その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2011/6/17 金曜日::

■[漫画]敵か味方か、ケチャ姉再登場!「Aclla ~太陽の巫女と空の神兵~」4巻

Aclla~太陽の巫女と空の神兵 4 (YA!コミックス)
著者/訳者:高田 慎一郎
出版社:Bbmfマガジン( 2011-06-16 )
コミック ( ページ )
作者サイト:休日のベイルアウト

囚われた皇帝と攫われた皇帝の二人を救出するための極秘任務についたカイたち。
極秘任務とはいえ、そこは平和ボケした上に時間がない彼女たちのことですから、
ハウルの動く城みたいにデカイ空飛ぶ家で1200kmをひとっ飛びという、
隠密性のカケラもない行動で敵に発見されてバレバレに。

しかし発見したガスパールは案外憎めないヤツというかバカというか。
こいつカイに惚れてるだけなんじゃね、と思えない行動というかもはやストーカー
カイも敵にストーカーが居るわ、身内にはガチ百合ヤンデレが居るわで大変です。
まぁ、後者の方は誰かさんの手助けで快方に向かってるっぽいですが間に合うのか…

そしてそして、以前から行方不明になっていたケチャ姉が再登場ですよ!
しかもキートの警備兵という敵側として!
いやー、驚いたね、これはアレか「サラマンダーよりはやーい」的なNTR展開か!
と一時壮絶に絶望感を味わいましたが(以下ネタバレの為削除

そういえば表紙になっているフェリアですが、結構口が固い捕虜でしたが、
恋心を利用されたらあっという間に陥落してて可愛かったです。(笑
しかしここで「ノッカーズ」という言葉を聞くことになるとは…
ケータイ漫画に来たけど、H×Lは生きている、ということなのかしら。
現実とは「空」関連で微妙に異なる歴史を辿っている中南米がどういった歴史を刻むのか、
まだまだ興味が尽きませんね。

:: 2011/6/15 水曜日::

■[漫画]英国人と未亡人と「乙嫁語り」3巻

乙嫁語り(3) (ビームコミックス)
著者/訳者:森 薫
出版社:エンターブレイン( 2011-06-15 )
コミック ( ページ )
作者サイト:ヘリオトロープ

二人目の乙嫁は5人の夫に先立たれた幸薄い未亡人のタラスさん。
そして相手はカルルクたちの客人であった英国の民俗学者のスミスさん。
スミスさんが案内人と待ち合わせに寄った市場で出会った二人が、
絡まり合う運命の果ての結末は…?

いつにも増して中央アジアの文化の違いにカルチャーショックを受けました。
夫に先立たれたらその兄弟に嫁ぐという風習に、
女は嫁に行ってなんぼであるという考え方。
そしてどんな人間性であれ、血が繋がってなくとも絶対的な父親。
そういった大なり小なりの文化の違いというものをまざまざと見せつけられましたね。

未亡人のタラスさんも可愛かったけど、捕まったスミスさんを迎えに来たカルルクに付いてきた、
アミルさんはもとより、更にその付き添いであったパリヤさんが可愛かったですね!
スミスさんとタラスさんのラブロマンスを目の前にして真っ赤になって倒れたり、
なし崩しに宴会になった市場の一角で不意に起こった縁談に恥じらったりと、
ホント可愛いよ、パリヤさん。

市場でのアミルさんたちの食事の内容だったり、
本当に細かい所まで読み込む面白さが詰まっていて最高に面白いです。
スミスさんとタラスさんの結末も含めて読み応えたっぷりなので、
じっくりと何度も読み返したいですね。

:: 2011/6/14 火曜日::

■[漫画]ランドマークタワーを望む部屋で「横浜物語」1巻

横浜物語(1) (まんがタイムコミックス)
著者/訳者:こいずみ まり
出版社:芳文社( 2011-06-07 )
コミック ( ページ )
作者サイト:こいずみまりHP

