その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2009/6/25 木曜日::

■[漫画]今日も明日もずっとみなみけ「みなみけ」6巻

みなみけ 6 (ヤングマガジンコミックス)
著者/訳者:桜場 コハル
出版社:講談社( 2009-06-23 )
定価:¥ 560
コミック
ISBN-10 : 4063617955
ISBN-13 : 9784063617955

相変わらずです。
どこまでもみなみけです。
ヒジョーにまったりというかまりもっこりというか。
今日も今日とて南家に集まった面々のマイルドな会話で、
癒される萌えと笑いの空間に和む訳です。

保坂先輩はいつも通りステキにキモくて、
藤岡は微妙にシャイでカナのことが好きなのですよ。
ちなみにふじおかもふじおかでした。

しかしマコちゃんは相変わらず可愛い訳ですが、
チアキのお下がりを図らずもゲットしたりと如才ないですなぁ。
正体がばれないように頑張れマコちゃん。
ハルカさんの着替えシーンを不可抗力とはいえ覗いちゃったので、
今更カミングアウトはキツイぞマコちゃん。

しかし初夏な今頃にバレンタインネタの漫画を読むのも時節外れですが、
結構なお点前で満足すること至極でありました。
カナの天然男殺しパワーはぱないですね!
藤岡の思いが本当の意味で実ることがあるのか疑問です。
頑張れ藤岡。

:: 2009/6/24 水曜日::

■[漫画]…精液っておいしいの?「こえでおしごと!」2巻 初回限定版

こえでおしごと!(2)初回限定版 (ガムコミックスプラス)
著者/訳者:紺野 あずれ
出版社:ワニブックス( 2009-06 )
定価:¥ 987
コミック
ISBN-10 : 4847036905
ISBN-13 : 9784847036903
作者サイト:Fleeting Youth

1巻に引き続き大変にけしからん漫画ですな! 素晴らしいですな!
「16歳の女子高生がエロゲ声優!」という発想からしてお馬鹿な漫画ですが、
あの「バクマン。」でも女子高生ヒロインに事務所がエロゲ声優をやらせようとしてたし、
全然問題ないと思うわけですよ! むしろ最高!

集中力と想像力が逞しすぎて演技してるだけでイってしまうという、
一般的には変態だけど、エロゲ声優としては天才な柑奈ちゃんですが、
2巻では知り合う相手の悉くにそのことが知られて恥ずかしくて赤面しまくるという、
読んでて大変にニヤニヤできる展開が目白押しであります。
いやー、純情な女子高生が恥じらう様って最高ですね!(←何気に最低な発言

実は処女という嬉しい事実が判明した先輩声優な優しいお姉さんの文花の、
更に先輩声優の酒波がバカでセクハラな男キャラで憎めない奴で面白い!
柑奈の「ち○ぽを何で舐めるの?」という恥ずかしい素朴な疑問にあけすけにバカに応えたり、
好きですよ、こういうキャラは。(笑

あと、何と言っても今回最高の質問は「精液っておいしいの?」でしょう!
これには酒波と一緒になって猛烈に感動したね! 純真無垢な女子高生万歳!!!
この漫画読んでて本当に良かったー!!!
しかも練乳の味と嘘教えられて信じちゃってるし、この可愛さには悶えずにはいられないね!
ヒャッホー!

中盤からはエロゲメーカー社長の息子のクラスメイトの海津くんも登場して、
ニヤニヤ分が追加されまくりで大変喜ばしい出来で、もうウハウハですよ。
初回限定版にはこの作品の発想元になったMOSAIC.WAVが楽曲を提供するという、
変態的な歌詞で奇跡的なコラボが為されているので手に入るなら是非限定版をゲットしたい所ですね!
1000円掛からないし割と良心的かと思います。
まぁ、私みたいに通常版と限定版両方揃えるのもどうかと思いますが。

余談ですが、柑奈のクラスメイトの二人ですが作者の過去作からのオマージュです。
気になる人は紺野あずれさんのガチなエロ漫画を読みたい人も含めて、是非読むべきだと思います。
ちなみにアナル分が多いですが仕様ですのでご了承下さい。(笑

:: 2009/6/23 火曜日::

■[漫画]女九人寄れば姦しいの三乗「大正野球娘」2巻

大正野球娘。 2 (リュウコミックス)
著者/訳者:神楽坂 淳
出版社:徳間書店( 2009-06-20 )
定価:¥ 590
コミック
ISBN-10 : 4199501282
ISBN-13 : 9784199501289
作者サイト:伊藤伸平OFFICIAL HP

昔から「女三人寄れば姦しい」と申し上げますが、
野球をやるのに9人も集まればそれはもう姦しさも輪を掛けたものになりまして。
そしてこの作品の主題はその姦しさそのものにあるのではないか。
と、そう愚考する次第であります。

タイトルに野球とありながらも、野球をやることそのものではなく、
「ルールもよく判らない」けど、殿方をギャフンと言わせる為に何かに奮闘する、
という行為そのものが面白く、また、それが遠因となって巻き起こる、
大正時代の男女の機微というものこそが「いとをかし」なのです。

それと原作を読んでないので1巻で出てきた「偏奇館先生」が誰なのか全然判らなかったのですが、
当時住んでいた住居が偏奇館だからそう呼ばれていただけで、つまりは永井荷風だったんですね。
欧米に理解があり、洋食を好み、トマトケチャップが好きであったという人物像に見事に当てはまり、
なるほどなぁ、と今更ながらに納得。

伊藤伸平先生と言えばミリタリーで特撮でSFな作品の印象があったけど、
元から女の子が奮闘する作品が多かっただけに意外と作風が合ったのか、
女の子9人の姦しさが大層面白く仕上がってます。
特に小梅のマヌケだけど真っ直ぐな大正の恋はニヤニヤが止まらない出来です。

