う人間は殆どいませんが、
これからも自分は言わないように気を付けようと、襟を正した次第です。

しかしついに完結かー…
そして、ジラソーレの女性たちもみんな独身のままかー…ｗ
最後まで面白かったけど、やっぱり寂しさはありますね。
でも、21年間もやったんですものね。
充分素晴らしいですよ。
お疲れ様でした！

でも、こち亀みたいに4年に一度くらいは短編描いてくれてもバチは当たらないと思いますよ！ｗ

お見合い全敗40歳独身男性の伊丹部長が部下の園田さんから紹介されたのは、
編み笠を被っている虚無僧な野田さんだった…！
しかもその野田さんの中身は園田さんで、
既に好感度はMAXで結婚への障害はほぼゼロな状態なんだけど、
野田さん＝園田さんとは伊丹部長へ伝えられずにいて…

出落ち感満載な1話から、まさかのまともな連載として続いて2巻も無事に出ましたよ。
未だに園田さん＝野田さんだと気付かない伊丹部長が鈍感だと言うべきか、
それとも編み笠がボイスチェンジャー的な役目を果たしているのか…
編み笠なんて被ったことがないからわからないですね…！

とはいえ今回は色々とバレる危険が有ったわけで…
その最たるものが園田さんが姉と姪っ子ちゃんに出会ってしまった話ですね！

純真な子供の目だとすぐバレるし、
姉は妹を心配して伊丹部長を詮索してくるのですよ！
園田さんはたまったもんじゃないと思うけど、
全てを知っている読者である私はニヤニヤしながら読んでましたｗ

そしてデート中に婚活苦戦中な女性の稲野さんと出会ったわけですが、
まさかの同じ会社ということもあって社内でエンカウントするんだけど…

こちらも一発でバレるとはね！
園田さんは正体がバレるわ、お互い婚活中な二人が接近するのを警戒するわ、
そりゃ焦りますよね…！
でも、伊丹部長は誠実すぎるから婚活に苦戦していたくらいなので、
現在交際準備期間な野田さんが居る限り、安心すれば良いよ！

ただ、伊丹部長を安心させるためにも、
とっとと編み笠を脱いで、
野田さん＝園田さんだと知らせてあげるべきなんじゃないかな…！
早く編み笠じゃなくて、角隠しなり、ベールなり被るべきだと思うよ！
3巻ではそうなることを期待しています！

高木さんとの二人きりの旅行中に、手痛い失敗をしてしまった鈴木くん。
時間は巻き戻っても、やらかしてしまった記憶は戻らない…
鈴木くんが友人に助言を求めたらギャルゲをやらされるんだけど、
意外と気付けることがあったし、何より彼女持ちの友人からの助言が心に刺さるのだった…

鈴木も良い友人を持ったよねぇ。
相談できる相手がいるっていうのは喜ばしいことですよ。

そこからちゃんと一歩踏み出せる鈴木くんは偉いと思うよ。
私だったら何度も繰り返すんだから、と何日もグダグダしてそうだしね。
そう考えると即座に行動した鈴木くんはただそれだけで偉いし、
何より行動力がある良い男だと思うんだ…！

ただ、高木さんへの想いの純度が高まった結果、
わりとキモいことになってしまっているのがとっても鈴木くんなんだよね…ｗ
それを受け止める高木さんも大変だとは思うけど、
鈴木くんの察しの悪さをまだまだ実感できてないから、
コミュニケーションをミスってしまったのには笑ったし、
そこからの展開は更に爆笑ですよ。

この高木さんの「誤魔化し…、もといリカバリー成功！」
という顔にはゲラゲラ笑っちゃったよ。
まぁ、鈴木くんが8割くらい悪いからね。
仕方ないよね。

三歩進んで二歩下がる感じの二人ですが、
このままマイペースに行くのかと思いきや、
後半で新キャラが登場して一気に事態が混迷になってまいりましたよ。
今度は高木さんの情緒がメチャクチャになる番だぜ…！

国内随一の治療魔法の使い手であるリキュール伯爵家は政治と戦争で使い潰され、
残されたのは妻の不倫で離婚したばかりの当主リカルドと六歳の娘リーディアだけだった。
危機感を抱いた王家は愚かにも女性不信のリカルドにハニトラを仕掛け、
リカルドを更に女性不信にさせるというアホの極みをやらかしてしまう。
そんなリカルドが静養先で出会った男爵令嬢のマリアは父の勧めで偽装結婚を承諾し、
リカルドの虫除けになったんだけど…
娘のリーディアにはとても懐かれた上に、
女性不信だったはずのリカルドからとても溺愛されて…

電撃大王で始まったなろう原作のコミカライズなんですが、とても良いですね。
女性向けだと思うんですが、幼女のリーディアちゃんの可愛さは男女問わず魅力的ですよ！

六歳の幼女の可愛さにメロメロです。
マリアのことをママと呼んで片時も離れたくないくらいに懐いているんですよ。

リーディアちゃんはママとずっと一緒に居たいんだけど、
マリアの偽装結婚は一年間という約束なので、
何とか一緒に居たいから、パパにおねだりしちゃうのだ！

そして幼すぎる上に純粋で無垢だから、
ごくひみっしょんを秘密にしなくてパパとママに筒抜けになっちゃうから、
二人は隠し事をすることもできなくて、
日常がドギマギしまくる連続になってしまうのです！
うーん、ニヤニヤしちゃうね！

子はかすがいと言うけれど、リーディアのそれは瞬間接着剤もビックリですよ。
大好きなパパとママを強力にくっつけちゃうのです。
良いぞ、もっとやれ！

問題はリーディアの生母であり、
独善的で奔放なカーラが何かしら企んでることですね。
王家も無能ばっかりだし、色々大変だろうけど、
リーディアが幸せな日常を送れるようになって欲しいものです。

つづら殿で行われていたのはすなおの修行。
八印になるには犯罪者となったすそはらいを殺す必要があるため、
すなおは封印されたすそはらいの沖浦を殺す試練を受けることに。
封印された沖浦は強盗強姦殺人の性欲モンスター、掻巻布団使いで…

沖浦が使った特殊空間に引き込む”魂社”って固有結界じゃん！
って思ったけど、今だと領域展開になるんですね。
まぁ、元ネタはどちらも一緒のような気がしますけど。
私がこの手の能力を初めて見たのは幽白の海藤か、Xの結界とかかなぁ…？（古い

今までのすなおなら沖浦にあっという間に絡め取られてヤられてたけど、
かずやとの特訓の甲斐もあって、精神的に成長していますからね！
そう簡単に負けるわけがないのです！

というか、すなおってば自分から攻めるほどに積極的になるほど成長していますからね！
かずやへのラブと、スケベの両方とも成長しているんだなぁ…
素晴らしい…！

戦いの最後の決め手は付喪神との信頼関係だったわけですが、
その信頼関係も虎鉄くんの性欲のせいで少しヒビが入ったような…ｗ
これはすなおの浮気に入るのだろうか…
いや、モノを使ったオナニーだと考えれば…？
元々強制的にそうなってるから、すなおの意志ではないからセーフ！？

すなおが八印になる試練は一旦お預けのようですが、
国のつづら殿への陰謀は着実に進んでいるので、それがとても心配なところですね。
TS斑井ちゃんが合流したことで何とかなりそうな気がするけど、
32巻で悲劇的な結末が示唆されているからなぁ…
やっぱり、まだまだ心配です。