彼女と暮らすために決めたランドマークタワーが見えるマンション。
しかし、一緒に暮らす前に別れを告げられた南は日々を退廃的に過ごすことに。
そんなある日、ベランダに布団を干したまま会社の人間と外食すると雨が降ってきて、
やけっぱちになりながら急いで帰宅すると、そこには取り込まれた布団で眠るお隣さんの姿が…

こいずみまり作品の中では「健全恋愛ライフ」や「CUT×OUT」が好きな私にぴったりの、
ちょっと大人で、少し退廃的な、そんなストーリー4コマ。

イケメンだけど彼女に一途で合コンの誘いも悉く断ってきた南が、
彼女の浮気(と思われる)が原因で別れを切り出されてから人が変わり、
今では合コンにはホイホイ顔を出し、次々とお持ち帰りして女を取っ替え引っ替え。
そんな南が長い間住みながら、殆ど交流がなかった割りと美人なお隣さんとひょんなことから知り合い、
一緒にご飯を食べたりお酒を飲んだり出かけたりと、知り合い以上友人未満な関係を持つことに。

何しろこのお隣さん、一緒にランドマークタワーや中華街に出かけても未だに名前が判らない。
しかもそもそも彼女は自分のことを南のストーカーだと言い出す始末。
でもそのストーカーというのも積極的な意味ではなく、
以前一緒の職場で働いてたら、退職した後に偶然隣に南が越してきたという偶発的なモノ。
しかし、お隣さんは南に彼女が居た頃から想いを寄せており、
確かに南に告げていない行動の中には少々ストーカー的な所もあるんだけど、
読者的にはそれが気持ち悪いという程ではないさじ加減。

横浜という舞台も作中ではしっかりと活用されており、行ったことがある人には共感を、
ない人には少しばかりの憧れを植え付けつつ物語は転がっていきます。
南の心情とお隣さんの心情が代わる代わる描かれているので飽きることなく読むことが出来ます。
個人的にはこいずみまり作品の中では久々のヒットですので、
冒頭で挙げましたように「健全恋愛ライフ」や「CUT×OUT」等の作品が好きな人にお勧めです。

:: 2011/6/13 月曜日::

■[漫画]生徒会役員にご当選ー!「ヤシコー初代生徒会」1巻

ヤシコー初代生徒会(1) (アクションコミックス)
著者/訳者:藤 こよみ
出版社:双葉社( 2011-06-10 )
コミック ( ページ )
作者サイト:週休七日

一迅社お家騒動の余波で前作「このこここのこ」が終了した藤こよみさんの新作は、
雑誌をコミックハイ!に変え、内容もガラリと変わって生徒会モノ!
雑誌が変わったのも多分、編集さんに付き合ったとかなんだろうなぁ、
とかそういった裏側を読むようになった自分がちょっぴり悲しい。

芹生一路は近隣に鳴り響く伝説の生徒会長を姉に持つ元真面目くん。
苦労性の父がストレス性と思われる脱毛症になっているのを反面教師にし、
新設校の矢汐学園で高校デビューを目指すも、通学路で寝不足で倒れた女子生徒を助けたりと、
根っこの所はやっぱり変わらず世話焼きで、でも今度こそと意気込んで校門を潜ったら、
100人目の登校生徒ということで初代生徒会長に任命され…

と、選出が100%運というトンデモな方法で選ばれた生徒会役員はどれもこれもがくせ者揃い。
助けた女子生徒の初瀬は中学の生徒会でのトラウマを持つし、
滝兄妹の妹は引っ込み思案を治すという、前向きな姿勢を見せつつも、
兄の方は重度のシスコンで超過保護。
更にお嬢様に見えて脳筋ですぐに刀に手が伸びる千代丸に、
制服をゴスロリに改造している吉鶴は実は○○○で…

そんな生徒会役員なものだからやはり自意識が高いエリート様な人には反感を持たれて、
署名を集められてリコール騒動に。
一路もコンプレックスの元の姉について突かれて、明確な方針を打ち出せないと結構なピンチに…