来月からアニメが放映されるのでそちらも楽しみにしたいですね。

:: 2009/6/22 月曜日::

■[漫画]珠玉のテニス漫画「ベイビーステップ」8巻

ベイビーステップ 8 (少年マガジンコミックス)
著者/訳者:勝木 光
出版社:講談社( 2009-06-17 )
定価:¥ 440
コミック
ISBN-10 : 4063841499
ISBN-13 : 9784063841497

私がこの作品を読み始めたのはつい最近でして、
具体的に言うとマガジン本誌でなっちゃんとデートした回…、
つまりこの8巻に収録されてる所からです。
理由としてはとても単純で私がラブコメ好きだからとしか言い様がないのですが、
ラブコメが気になって読み始めたら意外と面白くて全巻揃えちゃった次第です。

不器用だけど地味で真面目にコツコツと努力を続ける模範的優等生のエーちゃんが、
ひょんなことから始めたテニスにハマり、プロを目指すほどにのめり込み、
両親を説得し、翌年の全日本ジュニアで優勝することを条件にテニス漬けの生活の日々を送り、
取りあえず目先の関東予選に参加したら初戦の相手が全国チャンプの難波江くんで…

当然の如く翻弄され、苦戦することになるんだけど、ジリ貧になるのを待たず、
勝利の為にリスクを取り、勝負を掛けていく姿は読んでいて感情移入しますね。
負けたとしても相手と険悪にはならずかつて負けた相手の荒谷とも気さくな雰囲気で、
文字通り好敵手な関係を築いていてスポーツの清々しさを随所に感じます。

なっちゃんとのデートを挟んでの後半では駆け足に成長する為、テニスの本場のフロリダに飛び、
生活の全てがテニスという世界に入り、今正にここからという良い所で止まってて、
マガジン本誌の方でも先が気になって仕方がないトコなんですよね。

ラブコメで気になって読み始めたこの「ベイビーステップ」ですが、
今ではすっかりあまりやったこともないテニスの面白さにハマってる次第です。
あぁ、マガジンの発売が待ち遠しい!

:: 2009/6/19 金曜日::

■[漫画]夫婦の予行演習が微笑ましい「らいか・デイズ」8巻

らいか・デイズ 8 (まんがタイムコミックス)
著者/訳者:むんこ
出版社:芳文社( 2009-06-06 )
定価:¥ 650
コミック
ISBN-10 : 4832267485
ISBN-13 : 9784832267480

来華のほのぼの度がかなり上昇してて、
笑いとしんみりが交互に来て読んでて飽きません。

竹田が小西に触発されて自転車で東京を目指すエピソードは
小学生時代に自転車で遠くへ頑張って行ったことを思い出してほのぼのします。
組み体操でも頑張って、学芸会では思いも掛けない役をやって名演を披露したり、
来華が主人公なんだけど、それ以上に竹田が光っていたような気がします。

勿論来華をはじめ、女の子たちも色々な魅力に溢れており、
蒔奈の恋に対するあきらめの悪さというかへこたれない強さは清々しいですね。
それに対して愛美の可愛らしい恋心とか凄く微笑ましいです。
いやー、みんな可愛いなぁ。

でも一番初々しくて見守りたい恋模様はやっぱり来華と竹田ですね。
先生の子供を子守りすることになった話はホント良かった。
本当に子供が出来るだなんてまだまだ先の話だし、
サザエさん時空だから見られたとしても最終回でしょうけど、
この二人が最後には結ばれて幸せになることを願ってやまないですね。

:: 2009/6/18 木曜日::

■[漫画]青春は一人一人、心の中に「銘高祭!」1巻

銘高祭! (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
著者/訳者:TOBI
出版社:芳文社( 2009-06-12 )
定価:¥ 620
コミック
ISBN-10 : 4832278150
ISBN-13 : 9784832278158
作者サイト:橙空間BLOG

デビュー作「眼鏡なカノジョ」でメガネ属性のない人に、メガネ属性を萌芽させたTOBIさんの最新作。
今度は掲載誌をきららフォワードに移して、文化祭をテーマにしたオムニバス形式の青春群像劇。
今まで学園モノで文化祭が出た作品は多いけど、文化祭のみを切り取った作品は珍しいですが、
オムニバス形式ながらストーリー性も備わった内容で魅力溢れる作品となっています。

中学の時に訪れた高校の文化祭に感激し、その高校に入学して1年目は会計として頑張った紺野みちえ。
2年に進級して生徒会に呼ばれた彼女に与えられたのは銘高祭実行委員長の大任の役。
そこから始まる銘高祭に向けての生徒たち一人一人の思いや青春が描かれており、
読んでて恥ずかしくなるくらいに熱く頑張っている姿には何かしら感じるものがあります。

親友が青春を掛けている銘高祭にそれほど熱くなれないことに悩む子もいたり、
頑張りが過ぎて空回ってみんなに迷惑を掛けてしまう子もいたり、
そしてそんな子を助けようとする子もいたりと羨ましいくらいに青春してるんですよね。
憎まれ役をやる瞳先生も描き下ろしのエピソードで可愛い所を見せてくれて、
ホントどのキャラも魅力的でたまらないんですよね。

ただ、「眼鏡なカノジョ」に比べてラブコメ成分が薄く、現在の所だと会計の眼鏡カップルくらいで、
それはそれで大変素晴らしいものだったんですが、欲を言えばもっと欲しい所です。
まぁ、まだ銘高祭の準備が始まったばかりだし、文化祭というのはカップルが増えるイベントだし、
2巻以降に期待したいです。

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