しかし、自薦で決まった訳でもなく、一度は拒否しながらも苦労性な性格で買って出た生徒会長の役を、
それでも自分なりに頑張ってた一路がコンプレックスを刺激された上で退陣を迫られるというのは、
かなり理不尽な展開でストレスがたまるんですが、果たしてこの後どういった巻き返しが起こるのか。
そこに期待したいと思います。

:: 2011/6/12 日曜日::

■[漫画]斬島切彦編クライマックス!「紅 kure-nai」7巻

紅 kure-nai 7 (ジャンプコミックス)
著者/訳者:山本 ヤマト
出版社:集英社( 2011-06-03 )
コミック ( 188 ページ )
作者サイト:SOYBEAN

原作では2冊目だった「ギロチン」編が漫画版では7冊目にしてやっとクライマックス!
話の大筋自体は原作と変わってないのですが、細部で色々と変わっているし、
何より終わり方がより綺麗に、そして感動的になっているのが一番の違いと言って良いでしょう。
具体的に言うと切彦ちゃんマジ良い子。

真九郎と同じ空港爆破テロに巻き込まれ両親を失っただけでなく、
自分のエゴにまみれた本心を痛感してしまった理津が辿り着いた悲しい結末。
そこで巻き起こる紫と切彦ちゃん、二人の友だちの間での葛藤。
そして紫からの助けを求める声で覚醒する真九郎はやはり主人公でありロリコンでした。

刃物を向けられても怒声をあびせられても頑なに切彦ちゃんを信じ続け、
揺るぐことのない純粋で苛烈な瞳を持つ紫は小さくてもカリスマの塊でしたね。
また、切彦ちゃんの殺害シーンを全面カットすることでヒロイン性を高めた上に、
ラストでの泣き顔と笑顔は反則級でした。

そういえばリンさんも切彦ちゃんと切り結ぶ理由も剣士のソレとしてではなく、
あくまで主である紫の為、という所も変わってましたね。
真九郎ハーレムフラグを維持したまま、何とか生き残ったみたいだし、
切彦ちゃんともども今後の再登場に期待したいトコですね。

何しろ原作では両腕切断の上、首チョンパだもんなぁ…
いやー、ホント生き残ってくれて良かったよ…

:: 2011/6/10 金曜日::

■[漫画]エッチな先生は好きですか?「えっちスケッチ」

えっちスケッチ (セラフィンコミックス)
著者/訳者:環々 唯
出版社:ヒット出版社( 2011-06-10 )
コミック ( ページ )
作者サイト:表春画部
作者twitter:環々唯 (kantamakiyui) on Twitter

ワンタッチ、とつい言ってしまいそうになるタイトルのエロ漫画ですが、
今更ながらに環々唯さんの単行本がこれで2冊目なのに驚きを禁じ得ないです。
こんなに上手いのにまだ2冊目だなんてホント意外。
逆に言えばこれからまだまだエロく、もとい上手くなるってことですね!
うーん、楽しみだなぁ。

で、基本的に女子高生とか学生が登場する短編ばかりなんですが、
私としては女教師の京子先生がヒロインの「捕食の倫理」を断然推したい!
その清楚さに憧れて読心術を手に入れた主人公が授業中の京子先生の心を覗いてみたら…


超絶にセックスが好きなことが判明して、そこから始まる倫理の授業!

いやー、良いね、素晴らしいね。
こういった憧れのお姉さんに童貞を食われるってのはある種、男の浪漫だよね。

しかもその後の「捕食の倫理2」では初っ端から京子先生を攻め攻めだし、
更に京子先生のセックス好き友達2人との乱交プレイとか最高じゃないっすか!
うーん、夢(ドリーム)だ…

他にも無口なんだけど実は内心はラブが止まらない女の子だとか、
家庭教師の先生をNTR為に狡猾な罠を仕掛ける女の子だとか、色んな女の子が出てきます。
そのどれもがエロ可愛くてお勧めなんですよねー
ホント、肌が綺麗でなめらかなのが感じられる絵柄で素晴らしいですよ。
これは是非お勧めしたいエロ漫画です!

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